【鬼滅の刃】神崎アオイの担当声優は江原裕理！代表作やキャラを紹介

神崎アオイは『鬼滅の刃』に登場する鬼殺隊（きさつたい）の一員です。胡蝶しのぶの家である蝶屋敷にて、怪我をした隊士の治療やリハビリをサポートする仕事をしています。  実は主人公の竈門炭治郎（かまどたんじろう）と同じ水の呼吸の使い手で、鬼殺隊の最終選別に合格するほど実力があるのですが、鬼に対する恐怖心で前線を退き、裏方に回ることになりました。

神崎アオイが戦わない詳細な理由は語られていませんが、最終選別でトラウマとなる出来事があったようです  一見キツい言動もあるものの、繊細で女の子らしい面もある彼女は、『鬼滅の刃』のキャラクターの中で特に可愛いと人気があります。 

神崎アオイは両親を鬼に殺され、胡蝶しのぶの家に引き取られました。しのぶから薬学を学んでおり、何種類か薬の調合ができるようです。要領が良くしっかり者で、真面目な性格の神崎アオイ。意外と手先が器用で、炭治郎の壊れた木箱を直してあげたというエピソードがあります（単行本6巻に収録）。またリハビリをサボろうとする患者を叱り飛ばすなど、厳しい一面も。可愛い外見とはギャップのある性格が魅力です。 

漫画『鬼滅の刃』は、吾峠呼世晴が2016年2月～2020年5月まで少年ジャンプに連載。単行本のシリーズ累計発行部数は、2021年2月15日時点で1億5000万部を突破し大ベストセラーとなっています。

2019年4月～9月にテレビアニメ第1期が放送され、2021年12月～2022年2月には第2期となる遊郭編が放送されました。また、2019年10月に公開された「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の興行収入は400億円を突破し、国内で上映された映画の歴代1位を記録しています。

舞台は大正時代の日本。主人公の炭治郎が炭売りから戻ってくると、家族が鬼に殺され、唯一生き残った妹の禰豆子（ねずこ）は鬼になっていました。炭治郎は家族の敵を取るためと、妹を人間に戻すために、鬼狩りとなって鬼殺隊に入隊します。

鬼の頭である鬼舞辻無惨 (きぶつじむざん ) を倒すため、善逸（ぜんいつ）や伊之助などの仲間とともに技を磨き、成長していく炭治郎。シリアスな設定でありながらコメディシーンも多く、老若男女に親しまれている物語です。

神崎アオイの声優は江原裕理さんです。声も外見も可愛らしく、アニメに神崎アオイが登場した途端に話題となりました。『鬼滅の刃』に出演する前はあまり有名ではなかったので、この作品で知った人が多いと思います。 なんと江原裕理さんは、『鬼滅の刃』を制作するufotable(ユーフォーテーブル）のアニメ制作スタッフでもあります。ここでは、その珍しい経歴や人物像についてお伝えします。 

江原裕理さんは、アニメ制作会社・ufotableが運営する「マチ★アソビCAFE」のアルバイトに応募したことがきっかけで、2014年に声優としてデビューしました。 最初に務めたのは『おへんろ。～八十八歩記～』のちわ役です。 また、この番組の主題歌を歌い、同じ年にCDデビューも果たしています。

江原裕理さんは2016年に上京し、マウスプロモーション付属俳優養成所に入所しました。その後は声優としての演技を学びつつ、ufotableの制作スタッフという立場でアニメーション制作にも関わるようになります。2018年からは、声優アイドルユニット「ギルドロップス」のリーダーも務めています。 

ここからは、江原裕理さんの人物像を見て行きましょう。声優を目指す人は養成所や専門学校に通い、オーディションを受けてデビューするのが一般的です。しかし江原裕理さんは、北九州にある演劇学校に通っていました。元々は声優ではなく、演劇に興味があったのです。そんな江原裕理さんは高校生の時、友人の誘いでアニメカフェのアルバイトに応募。その際にufotableのスタッフから電話があり、声優としてスカウトされました。

当時から人を惹き付ける才能があった江原裕理さん。それから声優として活躍することになりますが、マイク前での立ち方など基本的な作法を勉強していなかったので、最初は苦労したのだそうです。それでも諦めずに声優の仕事を続け、高校後に上京。本格的に演技を学びながらアニメ制作にも携わり、アイドルユニットのリーダーも務めるなど幅広い分野で活躍しています。これらの経歴から、粘り強く努力家な人物像が見えてくるのではないでしょうか。

先述の通り、江原裕理さんはufotableが運営するマチ★アソビCAFEのスタッフに募集したことがきっかけで、声優デビューをしました。履歴書に「声優に興味がある」と書いたことから、採用担当者の目に留まったのです。いきなり「声優として役をあげる」と言われ、当初は戸惑いましたが、父親の後押しもあり声優にチャレンジすることを決めた江原裕理さん。こうしてufotableの地域密着型作品 『おへんろ。〜八十八歩記〜』で、主役の一人であるちわ役を務めました。

その後、江原裕理さんはマチ★アソビCAFEのスタッフをしつつ、声優業も続けます。2016年にはufotableに入社。テレビアニメ『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』の制作スタッフとなり、 以降は声優と制作スタッフという二足の草鞋を履くことになりました。

神崎アオイを演じるまで、あまり有名ではなかった江原裕理さんですが、他にも色々な作品に出演しています。ここでは、江原裕理さんの代表作と担当したキャラクターをご紹介します。

江原裕理さんのデビュー作は『おへんろ。～八十八歩記～』でした。これはufotableの地域密着型作品で、3人の女の子が様々な地域を旅する番組です。徳島新聞の朝刊で、毎週火曜日に連載しているコラム記事が原作となっています。江原裕理さんが演じた「ちわ」は、友人のまおとめぐみに誘われて、あまり興味のなかったお遍路に参加した女の子。3人の中では最も体力があり、山門の長階段や遍路ころがしといった難所で力を発揮します。 

『シーサイド荘のアクアっ娘』は、2019年の春アニメ枠で放送されました。声優アイドルユニット「ギルドロップス」が声優を務めるCGアニメーションです。「ギルドロップス」のリーダーである江原裕理さんは、マールというキャラクターを演じています。 

『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』は、人気RPG「テイルズオブシリーズ」を原作とするアニメ。2016年の夏アニメ枠と、2017年の冬アニメ枠で放送されました。江原裕理さんは、ノルミン天族とイアンという2つのキャラクターを演じました。ノルミン天族は、小さくてベレー帽を被ったような姿が可愛いマスコット的なキャラクター。イアンは弓兵の女性でお調子者ですが、霧の中で見えない敵を瞬時に倒すほどの弓の名手です。

『城姫クエスト極』は、日本各地のお城が城姫として擬人化されたシュミレーションゲーム。別世界「ヒノモトの国」でプレイヤーが城主となり、城姫たちを戦わせることで物語を進めていきます。江原裕理さんが演じた徳島城は、かつて徳島市に実在したお城を擬人化したキャラクター。ポジティブで人のよい性格をしていますが、お酒を水の代わりに飲むほどの酒豪です。

『ディフェンスウィッチーズ2』は、キュートな魔法少女たちが活躍する本格タワーディフェンスゲーム『ディフェンスウィッチーズ』の続編。プレイヤーは、可愛い魔法少女たちを育てながらバトルに挑みます。江原裕理さんは、無口で無表情なクロエというキャラクターを演じました。

神崎アオイの声優である江原裕理さんの人物像を、ファンはどのように評価しているのでしょうか？Twitterで調査してみました。 

こちらの方は、江原裕理さんを「マルチな才能を持っている真面目な頑張り屋さん」と評価しています。声優やアニメ制作、アイドルユニットのリーダーなど幅広い分野で活躍できる才能と、努力家な面に惹かれている様子。また、「たまにポンコツなところ」に親しみやすさを感じているようです。

こちらの方は、「鬼滅の刃」のコラボカフェで江原裕理さんと出会い、声をかけてもらったとツイートしていました。実際に会って「めちゃくちゃ可愛いし優しい」と感じたようです。他にも声をかけられたというツイートが多く見られたので、江原裕理さんはサービス精神旺盛な声優なのでしょう。声優の演技だけではなく、人柄でも人気を集めていることが伺えます。

ここからは、『鬼滅の刃』における神崎アオイの人物像を踏まえて、もしも彼女が○○だったら……という妄想をしていきたいと思います。「彼女」、「妹」、「カフェの店員」の3パターンを用意しました。ぜひ一緒に想像してみてください。

もしも神崎アオイが「彼女」だったら、しっかり者で面倒見の良いツンデレ彼女になりそうです。神崎アオイは言いたいことをハッキリ言う性格なので、女好きの善逸も苦手意識を持つほど。しかしその厳しさは、本気で他者を思いやっているが故なのです。もしも神崎アオイと付き合ったら、言葉はキツいかもしれませんが、常に献身的に支えてくれる良きパートナーになることでしょう。

もしも神崎アオイが「妹」だったら、兄や姉よりお姉さんぶるちょっと生意気な妹になりそうです。神崎アオイは妹を欲しがっていて、一緒に蝶屋敷で暮らす栗花落カナヲ（つゆりかなお）と出会った際には、自分と同じ「神崎」の名字を名乗るよう勧めていました。あれこれと人の世話を焼きたがるタイプなので、兄や姉に対しても、自分の方がお姉さんであるかのように振る舞いそうです。

もしも神崎アオイが「カフェの店員」だったら、調理も接客もテキパキとこなす人気の店員さんになりそうです。神崎アオイは、料理や裁縫など家事全般が得意。カフェの店員になったら、どんな料理も美味しく作れることでしょう。物怖じしない性格なので、接客も問題なさそうです。

この記事では、アニメ『鬼滅の刃』で鬼殺隊の治療やサポートを行うキャラクターである神崎アオイの声優、江原裕理さんの人物像をご紹介しました。江原裕理さんは『鬼滅の刃』を制作しているufotableのアルバイトに応募したことがきっかけで、声優にスカウトされたという異色の経歴の持ち主です。現在は声優の他に、アニメ制作やアイドルユニットのリーダーも務め、その多才ぶりが注目されています。