【ドクターストーン】スイカが大人になるまでの経緯は?7年後の姿についても
『ドクターストーン』に登場する石神村の小さな子どもであったスイカは、物語終盤で大人に成長します。この記事では小さくてかわいいスイカがどのような経緯で成長し、大人になったのかを解説します。スイカの活躍を『ドクターストーン』のシーンをもとに追っていきます。
目次
【ドクターストーン】スイカとは?
スイカはどのようなキャラクターなのでしょうか。ここではまず、スイカのキャラクタープロフィールについて紹介します。また、かわいいスイカの登場する『ドクターストーン』の簡単な漫画原作の概要、あらすじについても解説します。
スイカのプロフィール
スイカは全人類が石化したストーンワールドにおいて、石化を逃れ宇宙から帰還した百夜たちの子孫が代々気づき上げてきた、「石神村」に住む少女です。小さな体で、いつもスイカをくりぬいたヘルメットを頭にかぶっています。「~なんだよ」という特徴的な語尾を付けて話し、千空たちの科学王国創設、発展の役に立とうと協力します。
Dr.STONE(ドクターストーン)の概要
『ドクターストーン』は2017年から2022年まで、『週刊少年ジャンプ』にて連載された漫画作品です。原作は稲垣理一郎氏、作画はBoichi(ボウイチ)氏です。壮大なSFサバイバルの世界観が人気を博し、コミックス全26巻は累計発行部数1,400万部以上でアニメ化もされ、2023年からはアニメ第3シリーズも放映されています。また、2023年には舞台化も予定されており、『ドクターストーン』は今後も多彩なメディアミックス展開が多くのファンに期待されています。
Dr.STONE(ドクターストーン)のあらすじ
突然謎の光に包まれ、世界中の人々が石化した地球が舞台です。日本の男子高校生大木大樹は、同級生の小川杠に想いを伝えようとしたその時、石化してしまいました。しかし大樹はその思いの強さが実り、長い時を経て石化から復活します。その少し前、大樹の幼馴染である天才科学少年、石神千空(いしがみせんくう)も復活していました。千空は約3,700年が経過し文明が滅び去った世界に科学の力で再び文明を、そして世界中の石化した人々を復活させることを大樹に打ち明けます。
【ドクターストーン】スイカが大人に成長するまでの経緯や活躍
ここからは小さくてかわいいスイカが、時を経て大人になるその経緯や活躍を解説します。スイカが成長したその前後の場面を、『ドクターストーン』の各シーン順を追って紹介していきます。
解説①アラシャでの決戦
千空たちは理念を異にする元NASAの科学者ドクターゼノをとらえ、石化の秘密を探るため月探査用ロケットの製造に動きます。石化装置メデューサの起動やロケットの製造に必要な鉱石が豊富な、南米ブラジルのアラシャに向かいます。しかしゼノ奪還に急ぐスナイパー、スタンリーが千空たちに追い付きます。兵力で劣る千空ら科学王国にとって、メデューサの発動による石化が最大の武器であるため、メデューサの仕組み解明に急ぎます。
解説②千空の指示でメデューサ発動
技術力の高いカセキやジョエルの苦労の末、劈開面(へきかいめん)のあるダイヤモンドが石化装置メデューサの動力であることに千空が気づきました。スタンリーの手によって次々と仲間たちが銃撃されていく中、ついにメデューサを完成させた千空は、スタンリーだけでなく自分たちもろとも、再び全世界の人間を石化させる策を考案します。月から何度も石化を試みるホワイマンの電波を利用して、メデューサを起動させるのでした。
解説③唯一の復活液のある場所
メデューサにより全員を石化させたあとの復活には、自動装置による味方への復活液滴下がカギでした。復活液は当初、離れた位置から仲間を助ける予定だったスイカだけが持っており、メデューサの完成に伴い自動装置へのセットが必要です。銃撃により動けなくなった千空の指示で、装置への復活液のセットをスイカが行うことになります。
解説④スイカだけが復活する
スイカが自動装置に復活液をセットした後、ホワイマンの電波によりメデューサが起動し、再び世界中を覆う石化光線が放たれます。千空ら科学王国のメンバーや敵であるスタンリーたち、全員が石化してから数か月後、装置の上にセットした復活液の瓶が割れ、真下にいたスイカただ一人復活を果たします。
解説⑤復活液はどこにもない
再び人類が石化した世界に一人復活したスイカは、周りが石化した状況や経緯を理解し、復活液で千空たちを復活させることを考えます。しかし、千空や他の仲間は復活液を持っておらず、途方にくれます。その後、別方向に逃げる途中で石化したルーナとチェルシーを発見しますが、近くに割れた瓶が見つかり、誰も完成した復活液を持っていないことを悟ります。
解説⑥スイカが一人で復活液を作る
完成された復活液がない以上、スイカは自力で復活液を生成するしかないことに気がつきます。スイカは千空の残した3通りの復活液の作り方のメモを見て、何度も生成を試みますがうまくいきません。試行錯誤の上、時間はかかるが確実な方法として、動物の糞から硝酸を作る方法を選択します。そしてついに、スイカは作り始めて7年後に復活液を完成させます。
解説⑦7年後のスイカと千空の再会
地道な努力から7年後、復活液を生成したスイカはすぐに千空を復活させます。スイカは大きくなった自分の姿を、千空はわからないのではないかと思っていました。しかし千空はすぐに目の前の少女がスイカであるとわかり、復活液を完成させたスイカの活躍をほめたたえます。7年後のスイカは以前と異なり大きく、成長していました。
【ドクターストーン】スイカのかわいい魅力や人物像
続いてはスイカとそのキャラクターの持つかわいい魅力や、人物像について彼女の周囲の環境などを踏まえて解説します。スイカの独特な格好や性格、能力や活躍についても『ドクターストーン』原作の描写をもとに紹介します。
スイカのかわいい見た目
『ドクターストーン』初登場時のスイカは、わずか9歳のかわいい小さな女の子でした。金髪のショートヘアで、素顔を見たコハクなどもかわいいと絶賛する容姿です。普段は大きなスイカの被り物をしていますが、その体の小ささから頭のスイカに全身をすっぽり隠せてしまいます。
スイカの健気な性格
スイカは小さな女の子でありながら、千空たち科学王国の発展のため常に何か手伝えることはないかと奔走しています。決して容易ではない千空の科学による新技術の開発ですが、みんなのお役に立ちたいと努力するとても健気な性格です。
スイカの家族
スイカは石神村に住んでいますが、作中に血縁のある家族は登場していません。石神村が千空のもと一致団結した後では、村の他の子どもたちと一緒に作業をする場面などもありますが、スイカ自身の親兄弟などはいないようです。しかしスイカはコハクを始め村中から愛されており、犬のチョークなどとも仲が良く、科学王国みんなにとって家族のような存在です。
スイカが被り物をしている理由
スイカが常に被り物をしている理由は、近視による視力の悪さからです。千空が石神村に現れて科学を伝授する前、スイカは視力が悪い自身を「ボヤボヤ病」と言っています。そのためスイカの被り物をし、小さな穴を通して視野を狭めることでピンホール効果を得て、視力の悪さ軽減していました。また、被り物を外すと視界がぼやけ目をすぼめる必要があり、その顔もスイカはコンプレックスだと感じています。千空はスイカの被り物にレンズをはめ、スイカの視力矯正を助けました。
スイカの情報収集と索敵能力の高さ
小柄で幼くかわいいスイカですが、情報収集と索敵能力は侮れません。スイカの被り物にすっぽりと収まる彼女は、そのまま転がり草むらなどに隠れながら進むことで、司たちに捕らわれているクロムを発見するなどの活躍を見せています。また、宝島編でイバラたちに帆船ペルセウス号が奪われた際も、単身敵をかいくぐって船に潜り込みラボカーを奪還し、さらに運転までしています。これらの能力から、スイカは千空に「名探偵スイカ」と褒められる大活躍をしています。
【ドクターストーン】スイカの声優
これまで紹介した小柄でかわいいスイカを、アニメ版『ドクターストーン』で演じた声優はいったい誰なのでしょうか。ここからはスイカ役の声優のプロフィールと、『ドクターストーン』以外での主な出演作品について紹介します。
スイカの声優は「高橋花林」
アニメ『ドクターストーン』にて、スイカを演じた声優は高橋花林さんです。高橋花林さんは2019年放映の『ドクターストーン』のアニメ第1シリーズから、2023年放映開始の第3シリーズまで通してスイカ役を演じています。続いては、高橋花林さんのプロフィールと主な出演作品ついて紹介します。
高橋花林のプロフィール
- 名前:高橋花林(たかはしかりん)
- 誕生日:1994年9月9日
- 出身地:神奈川県
- 所属:青二プロダクション
高橋花林さんは株式会社青二プロダクション所属の女性声優です。数々の人気アニメのキャラクターを演じているほか、2013年には歌手としてCDデビューも果たしています。日商簿記3級や中国語検定3級などの資格も持つなど、多才な声優です。
高橋花林の主な出演作品
高橋花林さんの『ドクターストーン』以外での主な出演作品は、『ダイヤのA(夏川唯)』、『チェンソーマン(東山コベニ)』、『ぐんまちゃん(ぐんまちゃん)』、『アイドルマスターシンデレラガールズ劇場(森久保乃々)』などです。そのほかゲーム作品では、『けものフレンズ3(サバンナシマウマ)』、『ウマ娘プリティーダービー(カワカミプリンセス)』などに出演しています。
【ドクターストーン】スイカに対する世間での評判や人気
スイカはその小柄な見た目と、「~なんだよ」という口調がとてもかわいいと『ドクターストーン』のファンの間でも評判です。SNSではスイカのコスプレ写真も多く、衣装や被り物など『ドクターストーン』のコスプレの中でも、特にクオリティの高いものが数多く見られます。
『ドクターストーン』を見続けたファンにとって、7年後のスイカの大人びた姿と、地道に復活液を作り続けた彼女の努力が強く印象に残っているようです。小さい頃のスイカもかわいいと評判でしたが、7年後の大人の姿もかわいいとSNSで称賛するファンも非常に多いです。また、千空たちを助けるため一人孤独に復活液を作り大人に成長した経緯も、感動したという『ドクターストーン』ファンの意見が多くみられます。
すべての人が石化して7年後、千空とスイカの再開シーンに感動する『ドクターストーン』ファンの意見が多くみられます。復活を信じて待っていた千空の言葉と、泣きながら抱きつく成長したスイカのシーンに涙した、というファンは非常に多いようです。そのほか、敵陣を探索する活躍や復活液を完成させた経緯など、スイカの能力の高さを評価する『ドクターストーン』ファンの意見も見られます。
【ドクターストーン】スイカが大人になるまでの経緯は壮絶だった
すべての人が石化し、その中で唯一復活を果たしたスイカは、一人孤独に千空たちを助ける復活液を作りました。復活液が完成した頃には大人に成長しており、その成長は『ドクターストーン』の物語終盤でも大きな意味を持っています。千空だけじゃない、『ドクターストーン』の科学使いとして活躍するスイカの誕生シーンです。
この記事のライター
PP西村
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