【ハイキュー】桐生八の人物像を紹介!狢坂高校エースの能力や人間関係まとめ
ハイキューに登場する狢坂高校のスパイカー桐生八について考察していきます。ハイキューに描かれている桐生八の人物像や強さを解説し、木兎や牛若との関係や名言などについてまとめていきます。併せてファンからの桐生に対する評判についても紹介します。
目次
【ハイキュー】桐生八とは?
ハイキュー本編にて梟谷学園対狢坂高校の試合が描かれると、狢坂高校のエースとして桐生八が登場しました。国内バレーボールの期待の星として注目されている桐生でしたが、木兎との戦いでは彼の強さと弱点を描いたエピソードが話題になりました。まずは桐生八のプロフィールやハイキューの作品概要などを紹介していきます。
桐生八のプロフィール
- クラス:狢坂高校3年1組
- ポジション:ウイングスパイカー(WS)
- 身長:188.3cm
- 体重:85.6kg
- 誕生日:4月8日
- 好物:生牡蠣
- 最近の悩み:サーブレシーブ、後輩指導について、妹の髪が茶色くなった、実家に毎年来ていたツバメが最近来ないこと(以下省略)
桐生八(きりゅうわかつ)は狢坂高校バレーボール部主将です。全国三大エースの一角に数えられる一流スパイカーで、通称悪球打ちの桐生と呼ばれている通り打ち辛いボールにも的確に合わせて強引に打つというパワープレイを得意としています。一方でメンタル面に問題があり、悩みを多く抱えてしまうほど極度の心配性という一面があります。
ハイキューの概要
ハイキューは古舘春一によって週刊少年ジャンプに連載されていた漫画作品です。高校バレーボールを題材にした青春群像劇が話題を呼び、2012年の初掲載から2020年にかけて単行本全45巻を刊行、2022年8月時点で累計発行部数5500万部を突破しました。この人気に伴いアニメ化や舞台化といったメディアミックスも多く展開されています。
ハイキューのあらすじ
バレーボールに熱意を注ぐ日向翔陽は、メンバーやコーチに恵まれず中学最後の大会で惨敗してしまいます。そのリベンジを果たすべく烏野高校バレーボール部に入部した日向でしたが、そこには中学時代に大敗した天才セッター・影山飛雄がいました。過去の因縁から反発し合う2人でしたが、それぞれの持ち味を活かしたクイック攻撃が通じたことで仲間意識が芽生えました。かくして2人は独りでは見られない頂きの景色を見るために全国を目指します。
【ハイキュー】桐生八の人物像や能力
桐生は初登場時から全国レベルの強さを持つスパイカーとして紹介され、実際に木兎率いる梟谷学園との戦いの中でその実力を発揮し三大エースの頭角を現しました。しかし、人間離れした強さの裏にはネガティブな性格が尾を引いてしまっており、中学時代にはそれが原因で苦い思い出を残していました。ここではハイキューにおける桐生八の人物像や能力についてまとめていきます。
桐生八の初登場
桐生は春高バレー準々決勝の梟谷との戦いにて登場しました。試合が始まると狢坂高校のエースとして点を取り続け、レシーブミスによってトスが不十分になってしまっても持ち前の悪球打ちを発揮し力強いスパイクで梟谷を押し続けました。
桐生八のネガティブな性格
桐生の強さは全国の3本指に入るとも称されていましたが、試合前に木兎に話しかけられた時は一瞬の出来事に色々なことを考え込んでしまい、開始前からマウントを取ろうとしているのではないかと勘繰ったりしていました。このネガティブ思考によって中学時代にはエースを貫けず敗北した経験があり、本人はネガティブを克服しようとしています。
桐生八のバレーボールの能力や強さ
桐生の強さは強烈なスパイクにあり、特にトスがしっかりしていないボールであっても器用にかつパワフルに打てるところが評価されています。桐生のスパイクは身体を左に傾けながら打つ独特なスタイルで、これによりどんなトスでも威力を落とさず打ち切れるとされています。
【ハイキュー】桐生八の人間関係や卒業後
ハイキューでは主人公が所属する烏野高校メンバー以外の敵キャラにも綿密な過去エピソードが描かれることがあり、主要キャラではなくとも読者の人気を集めることがあります。桐生の場合は中学時代に牛若と戦った過去が描かれており、後に三大エースになる2人の激闘と人間性の違いが表現されました。ここではハイキューにおける桐生八の人間関係や卒業後についてまとめていきます。
桐生八の人間関係
桐生と深い関係にある人物は狢坂高校のメンバーですが、ハイキュー作中では梟谷学園の木兎と白鳥沢学園の牛若との関係が描かれています。
桐生八の人間関係①木兎光太郎
木兎は全国で5本指に入るスパイカーで、ネガティブな桐生とは対照的でとても気分屋です。春高バレーで戦った時には序盤こそ狢坂高校がリードしていましたが、強靭なメンタルを持つ木兎が逆境を覆していきます。追い込まれた状況に桐生は焦ってしまいますが、純粋にバレーボールを楽しむ木兎の姿とチームメイトの助けによってネガティブ思考から抜け出し、最後まで思い切ったプレーをしてみせました。試合後、桐生は木兎のことを終生のライバルとして意識します。
桐生八の人間関係②牛若
中学時代に桐生は牛若と試合をしたことがあります。当時の評価では総合力では桐生の方が上回ると言われていましたが、試合が始まってみると両エースが徹底マークされ互いにメンタルを削られる展開になりました。そこで桐生はプレッシャーに負けてコートに返すだけのスパイクを打ってしまいますが、牛若は攻めたプレーを続けエースの働きを貫き続けました。その結果桐生は敗北しどんなトスでも打てるようになるという決意を固めました。
桐生八の卒業後
高校卒業後はAzumaPharmacyグリーロケッツに入団しプロとして活躍するようになります。同じくプロになった木兎にリベンジすることを目標にしており、白鳥沢学園だった五色と共に日々練習に打ち込んでいるそうでした。また、2021年にはオリンピック日本代表にも選出されています。
【ハイキュー】桐生八の名言
ネガティブな性格が弱点で桐生本人もそれに悩んでいますが、ハイキュー作中ではそれを改善しようと葛藤する様子が描かれており試合中に出た名言は彼のかっこいい人柄を感じることができます。ここではハイキューにおける桐生八の名言についてまとめていきます。
桐生八の名言①「逃げ出す…」
逃げ出すくらいなら自惚れろ
出典: bibi-star.jp
梟谷との試合中、桐生は自分がエースであることにプレッシャーを感じていきその影響がプレーに出始めてしまいます。そんな時、仲間たちが「桐生は最強」という言葉を耳にします。桐生自身も仲間が最強と思っており、そんな強い仲間が言ってくれるならと吹っ切れ上記のように思ってプレッシャーを跳ねのけました。
桐生八の名言②「全部呼ぶけん…」
全部呼ぶけん 全部打つけん
出典: bibi-star.jp
中学時代に牛若に敗北した桐生はチームメイトから「頼り過ぎた」と言われ謝罪されますが、桐生はチャンスボールをトスで返してしまうという失敗をしていたことに強い責任を感じていました。この敗北から桐生はどんなトスでも打てるスパイカーになることを志し、悪球打ちの桐生という異名が生まれるきっかけとなりました。
桐生八の名言③「怯えも焦りも…」
怯えも焦りも無く ただ自分の身体を思うまま操る
「楽しい」こそが「最強」なんや出典: grandslum.com
梟谷の木兎は桐生とは対照的な性格で試合中は常にバレーボールを楽しむようなプレーをしていました。互いに全国屈指のスパイカーと評されていますが、その中で桐生は木兎のようなプレーを羨ましく思い次第に彼をライバル視していくようになりました。
【ハイキュー】桐生八に対する世間での評判や人気
これまで桐生の人物像や強さ、名言などについてまとめてきましたが、彼の存在や活躍に対してハイキューファンはどのように思っているのでしょうか。実際に寄せられているコメントを参照しながら、桐生八に対する世間での評判や人気についてまとめていきます。
梟谷との試合で1つの成長を遂げた桐生でしたが、ファンにとってその瞬間が最も印象深く残ったそうです。中学時代の敗北を全て自分のせいに考えてしまったネガティブな桐生が、その時は仲間を信じ切りバレーボールの真髄であるチームプレーをしてみせました。
梟谷学園対狢坂高校の戦いは多くのファンの感情を揺さぶっていました。それまでハイキュー作中で目立っていた梟谷を応援する人が多くいましたが、試合中に桐生の過去が明かされたことで狢坂高校を応援する人が現れるようになったことでしょう。
桐生の活躍をアニメ版でも早く見たいという意見がありました。狢坂高校は烏野高校と直接戦ったことがないため、アニメ化された時に桐生が登場するかどうか少し怪しいところですが、烏野高校が登場しないエピソードはOVAで公開されたことがあるため桐生もアニメ本編ではなくOVAで描かれる可能性があります。
【ハイキュー】桐生八がもしも〇〇だったら
ハイキューの世界では全国三大スパイカーとして活躍していた桐生でしたが、そんな彼がもしも現代世界に実在する人物だった場合どのような存在になっていたでしょうか。ここでは桐生八がもしも部活の先輩、学校の先生、友達だったらについてそれぞれ考察していきます。
桐生八「部活の先輩」篇
狢坂高校バレーボール部には桐生の後輩に当たる2年生が3人登場していましたが、桐生はどのメンバーを相手にしても礼儀正しく接していました。もしも桐生が部活の先輩だった場合、後輩の面倒見が良く好かれる存在になっていると考えられます。
桐生八「学校の先生」篇
桐生の本質は真面目な人柄であり、与えられた仕事はきっちりこなすことができるでしょう。生徒と向き合う時も分け隔てない関係を築くことができると思います。ただし、生徒が何かしら問題を起こしてしまった時、ネガティブな思考が働いて抱え込んでしまうことはあるかもしれません。
桐生八「友達」篇
桐生はたとえ全国三大エースに選ばれたとしてもそれを自慢することはなく、むしろ敗北した時は自分がもっと頑張るべきだったと反省する心優しい人物です。もしも桐生が友達だった場合、何があっても怒るようなことはなく常に優しく接してくれるのではないでしょうか。
【ハイキュー】桐生八は狢坂高校エースだった
桐生八はネガティブな性格が残念なスパイカーでしたが、最後は狢坂高校のエースとして活躍したかっこいいキャラクターでした。自身が天才ゆえに抱く葛藤や対照的な人物とのバトル描写に感動した読者はきっと多かったことでしょう。
この記事のライター
zeile
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