【ハイキュー】木兎光太郎は梟谷学園高校の主将!実力や声優について紹介
『ハイキュー!!』の木兎光太郎は、梟谷学園高校の主将兼エースです。本記事では、木兎光太郎の実力や性格、人間関係などを詳しく解説します。また、ハイキュー!!のアニメで木兎光太郎の役を担当した、声優の木村良平さんについても紹介します。
目次
【ハイキュー】木兎光太郎は梟谷学園高校の主将
木兎光太郎のプロフィール
『ハイキュー!!』の木兎光太郎は、梟谷学園高校の3年1組の学生です。バレーボール部では主将を務めており、ポジションはウィングスパイカーです。身長は185.3cmと高く、体重も78.3kgあります。誕生日は9月2日とわかっていますが、血液型は不明です。
ハイキューの概要
ハイキュー!!は、高校のバレーボール部を舞台にしたスポーツ漫画です。作者は古館春一さんで、2012年から2020年まで週刊少年ジャンプで連載されていました。ハイキュー!!の作中では、仙台駅や仙台市体育館など、実際に存在する施設も登場します。また、作中で開催される大会も、現実で行われている大会です。漫画らしい誇張された部分はありますが、基本的には現実で使われているプレーをもとに描かれています。
ハイキューのあらすじ
幼い頃テレビで春高バレーを見た日向翔陽は、「小さな巨人」と呼ばれていたエースに憧れてバレーを始めます。小柄ながらずば抜けた身体能力を持っていた日向でしたが、中学時代は環境に恵まれず思う存分バレーができませんでした。その後、烏野高校に入学した日向は、中学最後の試合で戦った影山飛雄と再会します。いがみ合いながらもお互いの実力を認めあった2人は、「変人速攻」という技を編み出します。そして個性的な仲間たちと、全国大会を目指すのでした。
【ハイキュー】木兎光太郎の人物像や実力
木兎光太郎の性格
ハイキュー!!の木兎光太郎は、とにかく明るく元気な性格をしています。目立ちたがり屋のお調子者でもあり、熱くなりすぎてミスを連発することもあります。ただ、バレーに関する情熱だけは誰にも負けず、中学時代にはバレーへの気持ちが強すぎて周りから浮いていました。試合中も常にテンションが高く、観客の心をつかんで試合を盛り上げます。しかし、気分の浮き沈みが非常に激しく、一気にテンションが落ちてしまうこともあります。
木兎光太郎の能力や実力
ハイキュー!!の木兎光太郎は、全国でも5本の指に入るほどの実力を持つスパイカーです。5段階評価で見てみると、頭脳とテクニックが3、スピードとバネが4、パワーとスタミナが5となっています。パワーとスタミナが最高評価となっていますが、木兎光の武器はパワフルなスパイクだけではありません。ストレートとクロスを自在に打ち分け、相手を翻弄します。また、フェイントやリバウンドなども上手に使いこなし、調子が良いときは隙きがないプレイヤーです。
木兎光太郎のしょぼくれモードとは?
素晴らしい能力と実力を持った木兎光太郎ですが、主将でありながら精神的に不安定という弱点があります。ミスなどが続くと途端にテンションが下がり、「しょぼくれモード」に突入します。このしょぼくれモードは、他校の生徒でも知っているくらい有名です。しょぼくれモードに入ってしまうとネガティブになり、試合中でも「トスを上げるな」と言い出すほど自暴自棄になります。梟谷のメンバーは、木兎がしょぼくれモードにならないよう、上手にフォローするようにしています。
木兎光太郎の高校卒業後
全国でも通用するほどの実力があった木兎光太郎は、卒業後にMSBYブラックジャッカルの所属となります。高校のときのようなしょぼくれモードは見せず、失敗しても原因を冷静に分析できるようになりました。ブラックジャッカルでは「木兎ビーム」という超インナースパイクを決め、観客を沸かせていました。大人になって精神的に落ち着きましたが、観客を楽しませるプレーは健在です。
【ハイキュー】木兎光太郎の声優
木兎光太郎の声優は「木村良平」
アニメ版ハイキュー!!の木兎光太郎の声優は、木村良平さんです。テンションの高い木兎を生き生きと演じており、バレーを楽しむ木兎のワクワク感がテレビの向こうにまで伝わってきます。もともと個性的な木兎ですが、木村良平さんの声が入ることでさらにその個性が際立っていました。
木村良平のプロフィール
声優の木村良平さんは、1984年7月30日生まれのAB型です。出身は東京都で、劇団ひまわりに所属しています。劇団ひまわりには3歳のときに入団し、子供の頃から舞台や吹き替えの仕事をしていました。テレビアニメで初主演を務めたのは、『東のエデン』の滝沢朗役でのことでした。そこで知名度を上げ、声優としての仕事も増えてきました。2012年には、第6回声優アワードで助演男優賞を受賞します。
木村良平の主な出演作品
声優の木村良平さんは、フジテレビのノイタミナ枠に出演することが多いです。ノイタミナ枠で出演した作品には、『坂道のアポロン』(西見薫)、『REBOTICS;NOTES』(八汐海翔)、『銀の匙 Silver Spoon』(八軒勇吾)などがあります。他にも、『黒子のバスケ』(黄瀬涼太)、『月刊少女野崎くん』(若松博隆)、『境界のRINNNE』(十文字翼)、『かぎなど』(日向秀樹)など、多くの人気作品に出演しています。
【ハイキュー】木兎光太郎と他キャラの関係
木兎光太郎と赤葦の関係
木兎光太郎にとって、梟谷のメンバーは保護者のような存在です。特に赤葦京治は木兎のフォローが上手で、木兎相手にいつでも冷静に対処します。テンションが高い木兎のツッコミ役でもあり、この2人のやり取りは読者の間でも人気があります。
このように赤葦は木兎のフォロー役に回っていますが、実は誰よりも木兎を信頼していました。赤葦は心からバレーに打ち込んでいませんでしたが、1年のときに木兎のスパイクを見て衝撃を受けます。そして、彼の練習に付き合ううちに、自分も本気でバレーに向き合うようになったのでした。
木兎光太郎と月島の関係
ハイキュー!!の月島蛍は、木兎光太郎とは正反対の性格をしたキャラです。月島はそれまで特にバレーを楽しいと思っておらず、なぜ木兎が必死に練習をするのか理解できませんでした。しかし、木兎との会話で、たかが部活で頑張る必要はないと思っていた月島の心が変わります。その後、白鳥沢学園との試合で牛島若利のスパイクを止めた月島は、バレーを楽しむ木兎の気持ちを初めて完全に理解したのでした。
木兎光太郎と日向翔陽の関係
月島蛍は木兎光太郎と正反対のキャラでしたが、日向翔陽は木兎と同じタイプのキャラです。日向も木兎と同じくテンションが高く、2人はとても気の合う様子でした。木兎は日向にリバウンドやフェイントといった技を教え、それらは今後の試合で日向の大きな武器のひとつとなりました。それからも木兎は、日向のことを愛弟子として何かと可愛がっています。
【ハイキュー】木兎光太郎の名言
木兎光太郎の名言①「いい加減ただのエースに...」
いい加減ただのエースになるよ
出典: manga-tantei.com
ハイキュー!!の木兎光太郎は、これまで「皆のおかげのエース」でした。梟谷のメンバーの支えがあったからこそ、エースとして活躍できていたのです。しかし、梟谷のチームでプレーできるのも、あとわずかです。木兎はこの名言により、支えられるエースではなく皆を引っ張るエースになることを宣言したのです。そしてエースとして覚醒した木兎の活躍により、強豪校の狢坂相手に勝利を収めたのでした。
木兎光太郎の名言②「“ムリ”ではなく…」
”ムリ”ではなく”ムズカシイ”である!
出典: amuse-labo.com
強豪狢坂を下した梟谷でしたが、赤葦京治は自分のせいで負けるかもしれなかった事実に思わず涙します。木兎はそんな赤葦の隣に座り、赤葦を元気づけます。そして、明日はボールをすべて拾って、全部決めると無茶な宣言をしました。無理だと言いかけた赤葦でしたが、この名言で言葉を遮られます。このセリフを聞いた赤葦は衝撃を受けるとともに、思わず笑顔を浮かべたのでした。
木兎光太郎の名言③「それがお前がバレーに…」
それがお前がバレーにハマる瞬間だ
出典: renote.jp
こちらの名言は、木兎光太郎が夏合宿で月島蛍に言ったセリフです。バレーになかなか熱意を持てない月島に、木兎は自分がバレーにハマった瞬間のことを語ります。そして、そういう瞬間が来れば、月島もバレーに熱意を持てるだろうと教えたのです。そのときはまだピンとこなかった月島でしたが、後に白鳥沢戦で木兎が言ったこのセリフの意味を理解したのでした。
【ハイキュー】木兎光太郎に対する世間での評判や人気
ハイキュー!!の木兎光太郎は、どこまでも熱く真っ直ぐな性格をしています。その性格ゆえに過去には周りから浮いてしまったこともありましたが、ひたむきに頑張る姿に心奪われるファンも多いようです。
かっこいいと評判の木兎光太郎ですが、しょぼくれモードが可愛いというコメントも多く見られました。主将でキャプテンという立場にも関わらず、木兎はしょぼくれモードに入ると子どものようになってしまいます。かっこいいときとのギャップが激しく、そのギャップに魅了されてしまう人も多くいました。
ハイキュー!!の木兎光太郎は、名言が多いことでも有名なキャラです。木兎の名言は、バレーをやっていない人でも心に刺さるセリフばかりです。木兎の名言に力をもらったファンも多く、それがまた木兎の人気にもつながっています。
【ハイキュー】木兎光太郎は梟谷学園の主将でエースだった
ハイキュー!!の木兎光太郎は、梟谷学園の主将であり実力のあるエースでもあります。しかし、主将らしくない言動も多く、周りのメンバーに支えながらエースを務めてきました。そんな木兎も卒業間近には「ただのエース」になり、自立することを決意します。そして、高校卒業後もバレーを続け、ブラックジャッカルで活躍するのでした。ハイキュー!!をすでに読み終わっている人も、ぜひ原作やアニメで木兎の活躍を振り返ってみてください。
この記事のライター
NR4712
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。