【メイドインアビス】スラージョの目的とは?正体や能力についても解説
本記事では『メイドインアビス』に登場する白笛の一人である「神秘卿」スラージョについて徹底解説します。『メイドインアビス』のスラージョの正体や能力、スラージョ率いる探窟隊の目的やスラージョとボンドルドの関係についても解説します。
目次
【メイドインアビス】神秘卿スラージョとは?
『メイドインアビス』では白笛の一人である「神秘卿」スラージョが登場します。スラージョは神秘のスラージョ、または神秘卿と呼ばれる白笛で、リコ達が成れ果て村を出て深層へ進むときに出会う人物です。そんなスラージョの正体や能力、スラージョ達の目的や同じ白笛であるボンドルドとの関係、スラージョ率いる探窟隊「呪詛船団」のメンバーや、スラージョの魅力などを紹介します。
スラージョのプロフィール
『メイドインアビス』のスラージョは白笛の一人で、神秘卿または神秘のスラージョと呼ばれています。ペストマスクにフードを被った姿で知られていましたが、リコたちと出会ったときには素顔でした。素顔は褐色がかった肌に、何度も上昇負荷を受けたと思われる奈落髪、そしてとてもスタイルの良い綺麗な女性でした。スラージョは自身の探窟隊「呪詛船団(ヘイルヘックス)」の隊長です。深界六層に拠点を構え、深界七層へと進もうとしていました。
メイドインアビスの概要
『メイドインアビス』はつくしあきひとによるダークファンタジーアドベンチャーで、竹書房のウェブコミック配信サイト『WEBコミックガンマ』で不定期連載されている作品です。概ね年間で1冊の単行本が発売されています。2017年にはアニメ第一期が放送され、2019年には劇場版アニメ『劇場版メイドインアビス深き魂の黎明』が公開されました。また2022年には劇場版アニメの続きとなるアニメ第二期『メイドインアビス 烈日の黄金郷』が放送されました。
メイドインアビスのあらすじ
『メイドインアビス』はアビスの探窟家「白笛」を目指す少女リコと、謎のロボット・レグを中心とした物語です。孤児院で探窟家見習いをしているリコは、母ライザのから「奈落の底で待つ」という封書を受け取ります。死んだとされているライザに会いに行くため、アビスの底へ向かう旅をすることを決意します。記憶を無くしたレグは自分が何者かを知るため、またライザとの関係を知るためにリコに同行し、二人は二度と引き返すことの出来ない旅に出ます。
【メイドインアビス】スラージョの目的や正体・能力
『メイドインアビス』で成れ果て村を出たリコたちは、母ライザと同じ白笛であるスラージョと出会います。そんなスラージョの正体は一体なんなのでしょうか。「神秘卿」スラージョの正体や性別、スラージョ達の探窟隊の目的、同じ白笛であるボンドルドとの関係について解説します。
スラージョの正体や性別
「神秘卿」スラージョはペストマスクとフードの姿で知られていますが、リコ達の前では素顔で登場しました。アニメではシルエットのみの登場で、正体がわからない登場の仕方でした。スラージョの性別は女性で、褐色がかった肌にスタイルの良い綺麗な女性であることがわかります。スラージョの正体は女性であることがわかりましたが、その他のことはまだまだ正体不明となっています。
スラージョの目的
「神秘卿」スラージョと、スラージョ率いる「呪詛船団(ヘイルヘックス)」の目的は遺失した「ハリヨマリ集」や、「ハリヨマリ集」を作った「巫女」び一味の捜索です。呪詛船団(ヘイルヘックス)のメンバーが巫女の一味にやられ、巫女の一味が深界七層へと向かったという情報だけで、深界七層へラストダイブを決行しています。スラージョの目的のためには、巫女一味の情報を収集することが絶対に必要だったことがわかります。
スラージョの能力
『メイドインアビス』の探窟家の最高位である白笛「神秘卿」スラージョは、とても強いのではないかと言われています。リコたちが行く前に「前線基地(イドフロント)」へと向かったスラージョと呪詛船団(ヘイルヘックス)のメンバーは、ボンドルドとボンドルドの探窟隊「祈手(アンブラハンズ)」と戦っています。戦いの描写がないため、スラージョの能力などはわかりませんでしたが、ボンドルド達と戦った後も特に消耗した様子もなく、深界七層へ進むための準備をしていました。ボンドルドと戦ってもピンピンしているスラージョは、とてつもなく強い能力を持っているのではないかと言われています。
スラージョとボンドルドの関係
スラージョは自身の探窟隊を引き連れてラストダイブを決行しています。その際ボンドルドが管理する「前線基地(イドフロント)」を訪れて会話を交わしていますが、スラージョとボンドルドの関係は良好とは言えない雰囲気でした。スラージョはボンドルドのことを「ボンクラ仮面」や「好奇心の化け物」と呼び、凄惨な人体実験のことも知っている様子でした。一方ボンドルドは、スラージョがまともでない方法で「獣相」を引き連れていると言い、一触即発の関係でした。
【メイドインアビス】スラージョがキャプテンを務める呪詛船団のメンバー
「神秘卿」スラージョは自身の探窟隊「呪詛船団(ヘイルヘックス)」を率いている隊長です。呪詛船団には個性豊かなメンバーが揃っていて、それぞれに役割もあるようです。ここからはそんな呪詛船団に所属するメンバーを紹介します。
呪詛船団のメンバー①ニシャゴラ
二シャゴラは呪詛船団(ヘイルヘックス)の用心棒の役割している人物です。大きな猫のような見た目で、性別は明かされていませんが、胸があるということから女性だと言われています。性格は過激で、リコたちを見るやいなや攻撃しようとしてきました。ファプタによれば二シャゴラは「幾つもの重なり合うもの」で、その詳細や正体はまだ謎に包まれています。
呪詛船団のメンバー②ヤタラマル
ヤタラマルは呪詛船団(ヘイルヘックス)における戦闘番や輸送や設営、料理番代理など、多くの役割を受け持っている人物です。頭の一部が欠け、頭皮がないような見た目になっています。リコやレグに礼儀正しく接し、レグのお風呂を手伝ったりと何かと世話を焼いてくれます。スラージョのことを「頭(かしら)」と呼び、礼儀正しい男性といった印象です。スラージョが料理の味付けに失敗したときは、リコに手信号で「こっそり塩入れちゃえ」と伝えていました。
呪詛船団のメンバー③シェルミとメナエ
シェルミとメナエはリコたちと歳近い双子の子供で、二シャゴラが肩に乗せていました。人形やロボットのような見た目で、初登場時はヘルメットのようなものを被っていました。二人がお風呂に入るときにその素顔や正体が明らかとなり、手足のない身体であることがわかりました。また動物のように乳房が6つあり、まだまだ正体は不明となっています。捕虜となっているテパステは2人をまとめて「シェルメナ」と呼んでいます。
呪詛船団のメンバー④フラパム
フラパムはスラージョの肩に乗っている動物で、生まれながらにして「獣相」ち呼ばれている存在です。メイニャと同じような存在であることがわかっていますが、正体は謎となっています。呪詛船団(ヘイルヘックス)では倉庫番を担っています。かわいい衣装を着せてもらっていることから、スラージョから大事にされていることがわかります。
【メイドインアビス】スラージョのかわいい魅力
「神秘卿」スラージョはまだ正体がつかめない謎多き人物ですが、ファンからはかわいいと人気のキャラクターとなっています。そんなスラージョのかわいい魅力を紹介します。
かわいい魅力①スタイルが良い
スラージョの素顔が明らかになりましたが、その正体はスタイルのいい女性であることがわかりました。テパステは二シャゴラを見たときに「乳間の着崩しがすごい」と言っていましたが、スラージョも同じくらい着崩している様子です。
かわいい魅力②男勝りな性格
スラージョは前線基地(イドフロント)でボンドルドの探窟隊「祈手(アンブラハンズ)」にメンチを切っていました。またボンドルドとの会話の最中は鼻をほじっていたりと、ガラの悪く男勝りな性格をしています。自分のことを臆病だと言っていますが、臆病は慎重という意味合いで決して自分を下げている言葉ではありません。ボンドルドとも一触触発の関係で、喧嘩っ早い印象です。
かわいい魅力③独特な挨拶
スラージョはリコと初めて会ったときやボンドルドに会うときに「お日柄ァ」という独特な挨拶をしています。「お日柄もよく・・・」という挨拶がありますが、その挨拶を省略してぶっきら棒な感じになっています。リコはスラージョの「お日柄ァ」にきちんと挨拶をしようとしています。
【メイドインアビス】スラージョに対する世間での評判や人気
『メイドインアビス』には「度し難い」など特徴的な口癖や挨拶がありますが、スラージョの「お日柄ァ」もまた独特な挨拶としてあげられて人気になっています。現代の「おはよう」や「こんにちは」も元の言葉から変質したもので、「度し難い」や「お日柄ァ」も同じようなことだと考察しているファンもいました。
『メイドインアビス』の12巻の最後と13巻で登場したスラージョですが、早くもファンの人気を獲得しているキャラクターでもあります。スラージョの目的は少しだけわかったものの、能力や正体はまだまだ謎が多い人物です。それでもスラージョの人柄が好きになるファンも多く、呪詛船団(ヘイルヘックス)のメンバーもスラージョの人柄に惹かれたのかと推測もできます。
『メイドインアビス』のスラージョやスラージョの探窟隊「呪詛船団(ヘイルヘックス)」は初めは敵対していたものの、リコたちと共闘する関係になりました。二シャゴラは初めは襲ってきたり、レグと本気の手合わせをしてみたりとヒヤヒヤな関係でしたが、レグと一緒にお風呂に入って打ち解けた様子です。ヤタラマルはリコたちの世話を焼いてくれるいい人でした。そんな人たちがこれからどうなっていくのかを想像してしまうというファンも多くいました。
【メイドインアビス】スラージョの目的には謎が多かった
『メイドインアビス』の白笛「神秘卿」スラージョの正体や能力、キャプテンを務める呪詛船団について紹介しました。スラージョとリコ達は共闘関係を結び、深界七層へと向かうことになりましたが、スラージョはまだまだ謎が多く、正体が掴みきれていないところがあります。今後の『メイドインアビス』ではスラージョがリコたちと共に深界七層へと向かい、どのような展開になっていくのか注目です。
この記事のライター
shiori
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