【ハイキュー】佐久早聖臣は三大エースの一人?ポジションや能力を紹介
『ハイキュー』の佐久早聖臣は全国三大エースの一人として登場し、その後の話の中では主人公と同じチームに所属することになるなど、能力の優れた選手として描かれています。そんな『ハイキュー』の佐久早聖臣について、作中でのポジションやスパイクの能力などをまとめました。
目次
【ハイキュー】佐久早聖臣とは?
『ハイキュー』の佐久早聖臣は全国三大エースとして作中で登場しており、その後の全日本ユース合宿や高校卒業後で活躍が描かれています。そんな佐久早聖臣について、まずはプロフィールを見ていきましょう。
佐久早聖臣のプロフィール
『ハイキュー』の佐久早聖臣(さくさきよおみ)は井闥山学院の2年生で、男子バレーボール部に所属する男子です。神経質かつ何事も手を抜けない性格で、潔癖症なところがあることから、不潔な行動をする人物や環境に嫌悪感を示します。また、直接的に物を言ってしまうことが多くなっています。
佐久早聖臣が所属する井闥山学院高校とは?
『ハイキュー』の佐久早聖臣が通う井闥山学院は男子バレーボールのインターハイにおける東京都の第1代表であり、全国大会の優勝候補と言われることもある高校です。その理由として全国三大エースの佐久早聖臣と高校No.1リベロと言われる古森元也を有しているからであり、全体的に高い能力を有しているチームでした。しかし、大会の結果としては犬伏東に逆転されて準々決勝で敗退しています。
ハイキューの概要
『ハイキュー!!』は『週刊少年ジャンプ』に連載されていたスポーツ漫画で、高校バレーボールに青春を注いでいく男子高校生達の活躍を描いていきます。連載が始まってから多くの人気を集め、現実のバレー部の入部率が増加したり、実際にあるバレーボール大会とコラボしたりと様々なところに影響を及ぼしています。アニメも第4期まで制作され、2022年には完結編となる劇場版の製作も決定しました。
ハイキューのあらすじ
日向翔陽は幼少期の憧れを胸に雪ヶ丘中学として最後の大会に挑みますが、予選1回戦で天才セッターの影山飛雄がいる北川第一中学に負け、すぐに敗退しました。その悔しさから日向は影山へのリベンジを誓いながら烏野高校へ入学し、そこでもバレー部に入りますが、影山も同じ高校へ入部していたことを知ります。そして、日向は影山を始めとした部員達と切磋琢磨しながら成長していきます。
【ハイキュー】佐久早聖臣は三大エースの一人?ポジションも紹介
『ハイキュー』の佐久早聖臣はインターハイにおいてチームが敗北してしまいましたが、得意のスパイクなど本人の能力は非常に高いものです。そんな佐久早聖臣が全国三大エースと呼ばれる理由や能力などを見ていきましょう。
佐久早聖臣は三大エースの一人?
『ハイキュー』の全国三大エースでは現在における高校バレー界でスパイク能力の高い3人を称した言葉で、全国で3本の指に入るエースと言われることもあります。「東北のウシワカ」こと白鳥沢学園の牛島若利、「九州のキリュウ」こと狢坂高校の桐生八、「関東のサクサ」こと井闥山学院高校の佐久早聖臣の3人で、それぞれスパイクに独自の強みを持っています。
佐久早聖臣のポジション
『ハイキュー』の佐久早聖臣のポジションは井闥山学院高校時代だとエースの呼称の通りウィングスパイカーでした。ただ、高校卒業後に所属することになるMSBYブラックジャッカルではアウトサイドヒッターになっています。これは現実のバレーにおいてポジションの呼び方がアウトサイドヒッターに統一され始めたことを反映したもので、スパイクで得点を取るというポジションにおける役割は変わっていません。
佐久早聖臣のスパイクの能力や実力
『ハイキュー』の佐久早聖臣の能力については高校時代のステータスは不明ですが、ブラックジャッカル所属後の22歳時だと5段階評価でパワー4、バネ4、スタミナ4、頭脳4、テクニック5、スピード4になっています。全体的に高いスペックですが、中でもテクニックに秀でており、柔らかい手首を活かしてスパイクに回転をかけて打てます。この球の取りづらさがエースと言われる所以です。
【ハイキュー】佐久早聖臣の性格や卒業後
『ハイキュー』の佐久早聖臣は個性的な性格をしており、作中の様々なシーンからそれが窺えます。そんな佐久早聖臣の性格や卒業後について見ていきましょう。
佐久早聖臣の性格
『ハイキュー』の佐久早聖臣は潔癖症であることから作中だと自分が接する相手が清潔であるか確認したり、ハイタッチなどの接触を避けたりしています。しかし、その根底では常に最善の状態でバレーに挑みたいという気持ちがあり、そのためには自分が健康でいなければならないことから清潔さを重視するところに繋がっています。
佐久早聖臣と赤葦の関係
『ハイキュー』の佐久早聖臣は同じエースと言われる牛島若利や同じチームかつ従弟でもある古森元也との関係性がありますが、梟谷学園高校の副主将である赤葦京治との関係も何かあるのではないかと言われています。作中で2人が話したところから出てものですが、完結するまでにこの関係性が掘り下げられることはありませんでした。そのため、実際は全国三大エースの一人がどんな人物か気になって話しかけただけの可能性もあります。
佐久早聖臣の卒業後はブラックジャッカルへ所属
『ハイキュー』の佐久早聖臣は高校卒業後に主人公の日向翔陽も属している日本バレーのトップリーグチームの1つMSBYブラックジャッカルに所属しました。このチームでは梟谷学園の木兎光太郎と共にスパイク能力の高さを活かして、アウトサイドヒッターを務めています。ブラックジャッカル自体はリーグ上位の実力を持っています。
【ハイキュー】佐久早聖臣の声優
アニメ『ハイキュー』でも佐久早聖臣は登場しており、声優によるボイスが付きました。そんなアニメで佐久早聖臣を担当した声優を紹介していきます。
佐久早聖臣の声優は「鳥海浩輔」
アニメ『ハイキュー』で佐久早聖臣役を務めたのは鳥海浩輔さんです。神経質でネガティブとも取れる佐久早聖臣の言動をややローテンションな声で演じています。
鳥海浩輔のプロフィール
鳥海浩輔さんは神奈川県出身で、1973年生まれの声優です。代々木アニメーション学院声優タレント科と日本ナレーション演技研究所の卒業を経てから1996年に声優デビューを果たしています。その後は徐々に出演作品を増やしていき、少年から大人の男性まで幅広い役柄で活躍しています。
鳥海浩輔の主な出演作品
鳥海浩輔さんの主な出演作品としては、『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の犬塚キバ、『BLEACH』のザエルアポロ・グランツ、『魔人探偵脳噛ネウロ』の石垣筍、『薄桜鬼』シリーズの斎藤一、『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズの愛島セシル、『弱虫ペダル』の今泉俊輔、『WWW.WORKING!!』の榊研一郎、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のグイード・ミスタ、『テイルズ オブ ヴェスペリア』のユーリ・ローウェルなどがあります。
【ハイキュー】佐久早聖臣の名言
『ハイキュー』の佐久早聖臣は包み隠さない物言いをしますが、その中でも心に残るような名言もあります。そんな佐久早聖臣の名言を見ていきましょう。
佐久早聖臣の名言①「全員インフルの予防接種は…」
全員インフルの予防接種は済んでるんだろうな…
出典: renote.jp
佐久早聖臣の名言その1は「全員インフルの予防接種は…」から始まる台詞です。高校卒業後にブラックジャッカルに所属し、牛島若利などが属するアドラーズとの試合前、アドラーズ側にこう言って確認を取りました。それに対して牛島若利は済んでいると返しています。佐久早聖臣の性格がよくわかる台詞ですが、同時にプロ選手としては大切な心掛けでもあります。
佐久早聖臣の名言②「敢えて”可哀想”という言葉を…」
今、空からちっちゃい隕石が降ってきてそれが頭に当たった奴が居たらそいつの事は可哀想がって、それ以外は要らない。敢えて“可哀想“という言葉を使うなら可哀想と言われる事がカワイソウだ
出典: renote.jp
佐久早聖臣の名言その2は「敢えて”可哀想”という言葉を…」を含む台詞です。インターハイの準々決勝で井闥山学院の主将・飯綱掌が怪我で退場し、結果的に敗北してしまった際、その場にいたスタッフは可哀想と言いました。それに対して佐久早聖臣は上記の言葉を言っており、試合の厳しさと共に自分やチームの努力を可哀想のひと言でまとめるのは間違っていると主張しています。
佐久早聖臣の名言③「今日も明日も最後の前の日も…」
ただ、今日も明日も最後の日の前も注意深く手を尽くし運良く“いつ終わってもいい”と思っていたい
出典: renote.jp
佐久早聖臣の名言その3「今日も明日も最後の前の日も…」を含む台詞です。準々決勝の敗退を経た後で、佐久早聖臣が心の内で考えたことであり、彼のバレーに対するスタンスがわかる台詞になっています。この考え方が潔癖症で神経質な部分に繋がっていて、それらの言動は後悔しないようにやっていることがわかります。
【ハイキュー】佐久早聖臣に対する世間での評判や人気
ここでは『ハイキュー』の佐久早聖臣について世間での評判や人気を紹介していきます。作中での登場は遅めであり、主人公チームと戦わないままでしたが、彼のチームでのシーンやキャラとしての存在感はあったようです。
『ハイキュー』の佐久早聖臣について、見た目や性格がかっこいいという感想は多数ありました。見た目は元々整っていますが、それに加えて神経質な部分もバレーに対する熱意に繋がっていることは、スポーツマンとしてのかっこよさを感じられるようです。
『ハイキュー』の佐久早聖臣の潔癖症なところについてはキャラとして面白いという意見がある一方で、彼の努力の証であると評価する人もいました。作中の潔癖症なところはややギャグ風に描かれる時もあるので、面白さや可愛らしさが出ていますが、佐久早聖臣の考え方を知ると、その部分もバレーのためとわかってよりキャラとしての魅力を感じられるようです。
『ハイキュー』の作中では井闥山学院としての試合はあまり描かれていないため、そこでの佐久早聖臣を見たかったという意見もありました。一方で、ブラックジャッカルの選手として登場した時にはまた活躍が見られるなど喜びの感想がありました。
【ハイキュー】佐久早聖臣は三大エースの一人だった
『ハイキュー』の佐久早聖臣は井闥山学院男子バレーボール部の部員で、柔らかい手首を活かした曲がるスパイクを操ることから全国三大エースの一人として注目される選手です。神経質で潔癖症なところはありますが、それは真剣にバレーをやっていくための考え方であり、将来的にはMSBYブラックジャッカルの選手としてトップリーグで戦っていきます。この記事で気になった人は佐久早聖臣に注目して作品を見返してみましょう。
この記事のライター
十文字猛
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