【ハイキュー】影山飛雄はもう一人の主人公!かっこいい名言も紹介
『ハイキュー』の影山飛雄は、トップレベルの才能を持った天才セッターです。自己的なプレーから「王様」と揶揄されていましたが、後に本物の王様としてコートに立つことになります。本記事では、ハイキューの影山飛雄の能力や名言について紹介します。
目次
【ハイキュー】影山飛雄はもうひとりの主人公
影山飛雄のプロフィール
『ハイキュー』の影山飛雄は、烏野高校バレー部の天才セッターです。高校入学当時の身長は180.6cmで、体重は66.3kgです。高校卒業後は、身長が188.4cm、体重が82.2kgにまで成長しました。好きな食べ物は、温玉をのせたポークカレーです。影山は主人公の日向翔陽の相棒でもあり、ライバルでもあります。最初はいがみ合っていた2人でしたが、後に最強のコンビとなります。
ハイキューの概要
ハイキューは、週刊少年ジャンプで2012年から2020年まで掲載されていました。バレーボールをテーマにした漫画で、タイトルはバレーボールの日本語である「排球」から名付けられました。作者の古館春一さん自身バレーボール部のミドルブロッカーだったため、バレーボールに関する描写は非常にリアルです。テレビアニメは第4期まで放送されており、2022年にはその続編となる映画の制作も決定しました。
ハイキューのあらすじ
幼い頃にテレビでバレーの全国大会を見た日向翔陽は、そこで「小さな巨人」と呼ばれて活躍するエースに心を奪われます。日向は「小さな巨人」を目指してバレーを始めますが、中学では部員が足りずに思うように練習ができませんでした。中学3年のときに新入部員が入り、初めて試合に出場します。そこで影山飛雄のいる北川第一中に負けてしまいますが、高校のバレー部で再び影山と出会います。反発し合っていた2人はいつしか名コンビとなり、ともに全国大会を目指すことになったのでした。
【ハイキュー】影山飛雄のかっこいい名言
影山飛雄の名言①「俺が居れば...」
俺が居ればお前は最強だ!
出典: renote.jp
ハイキューの日向翔陽は、もともと背が低いことにコンプレックスを抱いていました。町内会チームとの試合でエースの東峰旭のプレーを見た日向は、さらにそのコンプレックスを膨らませます。そんな日向に影山飛雄が言ったのが、こちらの名言です。そして、影山は相手チームに対し、次は日向にトスを上げると宣言します。その宣言によりマークされた日向でしたが、影山の的確なトスにより1本決めることができたのでした。天才セッターの影山らしい、自信に溢れた名言です。
影山飛雄の名言②「一人で勝てないの...」
一人で勝てないの当たり前です
コートには6人居るんだから出典: phoenix-wind.com
こちらの名言は、影山飛雄がエースである東峰旭に向かって言ったセリフです。東峰は烏野高校バレー部の頼れるエースでしたが、ある試合でまったくスパイクが決まらなかったことでエースとしての自信を失います。そのままチームから遠ざかってしまった東峰を、影山と日向は連れ戻しに行きます。
そのとき影山が東峰に言ったのが、このセリフでした。かつては影山もワンマンプレーで、周りから孤立していました。しかし、烏野高校のバレー部に入ったことで、チームプレーの大切さに気づきます。この名言は、影山がプレイヤーとして成長したからこそ出てきたセリフだといえるでしょう。
影山飛雄の名言「謝んなきゃ...」
謝んなきゃいけないようなトスは上げねえ...!
出典: phoenix-wind.com
烏野高校のバレー部は、インターハイで青葉城西高校に敗れました。影山飛雄は、最後の「変人速攻」が止められたことを日向に謝ります。その後、2人は体育館で黙々と練習をしますが、試合に負けた悔しさは消えません。影山と日向は悔しさを発散するように暴れまくり、しばらくして落ち着きを取り戻した影山がこのセリフを口にします。そこで2人はようやく前を向き、次のステップに進むことができたのです。
影山飛雄の名言④「俺が何かに絶望する...」
俺がなにかに絶望するとしたら
バレーができなくなった時だけだ出典: phoenix-wind.com
こちらの名言は、影山飛雄が白鳥沢学園との試合で言ったセリフです。白鳥沢学園戦での第4セットで、影山はスタミナが切れかかります。23対21でリードしていた烏野高校ですが、牛島若利のフェイントでデュースになります。そこで天童覚が影山に、「絶望のデュースかな?」と煽るような発言をしました。しかし、影山はまったく動じず、このセリフを返したのでした。影山の、バレーに対する愛がよくわかる名言です。
影山飛雄の名言⑤「弱くはないので...」
弱くはないので大丈夫だと思います!
全国大会に進んだ烏野高校は、2回戦で稲荷崎高校と当たります。試合前の練習中、セッターの宮侑は影山飛雄に「下手くそと試合するのは嫌いだ」と言います。宮が言う下手くそとは、日向翔陽のことでした。そこで影山が宮に返したセリフが、こちらの名言です。確かに日向は技術面では未熟ですが、それを補う精神的な強さがあります。この名言からは、影山の日向に対する信頼感がうかがえます。
影山飛雄の名言⑥「ネット際じゃなくても...」
ネット際じゃなくても、アタックライン近辺に上げてもらえれば十分です
出典: renote.jp
こちらのセリフは、全国大会3回戦目で飛び出した影山飛雄の名言です。3回戦は音駒高校との試合で、烏野高校の田中隆之介は強烈なサーブを拾います。そのボールはネットを超えそうになりましたが、影山はワンハンドで上げてみせました。そしてこのかっこいいセリフを言ってみせて、メンバー全員を唸らせたのでした。
影山飛雄の名言⑦「今までも今日もスパイカー...」
今までも
今日も
スパイカー達は
最高のトスを
まっている
影山飛雄は高校卒業後、Vリーグのアドラーズに入りました。そして、Vリーグのブラックジャッカルに入った日向翔陽や宮侑たちと戦うことになります。今まで烏野高校でプレーしてきた経験から、影山はこのセリフを思い浮かべながらトスを上げます。コート上の影山が、進化した新たな王様になった瞬間でした。
【ハイキュー】影山飛雄はトップレベルの天才セッター
影山飛雄がコート上の王様と呼ばれていた理由と過去
ハイキューの影山飛雄は、中学時代のチームメイトから「コート上の王様」と呼ばれていました。しかし、この「王様」という呼び方は影山を称えたものではありません。むしろその逆で、身勝手なプレーを続ける影山を皮肉った呼び名だったのです。影山自身もそれに気づいており、「王様」と呼ばれることを嫌がっていました。影山はトップレベルの才能を持ったセッターでしたが、そのレベルに他のチームメイトはついていけませんでした。
しかし、影山は自分のレベルと同等のプレーをチームメイトに求め、その結果独善的なプレーが続いてしまいます。そのせいでチームメイトたちからの信頼を失い、中学最後の県大会で影山のトスは無視されてしまいます。トスを上げた先に誰もいなかったという体験は、影山の中で大きなトラウマとなったのでした。
影山飛雄のセッターとしての能力の高さ
ハイキューの影山飛雄は、烏野高校で日向翔陽と出会ったことでセッターとしての能力が開花します。日向から「どんなトスでも打つ」という言葉を聞いた影山は、初めてスパイカーを意識したトスを上げ始めます。日向は才能はあっても、まだまだレベルは低いままでした。しかし、影山はそんな日向のスイングに合わせ、ドンピシャなトスを上げてみせます。影山の天才的な能力によって生まれたこの攻撃は、「変人速攻」と呼ばれ他校に恐れられました。
また、ハイキューのガイドブックでは、影山の能力パラメーターを見ることができます。高校時代の影山の能力パラメーターは、5段階評価でパワーとバネとスピードが4、スタミナと頭脳が5です。この数値を見ると、影山はどの能力も平均的に高いことがわかります。Vリーグ時代の能力パラメーターは10段階評価に変わり、サーブとセッティングが10、ブロックが9という高い数値になっています。
影山飛雄と日向のコンビが最強
ハイキューの影山飛雄はセッターとして天才的な能力を持っていましたが、中学時代は周りとのレベルの差からその能力を活かしきれませんでした。しかし、高校のバレー部で日向翔陽とコンビを組むようになると、お互いの能力を活かした見事なプレーを見せるようになります。日向は技術レベルは低くても身体能力には優れており、影山のトスにも見事に応えてくれました。2人は喧嘩をしながらともに成長し、最強のコンビとして活躍するようになります。
影山飛雄と及川徹の因縁
ハイキューの及川徹は、青葉城西高校バレー部のキャプテンです。影山飛雄とは、中学時代の先輩・後輩の間柄でした。中学時代の及川は、バレー部に入ってきた影山の才能に気づきます。同じセッターだったことから、及川は焦りを感じて精神的に追い詰められてしまいました。影山は純粋に及川を尊敬していたのですが、及川は影山を拒絶してしまいます。ある日、及川に教えを請いに行った影山に対し、及川は思わず殴りかかろうとしました。
チームメイトの制止で大事にはなりませんでしたが、及川の抱いていた感情がいかに激しかったかがわかります。しかし、2人はお互いの能力を認めあった、良きライバルでもあります。影山は高校生になってから一度及川に相談をしに行きましたが、及川は「バーカ」などと言いつつもしっかり助言していました。それから幾度となく戦いを重ねた2人は、オリンピックという大舞台で再び同じコートに立ったのでした。
影山飛雄と菅原孝支の関係
ハイキューの菅原孝支は、烏野高校バレー部の3年生です。影山が入部するまでは、烏野高校の正セッターとして活躍していました。菅原は同じセッターとして、影山にさまざまなアドバイスをします。影山は菅原の多くのアドバイスによって、さらに能力を高めていきます。菅原は高校生最後の試合で、影山の成長を感じて号泣していました。
【ハイキュー】影山飛雄の声優
影山飛雄の声優は「石川界人」
ハイキューは漫画だけでなく、アニメも人気が高い作品です。そのアニメで影山飛雄の声を担当したのが、声優の石川界人さんでした。低音の力強い声が、「王様」と呼ばれている影山にぴったりでした。石川界人さんはテレビアニメだけでなく、海外作品の吹き替えやゲームなど、さまざまなシーンで活躍しています。
石川界人のプロフィール
声優の石川界人さんは、1993年10月13日生まれのAB型です。東京都文京区出身で、ステイラックに所属しています。もともとはプロ・フィット声優養成所に入所し、同事務所の所属となりますが、2022年に現在の事務所に移籍しました。2012年に『あの夏で待っている』でアニメデビューを果たし、2013年には『翠星のガルガンティア』で初めて主役を務めました。
石川界人の主な出演作品
石川界人さんは、『盾の勇者の成り上がり』(岩谷尚文)や『境界のRINNNR』(六道りんね)などで主役を演じています。その他にも、『僕のヒーローアカデミア』(飯田天哉)や『ポケットモンスター サン&ムーン』(カキ)、『ワンパンマン』(ジェノス)など、多くの人気作品に出演しています。
【ハイキュー】影山飛雄に対する世間での評判や人気
ハイキューの影山飛雄は、同じセッターの及川徹と比べられることが多いようです。「どちらが好きか」だけでなく、「どちらが最強のセッターか」で論争が起きていました。それぞれに違った能力や魅力があるため、人によって好みが分かれていました。
ハイキューの影山飛雄は天才と呼ばれていますが、作中ではトラウマを抱えたり悩んだり、天才とはかけ離れた姿も見せています。そんな人間味あふれる影山に、魅力を感じている人もいました。悩み苦しみつつも成長していく影山の姿は、天才といえども一人の人間であることを読者に教えてくれます。
ハイキューにはかっこいいキャラが大勢いますが、中でも影山飛雄はかっこいいと評判でした。こちらのTweetでは「現実にいたら惚れてる」とのコメントがあり、影山の人気の高さがうかがえます。また、普段の影山も人気ですが、やはり試合中の影山が一番かっこいいという声が多かったです。
【ハイキュー】影山飛雄はもう一人のかっこいい主人公
ハイキューの影山飛雄は、日向と並び立つもう一人の主人公です。高校卒業後は国内のみならず海外にも進出しており、その活躍はとどまるところを知りません。『ハイキュー』は45巻まである長い作品ですが、最初から読むと影山の活躍がより一層わかるでしょう。『ハイキュー』は新作映画が制作されることも決まっているため、そちらでも影山の活躍を楽しんでください。
この記事のライター
NR4712
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