【ハイキュー】山形隼人の人物像まとめ！名言や声優についても紹介

山形隼人は白鳥沢学園高校のリベロとして登場しており、ハイキューの主人公が所属する烏野高校にとって最高の難敵として立ちはだかりました。ここでは山形隼人の詳細に関するプロフィールを確認していき、『ハイキュー』の作品概要とあらすじについてもおさらいしていきます。

山形隼人（やまがたはやと）は白鳥沢学園排球部の3年生です。ポジションはリベロ。つり目に逆立った髪型が特徴的で点を決められてもすぐに切り替えられる強い精神力の持ち主です。リベロとして優秀な働きをしたことで存在感を発揮しており、味方がミスした時には声をかけてフォローするような熱さを秘めています。また、ダジャレが好きという意外性を持っておりネット上で話題になりました。

白鳥沢学園高校は中高一貫の進学校でありスポーツ特待生が数多く所属している部活の名門校として知られています。白鳥沢学園排球部は全国的にもトップクラスのスパイカーに数えられる牛島を筆頭にした最強の6人で構成されています。応援席に飾られている横断幕は『獅子奮迅』と『強者であれ』です。

ハイキューは古舘春一によって週刊少年ジャンプに連載されていた漫画作品です。高校バレーボールを題材にした熱血青春物語が2012年より描かれており、少年たちがバレーボールを通じて絆を作り出していくシナリオと現実のバレーボールを参考にした熱い試合展開が話題になり、2022年8月時点で累計発行部数は5500万部を突破しました。

春高バレーの試合中継を見ていた日向翔陽はそこで活躍していた小さな巨人をきっかけにバレーボールを始めました。高校生になった時は烏野排球部に入部することを決めた日向でしたが、そこには中学時代因縁の相手だった影山飛雄の姿がありました。最初はいがみ合っていた2人でしたが、互いの持ち味を生かしたクイック攻撃が偶然決まったことから仲間意識が芽生え始め、その日から共に全国を目指すための日常が始まるのでした。

山形隼人はリベロというポジションであることからあまり目立った活躍や名場面が少ないキャラクターですが、試合中に見せた言動がチームにとって欠かせない存在としてファンの間でも認知されています。ここではハイキューにおける山形隼人の人物像や名言についてまとめていきます。

山形は仲間意識が強くチームを引っ張っていく存在として描かれています。試合中に仲間に檄を飛ばして奮い立たせたり、落ちそうなボールに限界まで腕を伸ばしたりと言葉や行動でチームに鼓舞をかけています。また、試合でない時にはそそっかしい一面があり、携帯電話を置き忘れてしまったり意外にダジャレが好きということが明かされています。

強豪校のリベロを務めているだけあって相手の強烈なスパイクを難なく受け止めるような逸脱したセンスを持っています。身長はスタメンの中で最も低いですが、持ち前の運動神経でそれをカバーしており、他校のリベロと比べても卓越した能力を備えています。

山形の中で特に際立っている能力は切り替えの早さです。たとえ致命的な場面で失点を許してしまっても山形はとっさに仲間に声をかけ、すぐに気持ちを切り替えるように促します。味方がミスをしてしまった時も真っ先に声をかけていたのが山形でした。

山形隼人の名前の由来は山形県にある『山形温泉』、もしくは『山形蔵王』と言われています。白鳥沢学園のキャラクターたちは山形県にちなんだものが由来になっていると言われています。

ハイキュー本編にて山形は主に烏野高校との公式試合にて活躍が描かれており、そこで残したセリフの一部がかっこいいとネット上で評判になっています。ここでは山形隼人の名言、名セリフについて特に人気のある2つを紹介していきます。

白鳥沢学園1年生の五色が牛島に対してエースを奪い取ると明言した時、天然である牛島は彼に対して素直に「頑張れ」と応援の言葉を投げかけました。そんな掛け合いに山形は上記のセリフのように語っており、牛島の天然っぷりに呆れているようでした。一見すれば普通のセリフに聞こえますが山形が牛島のことを理解していることが窺える名言です。

烏野との公式試合にて、相手のサーブがアウトだと判断した大平でしたが、そのボールはラインのギリギリ内側に入り白鳥沢学園の失点になりました。その時とっさにチームメイトに声をかけたのが山形で、上記のセリフをもって味方の気持ちを切り替えようとしました。味方のミスを責めずチームを精神的に支えようとする姿は1人の人間として尊敬できるものでしょう。

ハイキューは人気に伴いアニメが公開されており、そのアニメも話題性が広がっていくと4期を放送するほどの大作になっています。その中で白鳥沢学園高校のスタメンキャラも登場しており、山形隼人も声優の演技がついた状態で登場し話題になりました。ここではアニメ版ハイキューにて山形隼人を演じている声優についてまとめていきます。

山形隼人を演じている声優は福田賢二（ふくだけんじ）さんです。アニメより洋画の吹き替えを担当することが多い声優であり、俳優として大河ドラマや映画などに出演したこともある経験豊富な演者です。

1980年3月2日の滋賀県生まれ。血液型はO型、身長は175cm、現在の所属事務所は劇団青年座です。事務所から公開されているプロフィールには特技がサッカーとハーモニカのみ記述されており、それに加え個人ブログやラジオ出演などで情報を出していないことからあまり素性が知られていない声優さんです。

ハイキューは『ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」』として舞台化がされており、2015年の初演が大きな話題を呼ぶとそこから計12に及ぶ演目が公演されてきました。そこに山形隼人もしっかり登場しており演じている舞台俳優の活動に注目が寄せられています。ここでは舞台版ハイキューにて山形隼人を演じている俳優についてまとめていきます。

山形隼人を演じている俳優は高橋駿一（たかはししゅんいち）さんです。大学生の頃からダブルダッチという2本の縄を使った縄跳び競技に出場しており、アスリート並みに高い運動能力を持った派手な演技が魅力的な俳優です。また、年齢不相応な若さをした顔立ちも人気があり、CMやモデルとしての活動も活発的に行っています。

1988年8月4日の東京都生まれ。血液型はAB型、身長は179cm、現在の所属劇団はPADMA、所属事務所はアニモプロデュースです。大学生の頃にダブルダッチを始め、チーム『Waffle』を結成し2012年、2014年の世界大会にて優勝を果たしています。その後アスリートやダンサーとして活動していた人々を集めて結成された『PADMA』にてパフォーマンスショーを行うようになり、2016年にアニモプロデュースに所属して以降活動の幅が広がっています。

これまで山形隼人というキャラクターについて人物像や名言などをまとめてきましたが、白鳥沢学園高校のリベロとして活躍していた彼に対してハイキューファンたちはどのような印象を抱いているのでしょうか？ここでは山形隼人に対する世間での評判や人気についてまとめていきます。

ハイキューファンの中で山形隼人が好きな人は多く、試合中に見せた活躍などに対してかっこいいと感じる意見が寄せられていました。白鳥沢学園のリベロとして強い能力を持っているところや、チームを精神的に支えている部分が注目されているようです。

山形隼人は試合中に見せた活躍がかっこいいと評判になっていましたが、ダジャレ好きでそそっかしい一面を持っていることにギャップを感じて好きだと感じている人もいました。かっこいい以外にもかわいい側面を持っていることも山形の魅力の1つと言えるでしょう。

ハイキューの舞台公演はバレーボールを題材にしたシナリオとは思えないアクロバティックな内容が人気を集めています。そこで高橋駿一さん演じる山形隼人がかっこいいと評判になっており、舞台好きな人の間でも強い印象を与えているようです。

ハイキューに登場する山形隼人は白鳥沢学園高校のリベロとして万能な能力を持っているだけでなく、味方を鼓舞して精神面で支えてきたかっこいいキャラクターでした。もしも山形隼人の活躍をあまり見れていなかったという人は、ぜひこのキャラクターに注目しながらハイキュー本編を読み返してみてはいかがでしょう。