【ハイキュー】角名倫太郎は稲荷崎高校のバレー部員!人物像を徹底解説
ハイキューの角名倫太郎は稲荷崎高校2年生のミドルブロッカーで、上半身全体を使ってコースを打ち分ける強烈なスパイカーとして活躍しました。本記事ではハイキューに登場する角名倫太郎のかっこいい人物像や能力、声優情報などについてまとめていきます
目次
【ハイキュー】角名倫太郎は稲荷崎高校のバレー部員
ハイキューにて日向たちが全国大会2回戦を勝ち上がると、次の対戦相手に稲荷崎高校が登場し彼らと戦いました。ハイキュー作中では宮兄弟が目立っていましたが、角名倫太郎も凄腕のスパイカーとして活躍しています。ここでは稲荷崎高校バレー部の角名倫太郎についてプロフィールをまとめ、ハイキューの作品概要とあらすじについておさらいしていきます。
角名倫太郎のプロフィール
- クラス:稲荷崎高校2年1組
- ポジション:ミドルブロッカー(MB)
- 誕生日:1月25日
- 身長:185.7cm
- 体重:73.2kg
- 好物:チューペット
- 最近の悩み:双子にツッ込んでたまるか
- 声優:島﨑信長
角名倫太郎(すなりんたろう)は稲荷崎高校2年生のバレー部です。癖のある横髪とセンター分けの髪型に切れ長の目が特徴的な容姿をしており、チームメイトからはダウナー系でスロースターターと言われています。ポジションはミドルブロッカーであり、常人離れした体幹を活かして敵のブロックをかいくぐるスパイクを得意としています。
角名倫太郎の元ネタ
稲荷崎高校のメンバーは妖狐や狐、お稲荷さんを連想させる名前や見た目をしています。角名倫太郎の場合は『チベットスナギツネ』という動物に近い見た目をしており、目が細く無表情に見える顔がそっくりです。また、チベットスナギツネは人間のような顔をしている動物として有名で見比べてみると非常に似ていることが分かります。
ハイキューの概要
ハイキューは古舘春一によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。高校バレーボールを題材に主人公たちが練習に打ち込み挑戦していく物語が描かれており、壁にぶつかってそれを仲間と共に乗り越えていく王道な展開と高校生ならではの青春描写が人気を集めました。2022年8月時点で全国累計発行部数5500万部を突破しており、アニメ化や舞台化といったメディアミックスも展開されています。
ハイキューのあらすじ
日向翔陽は幼い頃に小さな巨人と呼ばれたエースに心を奪われたことでバレーボールを始め、高校生になって憧れだった烏野高校に入学します。そこで日向は中学時代に大敗を喫した天才セッター・影山飛雄と再会します。初めはそりが合わず反発し合ってしまう2人でしたが、お互いの持ち味が重なり常軌を逸した速攻が成功したことをきっかけに仲間意識を持ち始めました。かくして2人は烏野高校バレー部として全国大会を目指していきます。
【ハイキュー】角名倫太郎の人物像や能力
角名倫太郎は全国大会編から登場したキャラクターで活躍シーンは限られているものの、最強の挑戦者と言われていた稲荷崎高校のスタメンとしてその強さをコート上で存分に発揮していました。ここではハイキューにおける角名倫太郎のかっこいい人物像や能力をまとめていきます。
角名倫太郎の性格
普段は落ち着いた雰囲気で冷静な性格をしていますが、稲荷崎高校バレー部主将の北信介からは「点差が開いたり勝ちが見えてくるとサボり出す」と言われており、ロードワーク中に近道を探したりするようなサボりたがり屋です。ただし、試合中では無気力そうに見えても強気で大胆不敵なプレーを披露しており、敵に対しても挑発をすることがあります。
角名倫太郎の笑い方
普段はあまり表情を変えることがなくクールでかっこいい角名ですが、同じミドルブロッカーの大耳練がどシャットを決めた時は「オッホホ」と独特な笑い声を上げています。試合中に興奮していれば素の一面が洩れ出てしまうようで、他にも不調の味方に「ドンマイ」と声をかけていたり、試合外でも軽口を叩いたり、スマホで写真や動画を撮るといった悪ノリをする様子が多く描かれています。
角名倫太郎のバレーにおける能力
日向たちが実際に角名たちと戦う前から、稲荷崎高校バレー部はインターハイ2位の実績を残している強豪チームで世間からも『最強の挑戦者』として評価されていました。そして実際にハイキュー作中で角名たちのプレーが描かれると、宮兄弟の連携の裏で角名の高い個人技が披露され密かに読者の注目を集めました。具体的な能力を1つずつ解説していきます。
能力①集中力が高い
稲荷崎高校バレー部は試合中に大所帯な応援団が楽器を鳴らして盛大に応援してくれます。宮侑はサーブ前にその音を止めるよう合図してサーブに集中しますが、角名の場合は静かでもうるさくてもどっちでもいいそうで音を止めずにサーブを打っています。このことから周りに影響されない高い集中力を持っていると言えます。
能力②体幹が強い
体幹の強さは角名が持つ1番の武器で、ハイキュー作中でも『体幹オバケ』『相手のブロッカーを操るスパイカー』と称されています。本来スパイカーがコースを打ち分ける時は肩や腕の向きを変えるのが普通ですが、角名の場合体幹を活かして上半身全体で打ち分けます。これにより普通のスパイカーよりもスパイクを打てる範囲が大きく広がり相手のブロックを避けながら打ち込むことが可能になります。
能力③スロースターター
烏野高校との戦いで角名はスタメンとして出場しましたが、序盤はあまり目立った活躍がなくチームも勢いが乗らず第1セットを烏野に許してしまいます。しかし、そこから守備の精度が上がっていくと解説者からも「ブロックだんだん鋭くなってきた」と言われ、ブロックの対応力が評価されました。
能力④ミドルブロッカーとしての能力
角名はミドルブロッカーにしては身長が低いですが、尾白アランと並んで全国レベルの能力を持っていると言われています。試合前に稲荷崎高校のプレーをビデオで見ていた烏野メンバーも角名のプレーを見て「下半身のブレなさヤバイ」「全国怖っ」と感想を残しています。
能力⑤サーブの強さ
角名のサーブはサイドハンドサーブというもので、威力はそこまでありませんが開始の笛が鳴るのとほぼ同じにサーブを打つことで相手の構える余裕を与えません。このタイミングずらしは宮治がサーブタイム8秒とギャップがあり、間接的に相手のペースを崩す効果も与えています。
能力⑥対戦相手のブロッカーを意のままに操る
角名のマークについていた月島は角名がスパイクを打つ瞬間にクロスを予想してコースを塞ぎましたが、角名としては助走も身体の向きも全てがフェイクでブロッカーを誘い出して空いたコースにスパイクを打ち込みました。上述した体幹の強さを活かした大胆なフェイクは、洞察力と分析力に優れた月島でさえも苦戦を強いられました。
能力⑦ターン打ち
ミドルブロッカーの速攻はスピードを活かしてブロックから逃げるように打つことが多いですが、角名の速攻はブロッカーと真っ向から勝負できるほどの威力を秘めており、ブロッカーが角名を止めようと躍起になる度に角名の思い通りに事が進んでいくという恐ろしさがあります。試合を観戦していた音駒高校の黒尾も「分かってても我慢できなくて手出しちゃう」と言ってしまうほど、角名のターン打ちが評価されていました。
角名倫太郎の烏野戦での月島との熱い戦い
角名は敵のブロッカーを思い通りに操ることでこれまでの試合に勝利していました。しかし、烏野の月島はその狙いに気付くと、月島は敢えて角名のスパイクに付き合わず、背後にいる日向にスパイクが行くようにコースを誘導して攻略しました。
角名倫太郎の卒業後の進路
高校卒業後はVリーガーとして活躍しているようで、VリーグDivision1のEJP(東日本製紙)RAIJINに所属している様子が描かれました。チームメンバーには梟谷の鷲尾辰生と元井闥山の古森元也がいます。
【ハイキュー】角名倫太郎と他キャラの関係
ここからはハイキューにおける角名倫太郎と他キャラの関係についてまとめていきます。角名倫太郎の人間関係は同じチームである稲荷崎高校のメンバーが中心にあり、ハイキュー作中で戦いが描かれた烏野高校のメンバーとも関係性を持っています。他のキャラクターとの関係性から角名倫太郎のチームでの立ち位置や試合での強さを確認していきましょう。
角名倫太郎と尾白アランの関係
尾白アランは同じ稲荷崎高校のチームメンバーでウィングスパイカーを務めています。角名と並んで稲荷崎高校の主砲と言われており、体幹で戦う角名に対して尾白は真正面からブロックを打ち崩すパワーを持っています。
角名倫太郎と北信介の関係
北信介は同じチームの主将です。点差が離れて勝利目前になった時にサボってしまう角名の性格を北は見透かしており、角名としては怒鳴ったり殴ったりしないのに圧が強すぎると思っており頭が上がらないようです。出会って間もない頃は感情表現が乏しい北に対してロボットのように思っていたそうでしたが、彼が初めて試合に出られた時に泣いたという話を聞いてからはその考えが変わっています。
角名倫太郎と宮治の関係
宮治は同じチームのウィングスパイカーで角名と並ぶ強力なスパイカーです。体幹を活かしてコースを打ち分ける角名に対して宮治は双子の侑との完璧な連携が武器で、タイプの違うスパイクで烏野高校を追い詰めました。また、宮兄弟が喧嘩をした際に角名はスマホで写真を撮って面白がっており遠慮しないほどの仲の良さが垣間見えます。
角名倫太郎と宮侑の関係
宮侑は同じチームのセッターで、スパイカーに上手くなったと錯覚を起こさせるほどのセットアップは高校No.1と称されています。烏野との試合中、角名は精度の高い侑のセットアップに感心する様子を見せており彼の実力に信頼を置いていることが窺えました。
角名倫太郎と月島蛍の関係
月島蛍は烏野高校のミドルブロッカーで試合中に角名とよく対峙していました。2人の戦いは角名が優勢のように見えていましたが、月島は意図的に角名の思うように動いていると後半になって彼を出し抜き状況を一転させました。また、試合中では「気持ちよく打たしてくれてありがとう」「思った通り打ってくれてありがとうございます」と互いに煽り合っており、策略や技術のみならずプライドも激しくぶつかり合っていました。
角名倫太郎と田中龍之介の関係
田中龍之介は烏野高校のウィングスパイカーで試合中に互いにブロックで対峙することが多かったです。試合の序盤では田中のスパイクが決まることが多かったですが、角名がそれに対応していくとストレスを与え精神的に追い詰めようとしました。それに反して田中は強気であり続け角名の精神攻撃に耐え抜いてみせました。
角名倫太郎と鷲尾辰生の関係
鷲尾辰生は梟谷学園のミドルブロッカーで高校卒業後に角名と同じEJPRAIJINに所属することになります。互いに木兎と侑という手のかかる先輩を持っていたことから話が合う様子が描かれており、チームメイトとして意識していることが窺えます。
角名倫太郎と古森元也の関係
小森元也は井闥山学院のリベロで高校卒業後に角名と同じEJPRAIJINに所属することになります。ハイキュー作中ではストレッチをしている際中に鷲尾を含めた3人で会話しているシーンのみ描かれており、同じチームとして研鑽を積んでいる様子が窺えました。
【ハイキュー】角名倫太郎の声優
ハイキューは2014年からアニメ化が公開されると原作で描かれたバレーボールが立体的になって見やすくなり、バレーボールへの知識のあるなしに関わらず多くのファンに注目されました。現在では2020年に第4期が公開されるほどの人気を博しており、その人気の裏付けには声優の存在も欠かせないことでしょう。ここではアニメ版ハイキューにて角名倫太郎を演じた声優についてまとめていきます。
角名倫太郎の声優は「島﨑信長」
角名倫太郎を演じた声優は島﨑信長(しまざきのぶなが)さんです。青二プロダクションに所属している男性声優で、低音かつ爽やかさを交えた声質で色気を感じさせるかっこいい演技に定評があります。同性の声優に対して強い尊敬と憧れを持っている人として語られており、声優という仕事に対して真っすぐな人と評されています。
島﨑信長のプロフィール
- 性別:男性
- 出生地:宮城県塩竈市
- 生年月日:1988年12月6日
- 血液型:A型
- 身長:174cm
- 事務所:青二プロダクション
- デビュー時期:2009年(ヘルバート・ニールセン『戦場のヴァルキュリア』)
島﨑信長の主な出演作品
- 霧島海人(あの夏で待ってる)
- 観束総二(俺、ツインテールになります。)
- 砂川誠(俺物語!!)
- 死神(暗殺教室)
- 範馬刃牙(バキ)
【ハイキュー】角名倫太郎に対する世間での評判や人気
ハイキューに描かれている角名倫太郎は月島との戦いを中心に、体幹を活かした鋭いスパイクと田中を完封するブロックなど多岐に渡っていましたが、これらの活躍や人物像に対してハイキューファンはどのような印象を受けたのでしょうか?ここでは角名倫太郎に対する世間での評判や人気についてまとめていきます。
多くのファンは角名の活躍に衝撃を受けていましたが、中でも印象に残っていたのは体幹を活かしたスパイクでした。持ち味であるそのスパイクで月島にフェイクをかけるという戦法は角名でしかできないもので、それまで登場していたパワー系スパイカーとは一味違うキャラクターとして読者の記憶に残ったようです。
角名の人柄に魅力を感じている人もいて、パッと見はクールでかっこいいイメージを持たれがちな角名が時折見せる高校生らしい一面に好意を抱いてしまうようです。月島のことを煽ったり味方のミスを励ましてあげたりと、バレーボールに真剣だからこそ垣間見えるギャップは確かに魅力的です。
近年ではハイキューとサンリオのコラボが話題になっており、その中で角名はハンギョドンというキャラクターとのコラボグッズが制作され人気を集めていました。コラボで角名が登場したことに驚いた人がいれば、まさかのハンギョドンとのコラボに意外過ぎると語る人など、様々な反応が見受けられました。
【ハイキュー】角名倫太郎は稲荷崎のかっこいいメンバーだった
角名倫太郎は稲荷崎高校バレー部のかっこいいミドルブロッカーでした。体幹を活かしたスパイクにタイミングをずらすサーブ、練度の高いブロックに煽り性能など、角名倫太郎の能力は全体的に高く全国レベルと言われているのも納得できます。角名倫太郎のかっこいい活躍シーンをしっかり見れていなかったという人は、ぜひハイキュー本編を読み返してみてください。
この記事のライター
zeile
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