【炎炎ノ消防隊】ドッペルゲンガーとは?出会うと焔ビトが生まれるのかも調査
『炎炎ノ消防隊』に登場するドッペルゲンガーについて考察し、ドッペルゲンガーに出会うと焔ビトが発生するのかについても調査しています。そして『炎炎ノ消防隊』のアイリスについて、柱の能力の解説、ドッペルゲンガーに対する世間での評判も紹介しています。
目次
【炎炎ノ消防隊】ドッペルゲンガーとは?
『炎炎ノ消防隊』には、「ドッペルゲンガー」が登場します。ドッペルゲンガーは、『炎炎ノ消防隊』のストーリーにおいて、重要な存在となっています。まずはドッペルゲンガーについて解説し、『炎炎ノ消防隊』の概要とあらすじを紹介します。
ドッペルゲンガーの言葉の意味
『炎炎ノ消防隊』には、「ドッペルゲンガー」という言葉が出てきます。ドッペルゲンガーとは、姿形が自分自身と瓜二つの分身のことで、「自己像幻視」と呼ばれる幻覚の一種です。また同じ人物が、同じ時間に違う場所に現れる現象もあります。ドッペルゲンガーは肉体から霊魂が分離し、一時的に物質化したものとされています。小説などの題材としても使われることが多く、ドッペルゲンガーを2回見ると死んでしまうとも言われていました。
ドッペルゲンガーの言葉の初登場回は何話?
『炎炎ノ消防隊』でドッペルゲンガーという言葉が初めて登場したのは、第168話「合わせ鏡」です。それは2年前の「浅草大災害」の時でした。第7特殊消防隊の中隊長を務める紺炉は、焔ビトと対峙します。焔ビトは紺炉にそっくりで、紺炉は「俺と鏡写しで気味が悪い」と言っています。第5特殊消防隊の大隊長を務めるプリンセス火華は、ドッペルゲンガー現象に興味を持ち、調べることにしました。このことにより、『炎炎ノ消防隊』の謎であるアドラや焔ビトの解明につながっていくのです。
炎炎ノ消防隊の概要
『炎炎ノ消防隊』は大久保篤による、特殊消防隊と焔ビトと呼ばれる炎を纏った怪物との戦いを描いた漫画作品です。「週刊少年マガジン」にて2015年から2022年まで連載され、世界中で愛されている人気作品です。テレビアニメ化もされており、2019年に第1期、2020年に第2期、そして第3期のアニメ化も発表されています。アニメでは迫力あるバトルシーンが見事に描かれています。
炎炎ノ消防隊のあらすじ
世界中で人体発火現象する焔ビトが大量発生し、人々は恐怖で怯えていました。そして焔ビトから人々を守る組織「特殊消防隊」が結成されました。『炎炎ノ消防隊』の主人公のシンラは、突然の火事で母親と弟を亡くしました。火事の時に犯人らしき人物をシンラは見ていましたが、火事の原因はシンラだと決めつけられてしまいます。成長したシンラは特殊消防隊に入隊し、焔ビトと戦い、火事の真相を探ります。
【炎炎ノ消防隊】ドッペルゲンガーと出会うと焔ビトが生まれる?正体を考察
『炎炎ノ消防隊』に登場するドッペルゲンガーはなぜ存在するのか、焔ビトの正体と生まれる経緯、この二つは関係があるのかについて考察していきます。そして謎のアドラとはどんな関係があるのか、人体発火現象は何故起こるのかについても解説していきます。
考察①鬼の焔ビトがドッペルゲンガー?
『炎炎ノ消防隊』の紺炉は、突然自分にそっくりな焔ビトに会いました。そのことを聞き、特殊消防隊は焔ビトがドッペルゲンガーだという結論に至りました。そして一人一人のドッペルゲンガーが、異界のアドラに存在するのではないかと考えたのです。アドラとは、伝道者やドッペルゲンガーがいる世界です。
考察②ドッペルゲンガーとアドラの関係
ドッペルゲンガーとアドラは、どんな関係があるのでしょうか。聖ラフルス修道院のシスター長であるシスター炭隷(すみれ)は、アドラバーストを使う七柱目です。シスター炭隷は、修道院にいる孤児を使って実験を行っていました。それは、食事に蟲を混ぜて食べさせることです。この蟲はアドラの生命体です。蟲が体の中に入ると、焔ビトになってしまいます。シスター炭隷はこの実験で、適合者を探していたのです。そしてアドラに存在しているドッペルゲンガーを、こちらの世界に呼び込もうとしていたのです。
考察③伝導者一派はドッペルゲンガーの正体にたどり着いた?
『炎炎ノ消防隊』のシスター炭隷は、伝道者一派の一員です。シスター炭隷の実験に使われた孤児は、全員焔ビトとなってしまいました。しかし修道院にいたプリンセス火華とアイリスは、焔ビトにはなっていません。そして伝道者一派は、ついにドッペルゲンガーの正体にたどり着いたのです。
考察④ドッペルゲンガーの実験から判明した人体発火現象の正体
『炎炎ノ消防隊』のシスター炭隷が行った人体実験により、プリンセス火華は人体発火現象の正体を解き明かします。それはアドラにいる自分とそっくりのドッペルゲンガーと関わりを持ち、同化すると人体発火現象が起きるのではと考えたのです。そして大災害の正体は、アドラ全体がこちらの世界に関わることで大規模の人体発火現象が生じるのではないかという結論を出したのです。
【炎炎ノ消防隊】8人目のアドラバーストを持つ柱はアイリス?
『炎炎ノ消防隊』のシスター炭隷はシスター長という立場を利用し、ドッペルゲンガーの実験を行っていました。そしてアドラバーストを持つ8人目の「柱」を作り出すことにも成功しています。この8人目の柱がアイリスなのでしょうか。
考察①一柱目とアイリスは似ている?
『炎炎ノ消防隊』のシスター炭隷は、「最後の八柱目は一柱目のドッペルゲンガー」と言っています。シンラは一柱目の天照に、何度か遭遇しています。天照は、アイリスと容姿が瓜二つでした。一柱目と瓜二つのアイリスは、関係があるのではとファンの間で話題になっていましたが、ドッペルゲンガーならば納得できます。
考察②「まるで私が紛い物のような感覚」と言うアイリス
柱が現れ、東京皇国では人体発火現象が増加していました。柱が出現したことにより、アドラを近く感じるようになっていました。そしてアイリスにも変化があり、指から小さな炎を出せるようになっていたのです。修道院での火事でアイリスとプリンセス火華は生き残っています。プリンセス火華は能力者ですが、アイリスの場合は能力が弱すぎて気付かなかったが、柱の存在により強くなったようです。アイリスは自分の存在に自信を持てないと、不安な気持ちをシンラに話しています。
考察③アイリスが八柱目に目覚めたシーン
不安な気持ちを抱えていたアイリスですが、第三世代の能力に目覚めていたようです。シスター炭隷が実験を行った時に実は兆候がみられていたのですが、アドラが近い存在になったために、一気に能力に目覚めたのでしょう。しかしそれ以前にアイリスが能力を使ったようなシーンがありました。それは第195話で、ドラゴンからの攻撃を防いだ時でした。ドラゴンは「加護か」と呟いています。その場にいたメンバーもアイリスも攻撃を防いだのはマキだと思っていましたが、アイリスはこの時に祈るポーズをとっていたのです。
【炎炎ノ消防隊】その他の柱の能力を解説
『炎炎ノ消防隊』のアイリスの能力が目覚め、八柱目であることが発覚したことにより、柱が全員揃いました。柱は個性的で実力者揃いです。柱はどのような人物なのか、また能力についても解説していきます。
柱の能力①天照(アマテラス)
『炎炎ノ消防隊』の天照は、 一柱目で250年前の大災害後にヨナが連れていた少女です。ヨナとは伝導者一派に所属している、特殊消防隊とは敵対する関係です。ヨナは天照を利用して、もう一度大災害を起こそうとしていました。そのためにラフルス一世を殺し、すり替わっていました。そして久遠式火力発電「天照」を作ったのです。天照はアドラバーストを使い、東京皇国のエネルギーを1人で賄っています。その他にシンラの脳内に入り支配したり、天照の能力はまだまだ秘めているものがありそうです。
柱の能力②ハウメア
『炎炎ノ消防隊』のハウメアは、二柱目で伝道者一派の幹部の一人です。黄金の冠で目を隠しており、素顔が見えません。かなりの毒舌で、些細なことでもすぐキレる性格です。第三世代能力者で、熱エネルギーを極限まで高めてプラズマを発生させ、その電力で様々なことを行えます。プラズマを攻撃に使うこともできますが、相手の脳に電気信号を送り、相手を操作したり記憶を消去することができます。三柱目のショウの記憶を消去したのは、ハウメアです。
柱の能力③象日下部
『炎炎ノ消防隊』の象日下部は、三柱目で第三世代能力者であり、シンラの弟です。赤ちゃんの時にハウメアに誘拐されています。記憶を消去されているため、シンラの記憶はありません。象の能力は伝道者からの加護を受けることで、自分以外の時を止めることができます。また剣術も優れており、身体能力もとても高いです。剣術も長けていて時間を止める能力も持つ象は、まさに最強です。
柱の能力④森羅日下部
『炎炎ノ消防隊』の森羅(シンラ)は、四柱目で第三世代能力者です。幼い時に家が火事になり母親と弟を亡くしましたが、二人は生きており、母親は焔ビトとなっていました。シンラは足から炎を出すことができ、空を飛ぶことができます。それはまるでロケットのようです。炎の力を使って威力が増したキックを繰り出したり、大火力を相手にぶつける技もあります。
柱の能力⑤因果春日谷
『炎炎ノ消防隊』の因果春日谷(いんかかすがたに)は、五柱目で第三世代能力者です。因果は普通の女子高生でしたが、大火災に巻き込まれた時に炎を予知する能力に目覚めます。炎の流れが分かるため、火災現場では安全な逃げ道が分かります。伝道者側へ行こうとする因果を、第8のメンバーは命がけで止めようとしますが、死と隣り合わせのスリルに満ちた日常を送りたいと思っていた因果は、伝道者側へ行ってしまうのでした。
柱の能力⑥ナタク孫
『炎炎ノ消防隊』のナタク孫(そん)は、六柱目で第三世代能力者です。白装束のスパイとして第1特殊消防隊に潜り込んでいた過去があり、トラウマになるほど烈火星宮(れっかほしのみや)に苦しめられました。蟲を体に取り込まれ、適合者となり能力に目覚めました。ナタクの能力は、放射能を備えた炎を放出することができます。その威力は凄まじく、直径500mのクレーターができるほどです。能力に目覚めてからは、灰島重工で能力の実験の日々を送っています。
柱の能力⑦シスター炭隷
『炎炎ノ消防隊』のシスター炭隷は、七柱目で第三世代能力者です。見た目は穏やかな女性ですが、孤児に蟲を食べさせて能力の実験を行っていました。能力は、体温が下がった時に寒くて体が震える現象のシバリングを能力で増大させ、大地震を起こします。250年前から存在しており、その時の名前は「杉田スミレ」でした。シスター炭隷は、最も謎が多い人物です。
【炎炎ノ消防隊】ドッペルゲンガーに対する世間での評判や人気
『炎炎ノ消防隊』において、ドッペルゲンガーは重要な存在であることが分かり、焔ビトと深い関係があることも判明しました。ドッペルゲンガーについて、世間でも様々な意見がありました。ここからはSNSからまとめたものを紹介していきます。
『炎炎ノ消防隊』のバーンズは、 第1特殊消防隊大隊長であり、右目を眼帯で覆っています。シンラの家が火事になった時に、シンラを助けた人物です。アイリスが八柱目の可能性があること、そして一柱目のドッペルゲンガーであり、天照と瓜二つなことに驚いている方が多かったです。
『炎炎ノ消防隊』のアイリスが最後の柱であり、一柱目のドッペルゲンガーだったことは多くのファンに衝撃を与えました。アイリスも自分の存在に不安を感じていました。自分の能力がだんだんと目覚めていくことも、不安で仕方なかったでことしょう。
『炎炎ノ消防隊』のアイリスと一柱目の天照は瓜二つで、何か関係があるのか、そして二人の正体について様々な考察が行われていましたが、アイリスは天照のドッペルゲンガーであることが発覚しました。そしてアイリスが最後の柱の一人だったことも分かり、ストーリーは大きく動き出しました。
【炎炎ノ消防隊】ドッペルゲンガーはアドラにいるもう一人の存在だった
『炎炎ノ消防隊』で最初にドッペルゲンガーが登場したのは、紺炉が自分にそっくりな焔ビトと会った時でした。そのことに興味を持ったプリンセス火華がドッペルゲンガーのことを調べ、人体発火現象や焔ビトのことなど、様々なことが解明されていきました。そしてアイリスが八柱目であり、天照のドッペルゲンガーであることも判明しました。またこの世界にいる一人一人に、ドッペルゲンガーがアドラにいることが分かったのでした。
この記事のライター
ささめ
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