【ダンまち】フレイヤは美の女神？正体は？シルとの関係も徹底調査

フレイヤとは、『ダンまち』に登場する自由奔放な美の女神です。オラリオの最強派閥の一つ、「フレイヤ・ファミリア」の神様となっています。主人公のベル・クラネルのことを気に入っており、神様であるため基本的には人間（子供達）の味方ですが、ベルを成長させるためにさまざまな試練を与えています。ここでは、『ダンまち』に登場するフレイヤについて紹介していきましょう。

『ダンまち』に登場するフレイヤは、銀髪に銀色の瞳を持った美の女神です。自由奔放かつ情熱的な性格をしており、性にも奔放です。しかし同時に慈愛に満ちており、その愛の深さゆえに、眷属達からも忠誠を誓われています。フレイヤはオラリオでもロキファミリアと並ぶ最強ファミリア「フレイヤ・ファミリア」の主神であり、ロキとは長い付き合いです。美の女神らしく、気に入った相手は他のファミリアの子であっても手段を択ばずに手に入れようとするところがあります。

『ダンまち』のフレイヤは非常に交遊関係も広いです。性に奔放な美の女神であることから特に男性との交遊関係が広く、下界にいるほとんどの男神と関係を持っていると言われてます。このように男性関係が激しいことから、女神からはあまりよく思われていません。特にフレイヤと同じ愛の女神であるイシュタルからは嫌われています。

また、フレイヤが性愛の対象にするのは男性に限らず、女性相手でも関係を持つことがあるようです。また、他のファミリアに気に入った子供（人間）がいれば、強引に引き抜いてしまうこともあります。ロキファミリアとはライバル同士ですが、主神であるロキとの関係は悪くなく、天界にいるときからの付き合いになります。

『ダンまち』のフレイヤの能力として、「魅了」の権能が挙げられます。フレイヤは絶世の美貌を持った美の女神であり、絶大なる魅了の権能を持っています。神々はさまざまな神の力を持っていますが、このような力は基本的に地上で使用することはできません。しかし権能に関しては神々の力とは別で、地上でも使用可能です。

フレイヤが少しでも魅了しようと思えば、人間、モンスターを問わず、どのような相手であってもフレイヤの虜になってしまいます。フレイヤが「跪きなさい」と言うだけで、敵軍をまるごと魅了して思うように動かすことも可能です。このように、フレイヤは魅了は強力で危険な権能です。

『ダンまち（ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか）』とは、大森藤ノによるライトノベルです。2013年から刊行されており、現在19巻まで発売されています。また、外伝である『ソード・オラトリア』や『ファミリアクロニクル』なども合わせて既刊42冊が刊行されており、コミカライズやテレビアニメ化などのメディアミックスも展開されているなど、非常に人気の高い作品です。

世界では天界から降臨した神々と、神の眷属となった人間達がファミリアを組織し、人間の敵であるモンスターと争っていました。ヘスティア・ファミリア唯一の眷属であるベル・クラネルは、たった一人でダンジョンに潜り、モンスターと戦っていました。しかし危うく命を落としかけたところ、ロキファミリアのアイズに助けられます。アイズに一目ぼれしたベルが彼女に相応しい冒険者になることを決意したことがきっかけになり、ベルの規格外の成長が始まるのでした。

『ダンまち』のフレイヤは美の女神であり、フレイヤ・ファミリアの主神です。しかし作中に登場する「シル」と何らかの関係があると考察されています。シルは主人公のベル・クラネルに好意を持っており、ベルの味方をしてくれるドジっ子気味な少女です。ここでは『ダンまち』のフレイヤの正体や、シルとの関係について紹介していきましょう。

フレイヤの正体はシルです。フレイヤの正体が人間であるということではなく、フレイヤがシルという人物を演じており、両者は同一人物であるという意味になります。本物のシルは侍女のヘルンで、フレイヤが昔、彼女を助けた際に「あなたになりたい」と言われたことから、彼女には「ヘルン」という名前を与え、フレイヤはシルの名前をもらったという経緯があります。

『ダンまち』のフレイヤの一番の目的は、自分に相応しい伴侶を見つけることです。フレイヤにとっての自分に相応しい伴侶の条件として美しい魂が挙げられますが、その条件にあてはまるものとして、アリィやベルがいました。王であるアリィは諦めたものの、ベルのこれまでに見たことがないくらい透明な魂を見初めたフレイヤは、ベルのことを伴侶にしようと狙っています。

『ダンまち』のフレイヤはベルの敵ではありませんが、味方というわけでもありません。ベルの透明で綺麗な魂を気に入ったフレイヤは、ベルが自分に相応しい英雄になれるように画策しており、ベルの成長を促しています。しかしそのやり方が狂気じみており、怪物祭ではガネーシャファミリアのモンスターを魅了して、まだレベル1のベル達を襲わせています。このようにやり方が極端で、完全な味方とは言えないとされているフレイヤですが、ベルが成長を見せたときには喜び、興奮しています。

『ダンまち』のフレイヤが率いているのはフレイヤ・ファミリアです。フレイヤ・ファミリアはオラリオでもロキファミリアと並ぶ2大派閥であり、幹部にはトップクラスの実力者が揃っています。ここではフレイヤ・ファミリアの強さや、メンバーなどを紹介していきましょう。

『ダンまち』のフレイヤ・ファミリアは、オラリオでもトップクラスの探索ファミリアであり、幹部は第一級冒険者で構成されています。フレイヤ・ファミリアには150人以上の眷属が所属しており、万軍を滅ぼすことができる強さを持っていると言われています。

『ダンまち』のフレイヤ・ファミリアで団長を務めているオッタルは、オラリオ唯一のレベル7です。高い実力を持っていますが、不器用で武骨な男で、フレイヤからはたびたびからかわれています。アレン・フローメルは副団長をしている猫人の男性で、レベル6です。他にも、主要な幹部としてエルフのヘディン・セルラルド、ダークエルフのヘグニ・ラグナール、小人族のガリバー兄弟などがいます。

『ダンまち』のフレイヤ・ファミリアは、派閥大戦で敗北した後に解散します。さらに、フレイヤ・ファミリアの主神であったフレイヤはオラリオから追放されることになります。しかしこれは、眷属達からの愛に縛られていたフレイヤを解放するためのものであり、女神のフレイヤは追放されましたが、人間であるシルはそのまま酒場「豊穣の女主人」で働いています。

『ダンまち』は原作のヒットによって2015年に第1期のアニメが放送されており、2023年現在では第4期までテレビアニメ化されています。主人公のベル・クラネルを見初めたフレイヤは作中でも暗躍することになるため、フレイヤはテレビアニメ第1期から登場しています。ここではテレビアニメ『ダンまち』でフレイヤの声を担当している声優を紹介していきましょう。

『ダンまち』のフレイアの声を担当しているのは、声優の「日笠陽子（ひかさようこ）」さんです。日笠陽子さんは『けいおん！』の秋山澪役や、『戦姫絶唱シンフォギア』のマリア・カデンツァヴナ・イヴ役など人気の高いキャラクターを多数演じている人気声優です。ここでは日笠陽子さんについて紹介していきましょう。

日笠陽子さんの主な出演作品として、『けいおん！（秋山澪）』、『ハイスクールD×D（リアス・グレモリー）』、『ダンガンロンパ（霧切響子）』、『はたらく魔王さま！（遊佐恵美〈勇者エミリア〉）〉、『IS＜インフィニット・ストラトス＞（篠ノ之箒）』、『SHAMAN KING（麻倉葉）』、『戦姫絶唱シンフォギア（マリア・カデンツァヴナ・イヴ）』、『キングダム（羌瘣）』、『はたらく細胞BLACK（白血球（1196））』、『呪術廻戦（庵歌姫）』などがあります。

『ダンまち』を読んでいる人の中には、フレイヤが追放されてフレイヤ・ファミリアが解体されて以降の展開から、「実質ヘスティアファミリアも2大派閥入りだよね」とコメントしている人がいました。フレイヤ・ファミリア解体後、フレイヤ・ファミリアのメンバーはヘスティア・ファミリアの護衛などを務めるようになったため、ファミリアのレベルが爆発的に上昇しています。

『ダンまち』の17巻を読んだ人の中には、「フレイヤがヒロインルートに入った」、「フレイヤが可愛い」などとコメントしている人がいました。原作の17巻はフレイヤメインの重要なストーリーとなるため、フレイヤのことをより好きになったという人も多いです。

『ダンまち』のフレイヤが好きな人の中には、「ベルくんはフレイヤ様のペットだからな～うらやましい」とコメントしている人もいました。作中でのフレイヤのベルへの執着は異様ですが、フレイヤファンの中にはうらやましいと感じる人もいるようです。

『ダンまち』のフレイヤは、フレイヤ・ファミリアの主神を務めている美の女神です。ベルに主役するあまり味方とは言えないような行動をとりますが、その正体は酒場で働いている人間の少女「シル」であり、ベルの味方として彼を応援しています。フレイヤに興味が湧いた人は、ぜひ『ダンまち』をチェックしてみてはいかがでしょうか。