【ハイキュー】宮兄弟はどっちが兄なのか解説!二人の活躍や魅力も
『ハイキュー』の稲荷崎高校の宮兄弟は春高バレーから登場した双子のキャラで、烏野高校に対する強敵として描かれています。そんな『ハイキュー』の宮兄弟について、どちらが双子の兄であるかという疑問や見た目・言動から判断する見分け方などをまとめました。
目次
【ハイキュー】宮兄弟はかっこいい双子
『ハイキュー』の宮兄弟の活躍や見分け方などを見ていく前に、宮兄弟それぞれの基本的なプロフィールを見ていきましょう。
宮兄弟とは?
『ハイキュー』の宮兄弟とは、稲荷崎高校のバレーボール部に所属する双子のことで、「高校バレー界最強ツインズ"宮兄弟"」と言われています。また、『ハイキュー』のファンの間では宮ツインズと呼ばれることもあります。
宮侑のプロフィール
『ハイキュー』の宮侑(みやあつむ)は10月5日生まれで、稲荷崎高校2年2組の男子生徒です。バレーボール部ではセッターのポジションを務めており、その実力は「高校NO.1セッター」と称されています。宮治からは「ツム」と呼ばれています。
宮治のプロフィール
『ハイキュー』の宮治(みやおさむ)は10月5日生まれで、稲荷崎高校2年1組の男子生徒です。ポジションはウィングスパイカーで、宮侑のように個別の呼称はありませんが、強豪揃いの稲荷崎高校の中でレギュラーを取れるほどの実力を持っています。宮侑からは「サム」と呼ばれています。
宮兄弟が通う稲荷崎高校とは?
『ハイキュー』の宮兄弟が通う稲荷崎高校は兵庫県の高校であり、男子バレーボールや吹奏楽部の強豪として全国的に知られています。インターハイで準優勝し、春高バレーにも3年連続出場しているなど、作中で勢いのあるチームとして描かれていました。主将の北信介が率いる男子バレーボール部には、宮兄弟や強力なスパイカーとして知られる尾白アランが在籍しています。
ハイキューの概要
『ハイキュー!!』は集英社のジャンプ・コミックスから全45巻が刊行されている少年漫画です。『週刊少年ジャンプ』には2012年から2020年の期間で連載されていました。作者である古舘春一が中高時代のバレーボール部であったことからバレー漫画を描きたいと思い、読み切り版の連載を経て好評だったことから週刊連載が始まっています。
ハイキューのあらすじ
烏野高校の日向翔陽は幼い頃に見た高校バレーの「小さな巨人」に憧れてバレーを始めた少年です。中学時代は不遇な環境でしかプレイできませんでしたが、高校ではライバルでもある影山飛雄を始めとする部員達と切磋琢磨しながらプレイできていました。そんな中、日向達烏野高校は高校バレーの全国大会までたどり着き、大会2日目にインターハイ準優勝の稲荷崎高校と戦うことになります。
【ハイキュー】宮兄弟はどっちが兄?見分け方や違いは?
『ハイキュー』の宮兄弟は双子であることから見た目がそっくりであり、原作漫画が白黒であることも相まって見分け方が難しいキャラになっています。そんな宮兄弟の双子としての情報や見分け方について紹介していきます。
宮兄弟はどちらが兄?
『ハイキュー』の宮兄弟は双子ということはどちらかが兄になるはずですが、作中では双子であることしか言及されていません。ただ、小学生時代から付き合いがある尾白アランの発言やその他の描写から、宮侑が兄である可能性が高いと考えられています。一方で、性格的な面で見ると宮治の方が落ち着きがあったり、幼い頃には宮治の方が上手だったりすることから、宮治が兄でもおかしくはないという考えもあります。
宮兄弟の見分け方
『ハイキュー』の宮兄弟の見分け方についてはカラーである場合、金髪が宮侑、銀髪もしくはグレーの髪が宮治です。原作漫画の白黒になるとさらに見分け方がわかりづらくなっていますが、明るい髪色が宮治、暗い髪色が宮治という見分け方で判断できます。また、表情から判断する見分け方もあり、宮侑が挑発などで笑みを浮かべている時に、宮治は落ち着いた表情をしていることがあります。
宮兄弟の性格の違い
『ハイキュー』の宮兄弟は基本的な性格は双子として似た部分がありますが、それぞれの独特な一面もあります。この性格面も2人の見分け方に繋がる部分になっています。
宮侑の性格
『ハイキュー』の宮侑の性格はバレー選手として見ると、セッターとして実力があることから、自信家なところがあります。その態度は高圧的で棘がある言葉を言ってしまうことがありますが、一方で相手の実力に信頼を置いた上で言うこともありました。また、面白いことに興味を示す性格でもあり、バレーの試合中におけるプレイはもちろんのこと、普段は関西人としてのひょうきんな性格を見せています。
宮治の性格
『ハイキュー』の宮治の性格はバレー選手として見ると、基本的には落ち着いており、宮侑より一歩引いて物事を見ています。ただし、バレーに関して負けず嫌いなところは同じで、2人揃って挑戦的な態度で相手と接することがあります。また、普段はボケ寄りの性格をしているところも宮侑と同じですが、宮治はさらにふんわりとしている部分があり、食べ物のことを考えている時などはそれが顕著になっています。
宮兄弟の能力の違い
『ハイキュー』の宮兄弟は「高校バレー界最強ツインズ」と称されるように2人とも実力者ではありますが、担当するポジションの違いがあることから個々の能力では微妙に異なる部分があります。
宮侑の能力
『ハイキュー』の宮侑はセットアップする能力に秀でており、セッターとしてスパイカーが最も打ちやすい状態に持っていったり、変人速攻をすぐに自分達の技として取り入れたりと様々な技術を見せています。また、サーブに関してもスパイクサーブとジャンプフローターを使い分けられる能力があり、その活躍からベストサーバーを取ったこともあります。
宮治の能力
『ハイキュー』の宮治は全体的なプレイで見ると、宮侑よりも目立つ場面が少ないですが、その宮侑に対応された時でも即座に補えるような技術力を持っています。実際にウィングスパイカーのポジションとして宮侑がセットアップしたボールへ完璧に合わせたり、ネット際での攻防も活躍を見せていました。
【ハイキュー】宮兄弟の魅力や活躍
『ハイキュー』の宮兄弟は先に紹介した性格やバレーの実力以外にも作中での発言や活躍から様々な魅力溢れるキャラになっています。そんな宮兄弟の魅力や活躍について掘り下げて見ていきましょう。
宮兄弟の魅力的な名言
『ハイキュー』の宮兄弟は作中だと自信溢れる発言や棘のある言葉で相手と接することが多いですが、その中でもバレー選手としての誇りを感じるセリフや性格面がわかるセリフが出てきます。そのセリフを名言としてそれぞれ見ていきましょう。
名言①「よりいっぱいの…」
よりいっぱいのモンで支えたんねん、セッターやもん
宮侑の名言は「よりいっぱいの…」から始まるセリフです。烏野高校との試合において本来ならアンダーでセットアップする方が簡単なところを宮侑はオーバーでセットアップしました。そのことを角名倫太郎に指摘された時に上記のセリフを返しました。セッターとして時に高圧的な態度を見せる宮侑ですが、その根本にはスパイカーに良いスパイクを撃たせたいという思いがあり、宮侑の献身的なところが垣間見えるシーンです。
名言②「飯食うみたいに…」
飯食うみたいにバレーしよる
宮治の名言は「飯食うみたいに…」から始まるセリフです。烏野高校の日向翔陽のプレイについて毎日ご飯を食べることに例えて言ったセリフであり、日向のバレーに対する貪欲さを自分なりに分析しています。食べることが好きな宮治らしい表現ですが、同時に落ち着いた視点のある宮治だからこそ敵対している日向の脅威を察知できたことが窺えるシーンです。
宮兄弟がいる稲荷崎高校と烏野高校の試合
『ハイキュー』の春高バレー2日目に行われた烏野高校と稲荷崎高校の試合は、序盤に日向翔陽と影山飛雄による変人速攻を仕掛けますが、宮兄弟がそれを模倣した双子速攻で返します。それから1セット目と3セット目を烏野高校、2セット目を稲荷崎高校が勝利を収めた後の第4セットで、再び日向・影山ペアと宮兄弟がぶつかり合い、最後は双子速攻を防がれたことで稲荷崎高校が敗北しました。ただ、この試合で宮侑が日向にトスを上げられる人物として注目されることになります。
宮兄弟の卒業後
『ハイキュー』では作中で活躍したキャラ達の高校卒業後の姿が描かれていて、宮兄弟についてもそれぞれの道に進んだことが明らかになっています。そんな宮兄弟の卒業後についても見ていきましょう。
宮侑の卒業後
『ハイキュー』の宮侑は卒業後に日本バレーのトップリーグ「V.LEAGUE」でDivision1のチームである「MSBYブラックジャッカル」へ入団することになります。ポジションは変わらずセッターであり、高校時代にトスを上げる宣言をした日向翔陽や梟谷学園のエース木兎光太郎といった癖のある選手達にセットアップで繋げています。また、サーブに関してはジャンプフローターの動きからスパイクサーブを放つ「ハイブリッドサーブ」を身に付けています。
宮治の卒業後
『ハイキュー』の宮治は食に関わる仕事がしたいという夢があり、卒業後はバレーボールを引退して、地元の兵庫県で「おにぎり宮」というおにぎり屋の店主になりました。店のおにぎりには農家になった元主将の北信介が育てたお米を使っていて、好評を集めています。見た目に関しても高校時代の銀髪もしくはグレーの髪色から黒髪に戻しています。また、宮侑の試合に付いて行ったり、宮侑がおにぎり宮を訪れたりと双子間でも交流は続いていました。
【ハイキュー】宮兄弟の声優
『ハイキュー』の宮兄弟はアニメ4期『ハイキュー!! TO THE TOP』から登場しており、それぞれ別の声優が双子を演じています。そんなアニメにおける宮兄弟の声優について見ていきましょう。
宮侑の声優は「宮野真守」
アニメ『ハイキュー』で宮侑の声を演じたのは宮野真守さんです。普段は明るい雰囲気で話しつつも、試合中の挑発的な言動や勝負への熱意などが感じられる声で演じています。
宮野真守のプロフィール
宮野真守さんは埼玉県出身で、1983年生まれの声優・俳優・タレント・歌手です。小学生の時に劇団ひまわりに入団し、中高生まではドラマや舞台の活躍が中止になりました。そして、高校3年生の時に海外ドラマの吹き替えで声優としてデビューし、その後はアニメ・ゲームの話題作へ出演して注目されるようになります。その後は声優活動を主軸にしながらも歌手としてのライブやタレントとしてのバラエティー出演などマルチに活躍しています。
宮野真守の主な出演作品
宮野真守さんの主な出演作品としては、『キングダム ハーツ』シリーズのリク、『DEATH NOTE』の夜神月、『機動戦士ガンダム00』の刹那・F・セイエイ、『ソウルイーター』のデス・ザ・キッド、『イナズマイレブン』の吹雪士郎、『STAR DRIVER 輝きのタクト』のツナシ・タクト、『デュラララ!!』の紀田正臣、『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズの一ノ瀬トキヤ、『STEINS;GATE』の岡部倫太郎、『Free!』の松岡凛、『文豪ストレイドッグス』の太宰治などがあります。
宮野治の声優は「株元英彰」
アニメ『ハイキュー』で宮治を演じたのは株元英彰さんです。宮侑よりも少し低めに聞こえる声色で、試合の判断や静かな闘志を感じさせる演技をしています。
株元英彰のプロフィール
株元英彰さんは福岡県出身で、1984年生まれの俳優・声優です。2008年に俳優としてデビューし、テレビドラマや舞台で活動していました。その後、2015年にスマホアプリゲームで声優デビューを果たすと、ゲームやアニメにも少しずつ出演していきました。
株元英彰の主な出演作品
株元英彰さんの主な出演作品としては、『ドリフェス!/ドリフェス!R』の黒石勇人、『働くお兄さん!』のオラ浦先輩、『風が強く吹いている』のムサ・カマラ、『プレカトゥスの天秤』のケヴィン・ウィルコックス、『ポチっと発明 ピカちんキット』のノットリガー、『厨病激発ボーイ』の中村和博、『ブラックスター -Theater Starless-』の玻璃、『最響カミズモード!』のビューガなどがあります。
【ハイキュー】宮兄弟に対する世間での評判や人気
ここでは『ハイキュー』の宮兄弟について世間での評判や人気を紹介していきます。原作漫画・アニメ共に遅めの登場となるキャラで初めは見分け方がわからないという人もいましたが、日向・影山にとっての強敵として現れたことや双子としての魅力から人気を集めるキャラになっています。
『ハイキュー』の宮侑については見た目やプレイスタイルがかっこいいという意見が多数見られました。作中でもイケメン選手として女性に人気があると描かれていましたが、普段のひょうきんなところと時折見せる自信家なところは現実のファンも虜にしているようです。一方で、作中最強クラスのセッターかつレシーブも得意という強豪選手であるところも魅力的な一面として見られています。
『ハイキュー』の宮治については落ち着いた性格と選手としての闘争心が魅力的であるという意見がありました。宮侑と比較すると活躍する場面は限られていますが、それでも作中でその魅力は十分に伝わっています。また、卒業後におにぎり屋になっていながらも宮侑や主将の北信介との繋がりがあるところについて、嬉しく思っている人も見られました。バレーは辞めても食で間接的にバレーを応援しているのは宮治らしいと言えます。
『ハイキュー』の宮兄弟の2人が一緒にいるところが好きだという意見もありました。普段は喧嘩する仲と言われていますが、作中では仲良くふざけている姿がよく描かれており、それに巻き込まれる尾白アランを含めて関係性が良いと感じる人がいます。また、2人が一緒にいることで性格面や言動の違いが出てくることから、2人が一緒にいた方がさらに魅力的に見えることもあるようです。
【ハイキュー】宮兄弟のどちらが兄なのかは不明
『ハイキュー』の稲荷崎高校の宮兄弟の見分け方としては金髪でやんちゃなところがある方が宮侑で、銀髪ないしグレーの髪で落ち着いたところがある方が宮治です。ただ、どちらが双子の兄かについては明かされておらず、作中の描写から見ても判断は難しいものです。それでも宮兄弟はその性格や見た目、活躍から人気を集めるキャラになっています。そんな宮兄弟の活躍はアニメ化もされているので、原作漫画とアニメのどちらでも楽しんでみてください。
この記事のライター
十文字猛
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