【ワンピース】バギーの七武海加入の真相とは?懸賞金や能力についても紹介
『ワンピース』のバギーは作中の2年後に王下七武海に加入しており、初期から大きな躍進を遂げたキャラになっています。そんなバギーが七武海に加入できた理由や彼が持つ能力、ロジャー海賊団所属時代に出てきた関係性や謎についてまとめました。
目次
バギーとは?
『ワンピース』のバギーは単行本2巻から登場しており、その後も作中で様々な活躍を見せています。そんなバギーの七武海加入について掘り下げる前に、まずはバギーの基本的なプロフィールについて見ていきましょう。
バギーのプロフィール
『ワンピース』のバギーは偉大なる航路(グランドライン)出身で8月8日生まれの37歳(2年後は39歳)、身長192㎝、血液型F型の男性です。”道化”のバギーの異名を持つようにピエロのような出で立ちをしたおり、戦闘においても曲芸を思わせる技を出しています。派手好きな性格で卑怯なことや残忍な行動を取りますが、ノリが良くツッコミもできるため、憎めないキャラになっています。
ワンピースの概要
『ONE PIECE(ワンピース)』は1997年から『週刊少年ジャンプ』にて連載されている少年漫画です。大海賊時代に生きるキャラ達の冒険や戦いは国内外を問わず多くの人気を集めており、原作漫画以外にもアニメや小説を始めとした展開があります。
ワンピースのあらすじ
かつて海賊王のゴールド・ロジャーが処刑される直前に「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」の存在を示唆したことで、世界はお宝や夢を求めて海賊達が争う大海賊時代に突入しました。そんな中、幼少期から海賊に憧れる主人公のモンキー・D・ルフィも航海を始め、世界各地で仲間を集めながら海賊王になるゆめを目指していきます。
バギーの七武海加入の真相と懸賞金
『ワンピース』の作中の2年後においてバギーは七武海に加入したことが判明しました。その2年間にいったい何があったのかを見ていきましょう。
バギーの2年後の現在
作中のパンクハザード編において、バギーが久しぶりに登場しており、現在の役職や2年後における新たな姿が描かれました。マリンフォード頂上戦争からバギーを取り巻く現状は大きく変わったようです。
現在①バギーは七武海の一人
バギーは空席があった王家七武海に加入しており、異名も”千両道化”のバギーに変わっていました。また、海賊を傭兵として派遣する海賊派遣組織の総帥にもなっていました。マリンフォードの一件が終わった後に世界政府から七武海に加入要請が来ており、そこから順当に加入を果たしていたのです。
現在②バギーズデリバリーの座長
更にゾウ編では海賊派遣組織の名前がバギーズデリバリーであることが判明しており、アルビダやギャルディーノ(Mr.3)、モージやカバジといった面々を含めた大組織になっていました。
バギーが七武海に加入できた理由
バギーが七武海に加入できた理由としてはインペルダウンからの脱獄やマリンフォード頂上戦争での発言が大きく影響しています。その理由について作中の行動と合わせて紹介していきます。
理由①ロジャー海賊団の元クルーだったから
バギーは今までロジャー海賊団の一員であったことを隠しながら行動していましたが、インペルダウンの脱獄に大きく加担したことか海軍に情報を調べられたことで認知されてしまいます。その警戒心から七武海へ加入させたことは大きな理由の1つです。
理由②シャンクスとの関係
マリンフォードでは同じくロジャー海賊団に所属していたシャンクスとも話しており、四皇と関わりがある人物としても世界政府が一目置いた可能性があります。実際にシャンクスとは同期かつ腐れ縁のような関係性であり、シャンクスにも怯まない態度は共に脱獄した囚人達からは尊敬の眼差しを向けられました。
理由③白ひげからの提案
マリンフォードで見せた関係性で言えば白ひげとも会話を交わしています。こちらについては白ひげの圧に押されていましたが、白ひげはバギーが連れている囚人達の実力を見込んで共闘を提案しており、それがバギーだからこそできたと囚人達から勘違いされて、また大きく評価されました。
理由④囚人たちをまとめるカリスマ性
次々と明らかになるバギーの正体について尊敬したインペルダウンの囚人達は頂上戦争後もバギーへ付いて行くことになります。それによって海賊団との戦力も大幅に増したことで警戒されたのも七武海加入の理由であると言えます。
バギーの現在の懸賞金額
バギーの懸賞金については2年前だと1500万ベリーでしたが、七武海に所属したことで懸賞金は撤廃されています。しかし、ワノ国編において七武海の撤廃が決定したことで追われる身になったため、今度はロジャー海賊団の元船員や現在の戦力を加味した懸賞金をかけられる可能性があります。
バギーは次期海賊王になる?
バギーの過去や作中での躍進が描かれることで、次期海賊王になる可能性が考察され始めています。麦わら一味以外で初期からの登場し続けているキャラであり、ルフィやシャンクスとの因縁もあることからただのギャグキャラとして終わらないのではないかという期待が集まっています。
バギーの悪魔の実の能力
『ワンピース』のバギーは悪魔の実の能力者であり、戦闘力以外にもギャグ描写として面白い能力です。そんなバギーの悪魔の実について詳しく見ていきましょう。
バギーは「バラバラの実」の能力者
バギーの悪魔の実は超人系(パラミシア)バラバラの実であり、体を自由に分離させられます。自分からバラバラになれることから刃物などで斬られても平気であり、分離させたパーツは空中浮遊させながら、それぞれ別の動きを取らせることも可能です。ただし、足だけは中心として地面に付いている必要があるため、足から離れすぎると他の部分も動かなくなってしまいます。
バラバラの実の技
バギーが悪魔の実によって作中で様々な技を披露しています。その中でいくつか技をピックアップして紹介していきます。
技①バラバラせんべい
バラバラせんべいは靴に仕込まれたナイフを出しながら、腰から下を分離して回転させながら飛ばす技です。バギーはこの他にも仕込みナイフと体の分離を合わせた戦術を披露しています。
技②バラバラ緊急脱出
バラバラ緊急脱出は体を分離させることで攻撃をかわす技です。作中では首を飛ばすことでかわしていますが、首から下を残してしまうと、そちらの防御はできなくなっています。
バラバラの実は仲間を繋げる力がある?
バラバラの実の能力について、バギーのカリスマ性にも関係しているのではないかという考察が出てきています。能力としては体をバラバラにするというものですが、作中のバギーの元には次々と部下が集まっており、七武海に抜擢されるまでになっています。その理由が悪魔の実の覚醒に関係しているという考え方もあるのです。
バギーの正体と過去を考察
『ワンピース』のバギーはロジャー海賊団の一員であった過去から更に正体や言動の理由について注目されています。そんなバギーの正体や過去について考察していきます。
考察①バギーがバラバラの実を食べたのはいつ?
バギーが悪魔の実であるバラバラの実を食べたのはロジャー海賊団に所属していた幼少期の頃でした。敵船から略奪した悪魔の実が高く売れると知ったバギーは、船員の前で偽物を食べて、悪魔の実を自分の物にしようとします。しかし、船から抜け出そうとしていた時にシャンクスから話しかけられて驚いた拍子に悪魔の実を丸呑みしてしまったのです。
考察②バギーはラフテルに行った?
ロジャーが「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を残した最後の島と言われるラフテルですが、所属していたバギーは上陸できませんでした。その理由はバギーが上陸直前に高熱を出してしまったからで、看病していたシャンクスと共に残ることになったのです。この高熱についてもバギーの正体やラフテルとの関係性があるのではないかと言われています。
考察③バギーたちはいつロジャーに拾われた?
バギーとシャンクスは幼少期からロジャー海賊団に所属していましたが、加入したタイミングについては明らかになっていません。ただ、作中の台詞から幼少期以前からいたことがわかっており、ロジャーとレイリーが赤ん坊を見つけた際に、久しぶりであることや昔を思い出すという発言をしています。このことからバギーとシャンクスも赤ん坊の時に拾われた可能性があるのです。
考察④バギーたちはゴッドバレー島で拾われた?
バギーとシャンクスが拾われた場所について、作中では既に跡形も無くなった島のゴッドバレーではないかと考察されています。島が消滅したことはゴッドバレー事件として語られており、作中では38年前の出来事になっています。そして、バギーとシャンクスの年齢が37歳(2年後は39歳)であることから赤ん坊の時に拾われたと考えると時期が一致するのです。
考察⑤バギーの父親の正体はキャプテン・ジョン?
バギーの正体についてキャプテン・ジョンの財宝を狙っていたことから、バギーの父親である可能性が考察されています。キャプテン・ジョンはロジャーの宿敵であるロックスの海賊団に所属しており、先のゴッドバレーにて海賊団全員が打ち取られています。その時に赤ん坊のバギーが拾われたとも仮定できるため、キャプテン・ジョンの関係性があると言われているのです。
バギーの声優
アニメ『ワンピース』でも序盤からバギーが登場しており、声優によるボイスが付いています。そんなアニメの声優について見ていきましょう。
バギーの声優は「千葉繁」
アニメ『ワンピース』でバギーを演じたのは千葉繫さんです。ひょうきんでテンションが高いバギーの声を見事に演じ切っています。また、作中では千葉さんによるアドリブが披露されることもあります。
千葉繫のプロフィール
千葉繫さんは熊本県出身で1954年生まれの声優・俳優・音響監督です。現在は81プロデュースに所属しています。劇団に所属して役者として活動する中、1976年に声優としてデビューし、そこからは様々なアニメ作品に出演しています。その後もアニメ限らず、吹き替えや顔出し出演、専門学校の講師など幅広く活躍中です。
千葉繫の主な出演作品
千葉繫の主な出演作品としては『うる星やつら』のメガネ、『装甲騎兵ボトムズ』のバニラ・バートラー、『ハイスクール!奇面組』の一堂零、『機動警察パトレイバー』のシバシゲオ、『幽☆遊☆白書』の桑原和真、『GS美神』のドクター・カオス、『とっても!ラッキーマン』の努力マン/杉田努力、『みどりのマキバオー』のチュウ兵衛などがあります。
バギーの登場シーン
ここでは『ワンピース』の作中におけるバギーの登場シーンについて、インペルダウンやマリンフォード以外のシーンを見ていきます。ルフィとは初期からの関係性があり、衝突や協力を繰り返しています。
登場シーン①バギーの初登場
バギーの初登場は東の海編であり、街を襲撃していたところにルフィ達麦わら一味と戦うことになります。ルフィが初めて自分以外の悪魔の実の能力者と戦うこともあって苦戦させますが、最終的には幹部達を含めて倒されてしまいました。
登場シーン②ローグタウンで再登場
バギーが再登場したのはローグタウンであり、金棒のアルビダと協力してルフィを処刑しようとしますが、突然雷が落ちたことで失敗に終わります。その後は麦わら一味を追うため、偉大なる航路(グランドライン)に入っていきます。
登場シーン③扉絵連載で描かれたバギー
バギーがローグタウンに着くまでの行動は扉絵の『小さなバギーの大冒険』として描かれており、ガイモンとのやり取りを見せています。また、本編の出来事ではないようですが、シャンクスとおでん屋で飲み交わす姿が描かれており、後の光月おでんとの関係性を匂わせていました。
バギーに対する世間での評判や人気
ここでは『ワンピース』のバギーについて世間での評判や人気について見ていきます。七武海に加入したり、ロジャー海賊団との関係性など登場する度に新しい情報が増えていくバギーはどう見られているのでしょうか。
『ワンピース』のバギーについて戦闘力以外の面で評価する声が多くありました。作中ではやられ役も多いですが、悪魔の実であるバラバラの実が覚醒する可能性や七武海に登りつめたカリスマ性などは期待を集めているようです。
『ワンピース』のバギーが作中に登場することについて、楽しんで見られるという意見もありました。序盤で登場したことからギャグキャラとしての一面が強く、どのシーンでもシリアスになり過ぎない活躍が人気の要素の1つになっています。
『ワンピース』の作中で描かれたバギーの過去に絡めて考察を挙げている人も多くいました。ラフテル前に高熱が出たことの意味や拾われたバギーの正体が考えられており、シャンクスとの関係性があることから今後もう一度バギーと会った際の動きがどうなるか注目されています。
バギーの七武海へ加入できた理由は彼のカリスマ性にあった
『ワンピース』のバギーが七武海に加入できたのはインペルダウンやマリンフォード頂上戦争でも見せたカリスマ性があったことが理由です。過去にはロジャー海賊団に所属しており、そこで悪魔の実の能力を得ていますが、拾われた子であることから正体については謎が多くなっています。そんなバギーは本編の七武海撤廃によって動き出す可能性もあるので、今後も注目のキャラです。
この記事のライター
十文字猛
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