【デスノート】ニアはエルの後継者候補の一人!メロとの関係性とは?
『デスノート』のニアはエルの後継者候補の1人として登場し、天才的な頭脳と推理力からキラの正体を追い詰めていきます。そんな『デスノート』のニアの性格や能力、メロとの関係性、アニメや実写ドラマで担当した俳優・声優などをまとめました。
目次
【デスノート】ニアとは?
『デスノート』のニアは原作漫画の後半から登場し、天才的な頭脳でエルがいなくなった中でキラ捜索の中心人物として活躍しました。そんな『デスノート』のニアのプロフィールや性格を紹介します。
ニアのプロフィール
『デスノート』のニアは本名がネイト・リバーで、1991年8月24日生まれのおとめ座、身長155cm、体重40kg、血液型B型の男性です。白髪と常に白い服を着ているのが特徴で、L(エル)の後継者を育てている孤児院のワイミーズハウスの出身になります。エルの死後、キラを捜索するために対策機関SPKを結成します。
ニアの性格
『デスノート』のニアは丁寧な話し方をしているものの、毒舌な批判をすることが多く、性格的にもやや意地の悪さや勝ち気なところがあります。しかし、捜査の中では冷静かつ知能的な判断を見せていました。一方で、自身は外に出て捜査しないなど、行動力に欠ける部分があります。
デスノートの概要
『DEATH NOTE(デスノート)』は原作を大場つぐみ、作画を小畑健が担当した漫画で、『週刊少年ジャンプ』に2003年から2006年まで連載された作品です。ノートに書いた名前の人物を、内容通りに死亡させられるデスノートを巡る主人公と捜索者の頭脳戦が繰り広げられていくストーリーになっています。2006年から2007年にはアニメ、2006年には実写映画、2015年にはテレビドラマなど様々なメディアミックス展開も見せています。
デスノートのあらすじ
高校生の夜神月はある日、学校の敷地内に落ちていた黒いノートを拾い、英語で書かれた内容を読むと名前を書かれた者が死ぬという内容でした。最初は信じていなかった月ですが、惹かれるものがあったことから持ち帰ると、数日後に月の前にノートを意図的に落とした死神・リュークが現れます。その数日前からノートの効果を検証していた月は確信に変わり、デスノートで犯罪者いない世界を創ろうとしていきます。
【デスノート】ニアはエルの後継者候補?メロとの関係は?
『デスノート』のニアは作中で天才的な頭脳を持つ真の後継者候補のNとして、夜神月たちに接触しながらキラの捜索を進めていました。そんな『デスノート』のニアについて、エルの後継者候補の件やメロとの関係性などを紹介します。
ニアはエルの後継者候補の一人
『デスノート』のワイミーズハウスはエルの後継者を育てる施設であり、ニアはその中でも常にトップであったことから後継者候補の筆頭でした。エルが後継者を指名する前に死亡していますが、第1候補であった人物として2代目Lを名乗る月に対抗しています。
ニアは天才?能力を解説
『デスノート』のニアは天才的な頭脳でSPKの中心人物として指示役に徹しており、状況に合わせた作戦や行動の判断を行っていました。推理力も優れており、捜査を進める中で2代目Lの夜神月がキラである可能性を見出しています。
ニアとメロの関係
『デスノート』のメロはニアと同じワイミーズハウスの出身で、エルの後継者候補の2番目に位置していました。エルの死についてはニアとメロの2人同時に聞かされており、大きな差がなかった可能性もありますが、メロは成績的にはニアに少し劣っており、そのことから常に対抗意識を燃やしていました。一方で、ニアはメロの態度等を悪く思っておらず、キラ捜索中も信じる姿勢を見せています。
ニアとメロはキラに勝った?
『デスノート』のニアは、メロが高田清美を誘拐したことをきっかけにキラ代行を務める魅上照が偽物のノートを所持していることを見抜きました。そして、夜神月や魅上、捜査班を倉庫に集めた上でキラ=夜神月であると明らかにします。その作戦が成功したのは、ニアと月の両者が予期していなかったメロの行動のおかげであり、メロが意図して行動したかは定かではないものの、2人の力が合わさってキラを突き止める結果になりました。
ニアはCheapキラと対決?
『デスノート』の特別編として2008年の『週刊少年ジャンプ』で連載された「Cキラ編」では、後日談としてニアが3代目Lとなった後のストーリーが描かれました。そこでは高齢者の不審な死が多発してデスノートを用いた新しいキラの犯行だと疑われる中で、ニアにもその情報が回っています。しかし、ニアは捜査には乗り気でなく、新しいキラをエルが対峙したキラと同列に語るべきではないとしていました。
一方で、ニア自身は3代目Lとしての自分の在り方に少し悩んでいましたが、「Cheap」の意味を込めたCキラに関しては、日本の警察に捜査を任せることにします。ただ、Cキラに対してはある一言のみをかけて、事件は思わぬ形で終わりを迎えます。
ニアは元々メロとキャラクターデザインが逆だった?
『デスノート』のニアとメロのデザインは元々逆であり、メロは大人しい女性的なキャラ、ニアは悪人面のキャラの予定だした。しかし、作画の小畑健が大場つぐみにデザインを提出する際に名前を逆に書いてしまい、そのまま製作が進んでしまったため、メロのデザインになるはずだった姿が現在のニアとなっています。
ニアの名前の由来
『デスノート』のニアの本名であるネイト・リバーの由来は、天才(天然の才能)を意味するナチュラル(natural)とエルの後継者であることから流れを受け継ぐ意味のリバー(river)からきています。
【デスノート】ニアの名言
『デスノート』のニアは作中でキレのある発言が多く、ニアの性格や信念を感じさせる名言も多数出ています。そんな『デスノート』のニアの名言を紹介します。
ニアの名言①「ゲームは勝たなければ…」
ゲームは勝たなければ、パズルは解かなければただの敗者。
ニアの名言その1は「ゲームは勝たなければ…」から始まるセリフです。白いパズルを前にしながら言ったセリフであり、キラの正体を暴く強い意志が窺える名言になっています。
ニアの名言②「何が正しいか…」
何が正しいか正しくないか 何が正義か悪かなんて誰にもわかりません
…もし神がいて神の教示があったとしても 私は一考し それが正しいか正しくないかは自分で決めます
ニアの名言その2は「何が正しいか…」から始まるセリフです。キラである月を追い詰めた場面で、自らを神とする月の主張に対して返したセリフになります。
ニアの名言③「目の前に…」
目の前に100%の確たる証拠を突きつけ 負けを認めさせ その惨めさを存分に味わわせてからです
その前に殺すなんて とんでもありません
ニアの名言その3は「目の前に…」から始まるセリフです。キラを捜索するスタンスを言いつつも、ニアの毒舌さや少々意地悪な性格が表れたセリフになっています。
ニアの名言④「あなたはただの…」
あなたはただの人殺しです。
ニアの名言その4は「あなたはただの…」から始まるセリフです。キラとしての正体がバレた中で、犯罪や戦争を減らしたと主張する月に対して、その事実は認めつつも月自身の罪を追及する名言になっています。
【デスノート】ニアの実写ドラマのキャストと声優
『デスノート』はアニメや実写ドラマなどの様々なメディアミックスが行われていますが、ニアが登場しない作品や設定が原作漫画と子なる場合があります。そんな『デスノート』のアニメと実写ドラマでニアを演じた人を紹介します。
ニアの実写ドラマのキャスト
実写ドラマ『デスノート』でニアを演じたのは優希美青さんです。実写ドラマ版のニアは天才的な人物である点はそのままですが、性別不明となっており、メロに似た人形に話しかける二重人格という設定が加わっています。そのため、優希美青さんは中性的かつやや狂気的な演技になっています。
優希美青のプロフィール
優希美青さんは福島県出身で、1999年4月5日生まれの女優・タレントです。2012年の「第37回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを獲得して、2013年にはドラマにも出演し始めます。その後は様々なドラマや映画への出演を増やしていきます。
優希美青の主な出演作品
優希美青さんの主な出演作品としては、『空飛ぶ金魚と世界のひみつ』の黒田みどり、『でーれーガールズ』の佐々岡鮎子、『あまちゃん』の小野寺薫子、『マッサン』の亀山エマなどがあります。
ニアの声優
アニメ『デスノート』のニアを演じたのは声優の日髙のり子さんです。他作品でも少年役を演じたことがある日髙のり子さんですが、ニアもやや幼さを感じさせながらも天才じみた迫力のある声で演じています。
日髙のり子のプロフィール
日髙のり子さんは東京都出身で、1962年5月31日生まれの声優・女優・ラジオパーソナリティ・ナレーター・歌手です。幼少期から女優を目指して劇団の子役として活動し、ドラマや舞台などに出演していました。その後、一時期はアイドル活動もしていましたが、両親からは22歳を期限に芸能界の進退を迫られます、しかし、声に特徴があったことから声優としての道を歩み始め、様々な作品で活躍していきます。
日髙のり子の主な出演作品
日髙のり子さんの主な出演作品としては、『タッチ』の浅倉南、『らんま1/2』の天道あかね、『ふしぎの海のナディア』のジャン、『炎の闘球児 ドッジ弾平』の一撃弾平、『爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX』の一文字烈矢、『犬夜叉』の桔梗、『PSYCHO-PASS サイコパス』のドミネーター、『HUNTER×HUNTER(第2作)』のシャルナーク、『名探偵コナン』の世良真純などがあります。
【デスノート】ニアに対する世間での評判や人気
ここでは『デスノート』のニアに対する世間での評判や人気を紹介します。原作漫画の後半における主人公の1人であることから人気を集めている一方で、実写ドラマ版には様々な意見が出ていました。
『デスノート』のニアについて、終盤の月を追いつめていく展開が好きだという人がいました。終盤までどのような展開になるかわからないストーリーでしたが、その中でニアが核心に迫る様子は読者も楽しんでいたようです。
『デスノート』のニアについて、メロと関係性が好きだと言う感想も出ていました。メロにとっては負けられない相手として意識していましたが、ニアの方はメロに好感を持っており、最終的には2人の力でキラを追い詰められたと発言しています。そんな感情は違うものの意識し合う2人の関係性が好きな人は多いようです。
『デスノート』の実写ドラマ版のニアについては、賛否両論の意見が出ていました。性別の変更やメロとの一体化などの変更点は原作ファンにとってあまり歓迎されない用途となっています。一方で、女性が演じたことによる可愛らしさやドラマ全体としては評価している人もいます。
【デスノート】ニアはエルの後継者候補の一人だった
『デスノート』のニアはエルの後継者の中で第1候補だった人物で、エルが死亡した後のキラ捜索で活躍しました。同じワイミーズハウスの出身であるメロからは競い合っていましたが、ニアはメロの才能を認めているという関係で、最終的には2人の力でキラ=月と突き止めています。そんなニアは実写ドラマ版では少し違う設定ですが、メディアミックスでも出演しているので、各作品で確かめてみてください。
この記事のライター
十文字猛
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