【ハンターハンター】バビマイナがかっこいい？強さや念能力を紹介

バビマイナは『ハンターハンター』暗黒大陸編に登場するキャラクターで、第一王子ベンジャミンによってクラピカの元に派遣されました。イケメンな容姿に加え、「円（エン）」という特殊な技が使えること、クールなキャラながら優しさを持ち合わせていることで注目を集めています。そんなバビマイナの人物像や第一王子ベンジャミンとの関係を解説します。

しっかりとした顔立ちにリーゼントのような髪型が特徴的なバビマイナは、一見昔の不良のようにも見えますが、その性格は冷静沈着で論理的な考え方をします。念能力の詳細はわかっていませんが、『ハンターハンター』作中には、「円」を使ったバビマイナに対しクラピカが「相当の使い手」と述べている描写があります。クラピカが警戒するほどなので、それなりに高い能力を持っていることは間違いないでしょう。

ここではバビマイナと第一王子ベンジャミンの関係を解説します。カキン帝国の14人の王子による「王位継承戦」が繰り広げられる中、ベンジャミンは警護と称して他の王子の元へ私設兵を派遣、監視や暗殺を企てていました。バビマイナは第14王子ワブルの元へ派遣され、ワブルの護衛役クラピカの監視を命じられます。ベンジャミンはこの任務を「最重要任務」と述べており、バビマイナを非常に信頼していることがわかります。

ワブル王子の元にはバビマイナの前にも、ビンセントという私設兵が派遣されていました。ワブル王子暗殺を命じられていたビンセントが、クラピカに捕まり自殺してしまったため、後任としてバビマイナが派遣されたのです。しかし、バビマイナの任務はワブル王子暗殺ではなく、あくまでもクラピカの念能力に関する調査だと言われています。そのためかバビマイナはクラピカに探りを入れつつも、表面上穏やかに接しています。

『ハンターハンター』は週刊少年ジャンプで連載中の冨樫義博氏による少年漫画です。休載期間が長い作品としても知られており、2022年6月現在も休載しています。暗黒大陸編は『ハンターハンター』の最新章ですが、2018年11月から休載期間に入ってしまったため、まだ完結していません。読者の間では「早く続きが読みたい」という声が上がっています。

『ハンターハンター』は主人公ゴン=フリークスが、1度も会ったことのない父親を探すため冒険に出る物語です。ゴンはハンターである父親に憧れ、自らもハンターとなります。作中では、ハンター試験で仲間になったキルア・レオリオ・クラピカと、絆を深めながらハンターとして成長していく様子が描かれています。しかし暗黒大陸編に入ってからはゴンの出番は減り、仲間の一人クラピカがメインキャラとして登場しています。

バビマイナは暗黒大陸編で初登場した新キャラクターであるにも関わらず、『ハンターハンター』の中でも屈指のイケメンキャラとして人気を集めています。さらにネット上では「回を追うごとにイケメン化している」との声も上がっています。ここでは、そんなバビマイナのカッコよさについて考察します。

『ハンターハンター』読者の間ではイケメンキャラとして認識されているバビマイナですが、初登場シーンではそれほどイケメンには描かれていません。その後の話で登場するバビマイナに比べると、無骨で老けた印象を受けます。

初めはそれほどイケメンではなかったバビマイナですが、ストーリーが進むにつれてスマートで若々しい見た目になっています。実はこれまでも『ハンターハンター』では顔が変化したキャラが多数登場しており、読者の間では「イケメン化したキャラは、そのストーリーでの重要キャラになる」という話も出ています。現在は敵であるバビマイナとクラピカの関係性が今後変化するかもしれないと考える読者も少なくありません。

バビマイナは顔だけでなく、性格もイケメンだと言われています。好戦的であった前任のビンセントと異なり、バビマイナはクラピカや、ワブル王子の母であるオイト王妃にも紳士的に接しています。バビマイナの任務が暗殺ではなく調査であることを踏まえても、敵としては不可解な行動を取ることが多く、『ハンターハンター』読者の間では「バビマイナは実は良い人なのではないか」という説が浮上しています。

念能力で第12王子モモゼの暗殺現場を目撃したオイト王妃が取り乱してしまった際に、バビマイナがクラピカに述べたセリフです。この後バビマイナは、調査のために部屋全体に張っていた「円」を解除し、その場を去っています。「円」を解除した理由については色々と考えられていますが、文字通りオイト王妃を気遣っての行動だとしたら、バビマイナの性格は相当イケメンだと言えるでしょう。

バビマイナの能力の特徴は、自らのオーラを円形に広げ、その範囲内にあるものの形や動きを察知する技能「円」を使用できることです。「円」は得手不得手が分かれる技と言われており、強いハンターでも使いこなすことができない者もいます。ここではバビマイナの念能力の特徴や「円」のレベルについて詳しく解説します。　

『ハンターハンター』作中には、バビマイナが「円」を使っている描写はあるものの、念能力の詳細に関する記載はほぼ無く、名称や系統もわかっていません。

不明点が多いバビマイナの念能力ですが、唯一「カウンター（迎撃）型」だということがわかっています。カウンター型の念能力は、相手から攻撃を受けるほど威力の高い攻撃を出すことができるのが特徴です。自分から攻撃を仕掛けられないため不利にも思えますが、ベンジャミンがクラピカの警戒を緩めるために、あえてカウンター型のバビマイナを派遣したのではないかとも考えられています。

バビマイナはワブル王子が滞在する部屋全体に「円」を使っています。ワブル王子の居室の詳細な広さはわかっていませんが、部屋全体をカバーできるということは、少なくとも半径5m以上の「円」を張ることができるのではないかと言われています。

『ハンターハンター』作中には「円」の使い手が数人登場していますが、その中の一人に、幻影旅団の団員ノブナガがいます。ノブナガの「円」は半径4mが限界だと作中に記載されているので、それ以上の範囲に「円」が使えるバビマイナは相当の使い手であることがわかります。

取り乱したオイト王妃を見てバビマイナが「円」を解除するシーンは、『ハンターハンター』読者の間でも印象的なシーンの一つとなっています。少しでも情報を集めたいバビマイナが「円」を解除したことに対し不可解に思う『ハンターハンター』読者は多く、その理由についてネット上では様々な議論が交わされています。ここでは、バビマイナが「円」を解除した理由について有力な説を5つ紹介します。

「円」は自らのオーラを広げ、その状態を保持する高等応用技です。「円」を長時間使い続けることはかなりの神経を使い、体力的な負担も大きいと言われています。バビマイナはこれ以上「円」を使い続けることに限界を感じて、もっともらしいタイミングで解除したのかもしれません。オイト王妃を気遣ったそぶりを見せておけば、クラピカに対するアピールにもなるでしょう。

バビマイナが「円」を解除した理由として、クラピカの能力を気に入ったためではないかという説があります。実際に『ハンターハンター』作中では、バビマイナがクラピカの能力や任務に対する姿勢を高く評価している描写があります。思いがけない不幸な出来事がきっかけで、オイト王妃が念能力を使っていたことを確信するバビマイナですが、自分が認めたクラピカとはフェアな条件で戦いたいと思ったのかもしれません。

ワブル王子の元にはバビマイナ以外の兵士も数名派遣されていました。そのうちの一人が第2王妃所属兵のスラッカです。バビマイナはスラッカに肩を触られた際そこを手で払う仕草を見せており、スラッカの事を良く思っていない様子がわかります。「円」を張ることで自身のオーラがクラピカ達だけでなく、スラッカにも触れている状態になってしまい、それが苦痛で「円」を解除したのではないかとも考えられています。

バビマイナが「円」を解除したのは、女性に優しい紳士だったためではないかという説もあります。バビマイナが元から女性に優しいタイプであったかはわかりませんが、ベンジャミン私設兵の中では珍しく紳士的なタイプであることは間違いありません。クラピカやオイト王妃と接する中で、女性に対する気遣いの心が芽生えた可能性は十分に考えられます。

バビマイナが「円」を解いた理由として最も有力視されているのが、オイト王妃を気遣ったからという説です。バビマイナは最初、第12王子モモゼ殺害を知って取り乱したオイト王妃に対し、探りを入れるような質問を投げかけています。しかし、そんなバビマイナ達の駆け引きばかりで腹違いの娘を助けたいという思いすら理解できない様子を見て、オイト王妃は酷く呆れ涙してしまいます。

バビマイナはオイト王妃の失望する様子を見た後に「円」を解除しています。調査を継続したいバビマイナにとって、このタイミングで「円」を解くことにメリットは無いはずです。にも関わらず「円」を解除したということは、やはりオイト王妃の涙を見たことが関係しているのでしょう。バビマイナは本心からオイト王妃を気の毒に思い、彼女に配慮した行動をとったのではないかと考えられます。

外見、内面ともにイケメンなバビマイナはやはり『ハンターハンター』読者の間でも人気が高いキャラクターです。「円」の使い手という特徴も、カッコよさを感じるポイントのようです。また意外にも「他人に触れられた後に肩を払う仕草が好き」という投稿も少なくありませんでした。

バビマイナの紳士的な振る舞いを高く評価する投稿も見られました。敵対関係にある者にも穏やかに接するバビマイナは、好戦的なタイプが多い第一王子ベンジャミンの私設兵の中ではひときわ目立つ存在となっています。

また、バビマイナが『ろくでなしブルース』に登場する葛西にそっくりだという声も多数上がっていました。リーゼントのような髪型や顔つきの特徴に加え、ベンジャミン私設兵の制服が学生服に似たデザインなのも原因かもしれません。

イケメンで頭が良く、紳士的な性格のバビマイナは『ハンターハンター』読者の間でも人気が高いキャラクターです。もし、そんなバビマイナが身近な人物だったらどんな関係が築けるのでしょうか？「兄」「彼氏」「学校の教師」の3パターンを考察してみたいと思います。

イケメンで落ち着いた雰囲気のバビマイナが兄だったら、友達に自慢したくなるかもしれません。頭が良く論理的な話し方ができるので、勉強などもわかりやすく教えてくれそうです。決してにこやかなタイプではありませんが、声をあらげることもなさそうなので喧嘩になることも無いでしょう。

紳士的で人の様子をしっかりと観察できるバビマイナは、デートでも彼女が疲れていたら少し休んだりなど気遣いを見せてくれそうです。ただし、男性社会で生きてきたため女心がわからず、時にはうっかり彼女を傷つける発言をしてしまうかもしれません。しかし、彼女の顔が少しでも曇ったら、それをいち早く察知してベストな行動を取ってくれるでしょう。

バビマイナが学校の教師だったら、そのルックスで生徒たちからの人気を集めることは間違いないでしょう。論理的な説明で授業もきっとわかりやすいはずです。また、生徒たち一人一人の問題行動や悩みなどもしっかりと把握していそうなので、学校生活で困りごとがあっても的確にフォローしてくれるでしょう。一方で熱血教師の同僚とは相性が悪く、肩を触られた後にコッソリその部分を手で払っているかもしれません。

『ハンターハンター』暗黒大陸編に登場するバビマイナの魅力や、念能力の特徴を解説しました。バビマイナは外見、内面ともにイケメンなカッコいいキャラクターです。数話で急激にイケメン化したことから、『ハンターハンター』読者の間では、今後のストーリーにおいて重要なキャラになるのではとの見方も出ています。クラピカとの関係性をはじめ、バビマイナの今後の動きに注目が集まっています。