【デスノート】死神を一覧にして徹底紹介!見た目の特徴やランクについても
『デスノート』の死神を紹介します。死神の見た目や特徴、原作に登場しない実写映画『デスノート』オリジナルの死神や、メイン以外の死神などを一覧で解説しました。また、死神のランクや、死神が人間に干渉する際のルールについても紹介します。
目次
【デスノート】死神とは?
『デスノート』とは、名前を書かれた人間が死ぬノートを拾った主人公と天才探偵による頭脳戦が描かれた『週刊少年ジャンプ』の漫画作品です。アニメ化や実写映画化など多数のメディア展開が行われた人気作品であり、現在でも人気があります。この物語の中で主人公が拾うノートは、死神の持つデスノートでした。ここでは『デスノート』に登場する死神や『デスノート』の概要などを紹介していきましょう。
死神とは?
『デスノート』に登場する死神は、「人間の寿命をいただくためだけに存在している生き物」であると作中で言われています。そのため、死神は名前を書いた人間を殺すことができるノートを持っており、その目には人間の名前と寿命が見えています。死神は人間のように食事をする必要はありませんが、死神のリュークは作中で林檎を食べており、死神によっては食べ物の好き嫌いもあるようです。
デスノートの概要
『デスノート』とは、大場つぐみ原作、小畑健作画の人気漫画です。2003年から2006年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されていたサイコサスペンス系の異色の少年漫画となっています。人間を死なせることができるノートを手に入れた夜神月(やがみらいと)と、世界一の名探偵達による頭脳戦を描いた作品です。
デスノートのあらすじ
ある日、死神のリュークは暇つぶしのために自分の死神のノートを人間界に落としました。ノートを拾った夜神月は、そのノートが「名前を書かれた人間を死なせることができるノート」であると知り、犯罪者のいない理想の世界を作り上げるために利用するようになります。犯罪者が次々に謎の死を遂げる中、夜神月は「キラ様」と呼ばれるようになります。キラはネット上でも崇拝されるようになっていきますが、警察はキラを逮捕するために動いており、天才探偵Lも捜査に乗り出すのでした。
【デスノート】主な死神一覧!見た目の特徴や性別も紹介
『デスノート』では死神リュークが落としたノートによって、法で裁けない犯罪者が謎の不審死を遂げていくことになります。このように、『デスノート』という物語の中でも死神はキーパーソンとなる存在ですが、どのような死神が登場するのでしょうか。ここでは『デスノート』に登場する主な死神の見た目や特徴、性別などを紹介していきましょう。
死神①リューク
『デスノート』に登場する死神の中でもリュークは、全ての元凶となる死神です。リュークが死神界での退屈な生活に飽き、人間界にノートを落としたことから物語は始まります。リュークは黒を基調とした悪魔のような見た目をしており、剥き出しの目に耳まで裂けた青い唇、猫背で腕が長いのが特徴です。また、林檎が好物で、夜神月に取りついて人間界がどうなるか見守っています。死神のランクは6で性別はオスです。
死神②レム
『デスノート』に登場するレムは、弥海砂を守る死神です。体格はリュークのように細く手足が長いですが、白を基調としており、太いゴムのような髪の毛をしています。身体のところどころに包帯を巻いているのも特徴です。後述する知り合いの死神ジェラスが弥海砂に恋をしており、弥を助けてジェラスが死ぬのを見届けたことから、弥に付くことを決めました。死神のランクは4で性別はメスです。
死神③ジェラス
『デスノート』に登場するジェラスは、弥海砂に一目ぼれをしていた死神です。子供のようなサイズで、つぎはぎの骸骨の人形のような見た目をしています。非常に優しく大人しい性格をしていました。死神の世界から人間界の弥海砂のことを見守っていましたが、弥海砂を助けるためにノートを使用したため、ルールを破ったことで死亡します。死神のランクは13で性別はオスです。
死神④シドウ
『デスノート』に登場するシドウは、抜けたところのある死神です。シドウはノートを紛失していることに気付かず、6年経ってようやくノートがないことに気付き、返してもらうために人間界にやってきました。見た目は鳥のような顔に細長い手が特徴で、抜けた性格をしています。作中ではメロに取りついています。死神のランクは8で、性別はオスです。
死神⑤ミードラ
『デスノート』に登場するミードラは、キラ事件から3年後、リュークと同じように人間界にノートを落として人間に裁きを行わせた死神です。爬虫類のような見た目が特徴的で、頭も身体も大きく、太い尾を持っています。特に装飾品などは身に付けておらず、身体には斑点があります。死神のランクは9で、男言葉で喋りますが性別はメスです。
死神⑥死神大王
『デスノート』に登場する死神大王は、死神界に君臨する大王です。作中で姿を見せることはありませんが、アニメDVDの特典として制作されたフィギュアでは、黒い球体の中心に骸骨があり、その口の中に顔がある不気味な見た目をしています。デスノートの管理も行っていますが、リュークに騙されて遺失物として預かっていたシドウのノートを取られてしまいました。死神のランクは0で性別は不明ですが、他の死神からは「ジジイ」と呼ばれているため、オスの可能性があります。
【デスノート】原作での登場がない死神一覧
『デスノート』にはアニメや実写映画化などのメディアミックス作品が存在しています。また、これらの派生版の『デスノート』には、原作である漫画には登場しないオリジナルの死神も登場しています。ここでは原作での登場がない死神を紹介していきましょう。
原作での登場がない死神①ST
『デスノート』の原作に登場しない死神STは、テレにアニメシリーズのディレクターズカット版である『デスノート リライト幻視する神』に登場した死神です。見た目は顎骨のような顔にゴーグルをつけており、現代風の衣装を身に付けています。リュークと同様に退屈な死神界での生活に嫌気がさし、人間界にいるリュークに会いに行きました。また、キラ事件後に戻ってきたリュークから事件の話を聞いて、自分も人間界へ向かいます。死神のランクは不明で性別はオスです。
原作での登場がない死神②アーマ
『デスノート』の原作に登場しない死神アーマは、実写映画である『デスノートLight up the NEW world』に登場した死神です。原作に登場するシドウをモデルとしているため、鳥のような顔をしており、全身を白い包帯で巻いたような見た目をしています。アーマは優しい性格をしており、他の死神と関わることはありません。また、竜崎に取りつき、竜崎のことを思いやっていました。死神のランクや性別は不明です。
原作での登場がない死神③べポ
『デスノート』の原作に登場しない死神ベポも、実写映画である『デスノートLight up the NEW world』に登場した死神です。見た目は金色の骸骨のような姿をしており、指が6本あります。映画では松坂桃李がベポの声を担当しており、話題になりました。死神のランク、性別共に不明です。
【デスノート】その他の死神一覧
『デスノート』には、ストーリーに関わってくるような死神以外にも、多数の死神が存在しています。中には設定のみ存在しており、作中には登場しない死神もいます。ここでは『デスノート』のその他の死神について紹介していきましょう。
死神①アラモニア=ジャスティン=ビヨンドルメーソン
『デスノート』に登場するアラモニア=ジャスティン=ビヨンドルメーソンは、「宝石骸骨」と呼ばれている宝石好きな死神です。死神界の掟に精通した死神界のご意見番です。死神大王よりも掟に詳しく、一目を置かれています。他の死神からの相談に乗ることも多いようです。金色の骸骨のような見た目をしており、全身に宝石を埋め込んでいるのが特徴です。死神のランクは2で、性別はオスです。
死神②ダリル=ギロオーザ
『デスノート』に登場するダリル=ギロオーザは、ドクロ積みが好きな死神です。上半身が黒く、全身を金細工などの貴金属で覆ったようなオリエンタルな見た目をしており、顔は骸骨のようになっています。高位の死神ですが人間界には興味がありません。もともとはシドウのポジションとしてデザインされた死神ですが、人間に振り回されるような役回りが似合わなかったためボツになったそうです。死神のランクは3で、一人称は「俺」ですが性別はメスです。
死神③ゼルオギー
『デスノート』に登場するゼルオギーは、好奇心の強い死神です。大きな羽根飾りを頭に付けたインディアンのような見た目をしており、長老のような風貌をしています。しかし顔は布に覆われているため、その表情を見ることはできません。また、左手がフックになっているのが特徴的です。リュークの話を聞いて、ゼルオギーも人間界に興味を抱いています。ふわふわしたものが好きなようです。死神のランクは5で性別はオスです。
死神④カリカーチャ
『デスノート』に登場するカリカーチャは、モンスターのような姿をした死神です。頭部の側面には目が10個ついており、さらに口からは鋭い牙が生えています。人型が多い他の死神と比べると、珍しい風体をしています。目が複数あるため目に良いブルーベリーが好きで、眩しい直射日光が嫌いです。ランクは11で性別はオスです。
死神⑤デリダブリー
『デスノート』に登場するデリダブリーは、ギャンブル好きの死神です。死神らしく大きな鎌を持っており、暇つぶしに賭け事をするのが趣味です。手足に水かきをもつ爬虫類人間のような見た目をしており、手足には包帯が巻かれています。死神のグックと仲が良く、二人で賭け事をして楽しんでいます。死神のランクは10で性別はオスです。
死神⑥グック
『デスノート』に登場するグックは、ガゼルの骨のような頭部をしている死神です。首の周りに大きな数珠のようなアクセサリーを付けており、頭部以外の全身が毛で覆われています。先に紹介したデリダブリーと仲が良く、二人でいつも賭博をして楽しんでいますが、勝った試しがありません。リュークとも交流があるようです。死神のランクは7で性別はオスです。
死神⑦キンダラ=ギベロスタイン
『デスノート』に登場するキンダラ=ギベロスタインは、死神界でもっとも凶暴だと言われている死神です。基本的に暴れることしか頭にありません。原作でも未登場の死神で、単行本の背表紙に登場したのみです。作中で全身が描かれていないためどのような見た目をしているのかも不明ですが、顔面は骸骨のようになっており、牙が剥き出しになっています。ランクは12で性別はメスです。
死神⑧ヌ
『デスノート』に登場するヌは、岩のような身体をしている死神です。岩のような体中に、大小さまざまな無数の目玉が付いているのが特徴的です。ヌには手足もなく、目玉が動いているだけで、どのような死神なのかわかっていません。死神のランクは1という非常に高位の死神となっていますが、原作にもほとんど登場していません。性別はメスです。
【デスノート】死神のランクや目的
ここまでに紹介したとおり、『デスノート』に登場する死神にはそれぞれランクが存在しています。しかし何のためにランクが存在しているのかは、作中でも明らかになっていません。ここでは『デスノート』での死神のランクや、死神の目的などを紹介していきましょう。
死神のランク
『デスノート』に登場する死神のランクは死神大王をトップとしています。数字が小さくなるほど高位であり、登場する死神の中でもっとも低いランクは13です。ランクが高くなるほど死神界の掟にも詳しくなっていきますが、死神にとってこのランクはあまり意味を持たないものとなっており、ランクによる上下関係もないようです。
死神の身体の構造
『デスノート』に登場する死神は、食事や睡眠などの必要としません。作中ではリュークが林檎を好んでおり、食べるシーンもありますが、栄養として必要としているわけではなく単なる嗜好品として楽しんでいるようです。また、死神は人間界の壁をすり抜けることができ、自分の意思で物を持ったりすり抜けたりすることが可能です。
死神の目的
『デスノート』の死神の目的は、人間の寿命をいただくことです。死神は不死ではなく、人間から寿命を奪うことで生きています。自分が生きるために人間を殺すことが死神という生き物であるため、リュークのようにわざわざ人間界に出向くような死神はいません。基本的には死神界から人間界を覗き、名前と寿命を見てノートに名前を書いています。
死神が死亡する条件
『デスノート』の死神にも死亡するケースがあります。もともと死神は人間から寿命を奪い取って生きている存在であるため、不死ではありません。寿命が尽きれば死亡します。また、「死神界の掟を破り、3級以上の罰を受けた場合」と、「人間を延命する目的でデスノートを使用した場合」も死亡します。
死神は人間を殺すことが目的であるため、特定の人間を助けるために誰かを殺すのはルール違反です。作中でも弥海砂を助けるためにノートを使用したジェラスが砂になって死亡しています。また、死神界の掟の内容や、3級以上の罰とはどのようなものなのかについては不明です。
死神が人間に干渉する場合のルール
ルールとしては、デスノートを人間界に持ち込んで人間がノートを拾った場合、死神はその人間に取りつかなければいけません。また、デスノートの所有者の最期、もしくはデスノートの最期を看取らなければいけないというものがあります。
【デスノート】死神に対する世間での評判や人気
『デスノート』を改めて1巻から読んでおり、「1話でリュークが月の名前を言い当てていて、この時点で死神の目は人間の名前がわかることがさりげなく描写されてることに初めて気付いた」とコメントしている人がいました。主人公の名前は「月」と書いて「ライト」と読むため、名前が見えていなければ正しく呼ぶことは困難だと推測されます。
実写版の『デスノート』に登場するオリジナルの死神であるアーマが好きという人もいました。アーマは他の死神と違い、いつも人間である竜崎のことを気にかけてくれる優しい死神であるため、キャラクターの中でも人気が高い死神となっています。
ツイッター上には「痴漢をしてきた人間を抹殺する方法はデスノートを入手して死神の目を取引するしかない」とコメントしている人がいました。また、理由はさまざまですが、「デスノートの死神と取引したい」とコメントしている人は今でも多いです。
【デスノート】死神は個性的なキャラばかりだった
『デスノート』には多数の死神が登場していますが、いずれも特徴的な死神ばかりです。原作に登場する死神以外に、実写映画オリジナルの死神なども存在しています。死神に興味が湧いた人は、ぜひ『デスノート』をチェックしてみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
azu
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