【ハンターハンター】ビスケ死亡説の真相を調査!念能力や正体も紹介
『ハンターハンター』のビスケは王位継承編でも再登場していますが、そのタイミングで死亡説が囁かれるようになりました。そんなビスケの死亡説の真相について作中のシーンから考察していきながら、ビスケの年齢や性別、念能力などをまとていきます。
ビスケとは?
『ハンターハンター』のビスケはグリードアイランド編から登場しており、その後のストーリーでも少しずつ出番があるキャラです。そんなビスケの死亡説について見ていく前に、まずは彼女の基本的な情報を確認しておきましょう。
ビスケのプロフィール
『ハンターハンター』のビスケット=クルーガーは宝石を集めるストーンハンターであり、ハンター協会から二ツ星(ダブル)の称号を与えられているプロハンターでもあります。宝石に目がないがめつさや性格の悪い部分もありますが、戦いに真剣な相手や見どころのある人物に対して武闘家としての真摯な一面を見せています。
ビスケはゴンとキルアの師匠
ビスケはネテロの「心源流拳法」の直弟子であり、自身も裏ハンター試験の試験官であるウイングを弟子として育てた経歴があります。そして、そのウイングから念を教えられたゴンとキルアもグリードアイランド編においてビスケから修行をつけられることになり、後に完全な師匠として接するようになりました。
ハンターハンターの概要
『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』は集英社からジャンプ・コミックスとして刊行されている冨樫義博先生の作品です。ハンターという職業が存在する世界で、そのハンター達が持つ能力「念」による戦いや駆け引きなどが描かれています。
ハンターハンターのあらすじ
ゴン=フリークスは自分を故郷の島に置いて行方不明になった父親のジンに会うめ、ジンと同じ職業であるハンターを目指し始めます。そして、ハンター試験に合格し、ライセンスを手に入れたゴンは試験中に友人となったキルアと共にジンの手がかりを探し始めました。そんな中で、念能力者しかプレイできないゲーム「グリードアイランド」にヒントがあると知り、ゲームをプレイするため行動を始めます。
ビスケの死亡説の真相を考察
『ハンターハンター』のビスケの死亡説が出ているのは王位継承編での不穏な流れが出ているからであり、作中では過去の登場キャラも容赦なく死亡させた実績があるからです。そんなビスケの死亡説について作中の状況から考察していきます。
死亡説①警護中のマラヤームが暗殺される可能性
ビスケは王位継承編においてカキン帝国の第13王子であるマラヤームをハンゾーと共に警護しています。この王位継承では生き残った王子が国王になれることから暗殺計画が進められており、そのために警護を行っているのですが、その戦いに巻き込まれることでビスケが死亡する可能性が浮き上がってきたのです。
死亡説②マラヤームの部屋の変化と守護霊獣
カキンの王子たちには念獣の1種である守護霊獣が付いており、マラヤームの守護霊獣は龍のような形状をしています。その能力はマラヤームがいる部屋ごと別の空間に移動させて他から干渉できない状態にするというもので、ビスケもこの空間に入って護衛中です。ただ、安全性が確保された状況だからこそ死亡フラグが立っているとも考えられます。
死亡説③ビスケが暗殺者と戦うといった展開はない?
ビスケがマラヤームを暗殺者から守るために戦う可能性があるとすれば、その過程で死亡してしまうかもしれません。ただ、仮に戦闘するとしてもビスケはかなりの実力者であり、念能力を持つ暗殺者でも死亡させられる可能性は低いと考えられています。一方で、作中で今までなかったビスケの詳細が明かされることもあるので、死亡フラグ的な意味で死亡説を捨てきれない意見もあるようです。
ビスケの念能力と強さ・正体
『ハンターハンター』のビスケが王位継承編で死亡する可能性が低い理由としては実力あるプロハンターであると同時に彼女の真の姿や能力者としての強さがあります。そんなビスケの正体や強さについて見ていきましょう。
ビスケの元の姿と実年齢
ビスケの少女の姿は仮の姿であり、真の姿は年齢57歳で、男性顔負けの凛々しい顔と鍛え上げられた巨体になっています。少女の姿に変えられる詳しい原理はビスケも分かっていませんが、自身が望むことで念による変化を可能にしています。ただ、真の姿について57歳だとしてもかなり若々しい見た目をしており、こちらも念を習得したことで若々しさを保っているのです。
ビスケの性別は女?
ビスケの真の姿は男らしさもあるため通常時と性別が違うのではないかと思ってしまうかもしれませんが、性別自体には変化がなく、元から女性です。会長選挙編でキャッチコピーを付けられた際も「ハンター協会のお母さん(ビスケはお姉さんと訂正)」と紹介されており、作中での性別の認識も女性となっています。
ビスケの念能力
ビスケは変化系の能力者ですが、ゴンやキルアに指導を付けたように念能力者としては全体的に高いスペックを誇っています。しかし、そのビスケが念能力としているのは意外に直接的な戦闘力はないものでした。
魔法美容師(まじかるエステ)
ビスケの念能力は魔法美容師(まじかるエステ)であり、エステティシャンのクッキィちゃんを具現化させて、オーラを変化させたローションとマッサージにより様々な疲労回復や美容効果など、様々な効果を得られるようにします。ビスケの身体変化についてもこのオーラのローションとマッサージによって形作られていると見れば納得できます。
桃色吐息(ピアノマッサージ)
魔法美容師(まじかるエステ)の桃色吐息(ピアノマッサージ)はキメラアント編で修行によって消耗したゴンやキルアに対して発動させました。30分のマッサージで8時間睡眠相当の疲労回復できるという破格の性能です。
ビスケがサポート能力を選んだ理由
ビスケが念能力をサポート系にした理由は語られていませんが、ストーンハンターとして宝石を収集していることから美を追求したことでこのような能力になった可能性が考えられます。ビスケ自身は肉体的な強さがあることから念能力まで強さに振る必要はなく、念は当人の考え方や思想が反映される部分もあるため、魔法美容師(まじかるエステ)の念を形作ったと想定できます。
ビスケとゲンスルーはどっちが強い?
グリードアイランド編においてビスケはゲンスルーの仲間であるバラを圧倒していますが、ゴンを追い込んだゲンスルー本人と戦った場合どちらが強いかという考察があります。ゲンスルーの一握りの火薬(リトルフラワー)は強力ですが、自身の手を守るため凝を使う必要があり、他の防御力が疎かになる能力です。
そのタイミングでビスケが真の姿を出して攻撃した場合、ゲンスルー側が耐えることは難しいと考えられます。そのため、仮にビスケとゲンスルーが対峙していたとしてもビスケの方が勝っていた可能性が高いと思われます。
ビスケの声優
『ハンターハンター』は2回アニメ化しており、第1作目ではグリードアイランド編がOVA作品として、第2作目はグリードアイランド編以降も描かれています。そして、その2作品でそれぞれビスケの声優が付いています。
ビスケの声優①樋口智恵子
2003年に販売されたOVA『HUNTER×HUNTER GREED ISLAND』でビスケを演じたのは声優の樋口智恵子さんです。少女らしいビスケの声になっていますが、次のOVAでは声優を交代しています。
樋口智恵子のプロフィール
樋口智恵子さんは東京都出身で1981年生まれの声優・女優です。中学生の時にはミュージカルなどの舞台で活躍しており、声優としては1996年からデビューしています。近年では全体的な活動は控えています。
樋口智恵子の主な出演作品
樋口智恵子さんの主な出演作品としては『水色時代』の高幡多可子、『ケロケロちゃいむ』のミモリ、『To Heart』の長岡志保、『トランスフォーマー カーロボット』のアイ、『オフサイド』の伊藤渚、『あずまんが大王』の滝野智、『あまえないでよっ!!』の阿刀田結子などがあります。
ビスケの声優②木村亜希子
2004年に販売されたOVA『HUNTER×HUNTER G・I Final』でビスケを演じたのは声優の木村亜希子さんです。通常時のお転婆さのある声と師匠としての真剣な声の両方が魅力的な演技になっています。なお、木村亜希子さんは第1作目のアニメでミトの声も演じています。
木村亜希子のプロフィール
木村亜希子さんは福井県出身で1971年生まれの声優です。中学生の時に声優に興味を持ち、大学卒業後に養成所に通いながら1998年に声優デビューを果たしました。現在も少年少女から大人の女性まで幅広く演じています。
木村亜希子の主な出演作品
木村亜希子さんの主な出演作品としては『HAPPY★LESSON』の二ノ舞きさらぎ、『ロックマンエグゼ』のロックマン、『ふたつのスピカ』の宇喜多万里香、『舞-HiME』の鷺沢陽子、『BLUE DRAGON』のデルフィニウム、『宇宙をかける少女』のエル・スール、『イナズマイレブンGO クロノ・ストーン』のフェイ・ルーンなどがあります。
ビスケの声優③萩野崇
2004年に販売されたOVA『HUNTER×HUNTER G・I Final』で本当の姿のビスケを演じたのは萩野崇さんです。ビスケの性別は女性ですが、こちらの作品では完全な男性ボイスで演じており、屈強さを感じさせる声になっています。
萩野崇のプロフィール
萩野崇さんは東京都出身で、1973年生まれの俳優・声優です。俳優として1991年にデビューしており、2004年からは声優活動も開始しています。現在は俳優として舞台を中心に活躍しつつ、声優としてもアニメやゲーム作品に携わっています。
萩野崇の主な出演作品
萩野崇さんの主な出演作品としては、俳優だと『超光戦士シャンゼリオン』の涼村暁/シャンゼリオン、『仮面ライダー龍騎』の浅倉威/仮面ライダー王蛇などがあります。また、声優としてはゲームの『メギド72』ではバロール、アニメの『怪人開発部の黒井津さん』では第10話のナレーションなどに参加しています。
ビスケの声優④横山智佐
アニメ『ハンターハンター』の第2作でビスケを演じたのは声優の横山智佐さんです。こちらの作品では本当の姿も含めて演じており、通常時の可愛らしい感じと本当の姿の勇ましい感じを演じ分けています。
横山智佐のプロフィール
横山智佐さんは東京都出身で1969年生まれの声優・舞台女優さんです。1987年の17歳の時に声優デビューを果たしています。そして、アニメやゲームでヒロインを演じた『サクラ大戦』の舞台では同じ役を演じたことで舞台女優としての活動も始めています。近年もアニメ・ゲーム・舞台など幅広く活動中です。
横山智佐の主な出演作品
横山智佐さんの主な出演作品としては『新機動戦記ガンダムW』のルクレツィア・ノイン、『天地無用!』の砂沙美、『魔法少女プリティサミー』の河合砂沙美、『モンスターファーム シリーズ』のゲンキ、『サクラ大戦TV』の真宮寺さくら、『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』のゆりあ社長などがあります。
ビスケに対する世間での評判や人気
ここでは『ハンターハンター』のビスケについて世間での評判や人気の声を紹介していきます。グリードアイランド編からの登場ですが、真の姿や実年齢などの要素が判明したことで濃いキャラクター性が人気を集めているようです。
『ハンターハンター』のビスケの性別や年齢については衝撃を受けたという声が多く見られました。本当の姿が判明した時は性別が変わったと思う人がおり、実年齢についても57歳よりは若い年齢だと思っていた人がいるようです。
『ハンターハンター』のビスケについては通常時の姿が可愛いという意見も見られました。アニメでは更に可愛く描かれており、本当の姿がわかってからもその意見は変わらないという人が多いようです。一方で、真の姿については顔立ちの良さや筋肉がかっこいいという意見もありました。
『ハンターハンター』のビスケの念能力・魔法美容師(まじかるエステ)については、現実に欲しい能力として挙げている人が多数見られました。直接的な強さはありませんが、疲労回復や美容効果は非常に魅力であり、特に桃色吐息(ピアノマッサージ)を受けたいと思っている人が多いようです。また、年齢を感じさせないビスケの姿が羨ましいという意見もありました。
ビスケが死亡する可能性が低かった
『ハンターハンター』のビスケは王位継承編で王子を警護するために再登場したことで死亡する可能性が考えられるようになりました。しかし、現状ではビスケが死亡する根拠は少なく、作中で描かれているビスケの強さからしても暗殺者に負ける可能性は低いと考えられます。ただ、わざわざ再登場したことには何か意味があることも考えられるので死亡説の真偽にかかわらず、ビスケの動向に注目してみましょう。
この記事のライター
十文字猛
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