【炎炎ノ消防隊】手の型とは?登場キャラが会得している必殺技を徹底紹介
『炎炎ノ消防隊』に登場するキャラクター達は、手の型という手法を駆使して敵と戦っています。本記事では『炎炎ノ消防隊』の主要キャラクターであるシンラ、そしてシンラに手の型を教えた紅丸が会得している手の型や必殺技を紹介していきます。
目次
【炎炎ノ消防隊】手の型とは?
『炎炎ノ消防隊』の作中では、突如炎に包まれ「焔ビト」となってしまう人体発火現象が起きています。周囲に被害を与える存在である「焔ビト」から人々を守るため、主人公のシンラが所属する特殊消防隊の隊員が使っているのが手の型です。しかし、手の型は特殊消防隊に所属している全員が使える訳ではありません。
手の型とは?
『炎炎ノ消防隊』に登場するキャラクターが使用している手の型とは、古武術で使用されているものです。指の形を変えることで体の重心を安定させたり、気の流れを変える働きがあるとされています。この手の型を応用してシンラや紅丸は、炎を巧みにコントロールすることで必殺技を出せています。
炎炎ノ消防隊の概要
『炎炎ノ消防隊』は週刊少年マガジンで連載されていた人気漫画で、単行本は全34巻からなります。海外でも人気がある作品で、世界累計発行部数は2000万部を超えています。炎の怪物「焔ビト」から人々を守るため、炎を操つる能力を持った特殊消防隊が戦う作品です。
炎炎ノ消防隊のあらすじ
人が突如燃え出し、焔ビトという炎の怪物となり、破壊の限りを繰り返す現象が起きていました。火事で母と弟を亡くした主人公のシンラは、火災現場にいたことから「悪魔」と呼ばれるようになりました。それでも逆境に負けずにシンラは、人々を救うヒーローになることを目指します。特殊消防隊に入隊し、現象の謎を解明し、仲間たちと焔ビトと戦いに身を投じます。
【炎炎ノ消防隊】紅丸の手の型と必殺技・攻撃
『炎炎ノ消防隊』に登場する新門紅丸は、第7特殊消防隊の大隊長です。紅丸は炎を操れる第二世代の能力と、自ら炎を出せる第三世代の能力、この2つの能力を持ちながら手の型を習得していることから「最強の消防官」と呼ばれています。ここでは紅丸が使う7つある手の型、能力と手の型を合わせて繰り出される必殺技について紹介します。
紅丸の強さや能力の秘訣は手の型
『炎炎ノ消防隊』の作中で「最強の消防官」と呼ばれる紅丸の強さは、能力と会得している手の型にあります。炎を操れる能力である第二世代と、自ら炎を出せる能力である第三世代の2つの能力を兼ね備えており、そこに手の型を組み合わせて炎の形を変えながら攻撃を繰り出しています。
紅丸の必殺技
紅丸の必殺技は、手刀を用いた戦闘スタイルに第二・第三世代の能力を組み合わせた「居合手刀」です。「居合手刀」には、全部で7通りあり、攻撃や防御などバリエーションが多いのが特徴です。
必殺技①壱ノ型「火月」
「火月」は、手刀を振りかざして三日月状の斬撃を飛ばす鋭い攻撃です。威力は低いが連続して攻撃を繰り出せる使いやすい技です。また、攻撃範囲が広いのが特徴で、複数の敵へ一度にダメージを与えられる攻撃でもあります。
必殺技②弐ノ型「月光」
「月光」は、手をクロスさせながら相手に向かって強烈な光を放つ目くらまし攻撃です。『炎炎ノ消防隊』の作中では、どんな攻撃を受けてもダメージを受けないドラゴンとの戦いにて「月光」を繰り出し、一緒に戦っていた仲間を、戦いから撤退させることに成功させた技です。攻撃技ではありませんが、眩しい光によって相手の視界を奪える防御系の必殺技です。
必殺技③参ノ型「曙」
「曙」は、切り上げるように腕を下から上に振り上げて攻撃する技です。『炎炎ノ消防隊』の作中では、育ての親でもある新門火鉢との戦いで紅丸が攻撃を繰り出しています。その際、火鉢は「居合手刀」伍の型である「仄日」を繰り出して激しいぶつかり合いとなりました。
必殺技④肆ノ型「赤日」
「赤日」は、貯め込んだ熱を前方に放つ技であり、「居合手刀」の型でもっとも威力の高い攻撃です。この技には、太陽の光そのものという意味があり、威力の度合いは太陽に例えられます。こちらも火鉢との戦闘で描かれていますが、使用したのは紅丸ではなく火鉢です。
必殺技⑤伍ノ型「仄日」
「仄日」は、腕を上から下に振り下ろす技でスピードを乗せた打撃を繰り出せます。『炎炎ノ消防隊』の作中では、紅丸の「仄日」に対し、火鉢は「曙」で防御する場面が描かれており、両者のぶつかり合いで威力は相殺されました。
必殺技⑥陸ノ型「倒景」
「倒景」は、名前のみが登場している技で『炎炎ノ消防隊』にて「倒景」を使ったバトルシーンは描かれていません。そのため、現時点で詳細は不明です。「倒景」という字には、「太陽が沈んだあと、日の光が西から照り返す」といった意味があるため、炎を反射する技、カウンターのような技ではないかという考察がされています。
必殺技⑦漆ノ型「日輪」
「日輪」は、炎の円を描き、太陽のような炎とともに強烈なダメージを相手に与える技です。この技は、浅草の火消しの棟梁になる条件となっていますが、先代の棟梁である火鉢は、紅丸が「日輪」を習得するまえに亡くなりました。そのためか、紅丸の「日輪」習得を見れなかったことが未練となり、火鉢のドッペルゲンガーが現世に現れます。先代に認めてもらうため、紅丸は火鉢との戦いで大技を繰り出します。
必殺技⑧紅月
「紅月」は、第7特殊消防隊中隊長である相模屋紺炉から伝授された技です。この技は、これまで紹介してきた「居合手刀」の技ではありません。しかし、相模屋紺炉は、鬼のドッペルゲンガーを「紅月」によって鎮魂しているところから、相当な高火力の技であることが分かります。
必殺技⑨漆ノ型「日輪紅月」
「日輪紅月」は、先代の棟梁である火鉢から継承した「日輪」と、相模屋紺炉から伝授された「紅月」を合わせた複合技です。この技は、火鉢のドッペルゲンガーと戦った際に繰り出された技です。「居合手刀」最強の日輪に、紺炉の「紅月」の要素を取り入れた技であるため、これまでにない凄まじい威力をほこる大技が誕生しました。攻撃を食らった火鉢は、たった一撃で身体を粉々にされてしまいました。
【炎炎ノ消防隊】シンラの手の型と必殺技・攻撃
『炎炎ノ消防隊』の主人公であるシンラは、紅丸と同じく手の型を使った必殺技を使えます。シンラは自ら炎を出せる第三世代能力者であるため、紅丸と同様に手の型から必殺技を編み出せます。ここからは、シンラが使う手の型と必殺技について紹介します。
シンラは紅丸から「手の型」を教えてもらう
『炎炎ノ消防隊』の序盤では、シンラは必殺技を持っていません。作中の途中までは、足技を繰り出していましたが、ある時から自分の実力不足を感じ始めていたため、最強の消防官と言われている新門紅丸に手の型の教えを乞いました。
シンラの必殺技
自ら炎を出せる第三世代の能力と紅丸に教わって手の型を組み合わせて、シンラは必殺技の習得に成功します。これにより、今まで無駄に放出していた力を集中させられ、これまでとはケタ違いの火力とスピードを手にしました。その習得した技が「ラピッドマンキック」などです。
シンラの必殺技①ラピッドマンキック
シンラは、手ではなく足を使って攻撃するため、最初に覚えた技が足技である「ラピッドマンキック」です。この技は手の型を使い足の炎を引き絞り、足に火力を集中させることで、スピードと破壊力を強化した攻撃を繰り出せる技です。
シンラの必殺技②光速粒子化
「光速粒子化」は、弟であるショウとの再会時に出した技です。ショウは時を止める力を持っていたため、シンラが高速移動ができたとしても攻撃を当てられませんでした。それでもシンラは諦めずにショウに向かっていきます。シンラは戦闘中にショウとアドラリンクを行い、伝道者の加護を受けていたショウの静止した世界に触れることで、シンラは伝道者の加護を受けられました。その結果、シンラは肉眼ではとらえられないほどのスピードで動けるようになりました。それが「光速粒子化」です。
シンラの手の型「虎ひしぎ」
シンラの必殺技である「ラピッドマンキック」を生み出す際に使用した手の型が、「虎ひしぎ」です。形としては、親指を小指の付け根まで曲げて、人差し指を親指の付け根まで倒し、それ以外の指は曲げたりせずに伸ばします。「虎ひしぎ」には、足の力を増す効果があり、以前から足技を使っていたシンラに持って来いの手の型でした。
シンラのコルナ(悪魔の型)
白装束の1人であるカロンとの戦いでシンラは、コルナ(悪魔の型)という足技を相手にかかと落としをするような態勢から繰り出します。第8特殊消防隊の大隊長である秋樽桜備から教えてもらったコルナは、受け流せないほどの大火力が悪魔の顔をして相手に襲い掛かる必殺技です。コルナは指のポーズであり、親指を外側に拳を握り、人差し指と小指だけを立てる形を取ります。
【炎炎ノ消防隊】シンラと紅丸の声優
『炎炎ノ消防隊』の主人公であるシンラは、序盤から第8特殊消防隊の大型新人として活躍します。作中では、炎の扱いが未熟なところから必殺技を身に付けて徐々に強くなっていく姿が描かれています。『炎炎ノ消防隊』のイケメンキャラである最強の消防官と呼ばれている紅丸は、浅草をまとめる棟梁です。ここでは、アニメ『炎炎ノ消防隊』でシンラを演じた声優と紅丸を演じた声優について紹介します。
シンラの声優
『炎炎ノ消防隊』のシンラ役を演じたのは、声優の梶原岳人さんです。「がくっちゃん」という愛称で親しまれており、声優業以外にもアニメのEDを歌ったり、Youtuberとしてあらゆるジャンルの銅貨を投稿しており、多岐に渡って活動しています。
梶原岳人のプロフィール
- 名前:梶原岳人(かじわらがくと)
- 職業:声優
- 生年月日:1994年11月28日
- 出身地:大阪府
- 所属事務所:東京配収生活協同組合
梶原岳人の主な出演作品
梶原岳人さんの主な出演作品として、『ブラッククローバー(アスタ役)』、『シャドウバース(竜ケ崎ヒイロ役)』、『THE FIRST SLAM DUNK(宮城ソータ役)』、『古見さんはコミュ症です。( 只野仁人役)』『ACTORS(音之宮朔役)』などがあります。
紅丸の声優
『炎炎ノ消防隊』の新門紅丸役を演じたのは、声優の宮野真守さんです。2001年に海外ドラマ「私ケイトリン」の吹き替えで声優デビューしました。近年では話題作品に出演しており、主演を務めることもあります。俳優業や歌手としても活躍の場を広げ、声優、俳優で培った表現力でファンを魅了しています。
宮野真守のプロフィール
- 名前:宮野真守(みやのまもる)
- 職業:声優、歌手、俳優
- 生年月日:1983年6月8日
- 出身地:埼玉県
- 所属事務所:劇団ひまわり
宮野真守の主な出演作品
宮野真守さんの主な出演作品として、『機動戦士ガンダム00(刹那・F・セイエイ役)』、『DEATH NOTE(八神月役)』、『文豪ストレイドッグス(太宰治役)』、『鬼滅の刃(童磨役)』、『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(リン・ヤオ役)』、『ヂュラララ!!(紀田正臣役)』などがあります。
【炎炎ノ消防隊】手の型に対する世間での評判や人気
『炎炎ノ消防隊』で描かれている手の型は、使うと戦況を変えるほどの効果を発揮します。手の型は形を変えることで様々な効果を発揮するため、色々な手の型を真似するファンがいました。ここでは『炎炎ノ消防隊』の手の型に対する世間での評判や人気を紹介します。
手の型は、指の位置を変えて型がつくられるため、作品を見て真似ることが可能です。その手軽さから手の型を真似るファンは多く、中には小さな子供が真似をして遊んでいるというコメントも見られました。
『炎炎ノ消防隊』を見て手の型の概念を知った人も多いようです。手の型は、古武術で使用されているものであり、古武術によって全身の木の流れをコントロールすることで炎を操っているといった設定が取り入れているところに好感を抱いているファンがいました。
『炎炎ノ消防隊』では、手の型を使って必殺技を繰り出します。しかし、本作品だけでなく他の作品でも、型や手を使った技が出てきており、技を出すための様々な手の形があるところに面白さを感じている人もいました。
【炎炎ノ消防隊】シンラは手の型を習得し強くなった
『炎炎ノ消防隊』の主人公であるシンラは作中の序盤、敵と対峙する時、普通の足技しか使えませんでした。しかし、より強くなるため紅丸に手の型を教わり、手の型を習得してからは、逞しい程に成長しています。人々を救うヒーローを目指しているシンラの成長が気になる方は、『炎炎ノ消防隊』をチェックしてみてください。
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ノーー
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