【炎炎ノ消防隊】フィーラーはリサの本名！能力や強さまとめ

『炎炎ノ消防隊』に登場するフィーラーとは、第8特殊消防隊の機関工、ヴァルカンの工房で暮らしている女性です。フィーラーは行き場をなくしていたところをヴァルカンに助けられ、ヴァルカンと共に暮らしていますが、その本名は「リサ」といいます。ここでは『炎炎ノ消防隊』のフィーラー（リサ）のプロフィールや、『炎炎ノ消防隊』の概要を紹介していきましょう。

『炎炎ノ消防隊』のフィーラー（リサ）は、焔ビトによって両親を失い、孤児になっていたところをヴァルカンに保護され、工房で共同生活をしている女性です。長い赤髪をポニーテールにした勝気な女性で、タンクトップにジーンズというスポーティな姿が基本となっています。『炎炎ノ消防隊』にリサとして登場した当時は、過去に焔ビト事件で家族を失ったこと以外、明らかになっていませんでした。しかし物語が進むにつれて、彼女の正体が判明していきます。

『炎炎ノ消防隊』は、炎の怪物による脅威を戦う特殊消防士の活躍を描いたファンタジー作品です。作者である「大久保篤」の週刊少年誌デビュー作品となっており、バトルやSF、ダークファンタジーなどの要素が組み合わさっています。2015年から2022年まで『週刊少年マガジン』で連載されており、単行本は全34巻が刊行されています。原作のヒットにより、2019年にはアニメ1期、2020年にアニメ2期が放送されており、単行本の累計発行部数は2000万部を突破している人気作です。

人が突然発火する人体発火現象や、炎の怪物「焔ビト」の脅威により、世界は恐怖に包まれていました。幼い頃に火事で家族を失った主人公のシンラは、炎への恐怖に立ち向かい、人々の安全を守る特殊消防隊に入隊します。消防隊の仲間とともに発火現象の謎を究明していくうちに、シンラは自らが犯人だとされた過去の火事の真実を知ることになります。

『炎炎ノ消防隊』のフィーラー（リサ）は発火能力を持つ能力者です。登場時はヴァルカンの工房の居候というポジションだったため、特殊消防隊に所属していたわけではありませんが、実は発火能力を使って戦える強さを持ったキャラクターでした。ここでは『炎炎ノ消防隊』のフィーラー（リサ）の能力や強さを紹介していきましょう。

『炎炎ノ消防隊』のフィーラー（リサ）は、発火能力を持つ第三世代能力者です。第三世代とは、自分で炎を生み出し、操ることができる能力者のことを差します。過去に焔ビトの事件で両親を亡くしているフィーラー（リサ）は、炎の恐怖に苛まれながら生きてきました。しかし発火能力を手に入れてからは、炎が自分のことを守ってくれているように感じたようです。

『炎炎ノ消防隊』のフィーラー（リサ）の能力は、磁性体の炎を生み出して攻撃するというものです。炎そのものが磁気を帯びているため、人の微弱な磁気を探知して、対象を追いかけて攻撃することができます。実際に能力を使用しているときのフィーラー（リサ）の周りには、まるで触手のような炎が伸びており、敵を自動追尾しています。ただし、磁性体の炎ということもあり、周りに機械があるとコントロールが効かなくなる点が弱点です。

『炎炎ノ消防隊』のフィーラー（リサ）はシンラ達と同じ第三世代能力者ですが、特殊消防隊のメンバーが脅威を感じるほどの強さはありません。先に紹介したとおり、機械類があるとコントロールが効かなくなるという弱点もあり、作中では無能力者の桜備大隊長に能力を封じ込められてしまっています。

『炎炎ノ消防隊』のフィーラー（リサ）は、自暴自棄になっていたときにヴァルカンに出会い、ヴァルカンの工房で共同生活をしています。登場時には過去に焔ビト事件で家族を失った可哀想なキャラクターでしたが、実際には正体を隠してヴァルカンに近づいたスパイだったのでした。ここでは『炎炎ノ消防隊』のフィーラー（リサ）の正体や過去について解説していくため、チェックしてみてください。

『炎炎ノ消防隊』のフィーラー（リサ）の正体は、実は伝道者一派の一人です。伝道者一派とは焔ビト事件の謎に関わっている組織で、特殊消防隊とは敵対しています。リサの本名はフィーラーであり、伝道者一派では灰焔騎士団の従騎士として活動していました。フィーラー（リサ）はDr.ジョバンニの命令で、スパイとして第8特殊消防隊の機関工であるヴァルカンに近づいたのでした。

『炎炎ノ消防隊』のフィーラー（リサ）は、それまで一緒に暮らしていたヴァルカンを裏切って、伝道者一派の一人として特殊消防隊に襲い掛かります。しかしそれには、フィーラー自身の悲しい過去があったのでした。ここでは『炎炎ノ消防隊』のフィーラー（リサ）の過去を紹介していきましょう。

『炎炎ノ消防隊』のフィーラー（リサ）は、実際に幼少期に両親を失っています。人体発火現象によって両親を失ったフィーラー（リサ）は、孤児となっていました。その時に、伝道者一派のDr.ジョバンニに保護されることになります。

身寄りのないフィーラー（リサ）を拾ったDr.ジョバンニは、スパイに仕立て上げるためにフィーラー（リサ）に教育を施します。蟲を使い発火能力に目覚めさせ、炎の扱いも教え込みました。さらに孤児であるフィーラー（リサ）をDr.ジョバンニが助けてやったと思い込ませ、フィーラー（リサ）が自分のことを裏切ることができないように洗脳していました。そのため、フィーラー（リサ）はヴァルカンのことを大切に思うようになっても、Dr.ジョバンニの洗脳が抜けず、苦しんでいます。

ネザーでの伝道者一派との戦いで、第8特殊消防隊の桜備とヴァルカンの前に現れたのは、Dr.ジョバンニとフィーラー（リサ）でした。伝道者一派の元へ戻ったリサは本名のフィーラーで呼ばれており、ヴァルカンに自身の正体を明かします。無能力者の桜備とヴァルカンはフィーラー（リサ）の触手のような炎に捉われますが、説得を試みようとします。

Dr.ジョバンニの洗脳を解くために話しかけながら、桜備は密かに消化グレネードを使っていました。仕込んだ消化グレネードによってフィーラー（リサ）の炎が消え去り、フィーラー（リサ）は絶望します。そんなフィーラー（リサ）を助けてくれたのは、Dr.ジョバンニではなくヴァルカンでした。

フィーラー（リサ）はアニメ『炎炎ノ消防隊』にも登場しています。アニメでフィーラー（リサ）の声を担当した声優はまだ新人ですが、確実にキャリアを積み重ねていっている注目の若手声優です。ここでは『炎炎ノ消防隊』のフィーラーを演じた声優について紹介していきましょう。

『炎炎ノ消防隊』のフィーラー（リサ）の声を担当したのは、声優の「朝井彩加（あさいあやか）」さんです。2012年から声優として活動をしている若手声優で、代表作としては『魔入りました！入間くん』の「ウァラク・クララ」役や『響け！ユーフォニアム』の「加藤葉月」役などがあります。

朝井彩加さんの主な出演作品としては、『新妹魔王の契約者（成瀬澪）』、『響け！ユーフォニアム（加藤葉月）』、『アイカツスターズ！（桜庭ローラ）』、『カリメロ（カリメロ）』、『温泉幼精ハコネちゃん（亜季）』、『アイドルマスター シンデレラガールズ（早坂美玲）』、『消滅都市（ソウマ）』、『魔入りました！入間くん（ウァラク・クララ）』、『神田川JET GIRLS（環楓花）』などがあります。

『炎炎ノ消防隊』のフィーラー（リサ）は伝道者一派のDr.ジョバンニに洗脳され、望まない形でスパイとしてヴァルカンを騙すことになりました。このようなフィーラー（リサ）に関して、ファンの間からも「辛い」といったコメントが多く寄せられています。ここでは『炎炎ノ消防隊』のフィーラー（リサ）に対する世間での評判や人気を紹介していきましょう。

フィーラー（リサ）が自分がスパイであることをばらした後、一緒に逃げようと手を伸ばすヴァルカンの手を取ろうとしてやめる描写が辛かったというコメントがありました。本心ではヴァルカンを想っていても、フィーラー（リサ）は洗脳されているため、一緒に逃げることはできませんでした。

狡猾なDr.ジョバンニは、フィーラー（リサ）と共に桜備やヴァルカンの足止めを行った際に、「フィーラー」と「リサ」と使い分けていました。あえて使い分けているDr.ジョバンニの行為に、ファンの間からも「酷い」という声が上がっていました。

作中ではフィーラーが本名でリサが偽名ということになっていますが、ヴァルカンの前ではリサが彼女の本当の名前でした。ファンの中にも、「リサが本当の名前だよ目を覚ませ！」とコメントしている人がいました。

『炎炎ノ消防隊』に登場するリサは、伝道者一派の一人であるフィーラーでした。Dr.ジョバンニに洗脳され、スパイとしてヴァルカンに近づいたフィーラーでしたが、ヴァルカンとの生活で本当の絆を知り、Dr.ジョバンニの元を離れることになります。フィーラー（リサ）に興味を持った人は、ぜひ『炎炎ノ消防隊』をチェックしてみてはいかがでしょうか。