【ダンまち】3期のアニメの内容や結末は?新キャラクターはいる?
原作を基に、アニメ「ダンまち」第3期の内容や結末を紹介します。また、「ダンまち」第3期では、物語のカギを握る新キャラクターが登場しました。アニメの内容を紹介すると共に、プロフィールや能力などから新キャラクターの人物像に迫ります。
目次
【ダンまち】3期とは?
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」は、通称「ダンまち」と呼ばれているライトノベル作品です。アニメ「ダンまち」は2015年に第1期が、2019年に第2期が放送されていますが、第3期はいつから放送されたのでしょうか。「ダンまち」第3期の放送日や放送局について紹介します。
ダンまち3期の放送日や放送局
アニメ「ダンまち」第3期は、2020年10月から2020年12月まで放送されていました。第2期が放送されてから約1年後に、「ダンまち」第3期が放送されています。TOKYOMX・サンテレビ・BS11・AT-Xにて放送されました。また、Netflix・AmazonPrimeVIdeo・dアニメストアなど、各動画配信サービスでも「ダンまち」第3期が視聴可能です。
ダンまちの概要
「ダンまち」は大森藤ノさんによる日本のライトノベル作品です。GA文庫10周年記念プロジェクトにて、アニメ化されました。2015年に第1期、2019年に第2期、2020年に第3期のアニメ「ダンまち」が放送されています。原作は第18巻まで刊行しており、第19巻が2023年9月に発売予定です。また、漫画化もされており、ガンガンオンラインで最新話が見られます。
ダンまちのあらすじ
冒険者ベル・クラネルは、女神ヘスティアの下でヘスティア・ファミリアを結成し、迷宮都市オラリオにあるダンジョンで幾多のモンスターと対峙します。仲間と共により深くダンジョンへ潜った際、主人公のベルはゼノスと呼ばれる言葉を理解するモンスターと出会いました。モンスターと人間の共存を望む者から依頼されたベルたちは、ゼノスたちと接触します。未知の可能性を目の前にしたベルは、葛藤しながらも自分の答えを出すのでした。
【ダンまち】3期の内容や結末
アニメ「ダンまち」は小説が原作となっており、第3期は小説の第9巻から始まります。アニメ第3期の結末は小説の第11巻にあたります。つまり、小説の第9巻から第11巻までが第3期のアニメとして描かれているのです。ここでは、アニメ「ダンまち」第3期の範囲である第9巻から第11巻について、内容から結末までネタバレ紹介していきます。
3期の内容ネタバレ①9巻
ダンジョンに潜っていたベルは、人間の言葉を理解し話せるゼノスと呼ばれるモンスターに出会います。モンスター討伐を生業としている冒険者のベルですが、傷ついた姿を見て咄嗟にローブをモンスターに被せて、他の冒険者から隠しました。その後、見捨てられないため、地上までモンスターと一緒に帰還し、女神ヘスティアにモンスターの保護を相談します。ベルの相談にファミリアの仲間は反対しますが、ベルの思いが伝わり、保護することを決めたベルたちはウィーネという名前を付けました。
ウィーネがヘスティア・ファミリアと一緒に過ごす中、地上でモンスターを保護していることがギルドにばれてしまい、ギルドからミッションが告げられます。それは、ウィーネをダンジョンの20階層にあるゼノスの住処まで連れていくことでした。ミッションを受けたベルたちは、ウィーネを連れて、ダンジョンの20階層へと向かいます。ダンジョンの20階層には、ウィーネの他にも人間と言葉を交わせるモンスターがたくさんいました。ゼノスにウィーネを預けたベルたちは、帰還します。
3期の内容ネタバレ②10巻
人間や他のモンスターに見つからないようにするため、ウィーネを預かった後にゼノスたちは住処の移動を始めました。その途中、モンスター売買しているイケロス・ファミリアの罠にはまり、多くのゼノスが殺され、ウィーネが捕まってしまいます。ゼノスたちは怒り狂い、モンスターが発生しないダンジョンの18階層で暴れました。暴走したゼノスたちは、討伐対象となり冒険者と戦うことになります。ベルはダンジョンの18階層に向かい、ゼノスを助けようとします。
ゼノスを罠にはめたイケロス・ファミリアによって狂暴化したウィーネは、ダイダロス通りを抜けてオラリオの街に進行してきました。ベルは暴走しているウィーネを助けようとしますが、事情をしらないロキ・ファミリアが対立します。そんな劣勢な状況のベルを救ったのが、神ウラヌスの右腕であるフェルズでした。これによりゼノスたちは助かりましたが、ベルには悲惨な結末が待っていました。ベルは独断で街を壊しながらモンスターを討伐しようとしたため、冒険者としての評価が落ちたのです。
3期の内容ネタバレ③11巻
街の中で身を潜めているゼノスたちを助けるため、ベルたちヘスティア・ファミリアはフェルズと共にゼノス帰還作戦を実行します。しかし、そこにロキ・ファミリアが立ちはだかります。ベルは、ロキ・ファミリアのメンバーであるアイズ・ヴァレンシュタインと対峙しますが敵いません。その時、戻ってきたウィーネが攻撃しないことの誠意として、爪と翼を引きちぎります。その姿を見たアイズは、モンスターの討伐を止めました。ベルたちの活躍により、ゼノスたちはダンジョン帰還します。
しかし、「ゼノスたちが無事ダンジョンに帰還」という結末は、神ヘルメスによって覆りました。ヘルメスは冒険者としての評価が落ちたベルを救うために、街に戻ってベルに殺されて欲しいとゼノスたちに指示したのです。ベルは街に戻ってきたゼノスと対峙しますが、襲い来るゼノスに攻撃しませんでした。そんな中、アステリオスという過去ベルに負けたミノタウロスの生まれ変わりが、勝負を仕掛けてきました。壮絶な戦いの末、ベルはアステリオスに敗北するという結末で幕を閉じます。
【ダンまち】3期の新キャラクターはウィーネ
アニメ「ダンまち」第3期には、物語のカギとなる新キャラクターが登場します。スティア・ファミリアに保護されたモンスター「ウィーネ」です。ここでは、「ダンまち」の新しいキャラクターであるウィーネの強さや能力について紹介します。
ウィーネのプロフィール
「ダンまち」第3期から登場した新しいキャラクターは、ウィーネといいます。外見は青い神と青白い肌、額に赤い宝石が埋め込まれている少女です。ウィーネは、ゼノスと呼ばれる異端のモンスターであり、人間の言葉を理解できるため、人間と会話できるモンスターです。「ダンまち」ではベルが保護した後、ウィーネがヘスティア・ファミリアで過ごす中で徐々に言葉を覚えている場面が描かれています。
ウィーネの強さや能力
ウィーネには、登場時点でレベル2相当の強さがあると言われていました。ウィーネには竜女(ヴィーヴル)と呼ばれるモンスターのような長く鋭い爪があり、相手を切り裂く攻撃が可能です。その証拠に、ベルと一緒にヘスティア・ファミリアのホームで過ごしていた時、自分の力を制御できなかったウィーネはベルの腕を爪で傷つけてしまいます。また、イケロス・ファミリアによって額の宝石を外された際には、狂暴になりオラリオの街で暴れていました。
ウィーネの声優は「日高里菜」
アニメ「ダンまち」の新キャラクターのウィーネを演じている声優について紹介します。ウィーネの声を演じている声優は、日高里菜さんです。りなしー、ちゃんりなの愛称で親しまれており、数々の有名作品の声優を務めています。2015年から2017年まで、ラジオのパーソナリティーを務めていました。
日高里菜のプロフィール
- 名前:日高里菜(ひだかりな)
- 性別:女性
- 生年月日:1994年6月15日
- 出身:千葉県
- 所属:StarCrew
日高里菜さんは、幼いころからテレビに出る夢を抱いていたため、芸能事務所に応募し芸能界入りを果たします。テレビのオーディション合格をきっかけに、本格的に女優として活動を始めました。2008年にWebアニメで声優デビューを飾り、2009年、14歳の時にアニメで初主演となります。特技は早起きで、趣味は旅行や体を動かすことです。
日高里菜の主な出演作品
- 2011年「ロウきゅーぶ!」香椎愛莉役
- 2017年「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」プレラーティ役
- 2019年「盾の勇者の成り上がり」フィーロ役
- 2022年「社畜さんは幼女幽霊に癒されたい」幽霊ちゃん役
- 2023年「トモちゃんは女の子!」群堂みすず役
日高里菜さんは、2008年にwebアニメ「ペンギン娘♥はぁと」で声優デビューを果たしました。数々の有名作品で声を演じている日高さんは、少女の声を演じる機会が多いです。描かれているキャラクターがより可愛いキャラクターとして認識されるような声が特徴です。
【ダンまち】3期やOVAの主題歌
アニメ「ダンまち」第3期のOPは、第1期・第2期に続いて声優の井口裕香さんが歌っています。「ダンまち」のOPは、異世界バトルアニメによくある曲調で、ダンジョン・冒険者などファンタジー要素を感じ取れるという声がありました。ここでは、アニメ「ダンまち」第3期のOP・ED及びOVAのEDについて紹介します。
主題歌①over and over
アニメ「ダンまち」第3期のOP主題歌は、声優の井口裕香さんが歌う「over and over」です。「over and over」とは何度も繰り返してという意味であり、何度もゼノスたちを助けに行くベルを連想させるようなタイトルです。楽曲制作には、シドのベーシストである御恵明希さんが携わっています。御恵明希さんのファンである井口裕香さんからの推薦で、楽曲制作の担当が決まりました。
主題歌②Evergreen
アニメ「ダンまち」第3期のED主題歌は、3人組バンドのsajou no hanaが歌う「Evergreen」です。「ダンまち」第3期にはシリアスな場面が多いため、見た人が最後に浄化されるような曲に作り上げました。落ち着いた曲調でアニメーションには女神ヘスティアのイラストが登場します。
主題歌③男と女はラビリンス
「ダンまち」第3期のOVAのED主題歌は、「男と女はラビリンス」です。この歌は、ヘスティアの声を演じている水瀬いのりさんと、アイズ・ヴァレンシュタインの声を演じている大西沙織さんが歌っています。OVAでは温泉が舞台となっていることから、EDのアニメーションではヘスティアとアイズが浴室で一緒に歌っている姿が描かれています。
【ダンまち】3期に対する世間での評判や人気
「ダンまち」第3期の新キャラクターのウィーネが蘇生されるシーンが感動したという声がありました。街で暴走していたウィーネはイケロス・ファミリアによって死亡してしまいます。しかし、フェルズの魔法によってウィーネは蘇りました。フェルズの蘇生魔法は、800年間で初めて成功した魔法でした。
「ダンまち」第3期の最終話でベルと戦ったアステリオス(ミノタウロス)がかっこいいという声がありました。アステリオスは、かつてベルがタイマンで倒したミノタウロスの生き返りでした。再戦を望んでいたアステリオスは、ベルの目の前に立ちはだかります。最終的にアステリオスが勝利し、とどめを刺さず「1勝1敗だ」と言い残して立ち去りました。
「ダンまち」第3期では、街に出てきたアステリオス(ミノタウロス)とアイズが戦います。アイズは対峙して早々に、アステリオスの右腕を切り落とします。ロキ・ファミリアのレベル5たちでも、抑えきれなかったアステリオスを追い込んでいるアイズを見て、かっこいいというファンがいました。
【ダンまち】3期のアニメは面白いと話題だった
アニメ「ダンまち」第3期は、言葉を理解するモンスター・ゼノスと出会ったベルが、葛藤しながらも冒険者として成長していく物語でした。ベルたちは他のファミリアと対立することを承知で、ゼノスたちをダンジョンへ帰還させようとします。ゼノスの帰還が無事終わり、最終的には、一度地に落ちたベルの評判が回復しました。続編にあたるアニメ「ダンまち」第4期は、2022年1月から2章に分かれて放送されているため、気になる方はチェックしておきましょう。
この記事のライター
ノーー
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