【ハイキュー】全国大会の烏野高校の結果は?主な登場人物を紹介
『ハイキュー』は男子高校生のバレーボールを題材とした漫画です。主人公の日向翔陽が所属する烏野高校は「春の高校バレー全国大会」通称「春高」に行くことを目標として日々練習をしています。『ハイキュー』の全国大会の結果や、主な登場人物を紹介します。
目次
【ハイキュー】とは?
『ハイキュー』は男子高校生のバレーボールを題材とした物語です。主人公である日向翔陽は、幼い頃にテレビで見た「小さな巨人」に憧れてバレーの元強豪校である烏野高校のバレーボール部に入部します。そこで頼れるチームメイトと共に春の高校バレー全国大会への出場を目指します。主人公日向が1年生のときの春の高校バレー全国大会の結果や、全国大会に出場した高校の主な登場キャラクター、春高全国大会のトーナメント表やその後の様子を紹介します。
ハイキューの作者
『ハイキュー』の作者は古舘春一です。作者自身も中学、高校時代にバレーボール部のミドルブロッカーだったこともあり、連載前からバレーボールを題材とした漫画を書くことを目標にしていました。烏野高校とその周辺は、作者の地元である岩手県の風景をモデルにして描かれており、仙台駅や仙台市体育館など宮城の地名・建物が登場します。
ハイキューの概要
『ハイキュー』は古舘春一による高校バレーボールを題材にしたスポーツ漫画です。2011年には『週刊少年ジャンプ』で読み切りが記載され、2012年から2020年までは連載として記載されていました。単行本は全45巻で、コミックス累計発行部数は5500万部を突破している人気作品です。
ハイキューのあらすじ
『ハイキュー』は小さな巨人に憧れて烏野高校バレーボール部に入部する主人公日向翔陽と、天才セッターと言われる影山飛雄が活躍する作品です。二人は中学時代に試合をし、ライバル関係となりましたが、烏野高校ではチームメイトとなります。日向は烏野高校で全国大会への出場を目指し、影山の先輩である及川や、宮城県最強と言われる牛島と戦います。
【ハイキュー】春高全国大会に出場した烏野高校の結果
『ハイキュー』では日向が1年生のとき、春の高校バレー全国大会に出場しています。全国大会の予選では全国大会常連の白鳥沢高校や、影山の先輩である及川率いる青葉城西高校との試合に勝ち、烏野高校は東京での全国大会出場を果たしました。そんな全国大会の結果や、烏野高校の試合を紹介します。
烏野の結果①1回戦 椿原戦
セットカウント2―0 烏野高校勝利
◯烏野25 – ×椿原23
◯烏野25 – ×椿原23
全国大会での烏野高校のトーナメント1回戦の相手は椿原学園でした。椿原学園は全国大会に2年連続で出場している強豪校です。結果はセットカウント2-0で烏野高校が勝利しています。烏野高校のメンバーは初の全国大会ということで、緊張との戦いでした。会場が大きく、観客の多さ、天井の証明の眩しさなど、烏野にとっては慣れないことが多く、影山もトスが乱れてしまいます。しかしいつも通りの西谷のレシーブや、日向の合宿での成長が見えはじめ、烏野はいつもの調子を取り戻して椿原学園にストレート勝ちとなりました。
烏野の結果②2回戦 稲荷崎戦
セットカウント2―1 烏野高校勝利
◯烏野27 – ✕稲荷崎25
✕烏野16 – ◯稲荷崎25
◯烏野32 – ✕稲荷崎30
全国大会2回戦目は去年の準優勝高校の稲荷崎高校です。稲荷崎は3年連続31回目の全国大会出場で、影山が全国ユース合宿で一緒だった天才セッター宮侑がいる高校です。宮侑には宮治という双子の兄弟がおり、影山は見分けがついていない様子でした。烏野は宮侑のサーブに苦戦し、日向達の変人速攻もブロックに捕まってしまいます。流れは完全に稲荷崎に持っていかれていましたが、影山に「ナイスレシーブ」と言わせた「日向のレシーブ」で一気に烏野は流れを取り戻します。ファイナルセットは32-30となり、長い戦いを烏野が制します。
烏野の結果③3回戦 音駒戦
セットカウント2―1 烏野高校勝利
✕烏野25 – ◯音駒27
◯烏野26 – ✕音駒24
◯烏野25 – ✕音駒21
全国大会3回戦は、烏野の因縁のライバル校である音駒高校でした。カラスとネコの「ゴミ捨て場の決戦」が実現した熱い戦いです。烏野は1セット目から変人速攻やシンクロ攻撃など、手札をフルに活用した攻めを展開しましたが、音駒の次元の違う守備力を見せつけられます。音駒のセッターである孤爪の策略で、隙間を突かれて1セット目を落としてしまいます。2セット目は孤爪の指示で徹底的な日向潰しが始まります。助走ができずに満足に飛べない日向は、完全に攻略されてしまいます。
そこで影山がオープン攻撃をとり、高く上げたトスで日向の助走を確保する作戦に出ます。日向はより高いジャンプをして3枚のブロックを上から打ち抜きました。その後も日向の勢いは止まらず、ファイナルセットまで持ちこたえます。烏野も音駒も小細工なしの点取合戦で、スーパーレシーブ連続の壮絶なラリーが続きますが、最後は孤爪の汗でボールが滑り、セットアップでボールを落としてしまい、音駒が負けて試合終了となりました。
烏野の結果④準々決勝 鴎台戦
セットカウント1―2 烏野高校敗北
×烏野20 – ◯鴎台25
◯烏野25 – ×鴎台22
×烏野23 – ◯鴎台25
全国大会の4回戦目の準々決勝の相手は鴎台高校です。鴎台には全国ユース合宿で一緒だった現代の小さな巨人・星海が所属しています。烏養コーチは鴎台を「レベルをMAXまで上げた伊達工にユース選手が入ったみたいなチーム」と言います。星海はなんでもこなすオールラウンダーの選手で、烏野は手がつけられずに1セット目は完敗してしまいます。2セット目では一番マークされていた東峰が覚醒し、相手のブロックやレシーバーが止まって見える程の境地になります。日向の新技も決まり、烏野は2セット目を取り返すことができました。
しかし、ファイナルセットで日向が熱を出し、体調不良であえなく交替となってしまいます。烏野の試合は6セット目で、全員の体力に限界がきており、月島も足がつってしまいます。最後は「おれたちの春が終わる――」の一言で烏野が敗北する結果となり、烏野の全国大会は終わってしまいます。
【ハイキュー】春高全国大会に出場した主なキャラ
熱い戦いを繰り広げた春の高校バレー全国大会には、全国のバレーボール強豪校が集まっています。春の高校バレー全国大会に出場した高校の、主なキャラクターを紹介します。
主なキャラ①烏野のメンバー
烏野高校は1年にWBの日向翔陽、セッターの影山飛雄、MBの月島蛍、ピンチサーバーの山口忠、マネージャーの谷地仁花がいます。2年生にはリベロの西谷夕、WSの田中龍之介、縁下力、木下久志、成田一仁がいます。縁下、木下、成田は烏養前監督の厳しい練習に一度逃げ出したことに引け目を感じています。3年生には主将でWSの澤村大地、副主将でセッターの菅原孝支、エースアタッカーでWSの東峰旭、美人マネージャーの清水潔子がいます。烏野は全員が貪欲に点を取りに行くスタイルで、個性あふれるキャラクターで構成されています。
主なキャラ②音駒のメンバー
音駒高校は東京の高校で、烏野とは長年ライバルの関係にありました。主要なキャラクターはセッターで2年の孤爪研磨、主将でMBの黒尾鉄朗、大型新人灰羽リエーフなどです。孤爪は練習試合で宮城県に来たときに迷子になってしまい、道で日向と遭遇します。常に成長し、新しくなっていく日向に、孤爪は日向にワクワクしている様子です。
主なキャラ③戸美のメンバー
戸美学園高校(のへびがくえんこうこう)は全国大会の東京予選で音駒と試合をした高校です。主なキャラクターは主将の大将優で、ポジションはWSです。予選で音駒高校に負けてしまったため、全国大会には出場していませんが、彼女のミカちゃんと共に観戦にきており、解説者として度々登場します。対音駒戦では様々な策略と、狡猾で粘り強さを駆使した試合を展開していました。
主なキャラ④梟谷のメンバー
梟谷高校は東京の高校で、烏野とは合宿や遠征で試合をしたところです。主要なキャラクターは主将でWSの木兎光太郎、副主将でセッターの赤葦京治などです。木兎は全国トップ5のエーススパイカーで、パワーやテクニックを兼ね備えた選手です。調子にムラがあり「しょぼくれモード」に入るとスパイクやブロック、サーブも決まらなくなります。赤葦はそんな木兎の機嫌をとり、調子を取り戻させることに力を注ぎます。
主なキャラ⑤狢坂のメンバー
狢坂(むじなざか)高校は全国大会の準々決勝で梟谷と試合をし、負けてしまったチームです。主なキャラクターは主将でWSの桐生八(きりゅうわかつ)です。全国三大エースの一人で、パワー系の選手ですが、器用なプレーをするのが特徴的です。
主なキャラ⑥稲荷崎のメンバー
稲荷崎高校は兵庫県の高校です。主なキャラクターは主将でWSの北信介、セッターの宮侑、WSの宮治などです。宮侑は高校No.1セッターとの呼び声高い天才セッターで、全国ユース合宿で影山と一緒に練習していました。また強烈なスパイクサーブと高速ジャンプフローターサーブの両方を操る「二刀流」です。宮侑と治のコンビプレーは「宮ツインズ」と言われ、観客からも人気を集めています。
主なキャラ⑦鴎台のメンバー
鴎台高校は烏野と準々決勝で試合をした高校です。主なキャラクターはWSの星海光来(ほしうみこうらい)です。「現・小さな巨人」と言われており、小さな身体で驚異的なジャンプ力を持っています。日向以上に安定したジャンプをしており、影山は星海を見て日向にもっと高く飛べると言っています。
主なキャラ⑧井闥山のメンバー
井闥山学院高校は全国大会の予選で梟谷を制し、「東京第1代表」となった高校です。主なキャラクターは2年でWSの佐久早 聖臣(さくさ きよおみ)です。佐久早は全国トップ3のエーススパイカーの一人で、全国ユース合宿にも招集されています。神経質で潔癖症なところがあり、常にマスクをしています。
【ハイキュー】春高全国大会のトーナメントや優勝校
『ハイキュー』の春高全国大会では烏野高校は途中敗退となってしまいましたが、他の高校はどうだったのでしょうか。春高全国大会のトーナメント表や優勝校、3位と4位の高校について紹介します。
春高全国大会のトーナメント表
『ハイキュー』の春高全国大会はトーナメントの勝ち抜き戦になっています。各都道府県は1つの高校が出場できますが、東京は梟谷と井闥山学園の2校が出場しています。作中では烏野のトーナメント戦と音駒のトーナメント戦、梟谷のトーナメント戦が描かれています。
春高全国大会の優勝校はどこ?
春高全国大会の優勝校は一林高校です。梟谷と決勝戦を行い、一林高校が勝って優勝となりました。決勝戦の様子は『ハイキュー』の春高本編では描かれず、最終章での木兎の回想シーンで優勝校が明らかになりました。
春高全国大会の準優勝校はどこ?
『ハイキュー』の春高全国大会の準優勝は梟谷高校です。梟谷は春高全国大会の1回戦で狢坂、2回戦で井闥山を負かした犬伏東と戦い、勝ち抜いてきました。しかし、決勝戦で一林高校の3枚ブロックに捕まってしまい、敗北となってしまいました。
春高全国大会の3位と4位はどこ?
春高全国大会の3位と4位は鴎台高校と犬伏東高校ですが、どちらが勝ったのかは描かれておらず、明らかになっていません。春高全国大会の準決勝で一林高校VS鴎台高校、 犬伏東高校VS梟谷となり、それぞれ一林、梟谷が勝利となっています。
【ハイキュー】春高全国大会に出場したその他チームの結果
『ハイキュー』の春高全国大会では烏野の試合以外に音駒のトーナメント戦、梟谷のトーナメント戦が描かれています。烏野以外の高校の試合の様子や結果について紹介します。
試合結果①音駒VS早流川工
セットカウント 2―0 音駒高校勝利
◯音駒25 – ×早流川23
◯音駒32 – ×早流川30
音駒の2回戦の相手は早流川工業高校でした。孤爪を疲れさせる作戦でしたが、孤爪はそれを打開して烏野戦に進みます。早流川工戦では孤爪と山本猛虎や他2年生との回想シーンも見ることができます。
試合結果②梟谷VS狢坂
セットカウント 2―1 梟谷勝利
×梟谷23 – ◯狢坂25
◯梟谷25 – ×狢坂22
◯梟谷25 – ×狢坂22
梟谷の準々決勝戦の相手は狢坂(むじなざか)高校です。狢坂高校は優勝争いをするような強豪校で、全国三大エースと言われる桐生八がいるチームです。赤葦が珍しく調子を崩した試合でもあり、赤葦は一度ベンチに下げられてしまいます。そこで木兎が「そろそろ皆のおかげでエースじゃなくて、ただのエースになるよ。」と言い、目の前の1点に集中することができるようになりました。
試合結果③井闥山VS犬伏東
烏野の準々決勝の裏での試合は井闥山VS犬伏東でした。結果は犬伏東高校の勝利で、佐久早のいる井闥山は負けてしまいます。試合の様子は描かれておらず、結果だけがわかるということでした。
【ハイキュー】春高全国大会のその後
『ハイキュー』で描かれた春高全国大会は準々決勝で烏野は敗退してしまいます。その後、烏野高校のメンバーはどうなったのでしょうか。春高全国大会のその後を紹介します。
春高全国大会で敗北した烏野メンバーたち
烏野高校は春高全国大会で敗北してしまいます。烏野が負けてからの大会の詳細は描かれず、3年生が引退・卒業となります。
日向2年生の春高全国大会には出場できなかった?
日向達が2年生になったときのインターハイや全国大会の様子は描かれていませんが、インターハイでは県大会決勝戦で伊達工業に負けて全国大会には行けなかったことが明らかになっています。また春高全国大会では3回戦で稲荷崎高校に敗北しています。
日向3年生の春高全国大会の結果
日向達が3年生になったときのインターハイの様子は描かれず、春高全国大会は準決勝で井闥山に敗北して3位という結果になっています。
最終章では日向たちの5年後が描かれる
『ハイキュー』の春高全国大会編では烏野が敗退した以降の詳細は描かれず、最終章に突入します。そこでは5年後の様子が描かれており、大学に進んだメンバーや、社会人として仕事をしているメンバー、あらゆる形でバレーボールに関わっているメンバーなど様々でした。最終章はブラジルに渡った日向がビーチバレーボールの選手として活躍するところから始まります。
【ハイキュー】春高全国大会に対する世間での評判や人気
『ハイキュー』は高校のバレーボールを題材としたスポーツ漫画で、アツい試合展開が魅力ですが、負けたあとのこともリアルに描かれている作品です。花形の春高全国大会が終わっても、それぞれの好きの形を実現しているキャラクターも多く、そこが堪らなく好きだという読者の声もありました。
烏野高校は春高全国大会に出場することを目標としてきましたが、春高予選で白鳥沢を倒し、春高進出が決まったときの3年生のシーンが感動するという声がたくさんあげられています。烏野の3年生は「落ちた強豪飛べないカラス」と言われ、辛い時期を過ごしてきました。それが報われた感動のシーンとなります。
『ハイキュー』の春高全国大会編で優勝したのは一林高校でした。しかし一林高校の試合やキャラクターは描かれておらず、謎のままとなっています。烏野が敗退したあとの春高全国大会の様子は最終章の回想シーンやガイドブックで明らかになっています。あれほどのアツい試合を繰り広げて勝ち抜いた一林高校の話を外伝で見たい言う読者の声もありました。
【ハイキュー】春高全国大会は熱い戦いが描かれていた
『ハイキュー』の春高全国大会の烏野の試合結果やその他の高校の試合結果、春高に出場した高校の主な登場キャラクター、春高トーナメント表やその後を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。春高全国大会編は26巻から42巻までに渡って描かれ、熱い試合が展開されていました。今後『ハイキュー』を見る際は、花形でもある春高全国大会にぜひ注目してみてください。
この記事のライター
shiori
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