【鬼滅の刃】須磨は宇髄天元の嫁?人物像から実力まで徹底解説!
『鬼滅の刃 遊郭編』にて音柱・宇髄天元に3人の嫁がいることが明らかにされ、そのうちの1人・須磨(すま)がかわいいと話題になりました。彼女はどのような人物なのでしょうか?須磨の人物像や実力について『鬼滅の刃』作中のエピソードを基に解説します。
目次
【鬼滅の刃】須磨とは?
須磨(すま)は音柱・宇髄天元の3人の嫁のうちの1人です。『鬼滅の刃 遊郭編』にて初登場を果たしました。その容姿や性格から、3人の嫁の中でも「かわいい」と評されることが多いキャラクターです。まずは須磨のプロフィールや『鬼滅の刃』の概要を見ていきましょう。
須磨のプロフィール
須磨は長い黒髪と下がり眉が特徴のかわいい雰囲気の女性です。年齢は19歳で3人の嫁の中では最年少になります。泣き虫で騒がしい性格で、『鬼滅の刃』作中では、子どものように泣きわめいたり他の嫁に怒られたりするシーンが度々描かれています。しかし、夫の宇髄天元は3人の嫁について「優秀なくノ一」と述べており、須磨も他の2人の嫁に比べると未熟さは見られるものの忍として宇髄天元の任務をサポートしています。
鬼滅の刃の概要
『鬼滅の刃』は吾峠呼世晴氏による漫画作品で、「週刊少年ジャンプ」にて2016年から2020年まで連載されました。2019年にテレビアニメ第1期『竈門炭治郎 立志編』が放送されたことで人気に火が付き、2020年に公開された『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』は404.3億円という日本歴代興行収入No.1を記録しています。その後、テレビアニメ第2期として『無限列車編』と続編の『遊郭編』が放送されました。2023年には第3期『刀鍛冶の里編』が放送されることも決定しており、ファンの注目を集めています。
鬼滅の刃のあらすじ
『鬼滅の刃』の舞台は大正時代です。主人公の少年・竈門炭治郎(かまど たんじろう)は炭焼きの仕事をしながら母や弟妹たちと暮らしていました。そんなある日、炭治郎が家を空けている隙に家族が鬼に惨殺されてしまう事件が起こります。妹の禰豆子(ねずこ)だけはかろうじて一命を取り留めますが、鬼になっていることが発覚します。炭治郎は禰豆子を人間に戻す方法を調べるため、鬼殺隊に入り鬼と戦うことを決意するのでした。
【鬼滅の刃】須磨は宇髄天元の嫁?他の嫁も紹介
須磨は、鬼殺隊最高位の剣士「柱」の1人である音柱・宇髄天元の嫁です。忍びの家系である宇髄家は一夫多妻制で、15歳になると当主が選んだ女性と結婚することになっています。須磨以外の2人の嫁は、この風習に従って宇髄天元と結婚しました。しかし、須磨だけは結婚した経緯が他の2人と異なることが明らかにされています。ここでは、須磨と宇髄天元の馴れ初めや、他の嫁との関係を解説します。
須磨と宇髄天元の馴れ初めや関係
元々は、須磨ではなく須磨の妹が、宇髄天元の嫁として当主に選ばれていました。しかし、それを知った須磨が襖を突き破るほど大暴れして自分が結婚したいと泣き喚いたことから、宇髄天元の嫁になることができたというエピソードがあります。『鬼滅の刃』作中の描写からも須磨が宇髄天元に相当惚れ込んでいることが推測できますが、一方で自分の話を聞き流していた宇髄天元を「ぼんくら」呼ばわりするなど言いたいことを遠慮なく言っている様子も描かれています。
須磨と他の嫁(雛鶴とまきを)との関係
宇髄天元には須磨以外に「雛鶴(ひなつる)」と「まきを」という2人の嫁がいます。雛鶴は最年長でしっかりもの、まきをは気が強く身体能力の高いくノ一です。『鬼滅の刃』作中では、まきをが泣き虫の須磨にいら立って喧嘩になり、雛鶴がそれをなだめるシーンが度々描かれています。しかし、須磨とまきをの関係も決して険悪なものではありません。宇髄天元が3人の嫁を平等に愛していることもあり、彼女たちは姉妹のような良好な関係を築いているのです。
須磨は男性も女性もどちらも好き?
須磨は男性も女性でも好きであることが『鬼滅の刃』の豆知識コーナー「大正コソコソ噂話」で明らかにされています。須磨はもちろん夫である宇髄天元を1番に愛していますが、ストーリー終盤ではハートを飛ばしながら禰豆子を抱きしめるシーンが描かれていることから、「禰豆子のことが好きなのでは?」と考察する読者も存在します。
【鬼滅の刃】須磨の人物像や実力
かわいいキャラクターとして読者からの人気を集める須磨ですが、くノ一としての実力はどの程度のものなのでしょう?ここでは、須磨がかわいいと評されている理由や、須磨の実力について深掘りしていきます。
須磨の性格
須磨がかわいいと言われる理由の一つにその性格があります。須磨は感情の起伏が激しく、気弱な性格のキャラクターです。鬼との戦闘中も目に涙を浮かべながら、自身のことを「味噌っかす」「あまり戦えない」などと述べていました。また、助けにきた宇髄天元に頭を撫でられたときも安堵して涙を流すなど、とにかく泣いているシーンが目立つキャラクターです。宇随天元が上弦の鬼との戦いで瀕死の状態に陥った際も、彼の遺言を遮るほど激しく泣き叫び、まきをに怒られていました。
須磨は数ヶ月で花魁になれる実力?
上述の須磨自身の発言にもあるように、彼女は戦闘能力に長けたタイプではありません。『鬼滅の刃 遊郭編』では調査のために「ときと屋」に潜入していますが、真っ先に堕姫(だき)に捕まっています。しかし、潜入中は上手く立ち回っていたようで「ときと屋」の鯉夏花魁からは「しっかりした子」と評されていました。また数ヶ月で、遊郭の最高位・花魁にまで登り詰めるほどの実力を見せており、美貌と教養を兼ね備えた人物であることがわかります。戦闘より調査で実力を発揮するタイプではないかと言われています。
須磨は伊之助と顔が似ている?
かわいい顔立ちも須磨の魅力の一つです。ファンの間では「伊之助と似ている」という声も出ていました。中性的な顔立ちや前髪の雰囲気が、似ているポイントとして挙げられていました。一部では「須磨と伊之助は姉弟ではないか?」という考察もありますが、『鬼滅の刃』作中にはそれを匂わせる描写が一切ないことから、他人のそら似だという説が有力視されています。
須磨のその後はどうなった?
上弦の陸である堕姫・妓夫太郎(ぎゅうたろう)との戦いで瀕死の状態に陥った宇髄天元は、禰豆子の血鬼術によって一命を取り留めます。しかし、戦闘で左目と左腕を失ったため現役を引退し、裏方として鬼殺隊を支えていくことになります。嫁である須磨たちも、柱稽古の際に隊士たちの食事を用意したりと鬼殺隊をサポートしました。
鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)討伐後、鬼殺隊は解散となり、宇髄家は4人揃って戦闘で傷ついた炭治郎の見舞いに訪れています。その際、須磨は禰豆子に抱きついて再会を喜んでいました。さらに、最終回後に発売された公式ファンブック『鬼殺隊見聞録・弐』の中には、元水柱の冨岡義勇とともに4人が温泉に入る様子が描かれていました。須磨が、宇髄天元や他の2人の嫁たちと幸せに暮らしたことが推測できます。
【鬼滅の刃】須磨の名言
須磨は、どんなときも素直に感情をあらわにするキャラクターです。『鬼滅の刃』作中には、そんな須磨の性格をよく表した名言が複数登場しています。ここでは、須磨の名言を時系列に沿って紹介します。
須磨の名言①「死なないで…」
「死なないでくださぁぁい天元様あ~~」
出典: comic-kingdom.jp
堕姫・妓夫太郎との戦いで瀕死の状態に陥った宇髄天元に、須磨は泣きつきながら上記のセリフを述べました。その後も大声で泣き叫び続け、宇髄天元の最期の言葉を遮ろうとしたため、まきをを激怒させ口の中に石を詰められてしまいます。その後、宇髄天元が一命を取り留めたこともあり、ファンの間では須磨のかわいいキャラクターを印象づけるコミカルなシーンとして認識されています。
須磨の名言②「おっおっ遅いんですよ…」
「おっおっ遅いんですよ そもそも来るのが!!おっそいの!!」
出典: comic-kingdom.jp
堕姫と妓夫太郎が消滅した後 、遅れてやってきた蛇柱・伊黒小芭内(いぐろ おばいない)に対して須磨は上記のセリフを述べ、怒りをあらわにしました。伊黒小芭内は上弦を倒した宇髄天元を称賛しつつも、どこか上から目線な態度を取っていたため須磨や他の嫁たちの反感を買ってしまったのです。須磨の夫に対する愛情の深さ故に出てきた名言となっています。
須磨の名言③「まきをさんがぶったあ…」
「いやあっ!!まきをさんがぶったあ! 天元様見ましたあ!?今ぶたれたの」
出典: comic-kingdom.jp
鬼殺隊が鬼舞辻無惨を討伐した後に、4人で炭治郎の見舞いに行ったシーンでのセリフです。須磨が病室でも騒がしくしていたため、まきをにぶたれてしまい上記のセリフを述べました。ところが宇髄天元にはスルーされてしまったため、須磨は怒って宇髄天元を「ぼんくら」呼ばわりします。宇髄家の日常が垣間見える微笑ましいシーンとなっています。
【鬼滅の刃】須磨の声優
原作でも泣いたり喚いたりと表情豊かな須磨ですが、アニメでは声優の演技も相まってよりかわいいと視聴者からの人気を集めています。ここからは、アニメ版『鬼滅の刃』で須磨を演じた声優を紹介します。
須磨の声優は「東山奈央」
アニメ版『鬼滅の刃』で須磨の声を担当した声優は東山奈央さんです。高音ボイスが、元気でかわいい須磨のキャラクターにぴったりだと話題になっていました。
東山奈央のプロフィール
- 名前:東山奈央(とうやま なお)
- 愛称:奈央ぼう、とーやまん
- 出身地:東京都
- 生年月日:1992年3月11日
- 血液型:A型
- 身長:152cm
- 所属事務所:インテンション
東山奈央さんは小学生の頃に『鋼の錬金術師』を見たことがきっかけで、声優の仕事に興味を持つようになりました。高校進学とともに声優養成所に入所して、3年後に声優デビューしました。その後4年間、大学生活と声優業をさせています。大学卒業後は現在の所属事務所に移籍し、声優だけでなく歌手としても活動しています。
東山奈央の主な出演作品
- きんいろモザイク(九条カレン)
- はたらく魔王さま!(佐々木千穂)
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている(由比ヶ浜結衣)
- ゆるキャン△(志摩リン)
- 新幹線変形ロボ シンカリオンZ(安城ナガラ)
ハリのある高い声が特徴の東山奈央さんは、10代の少女役を演じることが多い声優ですが、少年役や動物のキャラクターを担当することもあります。演じているキャラの性格は様々で、その演じ分けが見事だとファンの間で高く評価されています。
【鬼滅の刃】須磨に対する世間での評判や人気
須磨に関する投稿で圧倒的に多かったのが「かわいい」という意見です。「鬼滅の刃の女性キャラの中で1番かわいい」という声も多く見られました。
須磨の実力を高く評価する声も少なくありませんでした。普段の頼りない印象とのギャップも、須磨の魅力の一つとして注目されています。
アニメ版『鬼滅の刃』で東山奈央さん演じる須磨を見てファンになったという視聴者もいました。原作よりもアニメの須磨の方がかわいいという意見も数多く見られました。
【鬼滅の刃】須磨は宇髄天元のかわいい嫁だった
『鬼滅の刃』に登場する須磨は、音柱・宇随天元の嫁の1人です。3人の嫁の中では子どもっぽく頼りないキャラクターですが、その性格や容姿から「かわいい」と読者・視聴者の人気を集めています。一方で、潜入先の「ときと屋」では数ヶ月で花魁になるほどの実力を見せており、そのギャップも彼女の魅力の一つとなっています。須磨の活躍に注目して『鬼滅の刃 遊郭編』を見返してみてはいかがでしょうか?
この記事のライター
まつこ
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