【ハイキュー】古森元也は高身長な大型リベロ！佐久早聖臣との関係性や進路も

古森元也とはマンガ作品『ハイキュー』に登場するキャラです。古森元也は井闥山学院高校バレーボール部所属の2年生であり、ポジションはリベロを担当しています。「高校No.1リベロ」と呼ばれる程の実力者であるため、全日本ユース合宿に召集されています。朗らかな雰囲気を持っていてかつ気配り上手であるため、周囲の人間を纏めることにも長けています。

先述した通り古森元也は、高校バレーボール界にてトップのリベロとして認知されています。試合中における古森元也の最大の武器は鋭い観察力であり、単にボールを繋げるだけでなく味方スパイカーの邪魔にならないよう瞬時に判断することができます。自分だけのプレーで完結せず、勝利の流れを作るために貢献しています。

『ハイキュー』における古森元也の身長は180㎝を超えており、バレーボール選手向きの身体を有しています。古森元也は元々アウトサイドヒッターとして活躍していましたが、チームメイトの佐久早聖臣に追いつきたいという理由からポジションをリベロへと転向したのです。

リベロとして活躍する古森元也は、朗らかな雰囲気を持っており持ち前の優しい性格でチームメイトの心を和ませることに貢献しています。またコミュニケーション能力も非常に高く、まとめ上手としても知られています。

『ハイキュー』は2020年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されていた大人気スポーツマンガ作品です。原作者は古舘春一（ふるはた・はるいち）先生であり、バレーボールに取り組む男子高校生達が織りなす青春ストーリーが面白いと話題を呼びました。単行本累計発行部数は5500万部を突破し、連載終了後も多大なる人気が存在します。

本作の主人公は、小柄な体格を持つ日向翔陽（ひなたしょうよう）です。ある日テレビで偶然「小さな巨人」を観た日向は、自身もバレーボール選手になると決意します。しかし日向が通っていた中学校のバレーボール部では練習が充分にできず、中学最後の試合で惨敗します。その後日向は憧れの烏野高校に入学し、仲間やライバルと切磋琢磨しながら全国制覇に向けて奮闘します。

『ハイキュー』に登場する古森元也と佐久早聖臣との関係性について考察していきます。そして古森元也と佐久早聖臣はどういった関係性なのかだけでなく、烏野高校の影山飛雄との関係性や古森元也の卒業後の進路についても詳しく解説します。

古森元也と佐久早聖臣は井闥山学院高校バレーボール部のチームメイトであり、全国大会に向けて切磋琢磨しているシーンが描かれています。また単なるチームメイトに留まらず互いに胸の内を打ち明けられる信頼関係が構築されています。

古森元也は影山飛雄にとって成長するキッカケを与えた人物です。ユースでの合宿に参加する前の影山はセッターとしての自身の実力に満足していました。しかし他の選手の行動まで視野に入れている古森元也のプレーを見た影山は今の自分に足りないものを痛感し、改善すべきだと考えるようになったのです。

古森元也が所属する井闥山学院高校バレーボール部は、激戦区である東京にてトップ校として知られています。春高バレーの予選である東京都大会では強豪校を倒して1位通過しています。春高バレーに参加した際には準々決勝で敗北し、結果としてベスト8まで進出しました。

井闥山学院高校を卒業した古森元也の進路ですが、Vリーグのディヴィジョン1に属するチーム「EPJ（東日本製紙）RAIJIN」でリベロとして活躍しています。試合の様子は描かれていませんが、現在のチームのユニフォームを着用してストレッチを行うシーンが存在します。

『ハイキュー』に登場する古森元也は、作中にて数多くのかわいい名言を残してきました。そこで以下の項目では、数ある古森元也のかわいい名言の中から3つ程選出してそれぞれ解説します。どの名言にも古森元也の人間性が色濃く反映されています。

古森元也のかわいい名言①は、男子ユースでの合同練習のシーンにて、古森元也が発したものです。この時初めて合わせるとはいえ誰も撃てないトスを上げてしまった影山に対して微妙な空気が流れ始めました。しかし古森元也が雰囲気を和らげる発言によって皆を纏めたのです。この名言から、古森元也の優しい人柄が伝わってきます。

古森元也のかわいい名言②は、佐久早聖臣が影山と会話するシーンにて、古森元也が発したものです。この時白鳥沢学園高校を撃破した烏野高校に興味を持った佐久早聖臣が、矢継ぎ早に影山に対して質問を浴びせていたのです。このような状況を発見した古森元也はすぐさま影山のフォローに回って助け舟を出しました。この名言から、古森元也の状況判断能力の高さが推察できます。

古森元也のかわいい名言③は、春高バレー当日のシーンにて、古森元也が発したものです。この時烏野高校が入場したことを確認した古森元也は、わざわざ影山を探して軽く挨拶したのです。この名言から、古森元也の人当たりの良さが伝わってきます。

テレビアニメ『ハイキュー』には、人気声優が出演していることで有名です。そこで以下の項目ではアニメ版『ハイキュー』にて古森元也役を担当した声優のプロフィール情報や代表出演作品タイトルについてもそれぞれ紹介します。

アニメ版『ハイキュー』にて古森元也役を担当した声優は、上村祐翔さんです。上村祐翔さんは2002年から声優活動を開始しており、かっこいい声質を買われて様々な人気作品に出演した経歴が存在します。代表出演作品として『文豪ストレイドッグス』、『僕のヒーローアカデミア』などが挙げられます。

『ハイキュー』に登場する古森元也は、明るい人柄を持った実力者として認知されています。そこで以下の項目では古森元也に対する世間での評判だけでなく、どういった人気の理由が存在するのかについてインターネット上の『ハイキュー』ファンの反応を参考にしながらそれぞれ紹介します。

古森元也に対する世間での評判は「マネジメント能力に長けたリベロである」ことです。作中にて古森元也はリベロに課せられた役割を果たすだけでなく、チーム全体が円滑に動けるよう立ち回っている姿が確認されています。それ故に自分の実力に慢心せずチームのために貢献する古森元也がかっこいいと考える『ハイキュー』ファンが多いです。

古森元也に人気が集まる理由は「朗らかな人柄を持ったコミュ力爆発キャラである」からです。持ち前の明るく優しい性格を用いて練習中の気まずい空気を解消したり、困っている人を見かければ高いコミュニケーション能力で助け舟を出す姿が存在します。それ故に古森元也と友達になって楽しい人生を送りたいと考える『ハイキュー』ファンが多いです。

本記事では『ハイキュー』に登場する古森元也について紹介してきました。古森元也は井闥山学院高校バレーボール部の高身長大型リベロであり、チームメイトが円滑に行動できるよう立ち回れることからトップ選手として認知されています。また高いコミュニケーション能力を活かしてチームメイトを纏める役割も務めています。

そして古森元也は烏野高校の影山に対して成長するキッカケを作っており、バレーボール選手だけでなく1人の人間としても優れたキャラであるとファンの間で認知されています。古森元也のかっこいい姿やかわいい名言、卒業後の進路を再確認するためにもう一度単行本を開いてみてはいかがでしょうか。