【鬼滅の刃】胡蝶しのぶのかわいい魅力まとめ！強さや能力・最後についても紹介

『鬼滅の刃』に登場する蟲柱・胡蝶しのぶは、ふんわりとした雰囲気や話し方、穏やかそうな性格、軽やかな足取りで戦う姿など、とてもかわいいと男女ともに人気のあるキャラクターです。胡蝶しのぶがどのような人物なのか、『鬼滅の刃』がどのような物語なのかをご紹介します。

身長が151cmで体重が37㎏という、『鬼滅の刃』に出てくるメインキャラクターの中では最も小柄な胡蝶しのぶ。その小さな見た目は、とてもかわいいです。そんな小柄な胡蝶しのぶも階級は柱。かわいい上に強いという、とても人気のある人物です。アニメ『鬼滅の刃』での大正コソコソ噂話では、犬や猫などの毛の生えた生き物が大の苦手だと言っていました。そんなところもかわいいです。

黒髪で髪の毛の先端が薄紫色をしていて、後ろに結い上げて大きな蝶の髪飾りをつけています。常に笑顔を絶やさず、鬼と仲良く・・・笑顔を絶やさないのは、死んだ姉がしのぶの笑顔が好きだと言ったから。鬼と仲良くは、姉の意志を継いだからそう言っていますが、本心ではとても鬼を憎んでいます。そんな心情が、虹彩のない目に現れています。どこか儚げな目、そこも胡蝶しのぶがかわいいと言われる理由です。

胡蝶しのぶが身に着けている蝶柄の羽織は、元花柱だった亡くなった姉の形見です。姉は胡蝶しのぶよりも背が高かったので、少しサイズが大きいようです。この羽織を翻して戦う姿は、まるで蝶のように美しく、かわいいです。雰囲気も見た目もふんわりしているところが、かわいいと人気の胡蝶しのぶです。

いつも笑顔を絶やさず、話し方や雰囲気から穏やかそうな性格に思われますが、まだ姉のカナエが生きていた頃の胡蝶しのぶは、いつも眉間にしわを寄せていて、とても勝気な性格でした。鬼の討伐のために自身の体に毒を仕込むあたり、鬼に対する憎しみだけではなく、その勝気な性格もあったからできたことだと思います。

 ふんわりとしていて穏やかな笑顔を見せている胡蝶しのぶですが、言動などにその勝気な性格が表れているシーンもあります。勝気な性格も胡蝶しのぶのかわいいところです。また、胡蝶しのぶは後輩の育て方も上手く、相手の性格をとても良く理解して導いていきます。素晴らしい指導者でもあります。

物語が完結した、漫画『鬼滅の刃』をおさらいしていきます。これを読めば、鬼滅の刃がどのような物語だったのか、サクッとわかります。

2016年～2020年に『週刊少年ジャンプ』（集英社）で連載された『鬼滅の刃』は、単行本の累計発行部数が1億5000万部を超えた、吾峠呼世晴先生の超人気作品です。単行本にはそれぞれ、表紙をめくってみると楽しめる仕掛けが施されています。単行本をお持ちの方は、ぜひ表紙の内側も楽しんでみてください。

ある日、家に帰ると妹の禰豆子（ねずこ）が鬼になっていた竈門炭治郎（かまど・たんじろう）は、禰豆子を背負って山を下りる最中に、鬼殺隊の水柱・冨岡義勇（とみおか・ぎゆう）と遭遇します。何とか禰豆子を守った炭治郎は、冨岡に言われて鱗滝（うろこだき）の元を訪れました。こうして、禰豆子を人間に戻すために炭治郎は鬼殺隊に入り、鬼との戦いの日々が始まりました。

炭治郎は同期の善逸（ぜんいつ）、伊之助（いのすけ）と共に十二鬼月や他の鬼と戦い、修行をして成長していき、鬼の元凶でもある鬼舞辻無惨（きぶつじ・むざん）へと辿り着いていきます。上弦の鬼や無惨との最終決戦では、柱やたくさんの鬼殺隊士の命が奪われました。それでも諦めずに、残った柱や仲間達と無惨に立ち向かいます。それぞれの上弦との戦いで、上弦の鬼の過去シーンが描かれるのも、鬼滅の刃の魅力です。

無惨が入り込んできて、一度は鬼になりかけた炭治郎でしたが、最終的に無惨を倒しました。鬼のいない世界を取り戻したのです。炭治郎の妹・禰豆子も無事に人間に戻ることができました。最終巻である23巻は、感動的なシーンがたくさん詰まっています。

見た目も行動も性格も、胡蝶しのぶの全てがかわいいと評判です。そんな胡蝶しのぶのかわいい魅力を、シーンごとに見ていきましょう。

那田蜘蛛山で鬼に対して自己紹介をしたシーン。毒を作った自分のことを、ちょっと凄い人なんだと紹介するところもかわいいのですが、その後鬼はすでに死んでいたことを思い出して、「うっかりです」と言いながらてへっと頭を叩くシーンが死ぬほどかわいいと言われていて、天然な性格もうかがえるシーンです。

胡蝶しのぶは、水柱・冨岡義勇によくちょっかいを出していて、そんなところもかわいいと言われているところです。那田蜘蛛山での絡みシーンは、冨岡義勇に皆に嫌われていると言っているシーンです。この後、冨岡義勇にヘッドロックされるシーンも面白くてかわいいです。

他にも、『鬼滅の刃』5巻のカバーの下には、胡蝶しのぶが冨岡義勇にちょっかいを出しているひとコマがあります。この胡蝶しのぶもかわいいと密かに注目されています。柱の中でこうしてちょっかいを出す相手は、おそらく冨岡義勇だけなので、ファンの中では二人は恋人扱いされています。

『鬼滅の刃』4巻の28話についているおまけページでも、胡蝶しのぶが冨岡義勇にちょっかいを出しています。このつんつんするシーンは、アニメでも登場して、ファンを喜ばせました。胡蝶しのぶのかわいらしい性格が伝わってきます。

炭治郎が蝶屋敷の屋根の上で全集中の修行をしながら、刀鍛冶の鋼鐵塚（はがねづか）のことを思い浮かべて苦悩しているところに現れた胡蝶しのぶ。その登場の仕方がかわいいのと、炭治郎に見せた笑顔がかわいいと評判です。ここでは、炭治郎に本心を語るシーンもあります。勝気な性格ではありますが、抱えたものは大きいので少し辛そうなのが切なくも思えます。

胡蝶しのぶの継子でもあるカナヲが、自分の気持ちを伝えられるようになってきたことを喜び、とてもかわいい笑顔を見せた胡蝶しのぶです。ふだん見せている笑顔とは違って、とてもほっこりとするかわいい笑顔です。

蝶屋敷で胡蝶しのぶが炭治郎の診察をするシーン。炭治郎の顎を開閉させる胡蝶しのぶがかわいいと評判です。胡蝶しのぶの診察を希望する人がたくさんいました。

蟲柱・胡蝶しのぶは、その体型から鬼の頚を斬ることはできませんが、柱になった実力はあります。胡蝶しのぶの強さや能力について見てみましょう。

身長151cm、体重37㎏と、とても小柄な胡蝶しのぶは、腕力も弱いために鬼の頚を斬ることができません。柱の腕相撲ランキングでも最下位です。ですが、薬学知識に優れていたため、鬼を殺せる毒を作り出すことで、鬼の頚を斬れないというハンデを克服しました。胡蝶しのぶが使う蟲の呼吸は、毒の使用に特化した呼吸です。

鬼の頚を斬るのではなく、鬼に毒を打ち込むのに特化した形になっています。また、毒の調合もできる仕組みになっていて、戦いの最中に複数の毒が使えます。作ったのは刀鍛冶の里長・鉄珍（てっちん）です。

刀を振る筋力は弱いですが、強烈な突き技を繰り出すための足の筋力はとても強いです。柱の中でも、俊足ランキングで4位になる実力。とても身軽であるため、俊敏に動くことができます。ちなみに、突きの速さは柱の中で最速を誇っています。上弦の弐・童磨（どうま）にもそれまで戦った柱の中では、動きが一番早いと称賛されています。

蟲の呼吸は、毒を使って鬼を倒す技です。蝶が舞うような軽やかな動きを見せる技や、驚くほどの脚力を見せる技もあります。エフェクトがつくアニメでは、とても奇麗な戦いのシーンとなりました。作中で登場した蟲の呼吸の技は四種類です。

蟲の呼吸・蝶ノ舞「戯れ」（ちょうのまい・たわむれ）は、目で追えないくらいのスピードで敵の傍を通過する際に、高速で何度も毒の刃を突き刺す技です。アニメでは、胡蝶しのぶが一度上空に飛び上がり、無数の蝶が舞い降りてきて鬼を包み込むように通過していき、最後の一匹がゆっくりと近づいてくると、胡蝶しのぶが刺突攻撃をするという演出でした。とても美しい技です。

蟲の呼吸・蜂牙ノ舞「真靡き」（ほうがのまい・まなびき）は、強烈な踏み込みで前方に突きを繰り出す技で、そのスピードは上弦の弐・童磨でさえ防ぎきれなかったほどです。この技も突きで敵に毒を打ち込む技で、蜂が毒針を刺すように相手を貫きます。

蟲の呼吸・蜻蛉ノ舞「複眼六角」（せいれいのまい・ふくがんろっかく）は連撃技です。一度に六回の突き技で大量の毒を打ち込みます。童磨には、今まで会った中で一番強いと言われた技なので、その言葉だけでもこの技の強さが想像できます。

蟲の呼吸・蜈蚣ノ舞「百足蛇腹」（ごこうのまい・ひゃくそくじゃばら）は、架けてあった橋が割れるほどの踏み込みで、目にも止まらない速さで四方八方にうねるように動き、強烈な一突きで相手を貫く技です。その動きは、童磨にも攻撃が読めないほどでした。もちろん毒を打ち込みます。

那田蜘蛛山に援軍としてやって来た胡蝶しのぶは、蜘蛛化し始めている善逸の応急処置をしたり、他の蜘蛛にされた隊士達の手当てもしています。その時の様子は、善逸が女神のようだったと話しています。

炭治郎達が苦戦していた鬼も、簡単に討伐してしまうところが、さすが柱といったところです。

蝶屋敷では、胡蝶しのぶがケガをした隊士達の治療を行っています。とっても穏やかな笑顔ですが、柱なので一般隊士には恐れられているようです。機能回復訓練では、途中から参加しなくなってしまった善逸や伊之助に、見事なアドバイスをしてその気にさせました。きちんと訓練をさせることも、胡蝶しのぶの仕事です。

無限城での最終決戦では、真っ先に姉の敵でもある上弦の弐・童磨と遭遇しました。蟲の呼吸の技のスピードで童磨を圧倒しながら、童磨に毒を打ち込んでいきます。しかし、童磨はいとも簡単に胡蝶しのぶの毒を分解してしまいました。怒りと姉による激励を糧に、胡蝶しのぶは必死に童磨に立ち向かいます。

蟲柱・胡蝶しのぶは童磨に吸収されてその生涯を終えました。でも、それは姉の敵である童磨を倒すために計画された、胡蝶しのぶの討伐手段。自身の体に毒を巡らせて、童磨に食べられることが討伐の条件だったのです。戦いの前に、継子であるカナヲに作戦を伝えていました。胡蝶しのぶを吸収し、毒によって弱った童磨をカナヲが伊之助と共に討伐します。

カナヲと伊之助が童磨の頚を斬った後、胡蝶しのぶは童磨と会話します。最終的には、珠世（たまよ）が作った毒で童磨を倒したので悔しかったと語っていますが、結果万歳だと笑顔で言います。そんな中、童磨は胡蝶しのぶに恋心を伝え、一緒に地獄に行こうと誘いますが、胡蝶しのぶはとびっきりにかわいい笑顔で、とっととくたばれと言い、童磨は消えました。

童磨を振った後、胡蝶しのぶは姉と両親に再会し、心からの笑顔を見せたシーンです。とても感動的で、胡蝶しのぶの笑顔がかわいいシーンです。

『鬼滅の刃』蟲柱・胡蝶しのぶのふんわりとして、穏やかだけれど勝気な性格を表現する声は、とても難しかったのではないでしょうか。そんな難しい役どころをしっかりとこなし、胡蝶しのぶのかわいいところを表現した声優はどなただったのでしょう？胡蝶しのぶを担当した声優に迫ります。

アニメ『鬼滅の刃』で蟲柱・胡蝶しのぶの声を担当したのは、早見沙織さんです。ふんわりとしていてかわいいのに、芯の通った声は、胡蝶しのぶのイメージにピッタリでした。

幼少期からオードリー・ヘプバーンの映画を見ていた早見沙織さん。小学4年生の頃に、動きと声の違和感のなさに衝撃を受け、それから声優の仕事に興味を持ちました。中学1年から、声優としての指導を受けていたようです。サスペンスドラマが大好きで、中でも『相棒』の熱烈なファンです。

早見沙織さんは、ふんわりとした透明感のある声で、子どもから大人まで幅広いキャラクターの声を担当しています。また、その声の特徴から、神秘的なキャラクターを演じることも多いようです。どのキャラクターを演じても、ファンからはかわいいとの声が多く寄せられています。

Twitterで胡蝶しのぶの誕生日を祝うファンがたくさんいました。これからも大好きです、ずっとファンでいます、かわいい胡蝶しのぶが大好きです、など、様々なツイートがされています。

胡蝶しのぶの生誕祭を行っている神社で御朱印をもらっているファンもたくさんいました。とてもかわいい御朱印です。皆に愛されている胡蝶しのぶです。

笑顔がかわいい胡蝶しのぶですが、童磨を前にして憎しみの感情をあらわにしている胡蝶しのぶも人気があります。ファンの中では、どんな胡蝶しのぶも好きの対象です。

胡蝶しのぶの戦い方が好きというファンも多かったです。小柄で力が弱く、鬼の頚を斬れない胡蝶しのぶですが、鬼を殺す毒を作り上げて戦う姿が、ファンを引き付ける魅力になっています。

ダントツなのが、胡蝶しのぶがかわいいという意見。子どもから大人まで、男女問わずかわいいと人気なのが、胡蝶しのぶなのです。

いろんな胡蝶しのぶを妄想してみましょう。どんな胡蝶しのぶが好きですか？

もしも胡蝶しのぶがお母さんだったら、とっても優しいお母さんになると思います。いつも笑顔を絶やさず、お友だちの中でも人気者になりそう。諭すのも上手なので、勉強サボっていたら笑顔でやる気を出させてくれそうです。ただし、笑顔の奥に潜んだ怒りは怖いです。怒らせないように注意しましょう。

善逸に顔だけで食べていけそうだと言われるほどかわいい胡蝶しのぶは、小柄ですがモデルとして十分活躍できます。特に、儚げな表情を得意としていて、消えてしまいそうな儚さに、ファンが殺到します。

胡蝶しのぶが医者だったら。何の違和感もなく妄想できそうです。優しく診察してくれる胡蝶しのぶの診察室は、常に患者の予約でいっぱいです。そのため、予約を取るのが非常に困難ですが、待ってでも診察を受けたい人が大勢並ぶので、毎日残業になります。ただし、受診するほどでもない人に対しては、笑顔で容赦なく冷たくあしらいます。

笑顔を絶やさず、ふんわりとした柔らかい物腰で、どの隊士にも優しく接する胡蝶しのぶは、鬼殺隊の中でとても慕われていました。そんな胡蝶しのぶの内側には、両親や姉を殺した鬼に対する強い憎しみが渦巻いていました。姉の敵だった童磨を倒し、胡蝶しのぶは天国で両親や姉と穏やかに過ごしていることでしょう。いつまでも、皆に慕われる胡蝶しのぶです。