【銀魂】神流とは?神楽?子供?噂の真相などまとめ
『銀魂』の銀丿魂篇で描かれた2年後では、神楽の子供の神流という少女が登場します。この記事では、『銀魂』の神流は本当に神楽の子供なのか、それとも神楽が変化した姿なのかその真相をまとめています。また、橋本環奈との関係も紹介します。
目次
【銀魂】神流(かんな)とは
『銀魂』の銀丿魂篇で登場する神流(かんな)は、登場するやいなや神楽の子供だと言って読者を驚かせました。確かに神流は神楽にそっくりの見た目をしています。ここではその真相を明らかにする前に、神流についての情報をまとめています。
神流のプロフィールは謎?
神流のプロフィールは謎に包まれており、身長や体重などは不明です。背丈からして年齢は5歳前後だと予想できます。神楽は2年間旅に出ていましたが、その期間に子供ができたとしても神流は大きすぎます。
神流は漫画『銀魂』に登場する子供キャラ
神流は『銀魂』というSFギャグ漫画のキャラで、銀丿魂篇で初登場しました。銀丿魂篇は主に虚やアルタナ解放軍との戦争が描かれていますが、神流はアルタナ解放軍との戦いから2年後に登場します。
【銀魂】神流は神楽の子供?
神流は神楽の子供として登場します。ただ神流は見た目年齢的に、神楽の子供で突き通すには無理があります。しかし見た目は神楽にそっくりです。本当に神流が神楽の子供なのか気になるところですが、まずは神流が神楽の子供だといわれる理由をまとめています。
神楽とは
神楽とは、夜兎族の少女です。『銀魂』の本編では14歳で、2年後には16歳になっています。いつもチャイナ服を着ており、日光に弱いので傘を差しています。「〜アル」という片言の口調で話すのが特徴的です。エイリアンハンターの星海坊主は父で、宇宙海賊春雨の第七師団団長の神威は兄です。
神流が神楽の子供と言われる理由
神流が神楽の子供だといわれている理由は、本人がそう言っているからです。ことの発端は、松平片栗虎の依頼で志村新八が武器を引き取りに来たところから始まりです。約束の場所には陸奥がおり、坂本辰馬失脚後陸奥は闇商人をしていました。陸奥は密輸した武器を取り扱っており、最強の武器を志村新八に渡します。
その最強の武器というのが神流だったのです。陸奥は志村新八に「神楽の娘」と紹介して神流を引き渡しました。これには志村新八もツッコミを忘れてしばらく固まってしまうほど驚きました。神楽の娘だといわれてすぐには信じられませんが、神流もまた到着早々に「ここがマミーのもう一つの故郷、地球アルか」とそれらしき発言をしていました。
神流は神楽の最強武器?
神流は最強の武器として、陸奥の船で運ばれて来ました。なぜ最強の武器が運ばれて来たのかというと、ドナルド・ヅランプ(桂小太郎)を暗殺するためです。松平片栗虎は黒縄島で捕まった時、桂小太郎と交渉していました。ここから生きて出ることができたら、幕府にでも新政府にでも口利きしてやると言ったのです。
その結果、桂小太郎ことドナルド・ヅランプが新政府を牛耳ることになってしまいました。松平片栗虎はそよ姫を国のトップに置くつもりだったので、ドナルド・ヅランプは邪魔でしかありません。志村新八は武器を受け取り、ドナルド・ヅランプを暗殺するよう松平片栗虎に命じられます。こうして受け取ったのが、なんと神楽の子供の神流だったのです。
【銀魂】神流の父親が沖田総悟説の真相
『銀魂』で神流が登場すると、沖田総悟との子供なのではないかという噂が立つようになりました。神流の父親は沖田総悟なのか、ここではその真相をまとめています。
沖田総悟とは
沖田総悟は真選組の一番隊隊長です。2年後は切腹したことになっていましたが、実は国の暗殺部隊に所属していました。天才剣士といわれるほどの剣の才能があり、劇中では今井信女や神威などの強敵と戦っています。ドSな性格をしており、「サディスティック星から来た王子」と呼ばれることもあります。
沖田総悟は神流の父親?
なぜ沖田総悟が神流の父親だと噂されるようになったのかというと、これまでのストーリーで神楽と関わることが多かったからです。沖田総悟と神楽は犬猿の仲で、会うたびに喧嘩しています。そのような関係になったのは、花見回でたたいてかぶってジャンケンポンで対決したことがきっかけです。
この時二人はたたいてかぶってジャンケンポンで喧嘩してしまいましたが、決着はつきませんでした。それから二人は腐れ縁のような関係になります。互いに嫌っている風ですが、お互いのことを理解している者同士でもあります。特に沖田総悟は誤解されやすい性格ですが、神楽は常に信じており、本当に地に落ちそうになった時にはそれを食い止めました。
例えば、六角篇で沖田総悟は頑なに話さなかった事件の真相について神楽に話すシーンがあります。また、真選組が解散状態になり、沖田総悟は人斬りになりかけた時は、神楽が沖田総悟を探し出してそれを止めています。このように、普段は嫌味を言い合う仲ですが、互いに信頼していることが分かります。
さらに死神篇では、嫁のもらい手を心配する神楽に対し、沖田総悟が「だったら俺がもらってやろーか」と言うシーンもあります。そして神楽の葬式回で沖田総悟は、唯一神楽が仮病を使っていることを見抜いていました。こうして、これまでに何度もフラグを立てていることから、沖田総悟が神流の父親だとファンの間で噂されるようになりました。
神楽と沖田総悟はいつ結ばれたのかも考察
神楽と沖田総悟がもしも結ばれていた場合、可能性があるとしたらさらば真選組篇前後だといわれています。なぜなら、さらば真選組篇以降、真選組は銀丿魂篇まで江戸を離れていたからです。当然神楽と沖田総悟も離れ離れになっており、烙陽決戦篇では神楽は父と兄の喧嘩を止めるのに必死で、それどころではありませんでした。
銀丿魂篇では、アルタナ解放軍との戦争中に真選組がやっと江戸に戻ってきます。この時も戦争中だったため、恋人になる暇はありません。このことから、さらば真選組篇前後、もしくは銀丿魂篇でアルタナ解放軍との戦争が終わった後であれば結ばれた可能性は高いです。ただ、アルタナ解放軍との戦争後、神楽は定春を元に戻すために2年間宇宙を旅していました。
一方沖田総悟は地球で新政府の仕事に就いていました。その間神楽は地球に戻ってきていないので、2年の間で結ばれたというのは難しいかもしれません。『銀魂』の675話では、沖田総悟が登場したことで父親説の真相が明らかになります。675話には、沖田総悟が神流に「娘だか分裂しただかしらねェが…」と娘の存在を知らなかった様子で話すシーンがあります。
単純に、神楽が沖田総悟に子供を隠していた可能性もありますが、676話ではそれが否定される場面が描かれました。676話で沖田総悟は、神楽の父親が坂田銀時ではないかと考察しますが、この時神流は「単一生殖で生まれた」と言ったのです。つまりその真相は、沖田総悟も坂田銀時も父親ではなかったということです。
【銀魂】神流と橋本環奈(神楽役)の関係
『銀魂』で神流が登場した時、同時に女優の橋本環奈も話題になりました。確かに「神流(かんな)」と「環奈(かんな)」で名前が同じという共通点があります。ただなぜ名前が同じだけで話題になったのか、ここではその真相をまとめています。
橋本環奈とは
橋本環奈は、福岡県出身の女優です。元ローカルアイドルで、アイドル時代の1枚の写真が話題となり、1000年に1人の逸材と注目されるようになりました。その後、写真がKADOKAWA代表取締役の井上伸一郎の目に止まり、女優デビューを果たすことになります。そして、2017年に実写化された映画『銀魂』に橋本環奈は神楽役で出演しました。
神流のモデル人物は橋本環奈との噂
橋本環奈は神流の母親の神楽役を演じているという共通点から、神流のモデルは橋本環奈なのではないかとファンの間で噂されています。ただ神流の性格は丸っきり神楽なので、名前だけをモデルにしている可能性があります。実は神流の登場シーンが描かれた時、同時進行で鬼兵隊と坂田銀時が接触するシーンが描かれていました。
そこでは坂田銀時が、『銀魂』の実写版で来島また子役と志村新八役を演じたキャストをネタにしてイジっているシーンがありました。他のシーンでも実写ネタが描かれていることから、橋本環奈が神流の名前のモデルになったというのは十分に考えられます。
神流と橋本環奈は似てる?
橋本環奈が実写版『銀魂』で神楽を演じた時、ファンからは違和感がないと好評でした。ただ当人の神楽は、美少女の橋本環奈が自分を演じることに嫉妬心を抱いていました。
しかしアニメでは、橋本環奈の演技を見て自分と同じタイプだと認める発言をしています。このように神楽と橋本環奈は良く似ているので、神楽の子供である神流も必然的に似ているのです。
【銀魂】神流の謎
神流は不自然な発言をしており、本当に神楽の娘なのか疑問が生じる場面があります。ファンの間でも、神流の出自についてよく考察されていました。その真相は2年後のストーリーで明らかになります。ここからはいよいよ神流の真相について紹介していきます。
2年後のストーリーで神流の正体判明?
銀丿魂篇の2年後のストーリーで神流は初登場しました。2年後の志村新八は、松平片栗虎の依頼を受けて密輸された武器である神流を受け取りました。しかし、取引をした直後に二人を襲う人物がいました。それが沖田総悟です。沖田総悟が神流の正体を暴くことになります。
ちなみに沖田総悟は、神楽を地球へ呼び戻した張本人でもあります。なぜわざわざ犬猿の仲である神楽を呼び戻したのかというと、坂田銀時が戻ってくるきっかけになると思ったからです。沖田総悟は再び強敵が現れた時に戦える人材を揃えておくために、坂田銀時の行方を探していました。
しかし地球にやってきたのは、神楽ではなく神流でした。沖田総悟は必ず神楽は帰っていると思い、神楽をおびき出すために娘の神流を攻撃したというわけです。ドSな沖田総悟は、まだ幼い神流相手にも容赦がありません。しかしそれでも神楽は姿を現しませんでした。
そこで沖田総悟は標的を娘ではなく志村新八に変えました。この判断が神流の正体が判明するきっかけとなりました。このシーンでは、本当に神流は子どもなのか、神楽はどこにいるのかなど多くの謎が描かれました。そのためこの回が掲載された時は、神楽と神流についてたくさんの考察がされました。
神流の正体とは
『銀魂』の677話でついに神流の正体が明らかになります。677話では、志村新八を攻撃しようとした沖田総悟が吹き飛ばされてしまいます。そしてそこには、足だけ異様に伸びた神流が立っていました。神流は攻撃をするたびに体の一部が変化し、やがてその体は完全に神楽の姿に変化しました。つまり、神流の正体は神楽自身だったのです。
神楽は、大口叩いて地球から出ていった手前どんな顔で会えばいいのか分からず、神楽の娘の神流と偽っていたのです。神楽は自分のせいで万事屋をバラバラにしてしまい、定春を元に戻せなかったという負い目も感じていました。ちなみに神楽が幼女に体を変化させることができたのは、気功の応用を使った術を習得していたからです。
2年前に旅に出た神楽は、星々を転々とするうちに過酷な環境の変化に体がついていかなくなってしまいました。そんな時ある人物が神楽の前に現れ、肉体を自在に変化させる術を教えたのです。この身体変化の術により、神楽は自在に若返ったり老けたりすることができるようになりました。
神流の父親がバナナって?
神流の真相は明らかになりましたが、まだ正体を隠していた時に志村新八から父親について聞かれた神流が、父親はバナナと答えるシーンがありました。神流は、神楽がバナナを食べすぎて吐き出した時に生まれたのが自分だと説明しました。父親がバナナというのはもちろん嘘です。正体が神楽であることがバレないように苦し紛れに嘘をついたようです。
【銀魂】神流の世間での評判や人気
『銀魂』に神流が登場した時は、志村新八がとても動揺していましたが、読者の間でも話題になりました。ファンの中には、神楽の子供と断言する神流に衝撃を受け、混乱した人がたくさんいました。
神流が神楽の子供であることも衝撃的ですが、神流の強さに対しても驚きの声がありました。本気ではなかったとしても、沖田総悟相手に対等に戦うことができています。その真相が明らかになった後も、神楽が元の姿に戻ったらどれだけ強くなるのか考察している方もいました。
『銀魂』で神流が登場した時には、橋本環奈がSNSで反応を示していました。ファンの間でも、実写版で神楽役を橋本環奈が演じたから、神流という名前になったのではないかと考察されていました。
【銀魂】もしも神流が◯◯だったら
ここでは、もしも神流が〇〇だったらと仮定し、天才子役・キッズモデル・空手キッズの三つのシチュエーションで考察していきます。
神流「天才子役」篇
神流がもしも天才子役だったら、アクション映画の出演オファーがたくさん来るかもしれません。そもそも、神流のようにアクションができる子役はなかなかいません。そのため、まだ幼いにも関わらず沖田総悟と戦えるほど強い神流は、アクションスターになる可能性が高いです。
神流「キッズモデル」篇
神流がもしもキッズモデルだったら、その可愛らしい容姿を活かして雑誌の表紙を飾るかもしれません。神流の正体は神楽なので、神楽をそのまま幼くした見た目をしています。神楽は下品なところはあるものの、公式で美少女という設定があります。スタイルも良いので、キッズモデルとしては成功するはずです。
神流「空手キッズ」篇
神流がもしも空手キッズだったら、試合では負けなしの天才空手少女になるはずです。劇中では天才剣士の沖田総悟と渡り合えていることから、大人相手にも簡単に勝ってしまう可能性があります。
【銀魂】神流は神楽の身体変化だった
『銀魂』で神流が登場した時には、読者に大きな衝撃を与えました。しかし後に神流の正体は、身体変化した神楽だということが判明しました。神楽の身体変化の術は、アルタナ解放軍の夜兎族の長が使っていた身体変化をもとに習得した術です。
実はこの後のストーリーで、この身体変化の術を教えたのが神威であることが判明します。神流に関しては『銀魂』674話から描かれています。見どころがたくさんある名シーンでもあるので、ぜひ読んでみてください。
この記事のライター
rg4yd
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