【銀魂】パロディ回まとめ!あんなアニメでこんなこと!?
『銀魂』にはたくさんパロディ回があります。『ドラゴンボール』や『ONE PIECE』など同じ集英社の作品のパロディだけでなく、中には時事ネタを元にしたパロディもあります。ここでは、『銀魂』のパロディ回をまとめて紹介します。
目次
【銀魂】パロディ回で爆笑!
『銀魂』はパロディが多い漫画です。ファンからも、特にパロディ回は面白いと人気です。ここでは『銀魂』のパロディ回について詳しく紹介します。
漫画『銀魂』とは
『銀魂』とは「週刊少年ジャンプ」で連載されていた少年漫画です。ジャンルはSF要素のあるギャグ・コメディで、江戸時代末期が舞台になっています。『銀魂』は2004年から連載され、2019年に全704話で完結しました。
漫画『銀魂』のパロディ回が面白すぎる
『銀魂』は同じ集英社の『NARUTO-ナルト-』『ONE PIECE』『黒子のバスケ』だけでなく、他社の作品や時事ネタまでパロディ化しています。ファンからは、怒られるのではないかと思うほどのギリギリを攻めたパロディ回が人気です。
パロディ回って?
パロディとは、他の作品や出来事等を模倣し、ユーモアなどを付け加えて新しい作品に落とし込むことです。『銀魂』では作品の一部のシーンをがっつり模倣することもあれば、セリフや武器の一部だけ模倣することがあります。また、複数の作品が元ネタになっている回もあります。
【銀魂】パロディ回元ネタ:ジャンプ漫画篇Part1
ここでは、元ネタがジャンプ作品のパロディ回Part1を紹介します。『銀魂』のパロディ回の元ネタと、該当ストーリーのあらすじをまとめています。
元ネタ『ドラゴンボール』のパロディ回
『ドラゴンボール』は、1984年から1995年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されていた作品です。七つの球を揃えると願いが叶うドラゴンボールを求めて、孫悟空が冒険する物語です。
第100話『好かれないものほど愛おしい』
『銀魂』の第100話「好かれないものほど愛おしい」は、坂田銀時が売れない漫画「ギンタマン」の担当編集・大西をファン目線で指導するストーリーです。しかし坂田銀時の指導の結果、「ギンタマン」はほぼ『ドラゴンボール』のパクリのようになってしまいます。
第119話『タバコは一箱に一、二本 馬糞みたいな匂いのする奴が入っている』
『銀魂』の第119話「タバコは一箱に一、ニ本 馬糞みたいな匂いのする奴が入っている」は、土方十四郎がタバコを求めて宇宙へ行くストーリーです。土方十四郎が行った先ではなぜか『ドラゴンボール』の敵のようなキャラが登場し、最終的には孫悟空のような人物と敵を倒すために星を巡ることになります。
第242話『女はベジータ好き男はピッコロ好き』
『銀魂』の第242話「女はベジータ好き男はピッコロ好き」は、不穏な噂のあるマダム夜神がホストクラブに来店することになり、万事屋がホストとして接客するストーリーです。接客中に『ドラゴンボール』の話になり、ベジータ派かピッコロ派で女性陣が揉めてしまいます。
元ネタ『ONE PIECE』のパロディ回
『ONE PIECE』は1997年から「週刊少年ジャンプ」で連載されている少年漫画です。主人公のモンキー・D・ルフィが海を冒険し、「ひとつなぎの大秘宝」を巡って戦う物語です。
第50話『節目節目に気合を入れ直せ』
『銀魂』の第50話「節目節目に気合を入れ直せ」は、何か変化を求める万事屋にあらゆるキャラがやるべきことを提案するストーリーです。志村妙の提案では、近藤勲がクロコダイルのコスプレをしたり、モーガンのような長谷川泰三が出てきたり、志村妙の腕がルフィのように伸びたりします。
第100話『好かれないものほど愛おしい』
『銀魂』の第100話「好かれないものほど愛おしい」は『ドラゴンボール』のパロディ回で紹介した内容と同じです。坂田銀時が「キャラはシルエットで分かるように特徴をつけるべき」と大西に指導している時、ルフィのようなシルエットが登場しました。
第202話『春休みあけは皆ちょっと大人に見える』
『銀魂』の第202話「春休みあけは皆ちょっと大人に見える」は、志村新八が知らない間に2年も月日が経っているストーリーです。志村新八は風変わりした坂田銀時に驚きますが、坂田銀時は2年前に「2年後にジャボンディ諸島で!」と約束して別れてたと説明しました。このジャボンディ諸島は『ONE PIECE』のシャボンディ諸島が元ネタです。
番外編『銀魂 3年Z組銀八先生』
『銀魂 3年Z組銀八先生』は、「3年B組金八先生」のパロディでアニメ化・小説化している人気シリーズです。アニメでは、まれに坂田銀時が格好だけルフィの服装で登場することがありました。
元ネタ『BLEACH』のパロディ回
『BLEACH』は2001年から2016年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されていた漫画です。死神が悪霊の虚や滅却師などの敵と戦うバトル漫画です。
第217話『二度あることは三度ある』
『銀魂』の第89話「2度あることは3度ある」は、万事屋の三人が目を覚ますと精神世界におり、洞爺湖と会話するストーリーです。洞爺湖は坂田銀時がいつも使っている木刀で、洞爺湖の姿や設定が『BLEACH』の斬月にそっくりです。
元ネタ『ジョジョの奇妙な冒険』のパロディ回
『ジョジョの奇妙な冒険』は、1986年から2004年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され、2005年からは「ウルトラジャンプ」で連載されている漫画です。ジョースター一族が吸血鬼などの強敵と戦う物語です。
第131話『旅行先ではだいたいケンカする』
『銀魂』の第131話「旅行先ではだいたいケンカする」は、坂田銀時が幽霊旅館で幽霊相手に接客するストーリーです。この旅館のお岩という女将は、夫の幽霊を『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するスタンドのように扱って戦います。
元ネタ『バクマン。』のパロディ回
『バクマン。』は、2008年から2012年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されていた漫画です。漫画家を目指す二人の主人公の物語です。
第243話『漫画という画布に人生という筆で絵を描け』
『銀魂』の第243話「漫画という画布に人生という筆で絵を描け」は、鯱と坂田銀時が漫画を持ち込むストーリーです。鯱は原作担当、坂田銀時は作画担当で二人合わせて悪路木夢粋と名乗りました。ちなみに『バクマン。』では、主人公二人が亜城木夢叶というペンネームで活動していました。
第298話『担当編集は一人で足りる/ Gペンは気まぐれ屋さん丸ペンは頑固者』
『銀魂』の第298話「担当編集は一人で足りる/Gペンは気まぐれ屋さん丸ペンは頑固者」は、鯱が医務室の先生に恋心を抱くストーリーです。第243話と同じように坂田銀時と『バクマン。』パロディを繰り広げています。
元ネタ『北斗の拳』のパロディ回
『北斗の拳』は、1983年から1988年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されていた漫画です。戦争後に荒廃した世界で、北斗神拳を伝承したケンシロウの戦いや人生を描いた作品です。
第182話『人気投票なんて糞食らえ』
『銀魂』の第182話「人気投票なんて糞食らえ」は、人気投票で上位のキャラが次々と襲われるストーリーです。第183話「人気投票なんて燃えて灰になれ」ではその続きが描かれたのですが、なぜか『銀魂』のOPが『北斗の拳』風に作画が変わっていました。
第213話『鉄の街』
『銀魂』の第213話「鉄の街」は、かぶき町四天王篇という人気長編シリーズの一つです。かぶき町では、西郷の派閥とお登勢の派閥による戦争が勃発し、なぜかオカマは自らイケメンの本城狂死郎に斬られに行っていました。しかし本城狂死郎の前には、アゴ美が「拳王アゴウ」と名乗り、立ちはだかります。
第287話『おれがマヨラーで あいつが甘党で』
『銀魂』の第287話「おれがマヨラーで あいつが甘党で」は、坂田銀時と土方十四郎の魂が入れ替わってしまうストーリーです。坂田銀時は土方十四郎の体で面倒な局中法度を廃止しました。その結果、自由になった真選組はまるで『北斗の拳』のバイク野盗集団のようになってしまいました。
元ネタ『NARUTO-ナルト-』のパロディ回
『NARUTO-ナルト-』は1999年から2014年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されていた漫画です。最強の忍者「火影」を目指すうずまきナルトの成長物語です。
第13話『コスプレするなら心まで飾れ』
『銀魂』の第13話「コスプレするなら心まで飾れ」は、行方不明になった娘の捜索をしていた時、春雨に志村新八と神楽が誘拐されてしまうストーリーです。本編ではなく、次回予告終了後に桂が「キャプテンカツーラだってばよ!」とうずまきナルトのようなセリフを言うシーンがあります。
第43話『キャラクターはシルエットだけで読者に見分けがつくように描き分けよう』
『銀魂』の第43話「キャラクターはシルエットだけで読者に見分けがつくように描き分けよう」は神楽が去ったことで、次のヒロイン候補に名を挙げた志村妙・猿飛あやめ・キャサリンがキャラ付けするストーリーです。このストーリーで、猿飛あやめがお登勢のことを「男だか大蛇丸だか分からない」と言うシーンがあります。
第44話『お母さんだって忙しいんだから夕飯のメニューに文句をつけるの止めなさい』
『銀魂』の第44話「お母さんだって忙しいんだから夕飯のメニューに文句をつけるの止めなさい」は、極悪奉行所に捕まってしまったエリザベスを、万事屋と桂小太郎が猿飛あやめの力を借りて救出に向かうストーリーです。万事屋と桂小太郎は極悪奉行所へ忍者に扮して潜入しました。
第66話『華より団子』
『銀魂』の第66話「華より団子」は、老舗団子屋の存続をかけて万事屋が団子王選手権に参加するストーリーです。このアニメが放送された時、ちょうど『劇場版NARUTO -ナルト-疾風伝』が上映されていました。そのため、この映画に関係するネタが描かれています。
第152話『天は人の上に人をつくらず髷をつくりました』
『銀魂』の第152話「天は人の上に人をつくらず髷をつくりました」は、床屋の留守を任された万事屋が将軍の接客をするストーリーです。将軍の接客中、神楽が吐いたラーメンのナルトが将軍の顔についてしまいました。ナルトをどうにか剥がそうとする時に、『NARUTO-ナルト-』ネタが描かれました。
第209『いつまでもあると思うな 親と金と若さと部屋とYシャツと私とあなたとアニメ銀魂』
『銀魂』の第209話「いつもまでもあると思うな 親と金と若さと部屋とYシャツと私とあなたとアニメ銀魂」は、映画の嘘告知を巡って騒動が起きるストーリーです。本編後の「冷血硬派高杉くん」というスピンオフで、N組のカカシ先生の写輪眼が盗まれるというエピソードが描かれました。
第270話『鏡は美も醜もありのままを映し出す』
『銀魂』の第270話「鏡は美も醜もありのままを映し出す」は、Aパートは猿飛あやめが万事屋に侵入して、見てはいけないものを見てしまうストーリーです。Bパートは山崎退が忍者の免許を取りに行くストーリーです。Bパートでは『NARUTO-ナルト-』に出てくるような巨大な九尾やガマガエルなどが登場します。
【銀魂】パロディ回元ネタ:ジャンプ漫画篇Part2
ここでは、元ネタがジャンプ作品の『銀魂』のパロディ回Part2を紹介します。Part1でまとめたもの以外の元ネタとパロディ回をまとめています。
元ネタ『DEATH NOTE』のパロディ回
『DEATH NOTE』は、名前を書いた人を殺すことができるDEATH NOTEを巡ったサスペンスストーリーです。『銀魂』では第25話「鍋は人生の縮図である」で、万事屋の三人が『DEATH NOTE』のような心理戦をしていました。
元ネタ『キャッツ・アイ』のパロディ回
『キャッツ・アイ』は怪盗・ラブコメディ漫画です。『銀魂』では第84話「男は心に固ゆで卵」や第214話「お控えなすって!」で神楽などが『キャッツ・アイ』のコスプレで登場します。
元ネタ『テニスの王子様』のパロディ回
『テニスの王子様』は、テニスを題材にしたスポーツ漫画です。『銀魂』では第5話「ジジイになっても名前で呼び合える友達を作れ」や第62話「ミイラ捕りがミイラに」で、山崎退が越前リョーマのコスプレをしてテニスをします。
元ネタ『るろうに剣心』のパロディ回
『るろうに剣心』は、明治時代を舞台にした剣劇漫画です。『劇場版銀魂 完結編 万事屋よ永遠なれ』で、沖田総悟が緋村剣心のような格好をして登場しました。
元ネタ『黒子のバスケ』のパロディ回
『黒子のバスケ』はバスケを題材にしたスポーツ漫画です。『銀魂』では第271話「同窓会は遅れてくると入りづらい」で、黒子野太助という黒子テツヤにそっくりの人物が登場します。黒子野太助の声優も黒子テツヤと同じ小野賢章です。
元ネタ『シティーハンター』のパロディ回
『シティーハンター』は、暗殺や探偵などを行う始末屋のハードボイルドコメディです。『銀魂』では第138話「時には昔の話をしようか」で、『シティーハンター』を思わせるような演出がありました。
元ネタ『キン肉マン』のパロディ回
『キン肉マン』は、超人のキン肉スグルが強敵と戦うプロレス格闘漫画です。『銀魂』では第94話「電車に乗るときは必ず両手を吊り革に」や第171話「なくなって初めてわかるいとおしさ」で坂田銀時が『キン肉マン』を語るシーンがあります。
【銀魂】パロディ回元ネタ:アニメ篇
『銀魂』では他社の作品を元ネタにしたパロディ回があります。ここでは他社作品のアニメが元ネタになっているパロディ回を紹介します。
元ネタ『アルプスの少女ハイジ』のパロディ回
『アルプスの少女ハイジ』は、アルムの山小屋に住むハイジという少女の物語です。『銀魂』では第94話「電車に乗るときは必ず両手を吊り革に」と第95話「男達よ、マダオであれ」で、長谷川泰三の精神世界にハイジらしき人物が登場しています。
元ネタ『ルパン三世』のパロディ回
『ルパン三世』は、「WEEKLY漫画アクション」で連載されていた漫画で、アルセーヌ・ルパンの孫、ルパン三世の物語です。『銀魂』では第97話「昔の武勇伝は三割増で話せ 盛り上ればいいんだよ 盛り上れば」のOPが『ルパン三世』風に描かれていました。
元ネタ『サザエさん』のパロディ回
『サザエさん』は朝日新聞などで連載されていた4コマ漫画で、フグ田サザエの日常ストーリーです。『銀魂』では第171話「なくなって初めてわかるいとおしさ」で菜未屁胃(なみへい)星人が登場しました。
元ネタ『機動戦士ガンダム』のパロディ回
『機動戦士ガンダム』は日本サンライズによるロボットアニメです。『銀魂』では第232話から第236話の蓮蓬篇で、米堕卿が要塞にガンダムのようなロボットを所持していました。
元ネタ『新世紀エヴァンゲリオン』のパロディ回
『新世紀エヴァンゲリオン』はタツノコプロによるロボットアニメです。『銀魂』では第150話「長いものには巻かれろ!!」で、『新世紀エヴァンゲリオン』のラストシーンがパロディ化されました。
元ネタ『プリキュア』のパロディ回
『プリキュア』は、東映アニメーションによる女児向け変身ヒロインアニメです。『銀魂』では第50話「節目節目に気合を入れ直せ」でパロディ化され、お登勢とキャサリンが主人公の「ふたりはタマキュアSilverSoul」として描かれました。
元ネタ『ゴルゴ13』のパロディ回
『ゴルゴ13』は「ビッグコミック」で連載されている、暗殺者ゴルゴ13のハードボイルド劇画です。『銀魂』では第35話「外見だけで人を判断しちゃダメ」で、近藤勲が「ゴリラ13」沖田総悟が「ソウゴ13」土方十四郎が「マヨラ13」になっていました。
元ネタ『名探偵コナン』のパロディ回
『名探偵コナン』は、「週刊少年サンデー」で連載されている推理漫画です。『銀魂』では第30話「アイドルだってほぼお前らと同じことやってんだよ」で、コナンらしき人物や黒い犯人が登場します。
【銀魂】パロディ回元ネタ:ジブリ作品篇
『銀魂』には、誰もが知っているようなジブリ作品が元ネタのパロディ回があります。ここでは元ネタがジブリのパロディ回をまとめて紹介します。
元ネタ『天空の城ラピュタ』のパロディ回
『天空の城ラピュタ』は、伝説の城ラピュタと謎の青い石を巡り、敵から狙われるシータをパズーが守るストーリーです。『銀魂』では218話「カニのハサミは絆を断つハサミ」でパロディ化され、神楽がムスカのコスプレをしました。
元ネタ『となりのトトロ』のパロディ回
『となりのトトロ』は、サツキとメイがトトロという不思議な生き物と出会うファンタジーです。『銀魂』では第48話「似てる二人は喧嘩する」でパロディ化され、土方十四郎と坂田銀時が見ていた映画が「となりのペドロ」でした。
元ネタ『風の谷のナウシカ』のパロディ回
『風の谷のナウシカ』は、戦争で文明が崩壊した世界で生きる少女ナウシカを描いた作品です。『銀魂』では第113話「便器を磨く事これ心を磨く事なり」でパロディ化され、『風の谷のナウシカ』を思わせるシーンがたくさん描かれました。
元ネタ『風立ちぬ』のパロディ回
『風立ちぬ』は主人公の堀越二郎が飛行機の設計家を目指す物語です。『劇場版銀魂 完結編 万事屋よ永遠なれ』で万事屋の三人が映画館の見回りをしていた時に、上映されていたのが「アレ勃ちぬ」でした。
【銀魂】パロディ回元ネタ:ドラマや有名人篇
『銀魂』のパロディ回の元ネタは漫画やアニメだけではありません。ドラマや有名人が元ネタのパロディもあります。ここではドラマや有名人のパロディ回を紹介します。
元ネタ『あぶない刑事』のパロディ回
『あぶない刑事』とは日本テレビ系列の刑事ドラマです。『銀魂』では第30話「アイドルだってほぼお前らと同じことやってんだよ」で坂田銀時と神楽がタカとユウジのコスプレをしました。また第166話「一つより二つ 一人より二人」では、土方十四郎が薔薇をくわえて坂田銀時と踊るシーンがあります。
元ネタ『踊る大捜査線』のパロディ回
『踊る大捜査線』とは、フジテレビ系列の刑事ドラマです。『銀魂』では第30話「アイドルだってほぼお前らと同じことやってんだよ」で、坂田銀時が青島俊作、神楽が室井慎次のコスプレをしました。
元ネタ『西遊記』のパロディ回
『西遊記』とは1978年に放送された孫悟空の冒険物語です。『銀魂』では第161話「何回見てもラピュタはいい」でパロディ化され、即興劇を披露した時に志村新八・神楽・寺門通が『西遊記』の登場人物に扮しました。
元ネタ『SAW』のパロディ回
『SAW』とはアメリカのサイコスリラー映画です。『銀魂』では第148話「チャックはゆっくり引き上げろ」でパロディ化され、土方十四郎と沖田総悟が地愚蔵と名乗る人物に監禁されました。
元ネタ『笑っていいとも!』のパロディ回
『笑っていいとも!』とはフジテレビ系列のバラエティ番組です。『銀魂』では第157話「男が揃えばどんな場所でも戦場になる」でパロディ化され、「多毛さんアワー 笑ってよきかな?」というタイトルの番組に、寺門通が出演していました。
元ネタ『市川海老蔵』のパロディ回
市川海老蔵は歌舞伎の名跡です。『銀魂』でパロディ化されたのは十一代目市川海老蔵です。『銀魂』では、第120話のBパート「一度取った皿は戻さない」で、回転寿司でイカを頼んだ近藤勲の元に、三代目烏賊蔵という人物が流れてきます。
元ネタ『小栗旬』のパロディ回
小栗旬は俳優・映画監督です。『銀魂』の実写映画では坂田銀時役を演じました。『銀魂』では第154話「誕生日会はいつものアイツが違う奴に見える」で、柳生九兵衛の誕生日パーティーに小栗旬之助という人気俳優が招待されていました。
元ネタ『蓮舫議員』のパロディ回
蓮舫議員は政治家です。『銀魂』では第232話「忘れっぽい奴は忘れた頃にやってくる」で、蓮舫議員らしき人物が登場します。またこの時登場する幻の傭兵部族の名前が「蓮蓬」といいます。
元ネタ『野々村議員』のパロディ回
野々村議員は元政治家です。『銀魂』では第266話「一時停止はうまい具合には止まらない」で、野々村議員の政務活動費不正使用問題の記者会見の様子がパロディ化されました。
元ネタ『デーモン閣下』のパロディ回
デーモン閣下はミュージシャン・マルチタレントです。『銀魂』の第131話「旅行先ではだいたいケンカする」で、幽霊に体を乗っ取られたキャラクターの顔がデーモン閣下のように変化していました。
元ネタ『えなりかずき』のパロディ回
えなりかずきは俳優・タレントです。『銀魂』では第229話「渡る世間は愛ばかり」で、『渡る世間は鬼ばかり』というドラマのパロディが描かれました。そこで泉ピン子やえなりかずきらしき人物が登場します。
元ネタ『ジャッキー・チェン』のパロディ回
ジャッキー・チェンは香港のアクション俳優です。『銀魂』では第109話「人生は試験だ」で、攘夷党の党員試験の試験監督としてドラゴン隊長というジャッキー・チェンにそっくりのキャラクターが登場しました。ちなみに声優も吹き替えでジャッキー・チェン役を演じている石丸博也が担当しました。
【銀魂】パロディ回元ネタ:ゲーム篇
『銀魂』では元ネタがゲームのパロディ回があります。ここでは元ネタのゲームごとにパロディ回を紹介します。
元ネタ『ファイナルファンタジー』のパロディ回
『ファイナルファンタジー』とはスクウェア・エニックスのRPGシリーズです。『銀魂』では第362話「看板」で、キャサリンが「最終回発情期(ファイナルファンタジー)」と言うシーンがあります。これは最終回近くになると、キャラ同士のカップリングが急に乱立することです。アニメでは元ネタを意識したロゴで書かれていました。
元ネタ『ドラゴンクエスト』のパロディ回
『ドラゴンクエスト』とはスクウェア・エニックスのRPGシリーズです。『銀魂』では第167話「なめらかなポリゴンは人の心もめらかにする」でパロディ化され、ウイルスにかかってしまったたまの仕様がドラクエ風になってしまいました。
元ネタ『ときめきメモリアル』のパロディ回
『ときめきメモリアル』とはコナミの恋愛シュミレーションゲームです。『銀魂』では第99話「人生もゲームもバグだらけ」でパロディ化され、万事屋と真選組が新作ゲームをかけて「バキボキメモリアル」というゲーム対決をします。
元ネタ『ポートピア連続殺人事件』のパロディ回
『ポートピア連続殺人事件』とはスクウェア・エニックスのアドベンチャーゲームです。『銀魂』では第364話「少女の2年は男の10年」で、貸し借りの言い合いをしている時に高杉晋助が坂田銀時に対して「ポートピア連続殺人事件は返せ」と言うシーンがあります。
元ネタ『スーパーマリオブラザーズ』のパロディ回
『スーパーマリオブラザーズ』とは任天堂のファミコンゲームです。『銀魂』では第98話「ゲームは一日一時間」でパロディ化され、桂小太郎がマリオのコスプレをして登場しました。
【銀魂】パロディ回の世間での評判や人気
『銀魂』のパロディ回は誰でも知っているような作品や時事ネタを元にしているので、多くのファンから面白いと評判の声がありました。パロディの中にはギリギリを攻めすぎているのもあり、それがまた面白さを増しているといわれています。
ファンの中には元ネタを知らなくても、『銀魂』のパロディになっていると知って元ネタの作品を調べている方がいました。また『銀魂』で初めて元ネタの作品を知って、その作品にハマったという方もいました。
『銀魂』では漫画だけでなく、アニメでも積極的にパロディが描かれています。漫画よりもパロディ要素が強くなる回もあるので、パロディ回は漫画・アニメの両方で楽しんでいる方がたくさんいました。
【番外編】パロディ回元ネタの人気アニメ主人公も紹介
『銀魂』では同じ「週刊少年ジャンプ」で連載されている漫画やアニメがパロディの元ネタになっていることもあります。ここでは、『銀魂』のパロディの元ネタになった「週刊少年ジャンプ」のアニメの主人公を紹介します。
アニメ『黒子のバスケ』黒子テツヤ
『銀魂』の黒子野太助というキャラクターの元ネタは、『黒子のバスケ』の黒子テツヤです。黒子テツヤは誠凛高校1年生のバスケ部員です。バスケの強豪校である帝光中学校出身で、パスに特化した選手です。影が薄い主人公で、この設定は『銀魂』の黒子野太助にも共通しています。
アニメ『BLEACH』黒崎一護
『銀魂』では度々『BLEACH』ネタが描かれていますが、『BLEACH』の主人公は黒崎一護といいます。生まれつき霊感のある少年で、朽木ルキアとの出会いをきっかけに死神代行になります。『銀魂』では主に死神が使う斬魄刀のパロディが描かれていました。
アニメ『ONE PIECE』モンキー・D・ルフィ
『銀魂』では何度も『ONE PIECE』ネタが描かれており、坂田銀時が主人公のモンキー・D・ルフィの格好をすることもありました。『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィは海賊王を目指す少年です。航海をしながら仲間を集め、ラフテルという終着点を目指します。
【銀魂】パロディ回は内容濃すぎだった
『銀魂』のパロディ回はとても面白いとファンからも人気でした。ネタが細かいので、元ネタを知っている人には楽しめるようです。元ネタを知らなくても、『銀魂』をきっかけに元ネタの作品を知ったというファンもいました。ぜひ、この記事で気になったパロディ回や元ネタをチェックしてみてください。
この記事のライター
rg4yd
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