【デスノート】松田桃太が愛される理由を調査!実写俳優は?活躍シーンも
本記事では『デスノート』に登場する松田桃太が愛される理由についてまとめていきます。『デスノート』主人公の夜神月やLといった人気キャラクターの裏でひっそりと人気を集めている松田刑事の魅力や活躍を紹介し、アニメ声優や実写映画の俳優についても解説していきます。
目次
【デスノート】松田とは?
『デスノート』は主人公の夜神月を始め、ミステリアスで近寄りがたいキャラクターが多く登場していますが、その中で人間味が溢れ強い正義感を持っていた松田刑事が読者から高い人気を集めています。まずは松田刑事のプロフィールをまとめ、デスノートの作品概要とあらすじについておさらいしていきます。
松田刑事のプロフィール
- 生年月日:1978年12月14日(アニメ版は1981年)
- 星座:射手座
- 血液型:B型
- 身長:174cm
- 体重:59kg
- 好きなもの:流行物
- 嫌いなもの:地道な努力
松田刑事は日本捜査本部の刑事です。警察という肩書きの通り強い正義感と行動力を持っていますが、一方で警察にコネで入ったと失言してしまうほど抜けているところがあり警察として頼りないところがあります。
デスノートの概要
デスノートは大場つぐみ原作、小畑健作画によって週刊少年ジャンプに連載されていた漫画作品です。天才的な頭脳を持つ主人公がデスノートを使って犯罪者を抹殺し、次第に人間性が狂ってしまう様子を描いたサイコサスペンス作品で、Lとの頭脳戦や数多のメディアミックスなどが世界的人気を博しました。
デスノートのあらすじ
高校生の夜神月は容姿端麗で成績優秀、スポーツ万能と全てに恵まれた天才でしたが、それゆえに刺激のない退屈な日々を送っていました。そんな彼がある日、校庭に落ちていたデスノートを拾うと死神・リュークと出会いノートに名前を書くとその人物を殺害できることを知ります。試しに犯罪者をデスノートで殺害した月は理想的な新世界を創ろうと決意しましたが、殺害を繰り返す度に彼は狂気に染まっていくことになるのでした。
【デスノート】松田が愛される理由
デスノートでは夜神月やLといった魅力的なキャラクターが登場していますが、ファンの間ではアホっぽくも正義感がある松田刑事に密かな人気があります。松田刑事の人気はデスノートに登場するサブキャラクターの中でトップクラスの知名度を誇ると言えるほどでしょう。ここではデスノートにおける松田が愛される理由についてまとめていきます。
理由①童顔でかわいい見た目
松田刑事は25歳の年齢ながら童顔でかわいらしい見た目をしています。デスノートは当時のジャンプ漫画では珍しかった主人公がイケメンで、その他にもLや弥海砂など容姿端麗な美男美女が揃っていますが、その中で松田刑事は老若男女に受け入れやすい容姿をしており漫画を読みながら距離感を近く感じられることでしょう。
理由②正義感の強い性格
ネット上でキラの存在が神格化していくと日本警察の内部では、素性が掴めないキラの動向やLへの不信感によって捜査から外れていく刑事が後を絶ちませんでした。その中で松田刑事は「正義は勝ちますよ」と断言して捜査本部に残る選択をしました。実際の捜査でも後先考えずに行動することがあり、危なっかしくも逞しい活躍を見せています。
理由③感情移入しやすいキャラ
プロフィールの好きなもので流行物を挙げているように、松田刑事はミーハーな一面があります。海砂のマネージャー兼監視役を務めるよう言われた時も嬉々としてその依頼を受けていました。また、嫌いなものに地道な努力と答え、過去に月と関わりがあったことからLよりも月を信頼しているなど、素直で正直者なところが読者にとって親しみやすくなっています。
理由④射撃が得意
仕事ができない無能呼ばわりされることが多い松田刑事ですが、意外にも銃の射撃が得意という長所を持っています。実写映画版では「僕は射撃の腕があるんですよ」とその自信を語るシーンが追加されており、実際にデスノート終盤で松田の射撃によって月を追い詰めるシーンも描かれています。
【デスノート】松田の声優と俳優キャスト
デスノートはメディアミックスを豊富に展開している作品で、デスノートと聞いてアニメや実写映画、テレビドラマなどを思い浮かべる人も多くいることでしょう。それぞれの媒体に登場している松田はそれぞれ有名声優、人気俳優が担当しています。ここではデスノートにて松田を演じた声優と俳優についてまとめていきます。
松田の声優は「内藤玲」
アニメ版にて松田を演じた声優は内藤玲(ないとうりょう)です。代々木アニメーション学院大阪校を卒業して声優デビューを果たしており、現在は尾木プロTHENEXTに所属しています。情けない中年男性やアホっぽいキャラクターの演技に定評があり、1つの作品に複数のキャラを担当するバイプレイヤーとしても活躍しています。
内藤玲のプロフィール
- 性別:男性
- 出身地:兵庫県芦屋市
- 生年月日:1974年6月22日
- 血液型:A型
- 身長:170cm
- 事務所:尾木プロTHENEXT
- デビュー時期:1990年代
内藤玲の主な出演作品
- 松尾芭蕉(ギャグマンガ日和)
- 御伽龍児(遊☆戯☆王デュエルモンスターズ)
- 金色小春(テニスの王子様)
- 城島犬(家庭教師ヒットマンREBORN!)
- アガタヒカル(メダロット)
松田の俳優キャスト
デスノートの松田刑事はアニメの他に実写映画と舞台、テレビドラマに登場しており、それぞれの松田役を別々の俳優が担当しています。それぞれの松田役を演じた俳優について1人ずつ紹介していきます。
松田の俳優キャスト①青山草太
- 本名:田部猛司
- 生年月日:1979年9月17日
- 出生地:島根県出雲市
- 身長:180cm
- 血液型:A型
- 事務所:Kokua
- デビュー時期:2001年
実写映画版にて松田を演じた俳優は青山草太(あおやまそうた)です。歌舞伎役者だった祖父の影響によって子どもの頃から舞台に出演したことがあり、2001年にモデルとしてデビューした後に俳優業へ移行しました。趣味はフライフィッシングとロッククライミングと答えており、剣道初段など多彩な特技を持っています。
松田の俳優キャスト②松原剛志
- 性別:男性
- 生年月日:1979年1月2日
- 出身地:東京都世田谷区
- 血液型:O型
- 事務所:エルアンドエル・ビクターエンタテインメント
- レーベル:日本コロムビア
- デビュー時期:1999年
舞台版にて松田を演じた俳優は松原剛志(まつはらつよし)です。高校生の頃に水木一郎の歌に感激したことをきっかけにアニメソングを歌うようになり、コンテストの決勝大会にて準グランプリを受賞したことで歌手デビューを果たしました。そこからミュージカル俳優に移行したことで俳優としても活躍するようになりました。
松田の俳優キャスト③前田公輝
- 性別:男性
- 生年月日:1991年4月3日
- 出身地:神奈川県横浜市
- 身長:180cm
- 血液型:A型
- 事務所:ホリプロ
- デビュー時期:1998年
テレビドラマ版にて松田を演じた俳優は前田公輝(まえだごうき)です。6歳の幼さで芸能界デビューを果たしており、当時は『天才テレビくんMAX』のてれび戦士として出演していました。現在は俳優業を続けながら自社のファッションブランドの運営や日本グミ協会の名誉会員などの肩書きを併せ持って活躍しています。
【デスノート】松田の活躍シーン
デスノートに登場する松田刑事はサブキャラクターの立ち位置にありながら登場頻度に恵まれており、物語序盤から終盤にかけて登場しては様々な活躍を披露しました。松田刑事の活躍を知ることで彼の魅力に気付けることでしょう。ここではデスノートにおける松田の活躍シーンについてまとめていきます。
松田の活躍①第1部
キラとLの捜査本部が結成されると松田はその捜査官の1人に選ばれました。デスノートがヨツバグループに渡ってしまった時、松田刑事は記憶を失った海砂のマネージャーとして彼女を監視することになりヨツバグループに接触を試みました。途中会議を盗み聞きしていたのがバレてしまいますが、ビルから飛び降り自殺したかのように見せかけたことで窮地を脱し現地で抑えた情報を日本警察の間で共有しました。
松田の活躍②第2部
第1部から5年の月日が経った頃、アメリカでキラの対策特務機関が結成され代表者・ニアが自分こそLの後継者であると宣言しました。松田刑事はニアよりも古い付き合いがあった月の方を信頼していましたが、ついにキラの正体が月であると判明すると絶望する様子を見せながらも、松田が尊敬していた月の父親・総一郎が新世界の礎として死んだという主張を聞いて怒りを覚え彼に発砲しました。
松田の活躍③実写映画版
実写映画版では警察として無能ながらムードメーカーとして機能する活躍を見せており、監禁されても気丈に振る舞う海砂に対して「ファンになっちゃうなぁ」と呑気に発言し「バカ」と突っ込まれました。雰囲気作りの他にも得意な射撃によって月の腕時計を遠くから撃ち抜き、月がキラである証拠を暴く活躍も披露しています。
松田は実写映画で死亡する?
2016年に公開された『デスノート Light up the NEW world』では前作『tha Last name』から10年後の世界が舞台となっており、松田刑事は人間界に存在する6つのデスノートを回収する任務を遂行していました。しかし、その任務中にキラの使者を自称する紫苑の罠にかかってしまい、松田刑事は自らの手で頭部を射撃し自殺してしまいました。
【デスノート】松田に対する世間での評判や人気
これまで松田刑事が人気である理由や活躍などについてまとめてきましたが、実際にデスノート本編を読んだことがあるファンの間で松田の存在はどのように思われているのでしょうか。ここではデスノートファンが思う松田刑事の印象について、SNSへ投稿されているコメントを参照し内容をまとめていきます。
松田刑事の存在はかわいいと評判でした。松田刑事は警察としては頼りないところがありますが、シリアスでホラーな展開が続くデスノートの中ではそんな松田の抜けているところが癒しとなっており、読者の間で密かな人気を集めていました。
かわいい、抜けているところに人気が集まっている松田刑事ですが、一部のファンからはデスノート終盤の活躍がかっこよかったと評価されていました。警察として強い正義感に満ちており、無能であっても正直者なところに松田の魅力が詰まっていると言えるでしょう。
2016年版の映画にて松田刑事が死亡したシーンにショックを受けたというファンも多くいました。読者の間で愛されキャラが定着していた分、松田刑事が死亡する展開に衝撃を受けた人は多くいたことでしょう。ネット上には松田刑事が死亡したことに悲しんでいる声が多く投稿されていました。
【デスノート】松田は愛されキャラだった
デスノートに登場する松田刑事は警察として無能ながらも正直者で親しみやすい人柄が人気を集めた愛されキャラでした。シリアスな展開が多いデスノートの中で松田の存在に癒されたという人は多くいたことでしょう。もしも松田刑事の活躍を知らなかったという人は、ぜひデスノート本編をチェックしてみてください。
この記事のライター
zeile
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