【ワンピース】シャーロット・リンリンの正体や過去とは?能力や懸賞金も紹介
ワンピースの女帝、シャーロット・リンリンは、大海賊の四皇の1人で、ソルソルの実の能力で国を治める女王です。別名ビッグ・マムと呼ばれ、生まれながらの怪物と恐れられる存在です。今回はワンピースの女帝、シャーロット・リンリンの正体や過去、能力について紹介します。
目次
シャーロット・リンリンとは
シャーロット・リンリンとは、『ワンピース』に登場する新世界で4人しかいない四皇と呼ばれる大海賊の1人です。トラッドランドの女王でもあり、悪魔の実の力で国を支配しています。政府もその凶暴さに彼女が機嫌を損ねるのを恐れていました。43人の夫がいて、85人の子供を持ち「ビッグ・マム」という異名で呼ばれることが多いです。身長880cmの巨漢で、甘いものに目がなくお菓子のためならどんな犠牲もいといません。
シャーロット・リンリンのプロフィール
- 名前:シャーロット・リンリン
- 通称:ビッグ・マム
- 誕生日:2月15日
- 年齢:68歳
- 出身地:偉大なる航路
- 血液型:X型
- 好物:甘いお菓子
- 悪魔の実:ソルソルの実
シャーロット・リンリンは、相手が逆らわなけらばそれなりの報酬を与えますが、逆らう相手には容赦なく冷酷な対応に徹します。部下に対して、「来るものは拒ます、去る者は殺す」の信念で恐れられています。悪魔の実の力で国を支配する女王でもあります。
シャーロット・リンリンの異名は「ビッグ・マム」
シャーロット・リンリンは「ビッグ・マム」という異名を持っています。ビッグ・マムとは「偉大な母」を意味する言葉で、85人の子供たちの母であり、身長880cmの巨体からそのように名付けられたのでしょう。「ワンピース」の登場人物では間違いなく1番の子だくさんです。
ワンピースの概要
「ワンピース」とは、1997年から「週刊少年ジャンプ」に掲載されている大人気少年漫画です。作者は尾田栄一郎。海賊王を目指すルフィを主人公とする、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海洋冒険ロマンです。国内累計発行部数は、最高となる4億部を突破し、1999年からテレビアニメが放送され、東映アニメーション制作の作品の中では最長のロングラン作品となっています。
ワンピースのあらすじ
「ワンピース」は主人ルフィが、村に滞在していた海賊シャンクスに憧れて、海賊王を目指す海洋冒険ロマンです。ある日ルフィは、シャンク率いる海賊団が得た戦利品の「ゴムゴムの実」を食べて、一生泳げない体と引き換えに、全身が伸び縮みするゴム人間になってしまいます。そんな泳げないルフィが溺れかけ、巨大魚に食べられそうになったときに、シャンクスは自分の方てを犠牲にしてルフィを助けました。
その後、村を出るシャンクスから、トレードマークの麦わら帽子を受け継ぎ将来立派な海賊になると誓い、再会を約束したのです。そして、10年後、ルフィは「ワンピース」を巡る旅の中で仲間を増やし、海賊王を目指して冒険をする物語です。
シャーロット・リンリンの正体や過去
ここでは、「ワンピース」の女帝シャーロット・リンリンの気になる正体や懸賞金、過去の出来事について紹介していきます。彼女には意外にも、880cmの巨漢で派手な見た目からは想像できないような悲しい過去がありました。
シャーロット・リンリンの正体
シャーロット・リンリンことビッグ・マムは「ホールケーキアイランド」を支配する女王で、「ビッグ・マム」海賊団の船長です。四皇と呼ばれる海賊の1人で、部下に対しては「来るものは拒ます、去る者は殺す」の精神で恐れられています。身長880cmの巨体でこれまでに85名の子供を出産し、自分の子供たちを中心にビッグ・マム海賊団を結成しています。悪魔の実である「ソルソルの実」の力を使って国を支配しています。
シャーロット・リンリンの懸賞金
シャーロット・リンリンの懸賞金は「43億8800万ベリー」です。この金額はワンピースのキャラクターで4番目に高額な懸賞金です。43億以下の「8800」という数字は「母(ハハ)」から来ていると言われています。ビック・マムの懸賞金は5000万ベリー⇒5億ベリー⇒43億8800ベリーとみるみるうちに跳ね上がっています。「ワンピース」の作中での懸賞金の高さは、シンプルのフィジカルな強さが反映されているようです。
過去①両親に置き去りにされる
シャーロット・リンリンはごく普通の一般家庭に生まれましたが、幼い頃から人並外れて体が大きく、人間離れした強さを持ち合わせていました。そのため、自分の意思とは関係なく周囲の者に危害を加えてしまうので、危うく処刑されるところでした。それを何とか逃れたのですが、両親は彼女を巨人族が住むエルバフに置き去りにしてしまいました。
まだ幼かったシャーロット・リンリンは、置き去りにされたことを理解できなかったようですが、エルバフにある孤児院「羊の家」に引き取られることになりました。その後、羊の家の運営者である「マザー・カルメル」という女性に育てられます。元々はカルメルが悪魔の実「ソルソルの実」の能力者だったようです。
過去②ロックス海賊団へ加入する
シャーロット・リンリンは若かりし頃に、ロックス海賊団のメンバーでした。ロックス海賊団は、「ワンピース」の世界で伝説の海賊団と呼ばれ、仲間同士でも殺し合いが絶えない凶暴な集団でした。世界のタブーに触れすぎたため、「世界政府」から存在自体をもみ消された海賊団です。シャーロット・リンリンはロックス海賊団が壊滅する30歳まで過ごしました。
シャーロット・リンリンの能力
ここからは、シャーロット・リンリンの持つ能力について紹介します。四皇の1人で、「ワンピース」の作中では他を寄せ付けない強さを持っている彼女の悪魔の実について、基礎戦闘力、覇気、さまざまな技の数々について1つ1つ解説していきます。
シャーロット・リンリンの悪魔の実は「ソルソルの実」
シャーロット・リンリンの悪魔の実は、他者から寿命を奪ったり、無機物に魂を宿し、自我を持たせることができる「ソルソルの実」と呼ばれる能力です。その能力を使って、半年に1度ドットランドの住人から1ヶ月分の寿命を奪い、その代償として住民たちの安全を保障しています。
また、他人から奪った寿命(魂)を岩や木に与えることができ、魂を入れられた無機物はまるで人間のように人格を持ち、会話もできるようになります。魂を入れられた無機物は「ホーミーズ」と呼ばれ、決して彼女の命令には逆らえなくなります。
シャーロット・リンリンの基礎戦闘力
シャーロット・リンリンの基礎戦闘力は、「ワンピース」の登場人物の中でも人間離れした規格外の強さです。まだ幼い5歳児の頃に、巨人族の村を半壊させました。現在は主人公のルフィがフルパワーで戦っても、全く歯が立たない程の実力者です。同じく四皇のカイドウとの戦いでは、一撃が大きな天災を引き起こす程の凄まじいパワーを持って戦いました。強靭な肉体は「銃でも大砲でも傷つかない体」と称されています。
シャーロット・リンリンの覇気
シャーロット・リンリンは武装色、見聞色はもちろんのこと、覇王色の覇気も使うことができます。覇王色の覇気を使えるのは「ワンピース」の登場人物中15人だけです。天を2つに裂く程の強力な覇気の持ち主でありながら、巨人族の剣技も使うことができ、ホーミーズによる天候操作や合体攻撃など豊富な攻撃バリエーションを持ち合わせています。
技①魂への言葉
2つの選択肢の質問を投げかけ(ex.ライフorトリートなど)、わずかでもビッグ・マムに臆したり、死への恐怖心を感じ取ると、ソルソルの実の力で寿命を吸い取る技です。相当肝が据わっていなければ、逃れることが難しい技ですが、のちに麦わらの一味になるジンベエ、キッド、ローの3人のみが回避できました。
技②天上の火
プロメテウスと呼ばれるビッグ・マムが右手で操る炎のホーミーズを掴んで殴ると、拳が当たった場所を爆破し、広範囲に炎を発生させることができる技です。この技は錦えもんの技を盗んだゾロの焔裂きにより破られました。
技③雷霆
ゼウスと呼ばれる、ビッグ・マムが左手で操る雷のホーミーズの口に腕を突っ込み、叩きつけて雷撃をくらわせる技です。この技で麦わらの一味であるサンジの父、ヴィンスモーク・ジャッジが1撃で戦闘不能になりました。
技④威国
ナポレオンと呼ばれるビッグ・マムの帽子に宿るホーミーズを剣にして振り、斬撃を飛ばす技です。本来は巨人族を遠くから狙う技の1つで、ビッグ・マム自身も「エルバフの槍」と呼んでいます。建物や障害物を貫通して大きな穴を開けてしまう程の威力です。
技⑤皇帝剣破々刀
剣になったナポレオンにプロテウスの炎をまとわせ、炎の剣として攻撃する技です。サウザンドサニー号を守ろうと、武装色の覇気を使ったジンベエも吹き飛ばされてしまった程の威力でした。
技⑥天上のボンボン
プロメテウスの口から火の玉を放つ技。何発も連続して打つことができ、ルフィ、ロー、キッドはこの技に「攻撃に先に手を出した奴が格下」という謎のゲームをして、まともに食らったことがある技です。
技⑦威鼓
ゼウスが発生させた雷雲から、雷撃を落とし相手に衝撃を与える技です。龍に乗るキッドにこの技を命中させたものの、キッドは平然と立ち上がりました。
技⑧天満大自在天神
ゼウスの雷雲から無数に降り注ぐ雷撃で、雷の1つ1つが意思を持って動くホーミーズなので、防御することが難しい技です。しかし、ゴム人間のルフィには効きませんでした。
技⑨刀母の炎
ナポレオンの剣に炎をまとわせ、剣を上から振り下ろして相手を焼き切る技です。ゾロは間一髪で免れることができました。「母の日」が由来のようです。
技⑩覇海
四皇のビッグ・マムとカイドウによる合体技です。2人で同時に放つ技の威力はかなりのもので、おそらく作中トップクラスの衝撃波です。ゾロはその技を一瞬防御しただけでボロボロになりました。
技⑪震御雷
ビッグ・マムのによってゼウスの代わりの新しく作られたヘラというホーミーズを使う技です。ビッグ・マムの手から放たれる雷撃で相手を攻撃します。キッドとキラーは、この技をまともに食らい、鬼ヶ島から吹き飛ばされました。
技⑫鳴光砲
ナポレオンの剣にプロメテウスの炎、ヘラの雷撃をまとわせたホーミーズの合体技です。ビッグ・マムがナポレオンを振りかざすとプロメテウスの口から光の矢となったヘラが放たれる仕組みです。残念ながらゼウスではこの技を成功させることができなかったようです。
技⑬盗まれた火
プロメテウスが独自に放った火矢の攻撃のことを指します。正確に言うと、ビッグ・マムの技とは言えないのかもしれません。鬼ヶ島でローに対して使った技です。プロメテウスが天界の火を盗んだという逸話から名付けられたと言われています。
技⑭マーマ急襲
ジャンプして縦に1回転しながら、ヘラ(炎)をまとわせたナポレオン(剣)で相手を切り裂く技です。作中でキッドに対して使いましたが、キッドはかなりの衝撃を受けながらも立ち上がりました。
技⑮鳴光剣
鳴光砲と同様、ナポレオンの剣、プロメテウスの炎、ヘラの雷を融合させて作った技です。凄まじい光の剣でキッドの磁気大魔牛を焼き切りました。この技もゼウスでは力不足でできなかったようです。
技⑯母訪砲 三千里
鳴光剣を応用したのが、母訪砲・三千里という技です。3つのホーミーズ(ナポレオン、プロメテウス、ヘラ)が融合した鳴光剣を振りかざすと、プロメテウス(炎)とヘラ(雷)が合体し人間の姿になった「ミザリー」という新しいホーミーズが現れ、相手を攻撃するという技です。
シャーロット・リンリンに対する世間での評判や人気
ここからは「ワンピース」の作中で「来るものは拒まず、去る者は殺す」がモットーでみなから恐れられている、ビッグ・マムことシャーロット・リンリンに対する世間の評判や人気について紹介します。
シャーロット・リンリンという名前がとても可愛いという意見が多いです。この名前を聞くと、可愛い女の子を連想してしまうようです。「ワンピース」の作中でも、このような可愛らしい名前の登場人物は他にいないかもしれません。やはりこの見た目からして、ビッグ・マムという呼び名がしっくりくるでしょう。
シャーロット・リンリンは幼いころから凶暴だったばかりに、誰も彼女に本気でぶつかってくる人がいなかったのが、彼女の不幸の始まりだという意見もありました。確かに、「ワンピース」の登場人物の中で彼女に向き合ってくれる人がいたなら、今とは違ったシャーロット・リンリンがいたかもしれません。
シャーロット・リンリンは、何をどうしても生まれた瞬間から怪物だったという意見です。彼女の冷酷な怖さは生まれ持ったものなのか、育った環境によるものなのか気になるところです。やはり、シャーロット・リンリンは「ワンピース」の登場人物の中でも、怖いという感想を持つ方が多いようです。
シャーロット・リンリンがもしも〇〇だったら
シャーロット・リンリンがもしも〇〇だったら?彼女が「母親」だったら?「会社の先輩」だったら?「パートのおばさん」だったら?いろいろ想像が膨らむかと思います。もしも〇〇だったら?をシャーロット・リンリンの性格を踏まえて考えてみましょう。
シャーロット・リンリン「母親」篇
『もしも母親だったら?』シャーロット・リンリンは、「ワンピース」の作中でも、実際85人の子持ちの母親です。彼女の性格からすると、きっと彼女に従う子供はとても可愛がり、褒美を与え、溺愛したのではないでしょうか。そして、彼女に歯向かう子は監禁し、食事を与えないくらいのことはしたかもしれません。そうやってマインドコントロールしていって、子供たちのことも絶対服従される母親だということが想像つきます。
シャーロット・リンリン「会社の先輩」篇
『もし会社の先輩だったら?』シャーロット・リンリンが会社の先輩だったら、きっと後輩に対しては容赦ない要求をしてくるパワハラ先輩になっていることでしょう。自分の仕事はしっかりとこなしそうですが、後輩が失敗したり自分の要求通りに動かなかった場合は、自分の感情の赴くままに怒鳴り散らすのが目に浮かびます。後輩はきっと毎日、先輩の機嫌取りで甘いお菓子を大量に買い込む日々となるかもしれません。
シャーロット・リンリン「パートのおばさん」篇
『もしパートのおばさんだったら?』シャーロット・リンリンがパートのおばさんだったら、間違いなくパートさんたちのボスに君臨することでしょう。彼女に目をつけられたら最後、彼女本人からだけではなく、周りの取り巻きからも辞めるまでさまざまな嫌がらせをされそうです。しかし、彼女は自分に従う者には優しい一面もあるので、他のパートさんは彼女に気に入られようと、ごまをすり、休憩時には甘いお菓子を貢ぐ毎日に疲弊していくかもしれません。
シャーロット・リンリンは四皇一の巨体な大海賊
ビッグ・ママことシャーロット・リンリンは、「ワンピース」の作中で四皇の中で唯一の女性でありながらも、1番の巨漢で基礎戦闘力も他の四皇に劣らない強さを持っています。彼女は「来るものは拒ます、去る者は殺す」の考えの元、冷酷な対応が目立ちますが、そんな彼女にも幼い頃に両親に捨てられるという辛い過去がありました。
過去の出来事が彼女をそうしてしまったのか、元々凶暴で生まれながらの怪物だったのかは定かではありませんが、過去の出来事が彼女に影を落としていることは間違いないでしょう。怪物と言われる彼女ですが、甘いものに目がなかったり、義理を通す素直な心も持ち合わせているので、憎めないところもあります。「ワンピース」の作中で今後もどのような傍若無人ぷりを見せてくれるのか期待しましょう。
この記事のライター
ゆさは
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