【ハガレン】ハボック少尉は高い戦闘力を持っている?人物像を徹底まとめ
ハガレンに登場するハボックは、持ち前の身体能力を駆使した戦術を使用するキャラクターです。本記事では、ハガレン内で描かれていた内容を参考に、ハボック少尉が持つ戦闘力の高さや人物像、アニメで演じている声優について詳しくまとめました。
目次
【ハガレン】ハボックとは?
ファンの間でハガレンの愛称で親しまれている『鋼の錬金術師』には、主人公でもあるエドワード・エルリック以外にも、己の信念の元に大きな活躍を残したキャラクターは多数存在します。その中でも、マスタングの部下であるジャン・ハボック少尉は、脇役ながら強く印象に残っているハガレンファンもいるほどです。まずは『鋼の錬金術師』のについて簡単に振り返りつつ、ジャン・ハボック少尉の基本情報についてチェックしてみましょう。
ジャン・ハボック少尉のプロフィール
- 名前:ジャン・ハボック
- 年齢:20代前半
- 所属:アメストリス軍東方司令部
- 階級:准尉(士官学校卒業時)→少尉→(東方司令部所属時)
- 親友:ハイマンス・ブレダ
- 好きなもの:たばこ、巨乳
- 初登場:コミックス2巻
ハボックの登場回
『鋼の錬金術師』内を通して、ジャン・ハボック少尉が登場するシーンはそこまで多くはありません。しかし、日常パートでは持ち前ののらりくらりとした性格を生かした憎めない立ち回りや、シリアスな戦闘シーンでは身体能力の高さを駆使した強さを見せています。これらのことから、ジャン・ハボック少尉はハガレンの内容を通して非常に重要なポジションに位置しているキャラクターです。
鋼の錬金術師(ハガレン)の概要
ハガレンの愛称で親しまれている『鋼の錬金術師』は、荒川弘先生によるバトルアクション漫画で、月刊少年ガンガン2001年8月号から2010年7月号まで連載されていました。海外人気も高く、2019年には国外累計発行部数が1640万部、全世界シリーズ累計発行部数が8000万部という、スクウェアエニックスが発行するコミックスで歴代最高記録を樹立しました。
鋼の錬金術師(ハガレン)のあらすじ
天才的な錬金術のセンスを持つエルリック兄弟は、ある日流行病で母親を亡くしてしまいます。その大好きな母親を甦らせるために、錬金術では禁忌とされていた人体錬成に挑戦しましたが、失敗してしまいました。その結果、エドは体の一部を失ってしまい、アルは全身を失う結果となってしまいます。エルリック兄弟は、元の体に戻るために手掛かりとなる賢者の石を求めて冒険を開始しました。
【ハガレン】ハボックの戦闘力や人物像
ハガレンの愛称で親しまれている『鋼の錬金術師』には、人間離れした能力を持つキャラクターが数多く存在します。ジャン・ハボック少尉はそんなキャラクターたちに引けを取らない強さを見せたことで、ハガレンファンの間でも強く印象に残っているキャラクターの一人です。ここではハガレン内の描写を参考に、ジャン・ハボック少尉の強さや能力についてチェックしてみましょう。
ハボックの戦闘力や強さ・能力
ジャン・ハボック少尉は、主人公のエドやマスタング大佐のように錬金術は使用できません。そのかわり、持ち前の身体能力の高さを駆使した戦いを得意としています。二刀流の銃を使用した戦闘能力の高さは、上司のマスタング大佐からも信頼されていたため、大佐のことを支えるポジションになることがほとんどでした。
ハボックの性格
のらりくらりとした性格をしたジャン・ハボック少尉は、上官からの受けはあまりよくありません。しかし、身体能力の高さや勤務態度がよいことから、マスタングや他の部下からの信頼は非常に厚かった一面もあります。自分の頭は良くないと発言することもありますが、公私混同することはありませんでした。
ハボックの好きなものはたばこ
ジャン・ハボック少尉といえば、たばこを咥えている姿を想像するハガレンファンも数多く存在します。激しい戦闘の末に入院することになっても、禁煙することはなく、1日1本であれば吸っていいという許可をもらうほどです。そんなジャン・ハボック少尉ですが、女性に会う前には必ずたばこを吸うのをやめる描写も見受けられたため、ハガレンファンからは好印象に見られている一面もあります。
ハボックは女性好きで紳士的?
ハガレンに登場する主要キャラクターとは違う強さを見せ続けたジャン・ハボック少尉ですが、女性に対しては紳士的な一面も持ち合わせているのも魅力です。デートの前には花束を用意したり、好きなたばこも火を消してから会うようにしています。しかし、本人も女性運が無いことを理解しているらしく、いい出会いに恵まれることはありません。その結果、機密情報を狙って接近したホムンクルスのラストにも狙われることになりましたが、最後まで機密情報を横流しすることはありませんでした。
ハボックはラストに騙されて戦線離脱?
マスタング大佐と共にホムンクルスのラストと戦闘することになりましたが、ラストの攻撃により下半身不随になってしまいます。前線で戦う機会が多かったハボックにとっては大きな痛手となり、マスタングも自身の目標のために信頼していたハボックを切り捨てるほかありませんでした。これ以降、ハガレン中で独自の強さを見せていたハボックが前線で戦う姿は見られなくなります。
ハボックの作品による違いはある?
原作やアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』では、下半身不随により戦線離脱を余儀なくされたジャン・ハボック少尉ですが、2003年に放映されていたアニメ『鋼の錬金術師』だと展開が若干異なります。1期のジャン・ハボック少尉はエドとのいざこざがきっかけで持っていた銃が暴発し、腕を負傷しました。放映時期は違えど、どの作品でもハボックは最終的に体の一部を負傷するキャラクターとなっています。
【ハガレン】ハボックの名言
人間離れした能力を持つキャラクターとは違い、持ち前の身体能力の高さを駆使した独自の強さを持つジャン・ハボック少尉ですが、作中において多くの名言を残しています。ここでは、ジャン・ハボック少尉がどのような名言をハガレン内に残しているのかチェックしてみましょう。
ハボックの名言①「諦めさせてくれよ…」
捨てていけよ!!置いて行けよ!!
あんたこんな下っ端にかまってる暇あんのかよ!!
ヒューズ准将との約束があるんだろが!!出典: comic-kingdom.jp
ラストとの戦闘で下半身不随になってしまったジャン・ハボック少尉は、自分のことを見捨てようとしないマスタング大佐に対して発言しました。部下としてマスタング大佐のことを支えていた立場だからこそ、本来の目的を思い出させる名言です。これに対し我に返ったマスタング大佐も、先に行くからついてこいと返したことで、ハガレンファンの間で強く印象に残るシーンとなりました。
ハボックの名言②「パンツのゴムから…」
(ハボック)
愛されて80年あなたの町のハボック雑貨店!
パンツのゴムから装甲車まで電話一本でいつでもどこでもお届け参上!
で?お支払いは?
(マスタング)
出世払いだ、ツケとけ。出典: comic-kingdom.jp
戦線離脱を余儀なくされたジャン・ハボック少尉は、ハガレンからしばらく姿を消すことになりました。そして、退役したハボックが実家の雑貨屋を経営する姿が最終決戦を目前に描かれました。武器の調達に苦しむマスタング大佐を別の形で救うこととなり、今の自分ができる最善の形でマスタング大佐の窮地を救った姿に感動を覚えたハガレンファンも存在します。短いやりとりながら、2人の信頼関係が何も変わっていなかったことが理解できる名言です。
ハボックの名言③「大好き…」
大好きっす!ボイン!
出典: bibi-star.jp
恋人として接していたソラリスが、ホムンクルスのラストとわかった時に発言したこのセリフもジャン・ハボック少尉らしさが出ている名言です。例え恋人に裏切られ、対峙しなければならない敵を目の前にしても、持ち前のスタンスを崩すことがなかった姿が描かれています。
【ハガレン】ハボックの声優
作中で持ち前の強さを発揮する場面や、多くの名言を残すこととなったジャン・ハボック少尉は、それぞれアニメによって演じている声優が異なります。ここでは、ジャン・ハボック少尉を演じていた声優についてチェックしてみましょう。
ハボックの声優①松本保典
2003年に放映された『鋼の錬金術師』に登場する、ジャン・ハボック少尉を演じているのは、声優の松本保典さんです。松本保典さんは1987年から活動している声優で、現在では舞台俳優としても幅広い活躍を見せています。
松本保典のプロフィール
- 名前:松本 保典(まつもと やすのり)
- 性別:男性
- 生年月日:1966年2月7日
- 出身地:千葉県松戸市
- 血液型:0型
- 職業:声優、舞台俳優、ナレーター
- 配偶者:佐久間純子(2011年死別)
松本保典の主な出演作品
- サザエさん:ノリスケ役
- 超音戦士ボーグマン:響リョウ役
- 太陽の勇者ファイバード:火鳥勇太郎 / ファイバード役
- 疾風!アイアンリーガー:マグナムエース役
- スレイヤーズ:ガウリイ=ガブリエフ役
- 頭文字D:秋山渉役
- ドラえもん:のび太のパパ役
- 機動戦士ガンダム00:アレハンドロ・コーナー役
ハボックの声優②うえだゆうじ
2009年から放映されていた『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』に登場する、ジャン・ハボック少尉を演じているのは、声優のうえだゆうじさんです。うえだゆうじさんは1992年から活動している声優で、2004年にフリーへ転身したこときっかけに現在のひらがな表記へ芸名を変更しました。
うえだゆうじのプロフィール
- 名前:うえだ ゆうじ(旧芸名:上田 裕司)
- 性別:男性
- 生年月日:1967年6月15日
- 出身地:福岡県北九州市
- 血液型:A型
- 職業:声優
うえだゆうじの主な出演作品
- るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-:相楽左之助役
- ゾイド -ZOIDS-:カール・リヒテン・シュバル役
- 機動戦艦ナデシコ:テンカワ・アキト役
- ポケットモンスター:タケシ、ソーナンス役
- おじゃる丸:キスケ、オコリン坊役
- 機動戦士ガンダム00:ビリー・カタギリ役
- セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん:花中島マサル役
- ラブひな:浦島景太郎役
【ハガレン】ハボックに対する世間での評判や人気
ここで、ジャン・ハボック少尉に対する世間での評判や人気をチェックしてみましょう。
のらりくらりとした性格でありながら、本質は信頼するマスタング大佐を献身的に支えるキャラクターが、ハガレンファンから好印象を受けているようです。ジャン・ハボック少尉のようなサポート役だからこそ輝く魅力が側にいたからこそ、マスタング大佐も最後まで自身の目標のために活躍することができました。
ジャン・ハボック少尉は他の東方司令部の面々と共に上司のマスタング大佐のことを最後まで支え続けました。このチームプレイがハガレンファンの間でも強く印象に残っているようです。ジャン・ハボック少尉が離脱を余儀なくされた後も彼を信じた発言を残し、最後には再び別の形で活躍することとなりました。
ハガレンには魅力的な主要キャラクターが数多く登場しますが、そんなキャラクターたちにも負けない魅力でハガレンファンの心をしっかり掴んでいる声も見受けられました。ジャン・ハボック少尉のような、登場する頻度が少ないキャラクターの描写が丁寧な点もハガレンの魅力です。
【ハガレン】ハボックの戦線離脱する前の戦闘力は高かった
ハガレンに登場するジャン・ハボック少尉は、持ち前の強さを駆使してマスタング大佐のことを支え続けていた重要なキャラクターであることがわかりました。やる時はやる男だからこそ、登場する頻度が少なかったキャラクターにもかかわらず多くのハガレンファンの印象に残る結果となっています。ハガレンを読み返す場合、改めてそれぞれのキャラクターの特性に注目した上で新たな魅力を発見してみましょう。
この記事のライター
桜井紅茶
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