【ハイキュー】小さな巨人の正体は宇内天満!現在についても解説
『小さな巨人』はハイキュー主人公の日向翔陽の憧れの人物で、バレーを始めたきっかけとなった人物です。ですが、ハイキュー作中では小さな巨人の正体は長い間に渡って不明のままでした。この記事では、小さな巨人の正体や現在何をしているのか等を解説していきます。
目次
【ハイキュー】小さな巨人とは?
ハイキューで登場した『小さな巨人』は過去に烏野高校排球部に所属し、全国大会へと出場した事があります。ハイキューの主人公『日向翔陽』は全国大会の小さな巨人の活躍をテレビで目にし、バレーボールを始めるきっかけとなっています。まずは、小さな巨人とはどのような人物なのか紹介していきます。
小さな巨人とは?
ハイキュー作中に登場した『小さな巨人』は烏野高校のバレー部に所属していた人物です。170cm程度と小柄な体格ながら10番の背番号を背負い、烏野高校を全国へと導いています。全国で活躍する姿を幼い頃のハイキュー主人公の日向翔陽が目撃し、バレーボールを始めたきっかけとなっています。ですが小さな巨人は回想での出番や通称を呼ばれるだけにとどまり、長い間その正体は分からないままでした。
ハイキューの概要
ハイキューは、古舘春一さんが週刊少年ジャンプに連載されていたバレーボール漫画です。2012年にハイキューの連載が開始され、2020年に全402話で完結し単行本は45巻が刊行されています。2014年・2015年・2016年・2020年にハイキューのアニメ化が放映され、2014年・2016年にはゲームも発売されました。
ハイキューのあらすじ
小柄な少年『日向翔陽』は、テレビのバレー中継で地元の高校に所属する「小さな巨人」と呼ばれる人物の活躍を目にします。日向は小さな巨人に憧れてバレーボールを始めますが、中学のバレーボール部には部員がおらずまともな練習ができませんでした。なんとかメンバーを集め、中学最後の公式戦に出場するも、 初戦で北川第一中に惨敗。さらに北川第一中の天才セッター『影山飛雄』に中学での3年間を否定されてしまいます。日向は影山へのリベンジを誓い、小さな巨人が所属していた烏野高校の排球部に入部します。
【ハイキュー】小さな巨人の正体は宇内天満!現在は?
小さな巨人は、長い間ハイキュー本編での出番は回想や後ろ姿での登場しかなかったため正体はずっと分からないままでした。しかし、烏野高校と鴎台高校との試合の前に小さな巨人と呼ばれた『宇内天満』が登場しました。小さな巨人・宇内天満がどのような人物かや現在何をしているか等を解説していきます。
小さな巨人の正体は宇内天満
小さな巨人の正体は、烏野高校の卒業生で現大学生の『宇内天満(うだいてんま)』です。高校時代から髪の毛が少し伸びた以外はほとんど体格の変化はありません。日向翔陽と同学年である月島蛍の兄『月島明光』は一つ上の先輩で、日向の一つ先輩である田中龍之介の姉『田中冴子』とは同級生となり、在学時は月島明光とはポジションを争っていました。鴎台の試合前に日向と影山と対面を果たしています。
小さな巨人は現在バレーをしていない?
小さな巨人・宇内天満は高校卒業後してからはバレーから離れています。バレーを続けなかった理由は、大学や社会人チーム等バレー関係者の人間から声をかけられる事もなく、さらに宇内天満自身もやりたい事があったのでバレーを続けませんでした。小さな巨人を目標にしていた日向翔陽は新しい目標を見つけていた事もあり、バレーを続けていないと聞いても失望やショック等は全く受けている様子はありませんでした。
小さな巨人は東京の大学に進学
小さな巨人・宇内天満は高校卒業後は東京の大学へと進学し、大学入学後はバレーから離れ普通の大学生生活を送っています。性格も高校時代からフランクになっていて、かつてポジションを争っていた月島明光とも和やかな雰囲気で話しています。
【ハイキュー】小さな巨人の登場シーンや声優
小さな巨人・宇内天満はハイキュー主人公の日向翔陽のバレーボールを始めるきっかけとなる人物ですが、宇内天満の登場はかなり終盤となっています。ハイキュー本編で宇内天満がどのように登場したのかや、ハイキューのアニメに宇内天満は登場しているのか、アニメに登場しているのであれば声優が決まっているかどうか等を解説していきます。
小さな巨人の原作漫画での登場シーン
小さな巨人は、長い間に渡って回想や後ろ姿しか登場していませんでしたがハイキュー原作の338話で容姿が明らかになりました。宇内天満という名前も次の話の339話で表記されました。宇内天満は春高本戦を烏野高校が勝ち抜いている事を聞き、準々決勝の試合前に春高の会場へと現れて同級生の田中冴子を通じて準々決勝が始まる前にハイキュー主人公の日向翔陽と話しています。その後、準々決勝の烏野高校VS鴎台高校の試合を先輩だった月島明光と観戦しています。
小さな巨人はアニメに登場した?
2022年現在、ハイキューのアニメは4期まで放映され原作の293話までアニメ化されています。小さな巨人の正体が判明したのはハイキュー原作の338話であるため回想シーン等でしか小さな巨人の出番はありません。さらに、アニメで小さな巨人が登場する時は常に目元に影がかかっていて素顔が分からないようになっています。
小さな巨人の声優は未定?
小さな巨人はアニメ4期まではセリフがまだ無いため、声優は発表されていません。しかし、ハイキュー5期と劇場版2作の制作が2022年8月13日に発表されました。宇内天満として登場する可能性は非常に高いですが、アニメと劇場版の制作が発表された時点ではキャストは発表されていないため、声優は8月13日の時点ではわかってはいません。
【ハイキュー】小さな巨人の魅力
小さな巨人・宇内天満が登場したのは338話と連載開始から約7年後です。さらに、小さな巨人はこれまで登場した既存のキャラクターではなく、新規のキャラクターでした。ここからは、新たに登場した宇内天満の見た目や性格等のキャラクターとしての魅力を紹介していきます。
小さな巨人の魅力①見た目
小さな巨人・宇内天満は回想では日向翔陽と似たシルエットをしていて、身長は170cm程度と高校1年生である日向翔陽より少し大きいぐらいです。ハイキュー作中で宇内天満としてその姿を現した時は、高校時代より少し髪が伸びていますが容姿や身長はほとんど変わっていません。姿を見せた宇内天満にファンの中には、「可愛い」「好み」とつぶやいていた方もいらっしゃいました。
小さな巨人の魅力②負けず嫌い
小さな巨人は負けず嫌いの性格をしていて、その性格がよく出ていた場面を同級生であった田中冴子が目撃しています。過去に練習試合に出場していた小さな巨人は、その日は調子が悪くベンチへと下げられてしまいました。エースという立場でありながらベンチに下げられた事が悔しく、ロッカーに頭を打ち付け落ち込んでる姿を見せています。
小さな巨人の魅力③努力家な性格
小さな巨人と呼ばれその活躍を現在も語り継がれている宇内天満ですが、小さな巨人として大きく活躍できたのは高校2年の後半からです。最初は宇内天満もスパイクをブロッカーに止められる等大した活躍は出来ていませんでした。しかし2年間努力を続け、身長が低くても戦える方法を編み出します。中学生の頃からエースとして活躍していた月島明光からポジションを奪い取り、活躍して小さな巨人と呼ばれるようになりました。
【ハイキュー】小さな巨人に最も近いのは星海光来?
鴎台高校のバレーボール部に所属している星海光来は、試合での活躍から小さな巨人と称され、最も小さな巨人に近いと言える人物です。星海光来のプロフィールの紹介や過去、小さな巨人に憧れを持つ日向翔陽との関係等を解説していきます。
星海光来のプロフィール
- 名前:星海光来(ほしうみこうらい)
- クラス:鴎台高校2年A組
- ポジション:ウィングストライカー(WS)
- 身長:169.2cm(高校2年1月時)
- 体重:61.7kg
- 誕生日:4月16日
- 好物:かっぱえびせん梅味
- 声優:花江夏樹
星海光来は長野県にある鴎台高校バレーボール部に所属しています。小柄ですが高い身体能力とバレーボールのプレイ全てに高い技術を持つオールラウンダーのプレイヤーで、次世代の「小さな巨人」と言えるキャラクターです。足の親指の裏のつけねにあるふくらみ(母趾球)に体重を乗せ全身をバネにして飛び上がる「ドン」ジャンプを使用し、日向の最高到達点を超え影山のブロックを超えるスパイクを放っています。ただし、自己主張が強く面倒くさい性格をしています。
星海光来の母からの言葉
星海光来の家族は高身長揃いで、星海光来は家族の中で最も身長が低い事を気にしていました。ある日、「スパイクを打たせてくれ」と星海光来にせがんできたのはバスケットボールをやっている兄の『星海日朝』でした。「簡単に打てるものじゃない」と思いつつ日朝にスパイクを打たせると、高い身長を活かし日朝は簡単にスパイクを決めてしまいます。
星海光来は覆せない身長差という才能を見せつけられ、母の元で号泣してしまいます。しかし、母の「強くなる方法はたくさんあるよ」という言葉を聞いた星海光来は中学時代はひたすら努力を重ねます。中学時代は3年間ベンチで試合には出られませんでしたが、高校に入学した後に才能が一気に開花しレギュラーの座についています。
星海光来と日向の関係
星海光来は、自分と同じポジションで似たような体格の日向翔陽の事は当初ライバルと見ていました。春高準々決勝で烏野高校と戦う事になった時は、日向翔陽にどちらが現在の「小さな巨人」か決めようと宣戦布告しています。しかし、試合中に日向翔陽は自分と目指すプレースタイルが違うことと日向翔陽は小さな巨人に憧れはあるが目指している訳では無いと気づき、バレーボールで自分以外に身長が低くても戦える事を示してくれる人間がいる事を嬉しく思っています。
【ハイキュー】小さな巨人に対する世間での評判や人気
ハイキュー主人公の日向翔陽がバレーボールを始めたきっかけである小さな巨人・宇内天満ですが、バレーボールを続けていなかった事にショックを受けた読者の方は少なからず存在します。しかし、ある競技で大きく活躍していた人物が卒業後に活躍していた競技を辞めてしまう部分をリアルに感じる人もいて、宇内天満のような登場の仕方をするのはハイキューならではという意見もあります。
宇内天満は高校2年生の頃の活躍から小さな巨人と呼ばれていますが、どのような活躍をしたのか詳細は明らかになっていません。そのため、初代小さな巨人の現役時代の話を書いて欲しい、と望む声は一定数存在しています。
小さな巨人・宇内天満のモデルは、ハイキュー作者の古舘春一さんだと言われています。宇内天満は大学卒業後は漫画家となっていますが、最初に書いていた漫画が打ち切りになった後バレーボール漫画を書いています。古舘春一さんも中学・高校とバレーボールをやっていた事や、連載の2作目がバレーボール漫画であるハイキューである事等の共通点が、モデルではないかと言われる理由として挙げられます。
【ハイキュー】小さな巨人の正体は宇内天満だった
この記事では、ハイキューに登場した「小さな巨人」の正体について解説してきました。連載開始から長い時間がかかったものの、ハイキュー作中では小さな巨人の正体=宇内天満という事があっさりと判明しています。主人公の憧れの存在でもある小さな巨人がバレーを続けていなかった事にショックを受けた方もいるかもしれません。しかし、その設定が逆にリアルで、ハイキューならではの魅力を感じたという声もありました。
この記事のライター
kaewru
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