【五等分の花嫁】最終回のあらすじを紹介!風太郎と結ばれるのは誰?
ついに最終回を迎えた「五等分の花嫁」ですが、風太郎と結ばれたのは一体誰だったのでしょうか?この記事では、五等分の花嫁の最終回のあらすじと結末を紹介しながら、結婚相手に選ばれたのが誰だったのか、その伏線について考察していきます。
目次
【五等分の花嫁】とは?
「五等分の花嫁」は主人公の風太郎と、個性豊かな五つ子の姉妹との恋愛模様を描いた作品です。原作漫画の作者は春場ねぎさんで、現在までにアニメやゲームアプリなどのメディアミックスや、関連グッズを多数販売するなど、話題となっています。この記事では、「五等分の花嫁」の最終回のあらすじや、その結末について詳しく解説していきます。
五等分の花嫁の作者
「五等分の花嫁」の作者は「春場ねぎ」さんです。春場さんは愛知県出身で、2017年から連載を開始した「五等分の花嫁」で講談社漫画賞を受賞している実力者です。現在は「週刊少年マガジン」で「戦隊大失格」を連載中で、そちらもアニメ化が発表されるなど、人気漫画家の1人です。
五等分の花嫁の概要
「五等分の花嫁」は2017年から「週刊少年マガジン」で連載が開始されました。その後、2020年に最終回を迎えています。2019年と2021年に、それぞれアニメ1期・2期が放送されています。2022年には、アニメ2期の続きから最終回までの内容を描いた劇場版アニメが制作され、話題となりました。
五等分の花嫁のあらすじ
主人公の風太郎は、家族の借金で苦しい生活をしていました。ある日とあるお金持ちから、五つ子の姉妹の家庭教師を依頼されます。その高額な報酬に、風太郎は家庭教師の話を引き受けましたが、五つ子は風太郎に対して否定的な態度を取ります。しかし、交流を深めるうちに次第に恋愛感情を持ち始めます。風太郎と最後に結ばれるのは五つ子のうちの誰なのか、物語に張られた伏線を推理しながら楽しめるというあらすじです。
【五等分の花嫁】最終回のあらすじと結末
五等分の花嫁の最終回では、五つ子全員がウェディングドレスを着て風太郎の前に現れます。五つ子を上手く見分けることができなかった風太郎が、しっかりと結婚相手を見分けられるのか?というゲームを仕掛けたのです。そこで、風太郎は五つ子それぞれとの思い出を語りながら、ゲームに挑戦していきます。ここからは風太郎がそれぞれに語った思い出を基に、あらすじも詳しく解説していきます。
最終回あらすじ①風太郎の一花への気持ち
風太郎は最初に長女の一花を当てました。一花は最初に女優になるという夢を持ち、努力を重ねてきました。そのため、風太郎は一花のダメな部分を指摘しつつも、その強さへの憧れも伝えていました。今では女優として人気の一花ですが、風太郎はそれまでの努力や頑張りを誰よりも分かっていました。
最終回あらすじ②風太郎の二乃への気持ち
次に当てたのは次女の二乃です。風太郎に対して一番冷たい態度を取っていた二乃ですが、その裏には姉妹を思う優しい気持ちも持ち合わせていました。風太郎は高校時代、その優しさに気付けなかったことを謝りましたが、二乃はその言葉を涙を流しながら受け止めました。
最終回あらすじ③風太郎の三玖への気持ち
次に当てたのは三女の三玖です。三玖は自分に自信がなく、卑屈になってしまう女の子でした。風太郎は高校時代と比べて、明るく生き生きとしていた三玖にあまり多くを伝えませんでした。五つ子の中で一番最初に風太郎に恋をした三玖は、卑屈な自分を変え、風太郎に好きになってもらえるよう努力を重ねてきました。そのため、表情も明るく、自信に満ち溢れた表情に繋がったと推測できます。
最終回あらすじ④風太郎の五月への気持ち
次に当てたのは、五女の五月です。風太郎とは、いつも痴話喧嘩をしていて、お互いにウマが合わないと感じています。しかし、姉妹の中でも母親への思い入れが一番強く、母親代わりになるために頑張ってきた五月にとっては、本音を溢すことができるようになった事も、1つの成長だと考えられています。自分の気持ちに正直でいられる関係こそが、風太郎と五月の心地よい距離感だと考察できます。
最終回あらすじ⑤四葉と結婚した風太郎
最後当てたのは、結婚相手の四葉です。しかし風太郎は、余ったから四葉だと言い当てただけで彼女に対する思いは語っていません。高校卒業後は一緒に2人で暮らしていたため、姉妹の前で惚気る必要もなかったということだと推測できます。
【五等分の花嫁】最終回で風太郎と結ばれたのは四葉!伏線は?
五等分の花嫁の最終回で、結婚相手に選ばれたのは四葉でした。四葉という結末を予想していなかったファンも多く、そのため賛否両論が繰り広げられました。しかし、実は作品の中に、結婚相手は四葉だと示す伏線が多数張り巡らされていたのです。ここからは、その伏線について1つずつ詳しく解説していきます。
伏線①四葉だけは最初から風太郎に好意的
風太郎が家庭教師になった時、五つ子のうち四葉以外の4人は、風太郎から勉強を教えてもらうことを嫌がっていました。しかし、四葉だけは風太郎に対して最初から好意的に接していて、自ら他の4人を説得しようとする場面もありました。4人からの風当たりの強さに心を痛めていた風太郎ですが、四葉のこの行動が心の支えになっていたとも語っています。
伏線②一番恋愛から遠い存在
四葉が選ばれると思っていなかったファンの多くが、「四葉は恋愛からほど遠いキャラだったから」と語っています。四葉は他の五つ子に比べて、すぐに恋愛に結び付ける行動が少なかったためです。分かりやすいエピソードとしては、家庭教師を続けてくれる風太郎へのお礼として、四葉以外の4人はキスを思い浮かべていましたが、四葉だけは金メダルを考えていました。その為、結婚相手が四葉になる結末は予想外だったのです。
伏線③四葉との出会いはいつ?
四葉と風太郎は、6年前に京都で出会っていました。それは五つ子の中で一番早かったのですが、当時の風太郎は四葉が五つ子だとは知らず、四葉も母の名前を名乗っていたため、本名が分からない状況でした。五つ子と過ごすうちに、風太郎はその女の子が五つ子の誰かだったのでは?と考え始めます。その後四葉がその女の子だと気が付いたことで、一気に恋愛へと発展したと考察されます。
伏線④四葉がリボンをつけていた理由
四葉のトレードマークと言えば、頭に付けていた大きなリボンです。実は、このリボンは初めて出会った京都で、風太郎が四葉と他の姉妹を見分けられずにいたことにショックを受け、「次は見分けてもらえるように」という気持ちを込めて付け始めたものでした。最終回では、しっかり見分けられるようになった風太郎に安心したのか、自らリボンを捨てる様子も描かれました。
伏線⑤風太郎の理想の女子のタイプ
風太郎が中々勉強に対してやる気にならない五つ子に対して、「勉強を頑張れば好きな女性のタイプを教える」という約束をします。最初にそれを聞いたのは三玖でしたが、一番気にしていたのは四葉でした。風太郎はその中で「いつも元気」という内容を答えていて、最終的には風太郎の妹の性格を挙げただけと語っていましたが、四葉の性格とも一致することから、途中で誤魔化しただけでは?という声が多く見られていました。
伏線⑥四葉だけが屋外を選ぶ
学園祭では風太郎が五つ子全員に、好きな場所で待っているよう伝え、その後1人に会いに行くというエピソードがありました。この時、四葉以外の4人は校舎内の教室などを選んでいましたが、四葉は校舎外を選びました。明らかに1人だけ違う場所で待っていた四葉に対し、ファンからは四葉が結婚相手に選ばれたのでは?という意見が多く見られました。
伏線⑦風太郎が自ら誘ってデートをした
五等分の花嫁で風太郎は「朴念仁」とも言われるほど鈍いキャラクターです。作中では五つ子のそれぞれとデートするエピソードがありますが、五つ子側から誘うか、街中で偶然出会ってデートに発展したかのどちらかです。しかし四葉だけは風太郎が自分でデートに誘うエピソードがあり、好意の表れだと考察できます。
伏線⑧学級委員を決める際に風太郎を推薦
風太郎と五つ子は、高校3年生の時に全員一緒のクラスになります。その時学級委員に立候補した四葉が、パートナーとして指名したのが風太郎でした。四葉自身は風太郎を指名した理由について「恋愛感情から選んだわけではない」と述べていましたが、このエピソードも物語の結末に大きな影響を与えたのではないかと考察されています。
伏線⑨「ありえません」と否定
学級委員を一緒に務めることになった風太郎と四葉は、自然と一緒に行動することが増えていきます。その為、2人は付き合っているのでは?という噂が流れてしまいます。その噂について聞いてきた女の子たちに対して四葉は、普段の明るさからは考えられないような真顔で、「ありえません」と冷静に返していました。その態度があまりにも珍しいものだったので、逆に伏線なのではないか?と考察できます。
伏線⑩やる気はあるが結果がついてこない
実は四葉は五つ子の中でも一番の勉強が苦手でした。四葉だけが追追試で赤点を取ってしまい、風太郎の学校へ姉妹全員が転校するという事態を引き起こしています。風太郎が勉強を教えるようになっても、あまり成績は上がりませんでしたが、風太郎は四葉のやる気を一番評価していました。結果がついてこなくても、精一杯頑張って努力する姿は、結婚相手に選ばれた1つの要因とも考察できます。
伏線⑪5択問題
家庭教師を務める風太郎が「テスト中に使えるコツ」を五つ子に教えているエピソードの中で、「5択問題は4番目に正解がある確率が高い」と言っていました。このコツは、結婚相手が五つ子の「4番目」である四葉だということなのでは?と話題になりました。この後、実際のテストのシーンで四葉が5択問題で4番目を選ぶという描写もあり、信憑性が増したと言われています。
伏線⑫林間学校の結びの伝説
林間学校では、「キャンプファイヤーの時に手を繋いでいた2人は結ばれる」という結びの伝説がありました。林間学校で熱を出してしまった風太郎を、キャンプファイヤーの時間に五つ子たちがお見舞いに訪れます。その時、風太郎の指を五つ子がそれぞれ一本ずつ握りますが、薬指を握っていたのが四葉でした。結婚と言えば結婚指輪が代表的ですが、それをはめる場所でもある薬指を握っていた四葉が風太郎と結婚するという結末を示唆していると考察できます。
伏線⑬鐘キスシーンでの相手
温泉旅館の回では、キスしながら鐘を鳴らすと幸せになれるという「誓いの鐘」が登場します。「誓いの鐘」は実在する観光スポットですが、同じくらい「四葉のクローバーの発祥地」としても有名です。風太郎は五月に変装した五つ子の誰かとキスをして誓いの鐘を鳴らしていますが、相手が四葉だったと判明しました。キスの相手が四葉で、モデルになった観光地が四葉のクローバーの発祥地という一致は立派な伏線であると考察されます。
伏線⑭将来の夢
風太郎は家庭教師として、五つ子に勉強以外にも、将来の夢を見つける手助けができないかと思っていました。物語が進むにつれ、五つ子それぞれが将来の夢を見つけていきますが、四葉だけが中々夢がはっきりしませんでした。しかし、これは夢が無かったのでは無く、秘密にしていただけで、風太郎が四葉に告白とプロポーズをした時に、四葉の夢は「お嫁さん」だったと明かされます。四葉の夢が中々明かされなかったのは、このシーンの為だったと判明しました。
伏線⑮CMで佐倉綾音が五つ子全員を演じていた
五等分の花嫁がアニメ化される前、原作の1巻発売を記念してCMが製作されています。この時五つ子全員を演じたのが、四葉役の佐倉綾音さんです。この時のインタビューで佐倉さんは「四葉が一番自然に演じられた」と話していて、アニメ化が決定した時も四葉役を続投しています。このことから、ファンの中ではアニメ製作前に五つ子を演じていた佐倉さんが四葉役に決定した時点で、結婚相手は四葉なのでは?と噂になっていました。
【五等分の花嫁】最終回が炎上した理由
2020年に最終回を迎えた五等分の花嫁ですが、その結末に賛否両論が巻き起こりました。ファン全員が気になっていた結婚相手がやっと判明したのに、どうして賛成意見だけでなく、批判が噴出してしまったのか、いくつかの理由を基に考察していきます。
炎上理由①夢オチのようなラスト
五等分の花嫁の最終回では、風太郎が結婚式を終え目覚めると、五つ子と高校時代に卒業旅行先を話し合っていたシーンに飛びました。この時、「結婚式は?」と風太郎が呟いたことが夢オチなのでは?という噂に繋がってしまいました。ただ、実際には新婚旅行先で揉めている五つ子の面倒臭さが、卒業旅行先を考えていた時と同じだったためにこの回想へ繋がったと考察できます。
炎上理由②新婚旅行に同行しようとする姉妹
五等分の花嫁の最終回では、夫婦の新婚旅行先を五つ子が話し合い、一緒について行こうとしている様子が描かれています。いくら高校時代から仲が良く、一時はライバル同士だった姉妹とは言え、夫婦水入らずの時間に同行しようとするのは非常識では?と批判が出てしまったのです。
炎上理由③四葉以外のファンからの反感
五等分の花嫁に登場する五つ子は、それぞれとても個性豊かでした。ファンの見た目の好みや、風太郎に恋する姿勢を応援したくなるようなエピソードがたくさんあったため、自分の「推し」が結婚相手に選ばれなかったという結末に納得できないファンも多くいました。このことが、最終回の結末が賛否両論に分かれてしまった原因だと考察できます。
炎上理由④風太郎が四葉に恋をする描写があまりない
最終回で結婚相手に選ばれたのは四葉だったと明かされましたが、それに至るまでのエピソードでは、風太郎が明確に四葉に恋しているという描写があまり見られませんでした。これは最終回まで相手を秘密にしておくためのミスリードも関係していると考察できますが、明らかに描写が少なかった為に、このような批判に繋がってしまいました。
炎上理由⑤四葉のアタックが少ない
五等分の花嫁に登場する五つ子は、好意を寄せる風太郎に対して積極的にアタックしています。しかし、結婚相手に選ばれた四葉は、あまり風太郎にアタックする様子がなく、どちらかというと消極的でした。恋愛にほど遠いキャラであったこともあり、あまり直接的に描かれていなかった弊害とも考察できます。
【五等分の花嫁】最終回に対する世間での評判や人気
こちらは五等分の花嫁が連載開始された当初からのファンの意見です。最初から読んでいても、最終回まで誰が結婚相手に選ばれる結末なのか分からず、ドキドキしたという意見が多数見られました。最後の最後まで相手が分からないように描き切った春場先生への労いの声も上がっています。
五等分の花嫁のファンからは、「こんなにハマった作品は初めて」という意見も多く見られました。コミック派だったのに、発売が待ちきれず本誌派になったというファンも多く、人気の高さが分かります。最終回を迎えた後は、本誌の発売日である水曜日の楽しみが無くなってしまったことに寂しさを覚えるファンも多かったです。
五等分の花嫁と言えば、個性豊かな五つ子の姉妹ですが、読み進める中で「推し」が変わってしまうというファンも多く見られました。それは、各エピソードの中で、五つ子それぞれの良い所はもちろん、弱い所も丁寧に描かれていたためだと推測できます。キャラクターはもちろん、作り込まれたストーリーに引き込まれたファンも多く見られました。
【五等分の花嫁】最終回は話題になっていた
ファンの中で賛否両論となった五等分の花嫁の最終回ですが、結婚相手に選ばれたのは四葉という結末になりました。しかしこれは、作品で描かれたたくさんの伏線や、魅力的な五つ子と不器用な風太郎との恋愛模様を、たくさんのファンが気にかけていた証拠でもあります。やっと結ばれた2人と、他の4人の姉妹の今後を描いた続編を期待する声も上がるほど話題となっていました。
この記事のライター
syys1720
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