【炎炎ノ消防隊】ジョーカーと新門紅丸がタッグを組んだ？二人の能力は？

『炎炎ノ消防隊』は、時折意外な展開を見せて読者を驚かせることがありました。ここでは、その中でも代表的な例でもあるのが隠密暗殺部隊に所属していたジョーカーと、第七特殊消防隊の大隊長でもあった新門紅丸がコンビを組んだ展開です。作中で見せた2人の関係性やコンビを組んだ理由について触れる前に、まずは『炎炎ノ消防隊』の基本情報や2人のプロフィールについてチェックしてみましょう。

『炎炎ノ消防隊』は、消防隊の活躍をモチーフにした上でSFやサスペンス要素を取り入れた漫画で、作者は大久保篤先生です。2015年から2022年まで週刊少年マガジンで連載されていた作品で、アニメ化や舞台化など数多くのメディアミックス化を果たしている人気作品です。海外からの支持も高く、2022年5月時点で全世界累計発行部数は2000万部を突破しています。

幼少時代、ヒーローに対して強い憧れを持っていたシンラは、12年前の火災によって母親と幼い弟を亡くしました。足から炎が出る能力を持っていたシンラは、火災の原人として迫害を受けましたが、シンラは真犯人と思われる第三者が室内にいたことを目撃しています。月日は流れ、訓練校を卒業したシンラは第八特殊消防隊にし所属し、火災の犠牲者を減らすことと幼少期に見た真犯人を探すために仲間達と共に奮闘を開始しました。

『炎炎ノ消防隊』に登場するキャラクターの中でも謎が多く、敵か味方かもわからないジョーカーと、第七特殊消防隊の大隊長でもある新門紅丸がタッグを組んだ展開は多くのファンを驚かせました。ここでは、真逆の関係でもあるジョーカーと新門紅丸がタッグを組んだ理由についてチェックしてみましょう。

『炎炎ノ消防隊』に登場するジョーカーは、元々は聖陽教会の隠密暗殺部隊に所属していた人物で、現在では指名手配されている危険人物として知られています。一方で新門紅丸は第七特殊消防隊を指揮する大隊長でもあることから、本来であれば2人は敵対する関係でもあります。

中華半島上陸作戦では、天照のエネルギー源がアドラバーストを持つ人間であることを突き止めますが、市民の混乱を防ぐことを理由に上層部は公表することはありませんでした。特殊消防隊では対処することが難しくなったため、何処にも属さないジョーカーが動き始めます。真実を突き止めるために聖陽教会に乗り込む際、消防官の中でも最強クラスの戦闘力を持つ新門紅丸に共闘を提案しました。新門紅丸自体も聖陽教から迫害を受けていたことで不信感を抱えていたという理由もあり、2人の共闘が実現します。

コンビを組んだジョーカーと新門紅丸は聖陽教会へ向かいます。門を抜けた直後、新門紅丸は毒矢の攻撃を受け倒れてしまいましたが、直後に解毒してすぐに立ち上がりました。その後、奥へ進んだ2人を待ち受けていたのはバーンズでした。一触即発の空気になりましたが、実際に戦闘する意思は無いことや真の聖典が無いことを伝えた上で、ラフルス1世の妻が持っていた手帳を渡します。その手帳の内容から、ラフルス1世が別人と入れ替わり、聖陽教が広められたという真実が判明しました。

『炎炎ノ消防隊』の中でも特に謎が多いジョーカーは、作中でもトップクラスの戦闘力を持つ新門紅丸と利害が一致したことで共闘することになりました。ここでは、ジョーカーと新門紅丸が持つ戦闘力や過去について『炎炎ノ消防隊』で描かれていた内容を基に紹介していきます。

本来であれば敵対するべき立場でありながら、意外な理由からジョーカーと新門紅丸は共闘することになりました。その共闘シーンの中でも、ジョーカーと新門紅丸の能力や強さも数多く判明しています。ここでは、ジョーカーと新門紅丸の戦闘力について詳しくチェックしてみましょう。

謎が多い男でもあるジョーカーは『炎炎ノ消防隊』内でも、実際の戦闘力がどれほどのものなのかは明確に明かされていません。判明している点では、ジョーカーとバーンズがアドラリンクしたこともあり、その際にジョーカーは左目を、バーンズは右目を負傷した過去があります。また、普段咥えているタバコから発生する煙には、相手に幻覚を見せることも可能です。作中では、この能力を用いて聖陽の影の隊長に完全勝利するほどの高い戦闘力を見せました。

浅草を中心に活動する、第七特殊消防隊の大隊長を務める新門紅丸は、第二世代と第三世代の能力を自在に操れる煉合能力者です。『炎炎ノ消防隊』内では、戦闘面のみならず、聖陽教会に乗り込む際に受けた猛毒には能力を用いて蒸発させたかのような描写も見受けられました。纏を用いた戦闘センスも抜群で、能力を用いて纏に火を纏わせた攻撃や移動も行える実力も持っています。それ以外にも、炎を自在に操り、周囲の熱を支配することで攻撃の無効化も可能です。

『炎炎ノ消防隊』の中でも高い戦闘力を持つジョーカーと新門紅丸は、それぞれ特殊な過去を抱えていることが作中で明らかになりました。ここでは、ジョーカーと新門紅丸の過去についてチェックしてみましょう。

ジョーカーには両親がおらず、幼少時代から聖陽教会により暗殺部隊の一員として教育を受けていました。ある日、ジョーカーを匿ってくれた家族が殺害されたことを理由に聖陽教への不信感が大きくなり、人体発火事件の真相を探るために単独行動するようになります。真実を知るためにはどんな手段も厭わなくなり、ダークヒーローのような存在になりました。

新門紅丸は、『炎炎ノ消防隊』内で拾い子として育てられていたことが明かされました。幼い頃から類い稀な能力を持つ新門紅丸は、火鉢に養子として育てられます。浅草を守る火消しの棟梁は、新門という名を代々受け継いでいたこともあり、養子として育てられた紅丸が成長したことで跡目となる新門紅丸を名乗るようになりました。

アニメ『炎炎ノ消防隊』では、演じていた声優の高い演技力が加わったことでジョーカーと新門紅丸がより魅力的なキャラクターへ昇華しました。ここでは、アニメ『炎炎ノ消防隊』でジョーカーと新門紅丸を演じていた声優についてチェックしてみましょう。

アニメ『炎炎ノ消防隊』に登場するジョーカーを演じているのは、声優の津田健次郎さんです。津田健次郎さんは1995年に『H2』の野田敦でデビューした声優で、現在では俳優活動やナレーションなどでも精力的に活動しています。2021年には第15回声優アワードにて主演男優賞を受賞しました。

アニメ『炎炎ノ消防隊』に登場する新門紅丸を演じているのは、声優の宮野真守さんです。宮野真守さんは2001年に『私はケイトリン』のグリフェン・ロウ役でデビューした声優で、現在は俳優や歌手活動なども精力的に行なっています。声優としての高い演技力も評価されており、2008年の第2回声優アワード主演男優賞や2011年の第11回声優アワード助演男優賞など多数の受賞歴がある声優です。

ここで、ジョーカーと新門紅丸に対する世間での評判や人気をチェックしてみましょう。

ジョーカーと新門紅丸が共闘したことに対して感動を覚えるファンの声も見受けられます。初登場時こそ謎が多かったジョーカーと、作中トップクラスの戦闘力を持つ新門紅丸がコンビを組む展開は多くのファンを驚かせました。

アニメ『炎炎ノ消防隊』で実際に声優の演技が加わったことで、より2人の魅力が増したと感じるファンの声も見受けられます。高い演技力が表現されている津田健次郎さんと宮野真守さんがジョーカーと新門紅丸を演じているため、アニメ『炎炎ノ消防隊』では2人の演技にも注目です。

ジョーカーが、新門紅丸のことを最強さんと呼ぶ関係性に好感があるファンの声も見受けられました。実際にジョーカーは、新門紅丸の戦闘力を認めているからこそ、新門紅丸に対して独自の呼び方をしています。一定の距離を保ちながらも、お互いを信頼しているところはジョーカーと新門紅丸の関係性ならではです。

お互いの利害が一致したことでジョーカーと新門紅丸がタッグを組み、作中でも重要となる事実を突き止めていたことがわかりました。このように『炎炎ノ消防隊』内では、時折予想外の展開でファンを驚かせることがあります。『炎炎ノ消防隊』に触れる際は、物語の展開以外にもこういった作中で見せるキャラクターの関係性についても欠かさずチェックしてみましょう。