【ハンターハンター】ゲンスルーの強さや念能力を考察!名言や声優情報も調査
『ハンターハンター』には魅力的なキャラクターが多く登場します。その中でもグリードアイランド編に出てくるゲンスルーの強さや念能力を詳しく解説。ゲンスルーの名言も併せてみていきます。またアニメ版『ハンターハンター』の声優情報も併せてご紹介!
目次
【ハンターハンター】ゲンスルーとは?
『ハンターハンター』に登場する「ゲンスルー」ですが、一体どのような人物なのでしょうか?ゲンスルーの強さや能力を紹介する前に、一先ずゲンスルーのプロフィールや『ハンターハンター』の概要とあらすじについて紹介していきます。
ゲンスルーのプロフィール
- 名前:ゲンスルー
- 性別:男
- 念能力系統:具現化系 放出系 操作系 変化系
- 念能力:一握りの火薬(リトルフラワー) 命の音(カウントダウン) 解放(リリース)サブとバラを加えた3人で発動
- 年齢:誕生日不明
- 身長体重不明
- 声優:第1期~OVA、小山剛志 第2期、吉野裕行
- ハンターランク:現状不明となっております
- 性格:冷酷 狡猾 仲間想い
- 補足:サブとバラと共に行動している
ハンターハンターの概要
『ハンターハンター』は週刊少年ジャンプで連載されている漫画。冨樫義博によって描かれる壮大な物語です。『ハンターハンター』自体は長期連載ですが、富樫先生の不調により長期休載もまた話題になっている作品です。最近は富樫先生がTwitterを始めたことにより、『ハンターハンター』関連がまた盛り上がってきております。
ハンターハンターのあらすじ
『ハンターハンター』は「くじら島」に住む少年ゴン=フリークスを主人公とした物語です。ゴンはハンターのカイトに助けられた事をきっかけに、父親のジン=フリークスの事を知ります。顔も見た事のない父親に会うため、同じハンターの道を歩みながら、キルアやレオリオ、クラピカと出会い共に行動します。ゲンスルーは『ハンターハンター』のグリードアイランド編にて登場します。
【ハンターハンター】ゲンスルーの強さや念能力
『ハンターハンター』のグリードアイランド編にて登場したゲンスルー。序盤は好印象を与えるような立ち振る舞いを演じていますが、5年もの歳月を費やしてグリードアイランド攻略を目指しているベテランプレイヤーです。
その裏では大量虐殺によるグリードアイランドの攻略を目指しており、ゲンスルーは『ハンターハンター』グリードアイランド編のラスボス枠としてゴンの前に立ちはだかります。ここではゲンスルーの念能力やその強さについて詳しく解説していきます。
ゲンスルーの念能力
ゲンスルー自体の念能力は2種類となっておりますが、サブとバラを加えることにより実質3種類の念能力を保有しております。 この能力によりゲンスルーは当時のゴン達よりも圧倒的な実力を誇っており、命の音(カウントダウン)によってグリードアイランドのチーム全員に爆弾を仕掛けてます。解放(リリース)を使うことによって爆発させることが出来るこの能力は、ゲンスルーの残忍な性格を表してます。
念能力①命の音(カウントダウン)
「命の音」(カウントダウン)はゲンスルーの代名詞とも言える念能力で、ゲンスルーがボマーと呼ばれるようになったきっかけでもある念能力です。ただし能力を発動するには条件があり、対象に触れて「ボマー」と言う、対象に能力の説明をする、というものです。この爆弾を仕掛けられた対象は、心拍数が6000回に達すると爆発してしまいます。時限式ではありますが非常に強力な念能力となっております。
念能力②一握りの火薬(リトルフラワー)
「一握りの火薬」(リトルフラワー)は変化系の能力で、主に近接戦闘時に使用されている念能力。ゲンスルーが掴んだものを爆破することができ、掴むことが出来るサイズはバスケットボール位です。威力としてはそこまで高くはなく、爆発で自身がけがをしないよう、使うときは自分の手を守る必要があるため、体を守るオーラでの防御が著しく落ちるという難点もあります。
念能力③解放(リリース)
ゲンスルー・サブ・バラの3人で相手に取り付けた「命の音」(カントダウン)を即時起爆させる能力。三人で右手の親指を合わせて「解放」(リリース)と言う事で発動します。「爆弾魔(ボマー組)」と呼ばれるゲンスルー達3人はこの能力を使い、「ハメ組」から全てのカードをだまし取った上で、ほぼ全員を爆破しました。
ゲンスルーの強さ
ここまではゲンスルーの念能力について詳しく解説してきました。3種類の念能力に加え、4系統の念をバランスよく取得したゲンスルーは一体どれくらい強いのでしょうか?ここからは『ハンターハンター』でのその強さについて詳しく解説していきます。
強さ①タイマンに向いていない?
ゲンスルーはかなり熟練した念使いですが、「発」の性能はタイマン向きではありません。「命の音」(カウントダウン)は即時起爆が出来ない為、単独の場合爆発させるまでに1時間程かかってしまいます。
たとえ近接戦闘で有利になったとしても、高威力ではない「一握りの火薬」(リトルフラワー)では決め手に欠けてしまいます。さらに「一握りの火薬」を使う際には手に「凝」を使わないといけないため、全身の防御がかなり低下してしまう事も一因としてあげられるでしょう。
強さ②強化系能力が苦手?
細かい部分になってきますが、『ハンターハンター』における念系統には有利不利が明確に設定されています。ゲンスルーの系統が具現化系ですので強化系には必然的に不利になってしまいます。さらにタイマン向けの念能力ではないため、近接戦闘が得意な強化系には一層苦しい戦いを強いられてしまいます。それが顕著に表れているシーンが18巻にのっているので、一見の価値ありです。
強さ③幻影旅団と戦える?
ジャンプリミックスにのっていたとされるゲンスルーの強さの数値は「23」。この数値はモラウやカイトと同等の数値となっております。また団長であるクロロが「25」なので、戦うことは出来なくもないといったところです。ただし情報がかなり古く、ボマーとしての能力を使うには近づかないといけないので、その辺りがネックとなってきます。ですが『ハンターハンター』内では強い部類に入ります。
ゲンスルーのリトルフラワーと攻防力の謎
様々な場所でささやかれているゲンスルーのリトルフラワーの消費オーラからくる攻防の謎。『ハンターハンター』での念能力のルールなのかかなり謎の多い部分です。
これは18巻の77ページのシーンに描かれている図を元に、かなり昔から考察されている部分です。ゲンスルーは攻撃する際に凝25%のオーラでリトルフラワーの反動を無効化しているのに対し、ゴンは凝90%で防御していた事も関連してきます。20%のオーラをリトルフラワーに回すのではなく、素直に凝45%で殴ったほうが早いのでは?と思う方も多いです。
そして一番の謎はなぜ45%のオーラでなくてはならないのかという点です。公式や関連するシーンを見返しても該当する部分は少ない為、推測の域を出ませんが「制約」により通常の凝45%の攻撃よりも威力が出るのであれば効率のいい攻撃手段となります。ボマーとしてのプライドがあったのか、「命の音」(カウントダウン)による「誓約」があったのか、謎がつきません。
【ハンターハンター】ゲンスルーの名言や名シーン
ゲンスルーの能力やその強さの謎について解説してきましたが、ここからは『ハンターハンター』においてゲンスルーの発した名言をご紹介していきます。
ゲンスルーの名言①「解放してやったぜ…」
開放してやったぜ…くくくくく 恐怖からな
出典: w.atwiki.jp
ハメ組を罠にはめ、集めたカードを全て奪った上で「解放」(リリース)した後に放った言葉です。この言葉が描かれてるシーンにはゲンスルーの残虐性、狡猾さ、そのすべてが詰まった「ボマー」を象徴したシーンとも言えます。『ハンターハンター』屈指のシーンでもあります。
ゲンスルーの名言②「えーとお前…」
えーと、お前誰だっけ?
ゲンスルーと交渉するためにやってきた元ハメ組の初期メンバーに対してはなった言葉です。ゲンスルーは元ハメ組の初期メンバーでもあったので、元仲間のはずですがボマーとしての本性を現した彼にはだれかわからなかったのです。ゲンスルーの冷酷さを現したシーンとなります。
ゲンスルーの名言③「条件がある…」
条件がある…「大天使」でバラを治してやってくれ…
出典: comic-kingdom.jp
残虐で狡猾なゲンスルーですが、ゴン達との戦いに負け大けがをおってしまったバラを助けてほしいと懇願して来ます。普段は冷酷非道なゲンスルーも、仲間と認めたバラとサブにはしっかりと仲間想いな一面も見せています。
【ハンターハンター】ゲンスルーの声優
アニメ『ハンターハンター』は2個アニメが存在しており、ゲンスルーの担当声優さんも初期アニメ版(OVA)と、新アニメ版でそれぞれ担当声優さんが変わっております。ここでは担当した二人の声優さんをご紹介いたします。
ゲンスルーのGI編OVA版の声優は小山剛志
初期アニメ版『ハンターハンター』G.I編にて声を担当されていた声優、小山剛志さん。他にも『BLAZBLUE』シリーズでシシガミ=バングを担当されております。早稲田大学を卒業後、舞台俳優として活動した後に声優としてデビューをしています。
小山剛志のプロフィール
- 名前:小山剛志(こやま つよし)
- 生年月日:1967年10月4日(54歳)
- 身長:180cm
- 血液型:A型
- 出身地:愛知県
- 趣味:麻雀
24歳の時に早稲田大学を卒業した後、舞台俳優として活動したのちに、『∀ガンダム』にてデビュー。現在も声優だけではなく、舞台やテレビドラマへの出演などマルチな活動をされております。また趣味の麻雀が高じて、麻雀店をプロデュースされてもいます。
小山剛志の主な出演作品
- 『∀ガンダム』フィル・アッカマン役
- 『うたわれるもの』クロウ役
- 『ゼロから始める魔法の書』傭兵役
- 『本好きの下克上』ギュンター役
- 『BLAZBLUE』シシガミ=バング役
声優としても活躍されている小山剛志さんですが、テレビドラマの『ドラゴン桜』や『只野仁』シリーズに出たりと、俳優としても活躍されております。また『仮面ライダー』シリーズの各バイザーの声も当てており、幅広い分野で活躍されている役者さんです。
ゲンスルーの2011年アニメ版の声優は吉野裕行
幼いころから自分の声が周りと変わっていると意識しており、保育園の頃から声優を意識していたそうです。代々木アニメーション学院の声優科に入学するも、卒業後はゲーム会社でアルバイトをしています。一度は諦めていた声優でしたが、再度声優を志し、養成所に入所し卒業。親には猛反対されたが、自分の意思を貫き通し声優としてデビューしたのです。
吉野裕行のプロフィール
- 名前:吉野裕行(よしの ひろゆき)
- 生年月日:1974年2月6日(48歳)
- 身長:162cm
- 血液型:B型
- 出身地:千葉県
- 趣味:サッカー観戦
子供の頃は、親や先生が言っていることが正しいと信じており自分で進路を決めることが出来なかったが、声優になりたいという思いで選んだ学校で出会った友人がきっかけで大きく道が変わった、とラジオで発言しています。
吉野裕行の主な出演作品
- 『ヴァンドレッド』ヒビキ・トカイ役
- 『機動戦士ガンダム00』アレルヤ・ハプティズム役
- 『BACCANO!』フィーロ・プロシェンツォ役
- 『弱虫ペダル』荒北靖友役
- 『SPY×FAMILY』フランキー・フランクリン役
コミカルなキャラからシリアスなキャラまで幅広くこなす吉野裕行さん。一度聞けば、あの人だ!となる事は間違いないでしょう。現在は『SPY×FAMILY』にも出演されておりますが、人気作には紹介しきれないほど出演されておりますので、チェックしてみてはいかがでしょうか?余談ですが初代『ハンターハンター』G.I編にてサブも演じておられます。
【ハンターハンター】ゲンスルーの仲間と性格
再度『ハンターハンター』のゲンスルーのお話に戻りまして、今度は仲間はどうだったのか、というのをご紹介します。かつての仲間やボマーとしての仲間はどうだったのかご紹介していきます。
ゲンスルーの仲間
ゲンスルーの信頼のおける仲間としてはサブとバラがおりますが、かつてはハメ組の初期メンバーとして活動していたことから、当時も仲間はいたと考えられます。ですが、ゲンスルーの性格上仲間とは認識しておらず、都合のいい部品として考えてた部分もあります。
ゲンスルーの仲間①バラ
ゲンスルーの本当の仲間であり「爆弾魔(ボマー)」の一人、髪が長く黒い方がバラです。グリードアイランドにいる以上は念能力者だが、『ハンターハンター』内では『命の音』以外で能力らしきものを使っている描写は見当たりません。ビスケに一撃でやられるものの、そのビスケが「やっぱり強いよアンタ」と言っているため決して弱くはないです。
ゲンスルーの仲間②サブ
ゲンスルーの本当の仲間であり「爆弾魔(ボマー)」の一人、ツンツンヘアーがサブです。こちらもグリードアイランドにいる為、念能力者であることには間違いないが、バラ同様に『ハンターハンター』内で何かしらの能力を使っている描写は見られません。キルアと戦った際に敗れてしまっているものの、オーラの量は当時のキルアを圧倒していたと語られています。
ゲンスルーの性格
初めて登場した際には誠実に見える言動で、ハメ組の勧誘をしながら「爆弾魔(ボマー)」の危険性を訴えていました。ですがそれらはすべてゲンスルーがグリードアイランドをクリアするために仕組んだ罠であり、その狡猾さと慎重さ、忍耐性、残虐さはボマーとしての凶悪さを強烈に印象づけました。『ハンターハンター』屈指の悪役でもあります。
ゲンスルーの性格①冷酷さ
序盤ではモブのような動きをしていましたが、すべてはゲンスルーが仕組んだ行動で、中盤以降はボマーとしてその非道さを前面に出して動き出します。グリードアイランド攻略の為であればなんでも利用し、かつての仲間ですらあっけなく殺すその冷酷さは、ゲンスルーの念能力、「命の音」(カウントダウン)と複合能力「解放」(リリース)にもあらわれています。
ゲンスルーの性格②仲間思い
かつての仲間ですらあっさり殺してしまうゲンスルーですが、真の仲間であるサブとバラにだけは全く違う側面を見せます。ビスケによって瀕死の重傷を受けたバラには「大天使の息吹」で治してほしいとゴンに要求したり、サブとバラが死ぬリスクのあるトラップを仕掛けようとした際には、「ヤバい橋を渡る時は三人一緒」と発言していることからも、仲間思いな一面も見せます。
【ハンターハンター】ゲンスルーに対する世間での評判や人気
かなり冷酷で残忍なイメージのあるゲンスルーさんですが、『ハンターハンター』のキャラの中ではかなり際立っていたのもあり、まだ考察があるほど人気となっております。また読者の方々の強さの基準になっていたり、グリードアイランド編が終わって登場が無いにも関わらず、『ハンターハンター』の話題に定期的に上がってくる人物です。
【ハンターハンター】ゲンスルーは強い爆弾魔(ボマー)だった
ゲンスルーは冷酷で残忍な印象が強いですが、グリードアイランドでは5年以上プレイしているベテランであり、複数系統の念をバランスよく扱うことが出来るなど、かなり強い分類に入ります。一部では強さの指標がモラウと同格の数値であるとも言われているゲンスルー、『ハンターハンター』屈指の悪役、その念能力は彼の性格と強さそのものをあらわしているとも言えます。
この記事のライター
ヒロ1129
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