【黒子のバスケ】木吉鉄平の過去やトラウマって?声優や名言なども紹介!
『黒子のバスケ』には木吉鉄平というキャラクターが登場します。木吉鉄平は誠凛高校のバスケットボール選手なのですが、長い間足の怪我の治療に専念していました。この記事では木吉鉄平の過去に何があったのかを紹介します。また基本情報やアニメの声優などもまとめています。
目次
木吉鉄平とは
木吉鉄平とは誠凛高校バスケットボール部の元エースです。『黒子のバスケ』の7巻でインターハイ予選決勝リーグに誠凛が敗退した後に登場しました。『黒子のバスケ』の1巻から登場しなかったのにはある理由がありました。ここではまず、元エースとして活躍した木吉鉄平の基本情報について紹介します。
木吉鉄平のプロフィール
木吉鉄平は誠凛高校の2年生で、誕生日は6月10日、身長は193cm、体重は81kgです。中学時代は昭栄中学校というバスケットボールの強豪校で主将を務め、ベスト4に輝いています。それだけの実力がある木吉鉄平でしたが、高校は強豪校の秀徳からのスカウトを蹴って当時バスケ部さえなかった誠凛に入学しました。
ちなみにバスケは友人に誘われて中学から始めました。中学1年生の頃からすでにエースとして活躍しており、のちに「無冠の五将」の「鉄心」といわれるようになります。
木吉鉄平のキャラソンにも注目が
『黒子のバスケ』の木吉鉄平はファンの間でも人気で、たくさんのキャラソンがあります。ちなみに木吉鉄平のキャラソンはアニメで声優を務める浜田賢二が歌っています。ここではどんなキャラソンがあるのかを紹介します。
キャラソン①「Strong Heart」
「Strong Heart」とは木吉鉄平の仲間を守るという強い心を表したような曲です。実際に木吉鉄平は霧崎第一との試合で仲間を守るために満身創痍になっても出場し続けました。そんな木吉鉄平の大切な仲間への想いが伝わる曲となっています。
キャラソン②「セイシュンTIP-OFF!!~MVP木吉ver.」
「セイシュンTIP-OFF!! 〜MVP木吉ver.」は木吉鉄平の自己紹介のような曲です。「セイシュンTIP-OFF!!」はキャラクターごとに違う歌詞で歌われており、木吉鉄平のバージョンでは得意なプレーが強調された歌詞になっています。
キャラソン③「もうすぐ戻るその場所で」
「もうすぐ戻るその場所で」は怪我をした木吉鉄平の気持ちを歌っているような曲です。メロディーはしっとりとした雰囲気ですが、怪我を治して再び戻ってくるという強い意志を感じられます。『黒子のバスケ』の最後にアメリカで手術をすることになった木吉鉄平の気持ちとリンクしているような歌詞です。
キャラソン④「HERE WE GO!!」
「HERE WE GO!!」は木吉鉄平と日向順平が歌っている曲です。ポップな曲調で、実力を認め合う互いの信頼関係を感じさせる歌詞となっています。
キャラソン⑤「ありがとうの代わりに」
「ありがとうの代わりに」は木吉鉄平と日向順平が歌っている曲です。二人の過去を歌っているような歌詞が特徴的です。ちなみに曲調はクリスマスソングのようだとファンの間で言われています。
キャラソン⑥「あの日忘れた未来まで」
「あの日忘れた未来まで」は木吉鉄平と日向順平と相田リコが歌っている曲です。三人の仲間やバスケへの想いをそれぞれ綴ったような歌詞となっています。
木吉鉄平は誠凛高校バスケ部の創始者
『黒子のバスケ』の霧崎第一との試合前には、バスケ部を創設した木吉鉄平の過去が語られました。木吉鉄平が誠凛に入学した時にはバスケ部がありませんでした。しかし木吉鉄平はそのことを知らずに入部届を出そうとして、たまたま日向順平と知り合います。
当時の日向順平は中学時代に「キセキの世代」に全く勝てなかったことでグレており、バスケもしないつもりでした。そのことを知らない木吉鉄平はバスケ部を創ることを提案します。しかし日向順平は自分はもうバスケは辞めたんだと言って断りました。その日から木吉鉄平は日向順平に付きまとい、何度もバスケ部創設に勧誘しました。
日向順平と同じ中学でバスケをしていた伊月俊はバスケ部創設に賛成します。そして話を聞きつけた元テニス部の小金井慎二や経験者の水戸部凛之助が加わりました。その後、伊月俊の紹介で相田リコをマネージャーとして勧誘したものの断られます。相田リコは今のバスケ界の「キセキの世代」に諦めている雰囲気が嫌いだったのです。
木吉鉄平は中途半端が嫌いな相田リコに、どうやったら本気を伝えることができるか悩みます。その日の放課後、たまたまゲームセンターから帰る途中の日向順平を見つけた木吉鉄平は、自分から1本でも取れたら諦めると言って1on1を挑みました。しかし日向順平は何度挑んでも1本取ることができません。
それでも諦めない日向順平に、本当にバスケのことを嫌いになっていないと思ったから誘ったのだと言いました。そして日向順平もバスケのない日々を退屈に思っていたことを明かします。本音を聞いて満足した木吉鉄平は、もう付きまとわないと約束して去りました。翌日、木吉鉄平は集まったメンバーと一緒に屋上からバスケ部の目標を叫びました。
黒子テツヤと火神大我も入部してすぐにやらされたバスケ部の洗礼のようなものは、実は木吉鉄平が始めたことだったのです。この時、バスケ部入部を決めた日向順平も参加し、それを見ていた相田リコものちにバスケ部へ入りました。このような過去があって誠凛のバスケ部は創設されたのです。
木吉鉄平と登場するキャラの関係
木吉鉄平は『黒子のバスケ』に登場する様々なキャラクターと関わりがあります。ここでは木吉鉄平と他のキャラクターとの関係を紹介します。
紫原敦との関係
『黒子のバスケ』に登場する紫原敦は木吉鉄平にとって過去のトラウマとなっている人物でした。また紫原敦はNo.1センターで木吉鉄平No.2センターといわれており、互いにライバル心を抱いています。
紫原敦とは
『黒子のバスケ』に登場する紫原敦とは陽泉高校の1年生です。208cmの高身長で「キセキの世代」の一人です。いつもぼーっとしており、甘いものばかり食べています。バスケにはそこまで執着心がなさそうな発言をしていますが、負けず嫌いなので練習などには必ず参加するタイプです。
紫原敦とのエピソード
過去に木吉鉄平は紫原敦に大敗しており、その時にチームメイトを主将として守れなかったことがトラウマになっていました。木吉鉄平が部を創立した時に「全国優勝」ではなく「全国大会出場」を目標にしたのもこのトラウマがあったからではないかといわれています。
そしてウィンターカップで再び紫原敦と再戦するものの再び打ちのめされてしまいます。しかし日向順平や火神大我など仲間からの励ましと協力によって紫原敦を攻略することができました。
日向順平との関係
『黒子のバスケ』に登場する日向順平は、過去に木吉鉄平が初めてバスケ部に誘った人物であり現在のチームメイトです。今でこそ仲は良いものの、最初は良好な関係ではありませんでした。
日向順平とは
『黒子のバスケ』に登場する日向順平とは誠凛高校の2年生です。バスケ部の主将を務めており、ポジションはシューティングガードです。その実力は高く緑間真太郎に次ぐシューターともいわれています。メガネをかけて真面目そうな雰囲気ですがキレやすいため、相田景虎からは「プッツンメガネ」といわれています。
日向順平とのエピソード
元々日向順平はバスケに対して真面目な人物です。しかし「キセキの世代」の活躍に意欲を失ってしまい、高校では髪を金髪にして不良のマネごとをするようになりました。そんな日向順平にバスケへの熱意を取り戻させたのが木吉鉄平でした。最初は木吉鉄平のことを嫌いだと言っていましたが、今では恩人だと思っているようです。
相田リコとの関係
『黒子のバスケ』に登場する相田リコは木吉鉄平にとってバスケ部の監督です。また部員の中で唯一名前で呼び合っています。
相田リコとは
『黒子のバスケ』に登場する相田リコとは誠凛高校の2年生です。バスケ部の監督をしています。見るだけで筋肉の質や身体能力などが分かる「読みとる眼(アナライザー・アイ)」を持っています。マネージャーの仕事までこなすことができる優秀な人物ですが、料理だけは壊滅的です。
相田リコとのエピソード
相田リコと木吉鉄平の出会いは高校生になってからです。バスケ部創設の話しを聞いて賛同した伊月俊から、マネージャーにぴったりな人物として相田リコを紹介されました。相田リコは最初は断ったものの、屋上からバスケ部の目標を叫ぶ姿を見て木吉鉄平のことを気に入り、バスケ部への入部を決意しました。
主人公の黒子テツヤとの関係も調査
『黒子のバスケ』に登場する黒子テツヤと木吉鉄平は先輩と後輩です。またこの二人は誠凛メンバーの中で過去に全国出場を経験しているという共通点があります。
黒子テツヤとは
黒子テツヤとは『黒子のバスケ』の主人公です。異常な影の薄さを利用したパスを得意とした選手ですが、パス以外の身体能力が極端に低くスタミナもありません。普段は物静かですがとても負けず嫌いな一面もあります。
黒子テツヤとのエピソードは?
木吉鉄平は怪我から復帰して早々にバスケに悩む黒子テツヤに対して助言しました。そのためか、黒子テツヤは先輩の中でも特に木吉鉄平のことを慕っており、木吉鉄平は兄のような存在だと語るシーンもあります。
木吉鉄平のバスケ部でのポジション
『黒子のバスケ』の木吉鉄平は男らしく包容力のある性格から、誠凛の精神的な支柱でもあります。そんな木吉鉄平はバスケでどのようなポジションを務めているのか、ここでは詳しく解説します。
誠凛高校バスケ部の創始者で元エース
木吉鉄平は誠凛高校バスケ部の創始者で、過去にはエースとして活躍していました。中学生からバスケを始めましたがすぐにその才能は開花し、1年生でありながらもエースとして活躍していたようです。誠凛でバスケ部を立ち上げてからもエースとして活躍していましたが、その後試合中の怪我で試合に出られなくなってしまいました。
ポジションはセンター
木吉鉄平は誠凛のセンター(C)です。誠凛では他に2年生の水戸部凛之助や1年生の福田寛が同じポジションです。同じポジションのメンバーは複数人いるものの、スタメンはほぼ木吉鉄平なのでポジション争いなどはありません。木吉鉄平が不調の時は主に水戸部凛之助が試合に出場しています。
センターの役割とは
センターとはローポストで主に戦う選手のことで、リバウンド争いに重要なポジションです。ゴール下は一番体力を使う場所で、選手同士の激しい体のぶつかり合いが起こります。
そのため体が強く、闘争心のある選手でなければ務まりません。また味方のためのプレーも必要なので、目立ちたがり屋ではなくチームのために頑張れる人が向いています。
バスケに対する情熱が凄い
木吉鉄平は普段は穏やかな人物で、「楽しいバスケがしたい」と言っています。しかしその意味は決して「楽したい」というわけではありません。本当にバスケを楽しむには努力や練習を怠らないことが大切だということをちゃんと分かっています。むしろ無害に見えてしたたかな一面もあります。
このことから楽しようという考えは一切なく、バスケに対する情熱を持っている人物です。しかしそのセンターというポジションの性質もあってか自己犠牲心が強すぎるところがあります。そのためやりすぎている時にしっかりと止めてくれる相田リコのような人物が必要です。
木吉鉄平の実力や技
木吉鉄平は過去に怪我をしており、『黒子のバスケ』の本編への登場も遅くなりました。ここでは木吉鉄平の過去に何があったのか、また選手としての実力などをまとめています。
左膝の負傷から復帰まで
木吉鉄平が『黒子のバスケ』で本格的に登場したのはウィンターカップ前です。それまで左膝の怪我の療養をしていました。
霧崎第一高等学校との対戦で怪我
木吉鉄平は高校1年生の時、足に違和感を憶えていました。それを瞬時に見抜いて攻撃してきたのが霧崎第一の花宮真です。花宮真はラフプレーの合図をして、わざとリバウンドのタイミングをずらして木吉鉄平の足に負担をかけさせました。
これにより足の怪我で木吉鉄平は試合に出ることができなくなりました。元々足の不調はあったものの、それを悪化させて怪我させたのは花宮真率いる霧崎第一のラフプレーだったのです。
木吉鉄平が復帰したのはいつ?
足の怪我によりしばらく入院していた木吉鉄平が選手として復帰したのはウィンターカップです。しかし足の怪我は完全に治りきっていなかったので、様子を見ながら出場していました。ウィンターカップ後は本格的に怪我を治すためにアレクサンドラ=ガルシアと共にアメリカへ行き、手術を受けることになりました。
技①「バイスクロー」
『黒子のバスケ』で木吉鉄平は「バイスクロー」という技を使います。これは実在する技で、手の大きいNBA選手がよく使っています。「バイスクロー」とは、ワンハンドキャッチをすることです。ボールを片手で持つのは難しいので手が大きくないとできない技です。木吉鉄平はリバウンドを「バイスクロー」で取るという常人離れした技を見せました。
技②「後出しの権利」
『黒子のバスケ』で木吉鉄平は「後出しの権利」という技を使います。これも木吉鉄平の大きな手を活かした技です。この技はボールをワンハンドキャッチした後にシュートのフォームに入りつつ、そこでシュートをするのかパスをするのか、ディフェンスの行動を見てから決めることができます。
木吉鉄平の魅力
木吉鉄平は『黒子のバスケ』ファンからも人気が高いキャラクターです。ここでは木吉鉄平にどのような魅力があるのかを紹介します。
魅力①ポイントガードも熟すセンター
木吉鉄平はセンターとして十分に実力がありながらも、ポイントガードとしても優秀なパスセンスを持っています。広い視野で仲間たちの能力を活かすプレーを得意としています。
魅力②天然ボケな性格
『黒子のバスケ』では「無冠の五将」といわれるだけのセンスを持つ木吉鉄平ですが、普段は天然ボケな性格をしています。劇中ではかっこいい名言も多いのですが、気の抜ける発言を何度かすることもあります。このことから相田景虎からは「天然ボケ男」というあだ名で呼ばれています。
魅力③祖父母思い
木吉鉄平は祖父母に育てられました。強豪校に行かなかったのも祖父母のためを思ったからです。バスケは本気ですがあくまで部活だと思っており、秀徳からのスカウトを蹴って祖父母のために家から近い誠凛を選びました。
木吉鉄平の心打たれる名言一覧
木吉鉄平は男らしい性格をしており、そのセリフもかっこいいとファンの間で人気です。ここでは木吉鉄平の名言をまとめて紹介します。
名言「オレらまだコーコーセー…」
木吉鉄平の名言には「オレらまだコーコーセーだぜ。もっと自分の可能性を信じてもいーんじゃねーの?」というセリフがあります。これは自分の力に悩む黒子テツヤに対して言ったセリフです。まだ完全に復帰する前、木吉鉄平は現在のバスケ部の様子を見ようと思い体育館へ向かいました。
そこでは黒子テツヤが青峰大輝から「成長していない」と言われたことを気にして焦って練習していました。その様子を見た木吉鉄平は、パスに特化したプレースタイルは否定せず、もっといろいろなことに挑戦するべきだとアドバイスをしました。
名言「キミほど極端なスペシャリストは…」
木吉鉄平の名言には「キミほど極端なスペシャリストは見たことがない」というセリフがあります。これは黒子テツヤに初めて会った時のセリフです。パスにしか強みがないと思い込んで悩む黒子テツヤに対して、木吉鉄平は自分を客観的に見てそれを試合に活かすことができるのは凄いと褒めます。
この名言はその時のセリフです。相手の悩んでいることを受け止めた上でアドバイスをするところが木吉鉄平らしいといわれています。
名言「勝つためにとことん練習…」
木吉鉄平の名言には「勝つためにとことん練習して少しでも上手くなって…好きなことに没頭する」というセリフがあります。これは過去編でバスケ部に誘った伊月俊に対して言ったセリフです。楽しいバスケがしたいと言う木吉鉄平に対し、伊月俊は才能があるだけで本気ではないのかと落胆しました。
しかし木吉鉄平の求める「楽しい」とは決して「楽をしたい」という意味ではありませんでした。このセリフは、木吉鉄平の求める「楽しいバスケ」がどういうものかよく分かる名言となっています。伊月俊もこの言葉を聞いて木吉鉄平に対する印象を改めました。
名言「味は個性的だけど…」
木吉鉄平の名言には「味は個性的だけどイケるよ。料理に一番大事なもんは入ってる。愛情がな」というセリフがあります。これは料理が苦手な相田リコに対して言った名言です。相田リコは試食会と称して合宿で作る予定のカレーを部員に振る舞いました。しかし具材を切らずにそのまま入れていたりと、その味は壊滅的なものでした。
そんな中木吉鉄平は完食して、おかわりをもらいながらこの名言を言いました。そして「もしかしたら作り方が間違っているかも」と相手を思いやりながらも、優しく間違いを指摘するところがかっこいいといわれている名言です。
名言「いんじゃね?俺は好き…」
木吉鉄平の名言には「いんじゃね? 俺は好きだよ、キミのバスケ」というセリフがあります。これも黒子テツヤと初めて会った時の名言です。そして黒子テツヤの一つの技に特化しているところを褒めた後、まだ未熟であることを指摘しました。後輩への面倒見の良さが分かるシーンでもあります。
名言「なぁに、ただのピンチだ。終わった…」
木吉鉄平の名言には「なぁに、ただのピンチだ。終わったわけじゃない」というセリフがあります。これは秀徳高校との試合でベンチにいる1年生達に言った名言です。秀徳の弱点が消えてしまい、ベンチに控えていた1年生はあからさまに焦りだしました。
そんな1年生に対して相田リコは「ちゃんと声を出して応援するのよ!」と喝を入れます。そんな相田リコの言葉に同意するかのように木吉鉄平はこのセリフを言いました。相田リコとの息の合った名言です。
名言「違う。バスケを諦めることを…」
木吉鉄平の名言には「違う。バスケを諦めることを、諦めろ」というセリフがあります。これは過去編で日向順平に対して言った名言です。木吉鉄平は1on1で1本取ればもう付きまとわないと言いました。しかし何度やっても木吉鉄平から1本取ることはできません。
そんな日向順平に「諦めろ」と言いました。日向順平は反抗しますが、木吉鉄平は1on1を諦めろと言っているわけではありませんでした。木吉鉄平は日向順平がバスケを諦めきれずにいながらも、意地を張って辞めると言い続けていることを分かっていました。この名言はそんな日向順平に向けたセリフでした。
名言「じゃあ創ろうぜ!一緒に…」
木吉鉄平の名言には「じゃあ創ろうぜ!一緒にバスケ部!」というセリフがあります。これは過去編で初めて木吉鉄平と日向順平が出会った時のセリフです。日向順平はたまたま曲がり角で木吉鉄平とぶつかってしまいました。当時グレて不良のように振る舞っていた日向順平でも、木吉鉄平の体格の良さに圧倒されて携帯を落としてしまいます。
木吉鉄平は落とした携帯の画面をたまたま見て、バスケをやっていたのかと聞きました。携帯のホーム画面にはバスケの選手の写真が設定されていたのです。自分はこれから入部届けを出しに行くと言う木吉鉄平に、日向順平は誠凛にはバスケ部がないとことを伝えます。すると木吉鉄平はこの名言を言ってバスケ部に勧誘するようになりました。
名言「山登るなら目指すのは…」
木吉鉄平の名言には「山登るなら目指すのは当然頂上だ…が、景色もちゃんと楽しんでこーぜ」というセリフがあります。これは木吉鉄平が復帰した後に部員に向けて言った名言です。木吉鉄平は次の大会がインターハイなのかウィンターカップなのかさえ分かっていない天然なところを見せつつも、しっかりとした目標を語りました。
名言「誠凛を守る。そのために…」
木吉鉄平の名言には「誠凛を守る。そのためにオレは戻ってきたんだ!!」というセリフがあります。これは霧崎第一との試合で誠凛のメンバーに言った名言です。木吉鉄平が昨年足を怪我させられた原因は霧崎第一との試合でした。自分はともかく仲間を傷つけられるのが許せなかった木吉鉄平は、自分が誠凛を守ることを決意します。
木吉鉄平の声優は?舞台版の俳優も
『黒子のバスケ』は2012年にアニメ化されました。木吉鉄平はアニメの第1期の19話から登場しています。また2016年には舞台化され、木吉鉄平は第2弾公演から登場しました。ここでは『黒子のバスケ』のアニメの声優や舞台俳優についてまとめています。
木吉鉄平の声優は浜田賢二
アニメ『黒子のバスケ』で木吉鉄平役を演じた声優は浜田賢二です。声優の浜田賢二は第1期が放送された2012年から3シーズン出演しました。『黒子のバスケ』のアニメだけでなく映画やゲームにも声優として出演しています。
浜田賢二のプロフィール
『黒子のバスケ』で木吉鉄平役を演じた浜田賢二とは、1972年4月12日生まれの男性声優です。マウスプロモーションという声優事務所に所属しています。江崎プロダクション付属養成所に1996年に入所し、1998年に声優としてデビューしました。
声優ファンからは「ハマケン」という愛称で呼ばれています。アニメだけでなく吹き替え声優としても多数出演しています。
浜田賢二の主な出演作品
声優の浜田賢二の主な出演作品には、『機動戦士ガンダム00』のパトリック・コーラサワー役、『BLEACH』の氷輪丸役、『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』のヴァトー・ファルマン役、『NARUTO』のうちはフガク役、『花咲くいろは』の四十万縁役、『白銀の意思 アルジェヴォルン』のロレンツ・ジュリアーノ役などがあります。
舞台版の俳優は河合龍之介
『黒子のバスケ』の舞台版で木吉鉄平役を演じた俳優は河合龍之介です。河合龍之介は第2弾公演の「黒子のバスケ OVER-DRIVE」、第3弾公演の「黒子のバスケ IGNITE-ZONE」、第4弾公演の「黒子のバスケ ULTIMATE-BLAZE」に出演しています。
河合龍之介とは
舞台版『黒子のバスケ』で木吉鉄平役を演じた河合龍之介とは、1983年5月23日生まれの俳優です。ティー・アーティストという芸能事務所に所属しています。
芸能事務所からのスカウトで2003年にデビューしました。ドラマ・映画・舞台と幅広く活動している俳優です。ちなみに黒子テツヤ役の声優・小野賢章の「FIVE STAR」というMVにも出演したことがあります。
河合龍之介の役や演技の評判
『黒子のバスケ』の舞台版では、ファンから「河合龍之介演じる木吉鉄平が一番かっこよかった」という声もあるほど好評でした。男気あふれる木吉鉄平らしい雰囲気がよく似ていると評判です。
木吉鉄平の世間での評判や人気
木吉鉄平はSNSでは『黒子のバスケ』の中で一番男前なキャラクターだといわれています。特に霧崎第一との試合の時に、自分の身を挺して仲間を守る姿に「惚れた」という声もありました。元々男らしいキャラクターが好きなファンに人気のようです。
『黒子のバスケ』の霧崎第一との試合では、木吉鉄平が怪我をした過去が明らかになりました。その怪我のシーンを見た時には、誠凛メンバーと同じく花宮真に怒りを憶えたという方がたくさんいました。また足を潰されたシーンで思わず泣いてしまったというファンもいました。
木吉鉄平は『黒子のバスケ』の誠凛メンバーの中ではお父さん的な立ち位置だと思っているファンがたくさんいました。少し天然でいざという時に頼れるところがお父さんだといわれる所以のようです。
もしも木吉鉄平が◯◯だったら
ここではもしも『黒子のバスケ』の木吉鉄平が〇〇だったらと仮定して、上司・彼氏・父親の三つのシチュエーションでそれぞれ考察していきます。
木吉鉄平上司篇
木吉鉄平がもしも上司だったら、部下をちゃんと守れる上司になるはずです。木吉鉄平は何よりも仲間を大切にするタイプです。もし部下が理不尽に叱られたり処分を受けるようなことがあれば、最善を尽くして守ってくれると考えられます。
木吉鉄平彼氏篇
木吉鉄平がもしも彼氏だったら、彼女のことを何でも受け止めてくれる彼氏になってくれるはずです。なぜなら、木吉鉄平は男らしい性格をしているからです。
実際に日向順平をバスケ部に誘った時は、中学時代に「キセキの世代」に負けてグレたことに関しては否定せず、受け止めた上で誘っていました。このように相手の気持ちを考えて行動できるので、彼女にもそれだけ尽くしてくれると考えられます。
木吉鉄平父親篇
木吉鉄平がもしも父親だったら、子煩悩な理想の父親になるはずです。木吉鉄平はその性格から皆に慕われており、ファンからは誠凛メンバーの父親のようだといわれています。誠実な性格から不倫などの心配もありません。もし木吉鉄平が父親だったらと妄想しているファンも多いようです。
木吉鉄平は木吉鉄平
『黒子のバスケ』の木吉鉄平は、普段は天然で明るく包容力のある人物でメンバー全員から慕われる存在でした。しかしその過去は壮絶で、足を負傷しただけでなく仲間を守れなかったというトラウマを抱えていました。
ファンの間ではこのような少し影があるところも人気のようです。木吉鉄平は『黒子のバスケ』の7巻から登場するのでぜひ活躍シーンを見てみてください。
この記事のライター
rg4yd
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