【ハンターハンター】キルアのかっこいい名言や技まとめ！魅力や名シーンを紹介

『ハンターハンター』に登場するキルアは、主人公ゴンの親友であり、『ハンターハンター』の登場人物の中でも主要人物となっているキャラです。ゴンと同じ12歳の少年ですが、とてもかっこいいと評判になっているキャラでもあります。まずはじめに、そんなキルアのプロフィールを見ていきましょう。

とてもクールで頭の回転も速いキルアは、12歳とは思えないほどの状況判断力と実行力を兼ね備えた少年です。時に12歳らしく子供っぽいところも見せることもあり、クールさとのギャップにかっこいいと可愛いの両方で人気の魅力となっているキャラです。

キルアのかっこいい名言や名シーンのご紹介の前に、『ハンターハンター』について簡単にご説明します。『ハンターハンター』は冨樫義博氏が描く少年バトル漫画で、1998年から『週刊少年ジャンプ』（集英社）で連載されています。また、1999年からはフジテレビ系で、2011年からは日テレ系でテレビアニメが放送されていて、幅広い年齢層に親しまれています。

主人公のゴンは、死んだと聞かされていた父親のジンが生きていることを知ります。そしてジンがとても素晴らしいハンターであることを教えられ、ゴンはハンターとなって父親に会いに行くことを決意しました。こうして育ったくじら島を出たゴンは、ハンター試験で大切な仲間達と出会い、その後もキルアという親友と一緒に行動を共にして、ハンターとして、人間としてお互いに成長していきます。

キルアは、見た目も行動もかっこいいキャラですが、そのかっこいいセリフにも注目が集まっています。ここでは、『ハンターハンター』という物語の中で残してきたキルアのセリフの中から、10個の名言と言われるセリフと、そのセリフが使われた名シーンをご紹介していきます。

キルアの名言①のセリフは、ハンター試験の最中に言ったキルアのセリフです。次の試験会場へと移動する飛行船の中で、キルアとゴンはハンター協会会長のネテロと、試験の合格をかけてボール取りゲームをすることになりました。なかなか手強いネテロを前に、本気になってしまいそうになったシーンでのキルアのセリフです。暗殺者としての顔がチラリと見えたかっこいいシーンでした。

キルアの名言②のセリフは、ハンター試験4次試験のサバイバル中のセリフです。4次試験はターゲットまたは他受験生のプレートを集めるという内容のサバイバル試験でした。その中でアモリ3兄弟とのバトルとなったキルアは、兄弟の1人の首に鋭く変形させた爪をあててこのセリフを言いました。キルアの強さが滲み出るかっこいいシーンです。

キルアの名言③のセリフは、キメラアント編で王直属護衛軍であるユピーと戦うことになったキルアのセリフです。ピトーのところに辿り着いたゴンとキルアでしたが、精神的に余裕のなくなったゴンのセリフによって、キルアも心にダメージを受けてしまいます。その場では堪えたキルアでしたが、ユピーとの戦いで爆発させました。

キルアの名言④のセリフは、ピトーとの戦いで、見るに堪えない姿となって瀕死状態となってしまったゴンに向かって言ったセリフです。ゴンに生きて欲しいと強く願うキルアの想いを、キメラアントの宮殿でキルアを傷つけたゴンに謝らせようとすることで表したキルアのかっこいいシーンです。この時にキルアは、必ず自分の手でゴンを治すと決意しました。

キルアの名言⑤のセリフは、キルアの妹であるアルカを守るために言ったセリフです。アルカにはナニカが憑りついていて、そんなアルカの使う能力には複雑なルールがありました。その能力では人が死んでしまうこともあり、ゾルディック家では危険な存在として扱われていました。ですがキルアは、アルカが悪いのではなくお願いする人が悪いのだと、アルカの能力をそう理解していました。キルアはアルカにとっての一番の理解者であり、優しい兄なのです。

キルアの名言⑥のセリフは、ハンター試験の1次試験会場で試験開始前に、新人潰しのトンパが下剤入りのジュースをキルアに手渡し、それを何本も飲んだ後のキルアのセリフです。さすがのトンパも冷や汗をかくシーンでした。キルアは下剤とはわかっていないようでしたが、それでも何かが仕込まれているのを知っていながら飲んでしまうという、キルアならではのかっこいい名シーンです。

キルアの名言⑦のセリフは、グリードアイランドでゴンが、キルアと会えて本当に良かったと感謝の気持ちを伝えたシーンでの、キルアの心の中でのセリフです。キルアはゴンと出会うことで生き方が変わりました。暗殺者としてではなく、ハンターとして生きていくことを決めたのです。ゴンに対する感謝が溢れているキルアの心の声は、ファンに感動を与えたセリフでもあります。

キルアの名言⑧のセリフは、グリードアイランドで敵であるボマーの仲間の1人、サブと戦った際のセリフです。キルアはこの戦いで、武器として使うヨーヨーの技を試していました。その戦いの中にはキルアの様々な罠が仕掛けられていて、サブが罠を3つと認識していたのに対して、キルアはすべてが罠だと宣言するかっこいいシーンです。

キルアの名言⑨のセリフは、キメラアント編でのキルアの心の声です。キメラアントであるピトーの襲撃で、キルアはやられるカイトを目の当たりにしてゴンを連れて逃げました。その後、強くなってカイトを助けに行こうと言うゴンに、逃げる選択しかできなかったキルアの心に光が照らされたシーンでした。

キルアの名言⑩のセリフは、念能力を使えないゴンを守るために、逃げることを選択しようとする自分を、必死に踏みとどまらせようとするキルアのセリフです。イルミの呪縛によって、勝ち目のない相手からは逃げる選択をしてきたキルアでしたが、親友であるゴンを守りたいという本当の気持ちとの間で葛藤する、とてもかっこいいシーンです。

キルアのかっこいい名言や名シーンをご紹介してきました。ここからは、キルアのかっこいい暗殺術や念能力の技を見ていきましょう。

まずはキルアのかっこいい暗殺術からご紹介します。キルアは暗殺者としての教育を受けながら育ってきました。元々暗殺者としての素質を持って生まれてきたので、家族にもとても期待されている少年です。

関節を外す技は、暗殺術ではなくて補助的なスキルとなります。拘束されて身動きが取れなくなってしまった時などに使う技で、『ハンターハンター』の物語の中では、ヨークシンで幻影旅団に捕まった時に使っていました。キルアの体はマチの念糸で縛られて拘束されましたが、関節を外すことでこの糸から抜け出しました。

蛇活（だかつ）は、関節を外す技の応用です。関節を外して柔軟性を高めた腕を相手に巻き付けて攻撃します。キメラアントとの戦闘でこの技を使って腕に巻き付けて破壊していました。

暗歩（あんぽ）は暗殺者の特有の歩き方です。音を立てずに歩く歩法で、キルアは無意識にそのような歩き方になっているようです。

心臓を盗む技には名称はつけられていません。キルアは、自分の身体を操作して変形させることができ、心臓を盗む際には手の指と爪を抜き取りやすい形へと変形させました。ハンター試験の3次試験、トリックタワーでこの技を披露しています。見事な技でしたが、キルアの父親は血を出さずにもっと上手く盗むと言っていたので、キルアのこの技はまだ向上の余地があります。

肢曲（しきょく）は、暗歩の応用技となっていて、緩急をつけた動きで相手に自分の幻影を見せることで攪乱させる技です。攻撃技ではないので、攻撃の補助的な技と言ってよいでしょう。

次にキルアのかっこいい念能力をご紹介していきます。キルアの念能力はオーラを電気に変える能力なので、アニメで観るととても奇麗でよりかっこよさが増しています。キルアは幼い頃からあらゆる拷問を受けてきていて、電撃も浴びて育ってきました。だからこその能力であり、キルアにしか使いこなせない能力だと思います。

雷掌はキルアの念能力の基本的な攻撃技です。手のひらに電撃を発生させて、相手に向かって放出します。大技ではありませんが、かなりの威力がある技です。

落雷は、相手の頭上に飛び上がって、その名の通りまるで落雷のように電撃を落とす念能力です。雷掌よりも威力が高い攻撃技です。

神速は全身に電気をまとって刺激することで、キルアの身体能力を最大限まで高める念能力です。この状態での攻撃にはすべて電撃が伴うようになります。神速の技としては、現在「電光石火」「疾風迅雷」の2つの技が描かれています。

電光石火は、キルア自身の意思で高速での移動や攻撃などの動きを可能にする技です。印象的だったシーンは、キルアがピトーとゴンのところに高速で向かうシーンです。

疾風迅雷は、あらかじめプログラムされた動きで、相手の動きやオーラに反応して攻撃を繰り出すカウンター攻撃です。脳の指令が省かれた反射と、電気刺激による自身の肉体強化によって、超高速でカウンター攻撃ができる最強の能力です。

ここまで、キルアのかっこいい名言や名シーンと、暗殺術や念能力についてご紹介してきました。キルアにはそれ以外にもかっこいい魅力がたくさんあります。そんなキルアのかっこいい魅力について3つ解説していきます。

先述してきた通り、キルアは伝説の暗殺一族と呼ばれているゾルディック家の3男です。暗殺者としての素質が一族の中でも髄一と言われていて、家族に期待されながら暗殺者としての厳しい教育を受けて育ちました。電気やあらゆる毒に対しては耐性がついています。現在12歳のキルアですが、以前には殺し屋として働いていた経験もあります。このように、ゾルディック家に生まれてきた過去が、キルアの魅力の一つとなっています。

キルアはゴンとの出会いによって、心の変化が最も描かれていたキャラです。初めての友達となったゴンが父親に会うことを目的にしていて、目的のなかったキルアはゴンに言われてやりたいことを探すという目的ができました。殺し屋としてではなく、ハンターとして生きていく道を歩み始めたのはゴンとの出会いがあったからです。いつしかゴンがキルアにとって大きな存在になっていきます。そんなゴンとの関係もキルアの魅力の一つです。

キルアは5人兄弟の3男です。兄であるイルミには頭に針を刺されて操作されていましたが、ある時その針を抜き去ってその呪縛から解放されました。イルミによる歪んだ愛情を注がれていたのです。もう一人の兄ミルキのことは、少々見下しているような描写もありますが、よく連絡を取って協力してもらっているため、仲は悪くはないようです。弟のカルトとは作中での絡みはありませんが、カルトはキルアにとても親しみを持っているような描写がありました。

妹のアルカのことは、兄弟の中では一番大切にしていて、アルカにもとても好かれています。家族や他の兄弟達と違って、キルアはアルカのことを普通の人間の妹として接している、とても優しい兄です。このようなそれぞれの兄弟との関係も、キルアの魅力の一つとなっています。

『ハンターハンター』はフジテレビ系と日テレ系でアニメが放送されていて、どちらも違う声優がキルアの声を担当しました。キルアのかっこいい魅力を引き立てた、2人の声優をご紹介します。

『ハンターハンター』のフジテレビ版アニメでキルアの声を演じた声優は、三橋加奈子さんです。三橋加奈子さんのプロフィールと主な出演作品をご紹介します。

『ハンターハンター』の日テレ版アニメでキルアの声を演じた声優は、伊瀬茉莉也さんです。伊瀬茉莉也さんのプロフィールと主な出演作品をご紹介します。

かっこいいと評判のキルアについて、Twitter上でのファンの皆さんの意見を見ていきましょう。

『ハンターハンター』の物語の中では、キルアは妹のアルカのことをとても大切にしていました。そんなキルアのことをイケメンだと評価するファンは多いようです。

キルアのイラストをツイートに載せているファンはとても多く、それだけキルアの人気が高いことがわかります。どのファンが描くキルアも素敵なイラストばかりです。

かっこいいと評判のキルアですが、可愛いという意見もたくさん投稿されているようです。幼少期のキルアもあどけなさがあって可愛いと人気のようでした。

『ハンターハンター』に登場するキルアは、ゴンと同じ12歳の少年ですが、とてもかっこいいと評判のキャラでした。かっこいい理由としては、キルアが使う暗殺術や念能力、暗殺一家に生まれてきた逸材、ゴンとの関係性など、様々な理由があげられます。これからもかっこいいキルアの活躍を期待するファンは、とてもたくさんいるようでした。