【デスノート】エルの本名が発覚するまでの流れとは?最期についても解説
本記事では、人気漫画『デスノート』で謎の名探偵エルの本名について解説します。色白で謎多き人気キャラ・エルの本名が発覚するまでの流れについて徹底調査しました。また『デスノート』で迎えるエルの最期やセリフの意味についても詳しく解説します。
目次
【デスノート】Lとは?
Lのプロフィール
- 名前:エル・ローライト
- 通称:L(エル)
- 生年月日:1979年10月31日(アニメ版では1982年)
- 身長:179㎝
- 体重:50㎏
- 嗜好品:甘いもの
青白く謎めいた細身の容姿が特徴的なエルは、世界警察やICPOの陰のトップとも言われているキャラです。物静かで、感情を表に出すことはありません。その反面、幼い頃から負けず嫌いで自分の興味がある事件のみに介入する、一風変わったキャラとして知られています。また多くの読者が、エルと言えば「甘いもの好き」と口をそろえて言うくらい、常にアメを食べたり紅茶に角砂糖を多量に入れたりするのが特徴です。
デスノートの概要
デスノートは、原作原案・大場つぐみと作画・小畑健によって描かれた少年漫画です。2003年12月から2006年5月まで週刊少年ジャンプに連載されました。ノートに書かれた人物が、謎の死を迎えるサイコ・サスペンスが人気となりました。これまでにコミックス全13巻、世界累計発行部数3000万部を突破する人気漫画です。
デスノートのあらすじ
高校生の主人公・夜神月(やがみ らいと)は、自身が通う高校で黒いノートを拾います。その黒いノートこそ、名前を書かれた人が謎の死を遂げる「デスノート」でした。デスノートを手にした夜神月の前に現れた死神・リュークからルールを聞き自分の置かれた状況を理解し、制裁と称して犯罪者を次々と殺害します。得体のしれない殺人者のことを、周囲はキラと名付けます。この現象にICPOが注目し、優秀な探偵・エルに捜査依頼をしました。夜神月の居場所を突き止めたエルの頭脳戦が始まります。
【デスノート】Lの本名がエルだと発覚するまでの流れや偽名
Lの本名がエル・ローライトだと発覚するまでの流れ
Lの本名がエル・ローライトと読者に発覚したのは、原作でも実写版でもありません。デスノートに本当の名前を書かれると、殺されてしまうため偽名を使っていました。その中で『デスノート』の1つのシーンだけ、Lの本名が書かれるシーンがあります。それはストーリーの中で、第二のキラが出現した際に死神・レムがエルの本名を書いているシーンです。ここからは、Lの本当の名前が、エル・ローライトだと発覚するまでの流れについて解説します。
エル・ローライトという本名は夜神月にバレた?
エル・ローライトという本名は、最後まで夜神月にバレることはありませんでした。第二のキラ・弥海砂(あまね みさ)についた死神・レムは、人の本名が見える能力を持っています。その能力を使い、Lの本名がエル・ローライトということを知ることができました。その後は、公式ガイドブック「DETH NOTE HOW TO READ13」や「デスノートthe Last name」などで明らかになっていました。
エル・ローライトの偽名
『デスノート』に登場するエルの偽名は、竜崎(りゅうざき)や流河旱樹(りゅうが ひでき)などです。エル・ローライトは、本名が発覚してしまうと殺されてしまうため、最期までキラである夜神月には明かすことはありませんでした。本当の名前を決して明かさないエルの姿に、多くの読者からはカッコイイという声があがっています。
【デスノート】エルの最期やセリフの意味
エルの最期や死亡シーンを解説
頭脳派殺人鬼とICPOにも認められた優秀な探偵・エル・ローライト(本名)との頭脳戦でしたが、ついに終止符が打たれるときがやってきます。『デスノート』に登場するエル・ローライトが最期を迎えた際、読者間ではエルの死が受け入れられず「生きている説」が流れた時期もありました。ここからは、エルの最期や死亡シーンを解説します。
エルの最期①原作・アニメ
『デスノート』コミックス7巻で、エル・ローライト(本名)はワタリと共に最期を迎えました。エルの優れた推理により、夜神月は自分に疑いの目がかけられていることを知ります。そこで、一時的に記憶をなくすためにデスノートを手放しました。しかし、この計画こそがエルの最期を意味するものでした。あえて記憶をなくし、疑いの目から解放された夜神月は死神・レムを利用します。
レムは夜神月が彼自身を殺そうとしていることに気付き、全てを悟り愕然としました。しかし、弥海砂を守りたい一心でレムの能力を使い、エルの本名を知りノートに書くことで殺害に成功します。エル・ローライト(本名)が息を引き取る直前に、夜神月の皮肉な笑みを見て自身の考えは正しかったと分かり静かに最期を迎えました。エルが最期を迎えたことが意外だったと、多くの読者の目を引いたシーンでもあります。
エルの最期②映画
映画『デスノート』では、エルが自らノートに本名を書き最期を迎えます。自らの危険を感じながらも、キラである夜神月を捕まえることに尽力します。しかし夜神月が、実際にエル自身の名前をデスノートに書こうとしていると察し、エル自ら死を選びました。エルが最期を迎えた後、夜神月が偽デスノートに名前を書くところが暴かれ事件は解決します。この結末に、デスノートを映画で知った人の多くは衝撃を受けました。
エルの最期③ドラマ
ドラマ『デスノート』では、Xキラであるキラ信者・魅上照(みかみ てる)が「死神の目」の能力を持っていました。その能力で、エルの本名が発覚しデスノートに本名であるエル・ローライトの名前を書かれ最期を迎えます。
エルの最期④舞台
舞台『デスノート』は、原作やアニメ同様レムが本名であるエル・ローライの名前をノートに記名し最期を迎えています。エルの最期は夜神月を撃って自殺するという衝撃的な内容でした。
エルの最後のセリフの意味
「が…ま…。」
出典: ma-hack.online
このセリフは、『デスノート』7巻でエルが最後に残した言葉です。この最後の言葉について、ファンの間では多くの憶測が飛び交いました。その中で多かった意見が「後継者への期待」です。エル・ローライト(本名)の最期の言葉について、作者・大場つぐみは読者が各々の解釈で楽しむのが『デスノート』の特徴といった内容のコメントを残しています。
【デスノート】エルの性格や能力
エルの性格
『デスノート』に登場する謎の名探偵・エル・ローライト(本名)は、周囲との協調性がほぼなく、些細なことで張り合おうとする負けず嫌いな性格です。一見幼稚なようにも見えますが、エル自身が興味を持ち介入した事件には些細なことでも徹底的に追及する完璧主義者と捉える読者もいます。
エルの能力
エルの能力は一言で表すと多才です。彼には、ずば抜けた推理能力のもととなる高い頭脳があります。また、6か国語を話せる語学力と運動神経の良さは夜神月の能力よりも長けているとファンの間で話題になりました。その証拠にエルが最期を迎え、継承者が現れた後も彼を超える能力を持つキャラクターは登場していません。
エルの資産
エル・ローライト(本名)の資産が莫大であることは有名な話ですが、どのくらいの資産があるか、詳細は明かされていません。しかしキラの対策本部をビルごと建てたり、高級車で大学への通学や執事がついていることから、想像ができないほどの資産があるのだろうと言われています。また大学生ながら、莫大な富を築けたのも彼自身が持つ能力で探偵をしていたからということがうかがえます。エル・ローライトの資産は彼の死後、後継者であるニアに引き継がれています。
エルのお菓子の食べ方
『デスノート』といえば、エル・ローライト(本名)のお菓子を食べる姿を思い浮かべるファンが多くいます。彼はかなりの偏食家で、お菓子を食べるシーンも多くありました。エル・ローライトのお菓子の食べ方は一風変わっており、人差し指と親指のみでつまむスタイルです。これは、お菓子だけでなく携帯電話やティーカップなどを持つときも同じスタイルでした。
またエル・ローライト(本名)が、椅子に座る姿は「エル座り」とも言われ、椅子の座面にしゃがみ込む姿も特徴的です。登場時は彼の潔癖さから、座面に座ることを嫌っていると推測するファンもいました。しかしエル座りでないと、推理能力が40%落ちると本人も発言したことでエル座りの理由が明らかになりました。
エルの出身地
エルの出身地は明かされていません。しかし、夜神月とテニスで対戦するシーンではイギリスに住んでいたと自ら明かしていました。『デスノート』作者・大場つぐみによるとエルは日本人・イタリア人・ロシア人・イギリス人・フランス人それぞれ1/4づつの血が混ざっているイメージでキャラを完成させたと語っています。
エルの意志を継ぐのは誰?
『デスノート』コミックス7巻59話に初登場する、白髪の少年ニアがエルの後継者です。彼は、孤児院であるワイズミーハウスでエルの後継者として育てられてきました。能力はエルに及ばないものの、アメリカで新組織SPKを結成キラを追い詰めます。
【デスノート】エルに対する世間での評判や人気
エルの本名が発覚した際に、多くのファンが名前の由来を調べていることがうかがえます。また夜神月と同じ名前であることに気付き、驚きを隠せないファンもいました。
「L(エル)」で始まる名前に、女性の名前が多いことから彼の性別を疑う読者も現れました。エル自身が、謎多き探偵であるために裏を読み性別なども装っていると考える読者がいたことがうかがえます。
このXは『デスノート』に登場するLの本名を知りたい読者が、ファンブックを購入して本名を知った感想を呟いています。職業が探偵のため、「L(エル)」も偽名に違いないと考えている読者が多くいました。いざ本名を知った読者は、「L(エル)」に含まれていたため肩を落としたような声があがっています。
【デスノート】エル・ローライトがLの本名だった
『デスノート』に登場する謎の名探偵・Lの本名は、エル・ローライトでした。Lの本名が読者達の間で発覚したのは、公式ガイドブックです。そのため、作中でLの本名を知るのは人の名前と本名を見る能力のある死神・レムのみ名なります。また『デスノート』は、原作やアニメ・実写版と少しづつLの最期のシーンが異なるのも特徴の一つです。Lの本名が書かれるシーンや、彼の人柄などに注目してみてください
この記事のライター
ONIYOME
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