【ハイキュー】五色工は能力が高い?次期エースの実力や声優を紹介
五色工(ごしきつとむ)は、『ハイキュー』に登場する白鳥沢学園高校バレー部の選手です。1年生にしてスタメン入りする程の実力を持ち、「エース」という言葉に強い憧れ抱いています。今回は、『ハイキュー』の中でも特にエースにこだわりを持つ五色工の能力や特徴を紹介します。
目次
【ハイキュー】五色工とは?
『ハイキュー』に登場する五色工は、白鳥沢学園高校でウイングスパイカーを務める選手です。初登場は春高予選で、白鳥沢学園高校のスタメンとしてコート入っています。1年生の為、他のメンバーに比べるとバレー経験が浅くてミスも多いですが、強力なストレートスパイクを得意とする実力のあるスパイカーです。まずは五色工のプロフィールと五色工が登場する『ハイキュー』についておさらいしましょう。
五色工のプロフィール
- 名前:五色工(ごしき つとむ)
- ポジション:ウイングスパイカー
- 背番号:8番
- クラス:1年4組
- 誕生日:8月22日
- 身長:181.5cm
- 体重:69.5kg
- 最高到達点:328cm
- 好物:カレイの煮付け
五色工は、白鳥沢学園のウイングスパイカーで、春高予選の際に初登場しました。真っ黒な髪色でぱっつんに切り揃えた前髪が特徴的な1年生です。白鳥沢学園高校のエースになることに情熱を燃やしていて、主将の牛島若利を一方的にライバル視しています。現エースで主将の牛島若利に対して真向から張り合おうとする程の熱血漢で、言ったことが嘘にしないように努力もする非常に真面目な性格をしています。また、人から褒められたり頼りにされると調子に乗ってしまうお調子者な一面もあります。
ハイキューの概要
五色工が登場する『ハイキュー』は、2012年から2020年にかけて週刊少年ジャンプで連載されていたバレー漫画です。原作者の漫画家・古舘春一先生は、学生時代にバレー部でミドルブロッカーを務めていたこともあり、その時の経験や心情を漫画の中で上手に表現しています。ダブル主人公という手法も珍しく、バレーのようなチーム競技の面白さや難しさを描いています。単行本は2022年8月で累計発行部数が5500万部を突破し、アニメも第4期まで制作された人気作品です。
ハイキューのあらすじ
背が低いことにコンプレックスを持っている主人公・日向翔陽は、小学生の頃に高校バレー界で「小さな巨人」と呼ばれる小柄なスパイカーが活躍していることを偶然知ります。そこから小柄な自分でも能力を伸ばせば活躍できると自信を持った日向翔陽は、烏野高校に入学してバレー部に入りました。そこで、もう1人の主人公・影山飛雄と運命的な出会いを果たし、コンビを組みます。個性的なメンバーに支えられながら、2人は烏野高校のバレー部として全国制覇を目指していく物語です。
【ハイキュー】五色工は能力が高い?実力や性格を考察
『ハイキュー』に登場する五色工は、強豪校・白鳥沢学園高校の1年生で唯一スタメン入りしている実力者です。そんな五色工の持つ能力とは一体どのようなものなのでしょうか?ここからは、『ハイキュー』本編での五色工の活躍を基に、その実力や性格を考察していきます。
五色工の能力や実力
五色工は、ウイングスパイカーと呼ばれるスパイク攻撃を主体とするポジションの選手です。五色工が得意としているのは強力なストレートスパイクで、烏野高校でセッターを務める影山飛雄からは「キレキレストレート野郎」と呼ばれる程の実力を持っています。バレー経験はまだ浅い為、ブロックやレシーブの能力は低くてミスも多いですが、得意のストレートスパイクを武器にスタメン入りした実力者です。チームメイトたちからは、時期エースと期待されています。
五色工が監督によく怒られる理由
白鳥沢学園高校の監督を務める鷲匠鍛治は、小柄な体格に似合わず大声を出して選手に喝を入れる程、選手指導に積極的な人物です。バレー部員は全員がこの指導法で鍛えられていますが、中でも五色工に対しては他の選手以上に声を張り上げて指導しています。五色工は、自分がまだ未熟でミスが多いから監督からよく怒られるのだとビビっていました。しかし、実際には伸びしろの大きい五色工に対して監督は大きな期待を寄せている為、他の選手より声を張り上げてしまうのでした。
五色工の性格
五色工は、どんなことにも一生懸命努力する非常に真面目でプライドの高い性格です。さらに、先輩でエースの牛島若利に対して、どちらがエースか試合で証明すると宣言する程の熱血漢でもあります。しかし、周りから褒められたり期待されるとモチベーションが上がるお調子者な一面もあり、先輩たちに上手く扱われています。
五色工と牛若の関係
五色工は、先輩で主将の牛島若利に対して、自分こそがエースになる男であると宣言しています。エースに強いこだわりを持つ五色工は、牛島若利を一方的にライバル視していて、絶対に負けたくない相手としています。しかし、本心では牛島若利のことを尊敬していて、敵わない相手だと認識しているようです。一方、牛島若利は五色工の実力を認めていて、エースになれるだけの能力を秘めていると期待しています。
五色工と日向翔陽の関係
五色工と日向翔陽が初めて顔を合わせたのは、春高予選での決勝戦です。お互い1年生同士で実力を知らなかった2人ですが、日向翔陽の身体能力や変人速攻の強さを知った五色工は、次第に日向翔陽をライバル視していきます。春高予選後に行われた宮城県1年生選抜強化合宿で会話を交わすようになり、親睦を深めてライバルであり友達という関係になりました。
五色工の卒業後の進路
『ハイキュー』は、登場人物のその後がそれぞれ描かれているのも特徴の1つです。白鳥沢学園高校を卒業後、五色工は大学へと進学します。大学へ行ってもバレーは続けていて、VリーグDivision1の「Azuma Pharmacy グリーンロケッツ」でアウトサイドヒッターを務めています。トレードマークともいえる黒髪ぱっつんの前髪も健在です。
【ハイキュー】五色工の声優
アニメ版の『ハイキュー』は、人気声優が多数出演していることでも有名です。そんな中で、期待の大型ルーキーである五色工の声を担当しているのは誰なのでしょうか?ここからは、『ハイキュー』のアニメで五色工の声を担当した声優について紹介していきます。
五色工の声優は「土屋神葉」
『ハイキュー』のアニメ版で五色工の声を担当した声優は、土屋神葉さんです。元々は子役出身の俳優で、CMや舞台で演技していました。『ハイキュー』の五色工役は、土屋神葉さんにとって初のテレビアニメ出演となっています。『ハイキュー』のアニメ監督である満仲勧さんからは、「何も知らないままで飛び込んで来た感じが五色らしくていい」と言って指名されたそうです。
土屋神葉のプロフィール
- 名前:土屋神葉(つちや しんば)
- 生年月日:1996年4月4日
- 血液型:O型
- 職業:声優、俳優
- 所属事務所:トランスワールドジャパン
土屋神葉さんは、子役出身の俳優でしたが、声優の宮野真守さんの演技に憧れて声優を志すようになります。タレントの土屋炎伽さんと女優の土屋太鳳さんは実の姉だそうで、土屋太鳳さんとは、映画の吹き替えなどでも共演しています。劇団ひまわりに所属していましたが、現在は退団してトランスワールドジャパンに所属しています。2021年には、第15回声優アワードで新人男優賞を受賞している実力派声優です。
土屋神葉の主な出演作品
- 『ボールルームへようこそ』富士田多々良
- 『バクテン!!』双葉翔太郎
- 『ディズニー ツイステッドワンダーランド』エペル・フェルミエ
- 『シュート!Goal to the Future』小久保公平
20代の声優である土屋神葉さんは、元気で張りのある声が特徴的です。その為、勢いのある青年役や真面目で真っ直ぐな性格の役を多く演じています。『ディズニー ツイステッドワンダーランド』のエペル・フェルミエ役のような訛りの強い方言キャラにも挑戦しています。
【ハイキュー】五色工の名言
『ハイキュー』には、多くの名言や名シーンがあることで有名な作品です。その中には五色工の名言や名セリフももちろんあります。ここからは、『ハイキュー』の作中で五色工が発したセリフの中から、特に能力や性格を表すような印象深い名言を3つ紹介します。
五色工の名言①「誰が来たって…」
誰が来たって力でねじ伏せればいいだけです
出典: manga-tantei.com
春高予選の決勝戦前に五色工が発したセリフです。全国大会への切符をかけた大事な試合を前に白鳥沢学園高校のメンバーは気を引き締めます。決勝の相手は、意識もしていなかった烏野高校でしたが、五色工はどんな相手でも全力で戦うことを誓います。真面目な五色工らしい名言です。
五色工の名言②「奇跡を起こして…」
奇跡を起こしてこそのエースですよ!
出典: manga-tantei.com
春高予選の決勝で、自分でも驚く程強力なストレートスパイクが決まった時に五色工が発したセリフです。試合が終盤にさしかかり、激しい攻防戦が繰り広げられる白鳥沢学園高校と烏野高校。五色工は、得意のストレートスパイクで烏野高校のブロックを打ち破ります。天童覚にまぐれだと冷やかされますが、五色工はそれを否定してエースの実力と答えます。『ハイキュー』の中でも、特にプライドが高い五色工らしい名言です。
五色工の名言③「ここでトスが上がるのは…」
ここでトスが上がるのは俺じゃない。悔しい。でもこの人のスパイクを見てたいとも思うから。それも悔しい
出典: manga-tantei.com
落とすことのできない1点を前に、五色工が心の中で発したセリフです。春高予選の決勝は、5セット目までもつれ込む接戦となりました。烏野高校がリードして、1点でも落としたら負けてしまうという大事な場面で、五色工はプレッシャーに押しつぶされそうになります。エースを自称している五色工ですが、まだ牛島若利に頼りきっている部分があることを素直に認めて悔しがります。
【ハイキュー】五色工に対する世間での評判や人気
『ハイキュー』には、個性的な髪型のキャラが多く登場します。その中でも、五色工の髪型は特に特徴的です。真っ黒の髪色にぱっつんの前髪をかわいいと思っているファンが多かったです。
真面目だけどお調子者の性格な五色工は、練習や試合の中で様々な表情を見せます。そんな様子がかわいいと読者から人気です。しかし、かわいいだけなく、バレーに対して真剣でしかもウイングスパイカーとしての実力もあることから、試合中の真剣な姿もかっこいいと話題になっていました。
1年生にしてスタメンでコートに立つ五色工は、確かな実力を持った選手です。その実力は、先輩の牛島若利も期待する程のもので、『ハイキュー』の本編で牛島若利から五色工へエースのバトンが引き継がれるシーンでも、「頼んだぞ」の一言だけを送りました。牛島若利から信頼を寄せられていることを自覚した五色工が感極まるシーンは、一緒に泣いてしまうファンが続出しています。
【ハイキュー】五色工は実力のある次期エースだった
『ハイキュー』に登場する五色工は、特徴的な髪型から見た目的にも印象に残るキャラクターです。しかし、バレーの強豪校である白鳥沢学園高校のバレー部で1年生にしてレギュラーメンバーに選ばれる程の実力を備えている期待の時期エースであることが判りました。熱血漢で調子に乗りやすい性格をしていますが、身体能力やバレーに対する思いは本物です。五色工が活躍する春高予選の決勝戦を漫画やアニメで是非楽しんでみてください。
この記事のライター
ルキナ
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。