【鬼滅の刃】竈門きえと青い彼岸花の関係とは?声優や竈門家についても紹介
鬼滅の刃の主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)の母である竈門きえは青い彼岸花の咲いている場所を知っていたという話があります。この記事では竈門きえと青い彼岸花の関係と共に、担当声優や竈門家について詳しく紹介していきます。
目次
【鬼滅の刃】竈門きえとは
竈門きえとは、鬼滅の刃のキャラクターです。鬼滅の刃の主人公である竈門炭治郎(かまどたんじろう)の母であり、炭治郎・禰豆子(ねずこ)・竹雄(たけお)・花子・茂・六太の6人の子どもの母です。夫である竈門炭十郎(かまどたんじゅうろう)が亡くなったあとも子どもたちを優しく見守り育て続けました。この記事では、竈門きえと竈門家について、そして鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)が求めてやまなかった青い彼岸花の伏線と竈門きえの関係について解説していきます。
竈門きえのプロフィール
竈門きえは唇の下のほくろが特徴的な美人です。鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)によって竹雄、花子、茂、六太とともに惨殺されてしまいました。この竈門きえたちが惨殺された事件によって鬼滅の刃の物語ははじまります。竈門きえは鬼滅の刃作中で死後も何度も夢や走馬灯に現れて、炭治郎や禰豆子を励まし、導く役割を果たしています。
竈門きえの年齢
竈門きえの年齢は鬼滅の刃作中では名言されていません。ですが、鬼滅の刃で炭治郎が初登場した際の年齢が13歳だったことと、大正時代の初婚年齢が20代前半であるということを考えると、竈門炭十郎と結婚し、炭治郎を出産したときが20代前半。鬼滅の刃の第1話での登場時の年齢は30代前半から後半なのではないかと考えられます。
竈門きえの性格
竈門きえは、炭治郎・禰豆子・竹雄・花子・茂・六太の6人の子ども達に分け隔て無く愛を注ぐ母親でした。いつも優しげにほほえんでおり、子どもたちを見る目は慈しむようなものでした。夫である炭十郎が亡くなってからも気を強く持ち、家業を継いで炭焼きになった炭治郎のことを気遣うシーンもありました。
炭治郎の石頭は母親譲り
竈門きえは石頭の持ち主であり、この石頭は炭治郎にしっかり遺伝しました。竈門きえは整然に猪を頭突きで倒したことがあるらしく、炭治郎は猪の頭を被った嘴平伊之助(はしびらいのすけ)を頭突きで倒したことがあります。
竈門きえの出身地
竈門きえの出身地の伏線は、竈門炭治郎が幼い頃に聞いていた竈門きえの子守歌は「小山のうさぎ」です。地方によって歌詞はさまざまですが、竈門きえの歌う「小山のうさぎ」の歌詞は佐賀県のものです。竈門きえは佐賀から炭十郎の元に嫁いできたのかもしれません。
漫画『鬼滅の刃』をおさらい
『鬼滅の刃』の概要
鬼滅の刃は『週刊少年ジャンプ』で連載されていた漫画で、現在は完結しています。美麗で躍動感のある映像が人気のアニメも遊郭編まで放送を終え、続編である刀鍛冶の里編の制作も発表されました。大ヒット漫画である鬼滅の刃の人気はまだ留まるところを知りません。
『鬼滅の刃』のあらすじ
鬼滅の刃は主人公の竈門炭治郎が、母である竈門きえと弟妹である竹雄、花子、茂、六太を殺され、唯一生き残りはしたものの鬼になってしまった禰豆子を人間に戻すために戦う物語です。炭治郎は戦いの中で鬼によって理不尽に奪われる命を知り、より強くなることで人間達のささやかな幸せをまもるために仲間と共に命懸けの戦いを続けます。
竈門きえと青い彼岸花の関係とは
鬼滅の刃の物語序盤で惨殺された竈門きえは、物語の上で重要なアイテムである青い彼岸花の場所を知っていました。鬼滅の刃の作中に伏線があったので紹介していきます。
青い彼岸花とは
青い彼岸花とは病弱だった鬼舞辻無惨に投与された薬の材料であり、鬼舞辻無惨はこの青い彼岸花を摂取したことによって鬼化したと考えられます。鬼舞辻無惨は他の鬼とは異なり、首を斬られても死ぬことはありませんが、日光に当たると死んでしまうという大きな弱点を抱えていました。鬼舞辻無惨は青い彼岸花によって日光を克服できると考えましたが、薬をつくった善良な医者を殺してしまっていたので採取できる場所がわからず、部下の鬼たちを使って青い彼岸花を捜索していました。
そんな青い彼岸花ですが、実は炭治郎たちの家の傍に咲いていました。日の呼吸の使い手・縁壱(よりいち)とその妻・うたが暮らしていた家が竈門家が暮らしていた家でもあります。青い彼岸花はうたの墓の近くに咲く花だったようで、日中に花開き、夜になると大きなつくしにしか見えないという不思議な花でした。更にその年の気候によって咲かないこともある繊細な花だったこともあり、夜間にしか活動できない鬼たちが1000年探し回っても見つけることができなかったのは、この青い彼岸花の習性が影響しています。
竈門きえは青い彼岸花の場所を知っていた
竈門家は縁壱からヒノカミ神楽を教わり、耳飾りと共に代々受け継いできた家系です。青い彼岸花が咲く場所も竈門家に伝わっていた可能性があり、竈門きえも青い彼岸花の咲く場所を知っていて炭治郎に見せたことがあります。また竈門きえの名は漢字で書くと「葵枝」であり、青い彼岸花の伏線になっていたという説もあります。竈門きえが炭治郎に青い彼岸花を見せたことあるという伏線があるので紹介します。
炭治郎と青い彼岸花の伏線
炭治郎が見た走馬灯の中に彼岸花の絵があり、これが伏線になっています。漫画なので白黒で青いかどうかはわかりませんが、この場面で登場するということは青い彼岸花であったことは間違いないでしょう。炭治郎は幼い頃に竈門きえに連れられて、青い彼岸花を見たことがあり、その記憶を走馬灯で見ていました。禰豆子・竹雄・花子・茂・六太の他のきょうだい達は花が咲かない年もあったので見ることができていません。
無惨に取り込まれていたら
竈門きえの死体は無惨に喰われることなく、家の中に放置されていました。もしも無惨が竈門きえを喰らって取り込んだり、鬼化させていた場合、竈門きえの細胞内にある青い彼岸花の記憶を無惨に悟られていたかもしれません。さらに青い彼岸花は炭治郎の家の傍に自生していたわけですから、鬼舞辻無惨はこのとき1000年欲してやまなかった青い彼岸花とすれ違っています。
竈門きえと青い彼岸花の伏線について解説してきました。竈門きえは物語の最初で死んでしまうキャラクターではありますが重要な伏線を持ったキャラクターであったこともわかります。
竈門きえの声優を担当したのは?
鬼滅の刃のアニメ・遊郭編では優しい子守歌を聴かせてくれた竈門きえを演じた声優はベテラン実力派声優です。
竈門きえの声優は「桑島法子」
慈愛に満ちあふれた竈門きえの声優を担当しているのは桑島法子(くわしまほうこ)さんです。優しい声が子どもたちの愛に満ちた竈門きえの声にぴったりです。遊郭編で披露された子守歌は最初のテイクでは桑島法子さんの歌がうますぎてNGになり、放送されたものは母親が歌ったものとして少し下手に歌っているのだそうです。
桑島法子のプロフィール
竈門きえの声を担当した桑島法子さんは1975年12月12日生まれの声優です。歌手としても活動しており、その歌唱力も高く評価されています。優しい声質と人柄で同業の声優からも愛されている人物です。
桑島法子の主な出演作品
桑島法子さんはデビュー時から実力が高く、若い頃から主役級の役を演じています。『機動戦士ナデシコ』のミスマル・ユリカ、『神風怪盗ジャンヌ』の日下部マロン、『薄桜鬼』の千鶴、『犬夜叉』の珊瑚などが代表的な役です。
竈門家まとめ
鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)に襲われるまでは、ささやかな幸せを大切に生きてきた竈門家。一人ひとりを担当声優と共に紹介していきます。
父:炭十郎
竈門炭十郎(かまどたんじゅうろう」は炭治郎が「植物のような人」と例えた人物です。いつも穏やかで感情を荒立てることのない人だったのでしょう。先天的に体が弱く、よく寝込んでいた炭十郎でしたが、ヒノカミ神楽は極めていました。隣の山から人食い熊がやってきたときには、斧を使って一瞬で熊の頭を切り落としています。これはヒノカミ神楽によって受け継がれた日の呼吸があったからこそできた技です。炭十郎はその熊を倒した10日後に病で亡くなりました。年齢は不詳です。
声優は三木眞一郎
竈門炭十郎を演じたのは、1968年3月18日生まれの三木眞一郎(みきしんいちろう)さんです。炭治郎は炭十郎の声を川のせせらぎのような落ち着いた声と表現しており、三木眞一郎さんの炭十郎の演技はまさにそのものでした。
長男:炭治郎
鬼滅の刃の主人公である竈門炭治郎は、素直で優しい人柄です。仲間であり、特別耳のいい我妻善逸(あがつまぜんいつ)は炭治郎からは泣きたくなるような優しい音がすると発言しています。情の深い性格で、倒した鬼にも情けをかける優しさはファンを涙させるものです。
声優は花江夏樹
竈門炭治郎の声を務めたのは1991年6月28日生まれの声優・花江夏樹さんです。そのあたたかい声は炭治郎にぴったりだとファンから受け入れられました。主役級の役を多く演じてきた花江夏樹さんは声優としても大忙しかと思われるのですが、YouTubeでゲーム実況の動画も公開するなど精力的に活動されています。
長女:禰豆子
鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)に襲われた際に唯一生き残ったものの鬼となってしまった炭治郎の妹です。元は長女らしくしっかり者の性格でしたが、鬼になってからは幼児化しており、言葉もうまく話すことができなくなってしまいました。体を小さくしたり大きくしたりすることができ、日中は炭治郎が背負っている箱の中に体を小さくして隠れています。
声優は鬼頭明里
禰豆子の声を務めたのは1994年10月16日生まれの声優・鬼頭明里(きとうあかり)さんです。禰豆子は鬼になってしまったため、いつも竹をくわえており、言葉を発することのない演技は難しいものだったとコメントしていたこともありますが、見事に禰豆子のかわいらしさと強さを表現されていました。
次男:竹雄
竈門家・次男の竹雄は少しだけ反抗期なのか炭治郎に撫でられると照れて赤くなるかわいいところがあります。兄の炭治郎を心から慕っており、炭治郎が雪の日にひとりで山を降りることを伝えた際には「一緒に木を切りたかった」と拗ねていました。年齢は不詳ですが10代に入るか入らないかといったところでしょう。
声優は大地葉
竹雄(たけお)の声を担当したのは大地葉(たいちよう)さんです。その名前から「たいちょー」と呼ばれることもあります。炭治郎を慕っているものの、ちょっと素直になれない反抗期な竹雄のかわいらしい声を演じていました。
次女:花子
竈門家の次女・花子は三男・茂とよく一緒にいます。炭治郎のことが大好きで、町におりる際は炭治郎が押す荷車によく乗せてもらっていたようです。年齢はまだ一桁でした。
声優は小原好美
花子の声を務めたのは1992年6月28日生まれの小原好美(こはらこのみ)さんです。『魔法陣グルグル』のヒロイン・ククリ役を演じたことで話題になり、『無職転生~異世界行ったら本気だす~』では人気キャラクターであるロキシー・ミグルディアを演じました。
三男:茂
竈門家三男の茂は、姉の花子とよく一緒に遊んでいます。炭治郎のことが大好きで、「一緒に行きたい」と山をおりようとする炭治郎に抱きついている場面もありました。茂も花子と同じく年齢はまだ一桁でした。
声優は本渡楓
茂の声を演じたのは、1996年3月6日生まれの声優・本渡楓(ほんどかえで)さんです。『亜人ちゃんは語りたい』の小鳥遊ひかり(たかなしひかり)役、『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』のメイプル・本条楓役などを演じています。
四男:六太
竈門家の四男であり、末っ子の六太は年齢はわかりませんが、まだ本当に幼かったようで、父・炭十郎が亡くなった寂しさから大騒ぎしていたそうです。禰豆子が六太の面倒を見て、六太は禰豆子に背負われて寝かしつけられていました。
竈門きえに対する世間での評判や人気
竈門きえのような優しいお母さんになりたいという感想もありました。このように、竈門きえに憧れている方も多いようです。
竈門きえがかわいい容姿をしていることから、美人ママという評判もあります。竈門きえだけでなく竈門家全員美形だという声もありました。
また、 竈門きえが6人も子供を産んでいるのがすごいという感想もありました。 竈門きえは若く綺麗な見た目をしているため、6人も子供を産んでいるようには見えないと驚く方も多いようです。
竈門きえがもしも〇〇だったら
ここからは竈門きえが、もしも○○だったらという妄想を紹介していきます。
竈門きえ「会社の上司」篇
竈門きえは6人の子ども達を育てている母です。視野も広いはずですから、部下のがんばりを見逃さない、いい上司になってくれることでしょう。日々のがんばりをねぎらうことも忘れないはずです。
竈門きえ「保育士」篇
竈門きえは6人の子どもの母ですから、保育士になっても活躍できるはずです。優しくて美人の保育士として人気が出そうですね。
竈門きえ「担任の先生」篇
竈門きえが担任の先生だったら、広い視野でクラスの子どもたちを見てくれそうです。学生の悩みにも真摯に向き合ってくれそうで、頼りになる先生になることでしょう。
竈門きえは子供たちを思いやる優しい母親だった
竈門きえは6人の子どもを平等に愛した、愛に満ちた人物であるだけでなく、青い彼岸花の重要な伏線になっている人物でもありました。無惨に殺されてしまったことが残念でなりませんが、竈門きえが炭治郎と禰豆子に注いできた愛情は、思い出と共に生き続けることでしょう。
この記事のライター
兎本
なんでも書くライターです。 好きな漫画は「妖狐×僕SS」「銀魂」「SKET DANCE」です。
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