【ワンピース】ボン・クレーの能力がヤバい?生存説や声優情報も紹介
ワンピースのアラバスタ編にてボン・クレーが初めて登場すると、奇抜な性格と敵をかき乱す厄介な能力でその存在感を発揮しました。本記事ではワンピースに出てくるMr.2ことボン・クレーの能力や技、真っすぐな信念から生まれた名言などをまとめ彼の魅力を紹介します。
目次
【ワンピース】ボン・クレーとは
ボン・クレーの魅力や名言を見ていく前にまずはボン・クレーという人物の概要についてまとめていきます。Mr.2とも呼ばれていたボン・クレーは一体どういった立ち位置のキャラだったのでしょうか。また、ボン・クレーが登場するワンピースという作品についてもおさらいをしていきます。
ボン・クレーのプロフィール
- 本名:ベンサム
- 身長:238cm
- 年齢:32歳
- 異名:Mr.2
- 悪魔の実:マネマネの実(超人系)
- 懸賞金:3200万ベリー
- 口癖:ジョ~ダンじゃないわよ~
本名ベンサムことボン・クレーはバロックワークスの工作員としてアラバスタ王国乗っ取り作戦に参加していた、ルフィたちにとっては敵側の人間でした。マネマネの実の能力を使い国の人間になりすまし内側から混乱を引き起こしたりしています。卑劣な手を使い悪事を働いていましたが、その性格は容姿から丸わかりなようにオカマでなおかつとても漢気溢れるキャラをしています。
ボン・クレーは元バロックワークスのMr.2
ボン・クレーはバロックワークスに所属している海賊で、アラバスタ王国を奪う計画が勧められるとその工作員に当てられました。バロックワークスは上級幹部たちにそれぞれ異名を与えており、ボン・クレーはMr.2の名を与えられました。同じバロックワークスの仲間からはMr.2と呼ばれ、彼だけはオカマであるためという理由で単独行動をさせていました。
バロックワークスとは
バロックワークスはサー・クロコダイルが設立した秘密犯罪会社として知られています。クロコダイルが王下七武海であった頃に設立されて以来、彼の思う理想国家を作り上げるために組織としてうごめいています。アラバスタ王国を襲った時もその計画の一環で彼はそこに眠っているポーネグリフを読み解くことが目的でした。
ワンピースの概要
正式名称『ONE PIECE』は尾田栄一郎先生によって連載されているジャンプ漫画です。1997年以来連載が続いているとコミカルなギャグと友情と絆をテーマにした感動的なストーリーが人気を集めていき、今では世界的に知られるほどの大作になっています。漫画大国である国内でも逸脱した作品でありその累計発行部数は国内最高である4億部を突破しています。
ワンピースのあらすじ
海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィは、ひとつなぎの大秘宝『ワンピース』を見つけるために海へ出ました。かつての海賊王ゴールド・ロジャーが遺したとされる大秘宝。そのロマンを追い求めてルフィは行く先々で魅力的な人物と出会い、彼らの内側に秘めた思いを受け止めながら仲間に引き入れ麦わら海賊団として旅を続けていきます。
【ワンピース】ボン・クレーの能力や技
ここからはボン・クレーの能力や技についてまとめていきます。ボン・クレーはアラバスタ編にてルフィや国の人たちのみならず読者までをもかき乱した存在です。それだけの能力を持っており麦わらの一味と対峙した時も多彩な技で異色な戦いを仕掛けワンピース内でも異色なキャラを演じました。
ボン・クレーの能力
ボン・クレーは悪魔の実の能力者でマネマネの実の能力を使えます。その効果は自分の顔を他人の顔そっくりに変えることができるもので、右手でその人の顔に触れた後自分の顔に触れると一瞬で切り替えることができます。
ボン・クレーの悪魔の実の能力
マネマネの実の能力は顔を変えるだけではありません。コピーした人の声や身体も一緒に変えることができるため、服装を揃え口調を完コピすることで親しい人でも見分けられないほど完璧に変身することができるのです。
ボン・クレーの能力はヤバい?
上述したボン・クレーの能力は決して人間だけに通用するものではなく、ワンピース作中では人外であるチョッパーに変身する場面が描かれていました。間近で見たウソップも思わず『似ている』のではなく『同じ』だと口にしていました。この能力でボン・クレーはなりすまして潜入、だまし討ちといったMr.2としての役目を全うしました。
ボン・クレーの技
バロックワークスの上級幹部のMr.2に選ばれているだけあってボン・クレーには高い戦闘能力が備わっています。戦闘スタイルはバレエのような動きと足技をシンクロさせた『オカマ拳法』。まるで鞭のようなしなやかな動きとここぞの場面で繰り出す強烈なキックはサンジを窮地にまで追い詰めました。
どうぞオカマい拳(ナックル)
技名『どうぞオカマい拳』は見た目だけで言えばただの正拳突きです。しかし派手さはなくとも技名がついているだけあってその威力は脅威的で、実際にサンジと渡り合えるほどの手練れであることをその一発で証明していました。
うらぶれ白鳥(スワン)舞踏会
技名『うらぶれ白鳥舞踏会』はとても不規則な動きで敵の攻撃を受け止めつつ、その流れのまま自身の攻撃に転じる攻守を兼ね備えた技です。その動きはまるで酔拳のようにも見え、動きの予測をすることはほぼ不可能です。
ボン・クレーの懸賞金
ワンピースには海賊たちの危険度を懸賞金で示しておりルフィたちはそれぞれの首に懸賞金をかけられています。ボン・クレーの懸賞金は3200万ベリーとなっており、この金額は凶悪な海賊クロコダイルの幹部であるからこその数字になっています。
ボン・クレーの生存説とは
ここからはボン・クレーの生存説についてまとめていきます。実はインペルダウン編にて再登場したボン・クレーは敵として描かれたアラバスタ編とは逆で、ルフィたちを助けるために動いていました。しかしその後のワンピースの物語の行く末は予想外の連続で、ボン・クレーには死亡疑惑が出ていました。
ボン・クレーは生存している?
ボン・クレーの生死については現状はっきりしていません。最後に描かれていたのはマゼランとのタイマン勝負で、この2人の力量の差は圧倒的でボン・クレーは勝ち目のない戦いに挑んだようなものでした。ただし、ワンピースではキャラの死亡シーンは滅多に描かれないことで有名であることから、読者の間ではまだボン・クレーは生きているのではという話が出ていました。
ボン・クレーVSマゼラン
ワンピース作中で描かれたボン・クレーの最後のシーンは、ボン・クレーの生き様にルフィたちが涙を流し、ボン・クレーが遺した言葉「また会おう!」という一言が添えられていただけでした。明確な死亡シーンは描かれておらず、戦闘の結末も不明なままなので死亡したかどうかはその段階では断定できない状態でした。
マゼランとは
世界政府の設立した海底監獄インペルダウン。その副署長を務めている男がマゼランです。ドクドクの実の能力者でもありその強さはインペルダウン編にて脅威として描かれていました。
ボン・クレーが単行本の扉絵に登場
生死が不明なボン・クレーでしたが、単行本23巻が刊行されるとその扉絵にボン・クレーと思われる人物が登場しました。そのタイトルも『インペルダウンLEVEL5.5番地ニューカマーランド新女王ボン様』とついており、ボン・クレーが監獄にいながら女王になっていることが判明しました。ワンピースの今後の展開で再登場する期待が寄せられています。
ボン・クレーの魅力や名言
ここからはボン・クレーの魅力や名言についてまとめていきます。ボン・クレーはMr.2として暗躍した敵でありながら、そのお茶らけた性格とオカマながらに男の中の男を体現したような名言が読者からも魅力的だと評判になっています。
オカマキャラでお姉口調
ボン・クレーは初登場時から強いインパクトを読者に与えています。その要因は見るからに分かるオカマキャラであることと口調もお姉であるという尖った性格のキャラだったからです。当時の読者からはとんでもないギャグキャラが出てきたと話題になっていました。
情に厚く漢気溢れる性格
物語が進んでいくと多くの読者がボン・クレーの魅力に気づいていきました。その理由は彼がとても情に厚く漢気溢れる性格なのを感じていったからです。仲間や友達のためなら理由なんて要らない、というような言動にはもはやなぜバロックワークスに入ったのか疑問に思えてしまうほどで、そんなあべこべな感じこそが彼の魅力となっています。
名言①「友情ってヤツァ…」
友情ってヤツァ…つき合った時間とは関係ナッシィング!
出典: bibi-star.jp
ルフィとボン・クレーの初めての会合は偶然によるもので、たまたま沈みかけていた船をバロックワークスが助けたのです。その船上でボン・クレーはMr.2という素性を隠しつつルフィたちと仲良くなると、最後の別れに上記の言葉を残し去っていきました。友情を重んじる彼だからこそ出てきた名言です。
名言②「友達だからようっ!!…」
友達だからようっ!理由なんざ他にゃいらねェ!
出典: bibi-star.jp
インペルダウン編にて、Mr.3とバギーを助けた後マゼランに捕まったルフィを助けに行こうとした時に出た名言です。Mr.3とバギーはルフィの救出に反対する中、ボン・クレーだけは堂々とそう語り真っ先に救いに駆けだしました。ボン・クレーのセリフの中でもこの一言は名言中の名言として知られています。
ボン・クレーの声優を担当したのは
ここからはアニメ版ワンピースに着目しボン・クレーの声を担当した声優についてまとめていきます。敵でありオカマでありながらも熱き性格で強い存在感を発していたボン・クレーのことをアニメ版で演じた人はどんな人だったのでしょうか。その人のプロフィールや代表作を見ていきます。
ボン・クレーの声優は「矢尾一樹」
ボン・クレーの声を担当した声優は矢尾一樹(やおかずき)さんです。元々俳優として活躍した後、生活の安定を求めたことと友人からの勧めがあったことから声優業も始めることとなり、現在では声優歴が40年を超えている古株で安定した実力を持った声優さんです。
矢尾一樹のプロフィール
1959年6月17日の石川県生まれ。血液型はA型、身長は177cm、所属事務所はマック・ミックです。声優として活動を始めたのは1980年代でデビュー作は『BIRTH』のシュルギ・ナム役です。幼少期から活発な性格をしており自他ともに認める酒豪でもあります。イベントごとには自前で目立つ衣装を用意したり共演者の声を無理やり真似してみたりと奇抜的でその言動から多くのファンを獲得しています。
矢尾一樹の主な出演作品
代表作は『超獣機神ダンクーガ』の藤原忍役で「やってやるぜ!」というセリフは彼の代名詞になりました。その他にも『頭文字D』の池谷浩一郎や『機動戦士ガンダムZZ』のジュドー・アーシタ、『DEATENOTE』のシドウなどに出演しています。また『ワンピース』のフランキーの声と同一人物でもあります。
ボン・クレーの世間での評判や人気
これまでボン・クレーの性格や活躍、技や名言から見られる魅力などを詳しくまとめていきました。そんなボン・クレーのことを読者やアニメファンの人たちはどう思っているのでしょうか?ここではボン・クレーに対する世間での評判や人気を明らかにしていきます。
数多くのキャラクターが登場するワンピースの中でも最も好きなキャラクターがボン・クレーだという人はかなり多かったです。友情を何より大事にするキャラの代名詞はルフィという印象が強いですが、ボン・クレーの魅力は作中主人公に負けず劣らずのもののようでそれだけの人気がありました。
ボン・クレーの生存が扉絵でほのめかされると当時のボン・クレーファンは安堵と歓喜に満ちていました。潔い死に際にカッコよさを感じつつも、やはりまだ生きていてほしいと思っているファンが多かったようで、これからの再登場を彼らは心待ちにしています。
オカマキャラという系列でイワンコフとセットでボン・クレーが好きという人も見られました。ワンピース以外の作品でもオカマキャラというものはしばしば見られますが、飛び抜けた性格と常識外れな見た目が一定層の読者の心を掴んで離さないのかもしれません。
ボン・クレーはヤバい能力を持つ情に厚いオカマキャラ
ワンピースに出てくるボン・クレーは奇才な能力を使っていた上に心根が情に厚い漢なキャラでした。そんな彼の言動は多くの読者を魅了し、ワンピース内でもかなり人気の高いキャラクターとなっています。ボン・クレーについて興味が湧いたという方はワンピースの漫画原作もしくはアニメ版ワンピースにて活躍が描かれているのでぜひチェックしてみてください。
この記事のライター
zeile
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