【銀魂】村田鉄子まとめ!声優や村田鉄矢との関係は?刀匠の全て!
アニメや映画なども大人気の『銀魂』。その中でも特に人気のある「銀魂紅桜篇」で物語のカギとなる人物として登場した刀匠の村田鉄子について、彼女の声優は誰かや村田鉄矢との関係など、村田鉄子について気になることをまとめていきます。
目次
【銀魂】村田鉄子(むらたてつこ)とは
村田鉄子とは一体どういう人物なのかを詳しく説明するために、まずは彼女のプロフィールを見ていきましょう。
村田鉄子のプロフィール
村田鉄子は、9月8日生まれで身長は161cm、体重50kgの女の子です。あまり気が強くない性格で、登場した当初はぼそぼそした喋っていました。ですが刀鍛冶として大事なことを父に教わっており、「人を護る剣」を作ることを目標としている優しい面を持っています。青色の髪色で、全体的に横に流したような髪型をしています。服は刀を打ちやすくするため、つなぎのような服をしています。
アニメ『銀魂』のあらすじをおさらい
アニメ『銀魂』は基本的には1話~2話程度で話が完結するギャグコメディで、作者である空知英秋先生はそれを「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」と表しています。物語は、主人公である坂田銀時を始めとして、志村新八、神楽の万事屋3人で様々なことに関わっていくお話です。
村田鉄子は兄思いの妹キャラ
鉄子は、『銀魂』では珍しく、素直に兄を想う姿が描かれているキャラクターです。気弱な性格ですが兄のことをいつも気にかけている様子が、作中で描かれています。
【銀魂】村田鉄子と村田鉄矢の関係
『銀魂』で登場する村田鉄子と村田鉄矢の紹介をしていく前に、まずは村田鉄矢とはどんな人物なのかを紹介します。
村田鉄矢とは
村田鉄矢は、4月11日生まれ身長175cm、体重62kgの男性です。見た目は長い黒髪を束ねており、人の話を聞かずに大声で喋るのが特徴です。
村田鉄矢は村田鉄子の兄
江戸の町で屈指の名刀匠と名高い村田仁鉄の子どもとして、兄・村田鉄矢と妹・村田鉄子が生まれました。二人は父の姿を見て育ったため、自ずと刀鍛冶になることを目指します。そんな二人に父は「どれだけ精魂こめて打っても刀は刀。所詮は人斬り包丁。 しかし刀を打つものが少しづつでも精進していければ、それに応えてその剣をまともに使ってくれる者たちも集まってくれるだろう。」と教えました。
その後刀匠である父が亡くなり、 村田鉄矢は父を超えるほどの凄い刀を打つ刀匠になろうと血のにじむような努力をした結果、やがて父の言葉を忘れ、よく斬れる刀、強い刀を打つことに固執してしまいます。反対に、鉄子は生前の父から「おまえは鍛冶の腕はめちゃくちゃだが、鉄矢にはねぇもんを持ってる」と言われていました 。鉄子は父の教えを守り、人を斬る刀ではなく、人を護る刀を作ろうとしていたのです。
そのような考え方の違いから2人は互いにすれ違ってしまいます。その後村田鉄矢は鬼兵隊と手を組み、父の遺した紅桜を媒介とした凶悪な兵器の研究に熱中するようになっていきます。 しかし、鉄子は兄である鉄矢が道を踏み外し、怪しい研究をしていることに薄々気づいていましたが、それを辞めるようにいう事が出来ませんでした。
村田鉄矢との兄妹エピソード
銀時と岡田以蔵の最終決戦で、銀時に絡まった触手のような配線を必死にほどこうとする鉄子でしたが、それを見た鉄矢は「なぜ理解してくれない。それは私の全てなんだ。それを失えば私には何も残らない」と思います。しかし、鉄子に迫った触手を鉄矢が咄嗟に庇ったことで、鉄矢は「どうやら私は打ち方が足りなかったらしい」と己の過ちに気付き、最期に「鉄子、いい鍛冶屋にな…」という言葉を遺した後、息を引き取ってしまいます。
それに対して鉄子は「いつもみたいに大きな声で言ってくれないと、聞こえないよう」と言って兄の死を悼むのでした。最終的に自身の間違いに気付いた鉄矢でしたが、鉄子が言葉をかける前に亡くなってしまうという悲しい最期でした。
【銀魂】村田鉄子の初登場回は「紅桜篇」
村田鉄子は「紅桜篇」で初登場しています。ここでは「紅桜篇」とはどういう物語なのかを説明するとともに、見所や村田鉄子の活躍しているシーンなども紹介していきます。
紅桜篇とは
村田鉄子が初登場した「紅桜篇」は、アニメ『銀魂』の第58~61話に放送された後、2010年には「新訳紅桜篇」として内容をリメイクして新たな要素を加えた劇場版が公開されました。内容は、ある日の夜に攘夷志士の桂小太郎が橋の上で決闘を挑まれます。その日から桂が戻ってこないことを心配したエリザベスは万事屋に桂の捜索を依頼しました。近頃江戸の町では辻斬りが多発しており、桂も辻斬りにあったのではと新八と神楽は捜索を始めます。
一方銀時は刀鍛冶の兄弟、村田鉄矢と村田鉄子から「蔵から盗まれた刀を取り戻してほしい」と依頼を受けたため、そちらの依頼に当たります。村田兄弟の亡き父が打ったとされるその妖刀は「紅桜」という名前でした。銀時が妖刀「紅桜」について調べていくうちに関係の内容に思われた2つの事件が関わり、銀時の身にも危険が迫ります。
紅桜篇の見どころは?
紅桜篇では徐々に明らかとなる2つの事件の関係に思わず引き込まれてしまうでしょう。また、これまでに公に登場していなかった鬼兵隊が登場し、銀時や神楽などと激しい戦闘を繰り広げるシーンも必見です。この頃から攘夷四天王と呼ばれる坂田銀時、桂小太郎、高杉晋助の関係性なども徐々に描かれていきます。そして物語の重要な役割を持っている村田鉄子の動きにも注目です。
村田鉄子の紅桜篇での活躍も調査
鉄子は兄が鬼兵隊の協力で紅桜を改良し、その実験台として銀時に紅桜の捜索依頼をしたのを知っておきながらただ黙っていました。その結果、銀時は致命傷を負ってしまいます。それを見た鉄子は「兄の剣で誰かが傷つくのをもうこれ以上見たくない」と言って兄を止めて欲しいと銀時に頼みます。それを聞いた銀時は、今まで大勢の被害者が出てきながら今さら助けを求めに来たことに対して「兄貴が人殺しに加担しているのに、見て見ぬフリか」と憤慨します。
すると鉄子は、「事が公になってしまったら兄はタダでは済まなくなる、それを思うと今まで誰にも言えなかった。所詮刀は人斬り包丁。それはよくわかっている。けれど、兄が必死に作ったあの刀をあんなことに使われるのが、自分は悔しくて仕方がない」 と初めて自分の胸の内を明かします。引っ込み思案な女の子の兄を想う気持ちを聞いた銀時は深手を負ったにも関わらず、紅桜を止めるため、再び岡田以蔵の元へ向かいます。
【銀魂】村田鉄子のその後のエピソード
「紅桜篇」で活躍した村田鉄子はそれ以降どうなったのでしょうか。次は村田鉄子のその後のエピソードを紹介します。
山崎退が提出した報告書エピソード
まずは紅桜篇が終わった後のエピソードです。一連の事件が解決した後、攘夷志士と手を組み鬼兵隊と戦っていた銀時を見た真選組は、銀時が攘夷志士と繋がっているのではないかと疑います。そこで真偽を確かめるために監察の山崎退が銀時の疑惑を調査することになります。銀時は、岡田似蔵との激しい戦いで深い傷を負ったため、新八とお妙が暮らす恒道館道場の屋敷で静養していました。
早速山崎は道場に張り込み、銀時のことを探りましたが、あいにく銀時が攘夷志士と関係している証拠は掴めませんでした。山崎はもう諦めて帰ろうとしたその時、道場へ訪ねてきた村田鉄子と出会います。鉄子はその場にいた山崎を道場の人間だと勘違いして「私、色々あったけど今は元気にやっています。本当にありがとう。」と銀時に伝えてほしい旨を話します。
紅桜篇の騒動のカギとなる人物である村田鉄子の話を聞いた山崎は「旦那はあの娘の笑顔が見たかったんだろうな、と僕は思いました。」という報告書を土方に提出しました。このエピソードから村田鉄子が紅桜篇を経て前に進んでいることが分かります。
真選組動乱篇の妖刀「村麻紗」エピソード
次は真選組動乱篇でのエピソードです。真選組動乱篇では、参謀である伊東鴨太郎が真選組トップになることを密かに画策している中、柳生篇で傷ついた刀の代わりに妖刀を手にした土方の人格が、2次元ヘタレオタクの人格「トッシー」になってしまいます。土方がそのような変わり果てた人格へとなってしまったのは妖刀が原因だということで、銀時達は刀に詳しい鉄子のもとへ向かいます。
銀時達から事情を聞いた鉄子は早速刀を見て、その妖刀が「村麻紗」だと気付きます。村麻紗とはオタクでニートの息子を母親が切ってしまった為に、息子の怨念がこもってしまったと言われている刀です。土方は、村麻紗の影響で土方の中に秘められたオタクの部分が出てきてしまい、「トッシー」という人格を作り上げていたのです。その後は真選組全体の前で醜態をさらしながらも、己と向き合い、伊東の策略を阻止するために銀時達と協力して動きます。
魔剣篇エピソード
最後は魔剣篇でのエピソードです。銀達たちはお登勢の旦那の形見である刀を研ぎ直すために鉄子のもとを訪れます。すると銀時はむき出しのまま落ちている刀を発見します。「鍛冶屋が商売道具をぞんざいに扱っていいのか」と鉄子に投げかける銀時でしたが、その刀は鉄子にも見覚えのない刀でした。実はその刀は吸血妖刀エクスカリバー星人「クサナギ」と言われる天人で、妻の鞘子を探すために鍛冶屋である鉄子のもとに尋ねてきたのでした。
鉄子は離れ離れになった2人を合わせるため、銀時達とともに町へ捜索に向かいます。そこで鞘子を探していると、クサナギが突然「あいつにだけは関わっちゃあかん」と言い始めます。それはある剣士がさしていた刀で、クサナギと同じ天人のマガナギという魔剣でした。マガナギは江戸の町で刀を何本も食べており、妻の鞘子も既に食べられていました。さらにマガナギは沖田を操り、銀時とクサナギに襲い掛かってきます。
真選組随一の天才剣士である沖田との戦いは白熱したものとなると思われましたが、マガナギが乗っ取っている状態では沖田本来の力が出せず、銀時が勝利します。しかし既にボロボロのクサナギは沖田との戦いで力尽き、最期には砂鉄となって消えてしまうのでした。その後、クサナギの砂鉄を集めた鉄子が、その砂鉄で新しい刀を作る姿が描かれています。
【銀魂】村田鉄子の名セリフ集
『銀魂』では作中やタイトルなど様々な所で名言を残していると言われていますが、村田鉄子も心に響く多くの名言を残しています。ですので、ここでは村田鉄子の残した名言を紹介します。
名セリフ「人を護る剣。」
「人を護る剣。」 このセリフは、父が鉄子に「お前はどんな剣が打ちたい」と聞いた際に鉄子が答えた言葉です。 父の教えを守りろうとする鉄子だから出た言葉です。
名セリフ「私は刀匠だ・・・」
「私は刀匠だ。さびた名刀が目の前に転がっているのにそれを研がずにいられると思うか。」このセリフは鉄子がクサナギの事を研いだ際、「どうしてそこまでしてくれるんだ」と言ったクサナギに対して、鉄子が返した言葉です。この言葉から父や兄から受け継いだ刀匠としての誇りやあり方が見えるようです。
名セリフ「そんな得物じゃこの人達は傷・・・」
「そんな得物じゃこの人達は傷一つつけられやしないよ。私が打ち直してやろうか。」このセリフは「四天王篇」で銀時達がピンチの際に、今まで銀時達に助けられた人が集まりました。その時、敵が投げつけた武器を打ち返しながら言い放った言葉です。
【銀魂】村田鉄子の声優は?実写版の女優も
ここでは村田鉄子の声優や実写版の女優が誰なのか、声優と実写に分けて紹介していきます。
村田鉄子の声優は根本圭子
村田鉄子の声優は根本圭子が担当しています。根本圭子がそういう声優なのか、プロフィールや出演作品など、彼女の声優人生を紹介していきます。
根本圭子のプロフィール
根本圭子は声優事務所である81プロデュースに所属する女性声優です。出身は千葉県で生まれは1879年、身長は158㎝、血液型はAB型となっています。趣味は柔軟体操で特技はエレクトーンだと声優ラジオなどで語っています。
根本圭子の主な出演作品
根本圭子の声優としての主な出演作品は『ブルードラゴン シリーズ(シュウ役)』『NARUTO-ナルト-(シズネ/卯月夕顔/トントン役)』『ロックマンエグゼ シリーズ(フォルテ役)』『わがまま☆フェアリー ミルモでポン! シリーズ(マンボ役)』『デュエルマスターズチャージ(エルリオ役)』『絶対絶命でんぢゃらすじーさん(味助役)』『劇場版 リメンバー・ミー (おばさん役)』『劇場版 ズートピア(オッタートン夫人役)』など声優として幅広い作品に挑戦しています。
実写版の女優は早見あかり
実写版の女優には早見あかりが抜擢されました。
早見あかりとは
早見あかりは芸能事務所スターダストプロモーションに所属する女優です。出身は東京都で、生まれは1995年3月17日、身長は165㎝、血液型はA型で、芸能界には小学校卒業間近に、現在の事務所にスカウトされたことがきっかけだったそうです。元々は女性アイドルグループ「ももいろクローバー」のメンバーで、サブリーダーを担当していました。ももクロ時代のイメージカラーはブルーで、「ももクロのクールビューティー」でした。
早見あかりの役や演技の評判
早見あかりの見た目が鉄子に似ているという意見が多かったです。早見あかりの端正な顔立ちの他にも、特徴的な髪型も似合っています。
早見あかりは見た目だけではなく、演技も評価されています。兄を想う心境を見事に表現している他、最期の兄弟のシーンがとても感動的です。
【銀魂】村田鉄子の世間での評判や人気
『銀魂』の女性キャラクターは芯の強い女性が多いですが、村田鉄子もその中の一人として人気を集めています。元々はそこまで主張するような性格ではありませんでしたが、父と兄の後を継いで立派な刀匠となるために日々努力している姿が印象的です。
あくまで人を護るために行動する姿に惹かれる人が多いです。元々強く主張する性格ではありませんでしたが、大切な人を護るために勇気を振り絞るところが彼女の魅力です。
【銀魂】もしも村田鉄子が◯◯だったら
ここではもしも村田鉄子が○○だったらを想像し、母親、彼女、同僚の3パターンを紹介していきます。
村田鉄子「母親」篇
もしも村田鉄子が母親だったら、優しくて暖かい母親になりそうです。亡き父から教えられた刀匠としての在り方を子供にも教えてくれそうです。また、刀匠をしているだけあって体力もあると思うので、力強くて優しい理想の母親になれると思います。
村田鉄子「彼女」篇
もしも村田鉄子が彼女だったら、彼女自身根が真面目で優しい性格なので細かいところまで気を使ってお世話してくれそうです。記念日にはこまめに贈り物なども送ってくれそうなイメージがあります。
村田鉄子「同僚」篇
村田鉄子が同僚だったら、一つ一つの仕事に責任をもって取り組んでくれそうなので安心して仕事ができそうです。現代でいえば土木系の仕事をしていそうなイメージですが、一般企業の営業職なども案外合いそうです。
【銀魂】村田鉄子は刀作りの天使
村田鉄子は「紅桜篇」で初登場した後、日常回でも度々出てきて銀時達を支えています。村田鉄子についてもっとよく知りたいという方は是非アニメ『銀魂』をご覧ください。
この記事のライター
sto310
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。