【呪術廻戦】漏瑚の死亡理由について解説!宿儺との戦いシーンについても
『呪術廻戦』の漏瑚は、渋谷事変のときに死亡してしまいます。どうして漏瑚は死亡したのか、宿儺との戦いのシーンのネタバレとともに、その理由について詳しく解説します。漏瑚の能力や、アニメで声を担当した声優さんについても紹介します。
漏瑚とは?
漏瑚のプロフィール
『呪術廻戦』の漏湖は、人間が大地を恐れる負の感情から生まれた特級呪霊です。大きなひとつの目と真っ黒な歯が特徴で、頭は火山のようになっています。怒ったときには、この頭の火山から蒸気が吹き出します。強さは宿儺の指8〜9本分くらいといわれており、多彩な技を使うこともできます。漏湖は呪霊が真の人間となって立つことを望んでおり、そのために人類を駆逐しようとしています。
漏瑚の性格
『呪術廻戦』の漏湖は、気が短い性格をしています。そのため、挑発に弱く、すぐに頭の火山が噴火してしまいます。プライドが高く、自分の力を過信してしまうところもあります。しかし、「呪霊が真の人間である」という信念は一貫しており、常にその信念に従って行動しています。目的のためであれば自分が死亡しても構わないという考え方をしており、その意志の強さは誰にも負けません。仲間の呪霊が死亡したときはその死を悼むなど、仲間想いな一面も見せています。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は、2018年から週刊少年ジャンプで連載が始まりました。作者は芥見下々さんで、現在でも連載は続いています。『呪術廻戦』の舞台は現代の日本で、東京や京都など実際の地名が出てくるのが特徴です。作中には呪術師と呼ばれる人たちが存在しており、呪霊という化け物たちと戦っています。「呪い」といったホラー要素が含まれているため、ダークファンタジーに分類されています。アニメの第1期はすでに終了していますが、2023年にはアニメ第2期が放送される予定です。
呪術廻戦のあらすじ
主人公の虎杖悠仁は、高校に眠っていた呪物を見つけます。ある日呪物の封印が解け、学校には呪霊と呼ばれる化け物が現れます。虎杖は呪術師の伏黒恵とともに戦いますが、自分では呪霊を祓えないことを知ります。虎杖は呪力を得るため、呪物を飲み込みました。両面宿儺という呪霊が受肉してしまったことで虎杖の死刑が決まりますが、五条悟の働きかけで執行猶予が与えられました。虎杖は「人を助けろ」という祖父の遺言に従い、呪術師として呪いを祓う人生をスタートさせたのでした。
漏瑚の渋谷事変での死亡理由や宿儺との戦い
『呪術廻戦』の漏湖は、原作だとすでに死亡しているキャラです。漏湖が死亡したのは渋谷事変でのことですが、その死亡理由は何でしょうか?ここでは、漏湖と宿儺との戦いを振り返りながら、漏湖が死亡した理由について解説します。
ネタバレ①漏瑚に対する両面宿儺の提案
漏湖は呪霊が人間を支配する世界を作るために、両面宿儺を完全復活させようとします。渋谷事変では、自分が持っていた宿儺の指を10本、虎杖悠仁に食べさせました。普段は虎杖の意思の力で抑え込まれている宿儺ですが、力が強まったことで一時的に虎杖の体を支配することができました。
そこで、漏湖は宿儺に「肉体の主導権を永遠に得るために縛りを作れ」と言いますが、宿儺は自分の計画があるからとこれを拒否します。しかし、宿儺は指を10本くれた礼として、自分に一撃でも入れることができたら仲間に入ってやると漏湖に提案します。漏湖はその提案を受け、2人の戦闘が始まるのでした。
ネタバレ②漏瑚は両面宿儺と戦い死亡
渋谷事変で漏湖と戦闘をしたときの宿儺は、指を15本取り込んでいる状態でした。漏湖は「甘く見積もって宿儺の指8〜9本分の強さ」と言われていたため、苦戦することは覚悟の上でした。しかし、思っていた以上の圧倒的な力の差に、為すすべもなくやられてしまいます。領域展開の押し合いでは負けるとわかっていた漏湖は、宿儺相手に領域展開を使おうとはしません。
そんな漏湖に宿儺は手から炎を出し、漏湖の得意分野である炎で戦ってやると言います。漏湖は全力でその攻撃に応じますが全身を焼かれ、気づくと真っ白な空間にいました。そこで陀昆と花御に再会した漏湖は、自分がもうすぐ死亡すると悟り、2人に謝ります。そして、再び生まれ落ちるときにまた会おうと、2人に約束するのでした。
ネタバレ③両面宿儺の言葉に涙する漏瑚
陀昆と花御に別れを告げていた漏湖でしたが、その空間に突如として宿儺が現れます。漏湖たちの目的が人間の地位に立つことだったと知り、宿儺は彼らの想いを「下らない」と一蹴します。しかし、宿儺はそこで漏湖の強さを認め、漏湖に自分を誇れと言います。宿儺の言葉に漏湖は涙を流し、最期は炎で焼き尽くされて灰になったのでした。
ネタバレ④漏瑚の最期を見届ける両面宿儺の表情
宿儺に敗れた漏湖は、宿儺の炎に焼かれて最期を迎えます。漏湖の最期を見届ける宿儺の顔は、まったくの無表情に見えました。笑うでもなく漏湖を見下すでもなく、ましてや同情している様子でもありません。涙を流しながら最期を迎えた漏湖に、宿儺はその涙の意味は知らないと答えます。しかし、そんな漏湖に対し、宿儺も何か感じるところがあったのでしょう。その気持が、あのなんとも言えない絶妙な表情につながったのだと考えられます。
漏瑚の術式や強さ・能力
強さや能力①火礫蟲
漏湖の火礫蟲(かれきちゅう)は、『呪術廻戦』14話で五条悟との対戦中に使った術式です。火礫蟲は、蟲の呪霊を操って相手を攻撃する技です。漏湖が操る蟲の呪霊は、対戦相手目がけて飛んでいきます。そして、相手にぶつかると奇声を発し、相手がその声に怯んでいる間に自爆して攻撃します。音と爆発のダブル攻撃に、五条悟も感心していました。
強さや能力②極ノ番「隕」
極ノ番「隕」(ごくのばん いん)は、漏湖が渋谷事変で宿儺に使った術式です。「極ノ番」とは「奥義」という意味で、漏湖がここ一番で繰り出す技です。この技は巨大な隕石を生み出し、相手にぶつけるというものです。この隕石が落ちれば、あたり一面は火の海となることは免れません。しかし、これだけの威力がある技にも関わらず、渋谷事変では宿儺に傷ひとつつけられませんでした。
強さや能力③領域展開「蓋棺鉄囲山」
漏湖の領域展開は、「蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)」という名前です。この領域展開を使うと、あたり一面が燃え盛って火山のようになります。また、この領域の中では、漏湖が得意とする火の攻撃が必中となります。並の呪術師であればひとたまりもない攻撃ですが、五条悟にはまるで通用しませんでした。漏湖は五条悟と戦った経験から、宿儺には領域展開が通用しないことがわかっていました。そのため、渋谷事変では、宿儺相手に領域展開を使うことはありませんでした。
漏瑚の声優
漏瑚の声優は「千葉繁」
『呪術廻戦』のアニメでは、声優の千葉繁さんが漏湖の声を担当しました。千葉繁さんは数々の人気キャラを演じてきた声優さんで、『呪術廻戦』以外にも多くの有名作品に出演しています。そのため、漏湖の声を少し聞いただけで、千葉繁さんが演じていることに気づいた人も多いようです。また、千葉繁さんによる演技のおかげで、アニメの漏湖は原作以上に人気のあるキャラとなりました。
千葉繁のプロフィール
千葉繁さんは1954年2月4日生まれのB型で、熊本県の菊池市出身です。中学を卒業した後は集団就職で上京し、日立横浜工場に就職しました。劇団フジのオーディションに受かったことをきっかけに、役者業の道へと進むことになります。その後、劇団東芸、プロダクションエム・スリーを経て、現在の81プロデュースに所属することになりました。
中学時代に体操部だった経験を活かし、若い頃はスタントマンとして活躍していた時期もありました。声優としてのデビュー作は、1976年の『ドカベン』です。それから徐々に声優としてのキャリアを積み重ね、現在では俳優養成所である「C&Oアクターズスタジオ」の所長も務めています。
千葉繁の主な出演作品
千葉繁さんは脇役を演じることが多いですが、そのどれもが記憶に残る個性的なキャラばかりです。主な出演作品には『ワンピース』(バギー)、『うる星やつら』(メガネ)、『幽☆遊☆白書』(桑原和真)、『めぞん一刻』(四谷さん)、『ドラゴンボール』(ピラフ)などがあります。また、『ハイスクール奇面組』では、主役の一堂零を担当しています。
漏瑚に対する世間での評判や人気
『呪術廻戦』の漏湖は目がひとつしかない呪霊で、見た目はお世辞にも良いとはいえません。しかし、漏湖に関しては、「可愛い」というコメントが非常に多く見られます。漏湖はコミカルなシーンも多く、『呪術廻戦』の中ではいじられキャラ的存在でもあります。そのため、敵であるのにどこか憎めず、見た目に関わらず可愛いと思ってしまうのでしょう。
また、漏湖の仲間想いなところや、人間よりも人間臭いところに人気が集まっているようです。最期の瞬間に泣いてしまうところは、本当の人間のようだと評判でした。宿儺に「強い」と言われて涙を流しながら最期を迎える姿に、感動してしまった人もいるようです。
『呪術廻戦』の漏湖は五条悟や宿儺にやられてばかりでしたが、多くの人がその強さを認めていました。漏湖の術は威力が強く、相手が五条悟や宿儺でなければもっと活躍の場もあったでしょう。残念ながら渋谷事変で最期を迎えた漏湖でしたが、もっと活躍してほしいという声も上がっていました。
漏瑚は両面宿儺と戦い死亡した
『呪術廻戦』の漏湖は、渋谷事変での宿儺との戦いで死亡してしまいました。漏湖は敵キャラながらに人気が高く、死亡したことを嘆く人も多かったようです。死亡してしまった漏湖は原作ではもう見られませんが、アニメ第2期では登場する可能性があります。原作で漏湖の登場シーンを振り返りながら、アニメ第2期での活躍を楽しみに待ちましょう。
この記事のライター
NR4712
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