【チェンソーマン】ヨルの正体や強さを考察!ラスボス候補なのかも
『チェンソーマン』第二部にはヨルという新しいキャラクターが登場します。ヨルはまだまだ謎の多いキャラクターです。そんなヨルの正体や強さを考察しました。また、ヨルが『チェンソーマン』第二部のラスボス候補なのかについても考察しました。
目次
【チェンソーマン】ヨルとは?
『チェンソーマン』第二部にて登場したヨルとは、一体どんなキャラクターなのでしょうか。まずはヨルのプロフィール、性格、『チェンソーマン』の概要とあらすじを紹介します。
ヨル(戦争の悪魔)のプロフィール
ヨルの正体は「戦争の悪魔」です。初登場は第98話です。第二部の主人公である三鷹アサが同級生の委員長が契約した「正義の悪魔」に殺された際に、体を乗っ取り、三鷹アサの命を救いました。その後、三鷹アサと体を共有する形になり、三鷹アサになんと呼べばいいか聞かれ、「ヨル」と呼ばせることとなります。ヨルが主導権を握る際には、アサの顔に大きな傷跡が付いた容姿に変化します。
ヨルの性格
ヨルの性格は、一言で表すと傍若無人です。高圧的な態度で、常にアサには命令口調です。そんな性格のヨルですが、どこか憎めないキャラクターでもあります。チェンソーマンに助けられたことを恥じて、悔しさを枕にぶつけたり、アサに「バカ」と言われた際にはムキになって怒ったりすることもあります。
チェンソーマンの概要
『チェンソーマン』は「週刊少年ジャンプ」にて第一部が2018年~2020年まで連載され、「少年ジャンプ+」にて第二部が2022年より連載中の漫画作品です。作者は藤本タツキさんで、これまでに『ファイアパンチ』や『ルックバック』などの作品を発表しています。これまでに無い主人公像と数多くの伏線で読者を魅了しています。アニメ化や舞台化もされ、益々人気を集める作品となっています。
チェンソーマンのあらすじ
主人公のデンジは、幼い頃に両親を亡くし、苦しい生活を送っていました。ある日、傷を負った「チェンソーの悪魔(ポチタ)」と出会います。デンジは自分の血を差し出し、ポチタを救います。ポチタとデンジは協力し悪魔を倒しながら、共に暮らすこととなります。成長したデンジは、仕事の仲介役であるヤクザに騙され死亡します。デンジを救うため、デンジの心臓となったポチタによって、デンジはチェンソーマンに変身できる力を手にします。
【チェンソーマン】ヨルの正体やラスボス説を考察
『チェンソーマン』第二部における第2の主人公とも言えるヨルですが、未だ判明していない部分も多く残されています。物語が進むにつれ、判明した事実もあります。ここでは、ヨルの正体やラスボス説の考察をしていきます。
ヨルの正体は四騎士?
ヨルの正体は、「戦争の悪魔」です。「戦争の悪魔」は、第一部でマキマが発言したワードです。第一部では詳しい説明などはされず、謎のままでした。『チェンソーマン』での四騎士は「死」「戦争」「飢餓」「支配」それぞれの悪魔を指します。第一部では謎だった「戦争の悪魔」がヨルであることが第二部で判明しました。四騎士の内、「死の悪魔」は未だ登場していません。
ヨルの目的はチェンソーマン?
ヨル(戦争の悪魔)は、チェンソーマンによって弱体化されています。弱体化した理由はチェンソーマンに「第二次世界大戦」「核兵器」が食べられ概念が消えてしまい、世間から戦争が恐れられなくなったからです。ヨルは、チェンソーマンを倒し、「核兵器」を吐き出させることを目的としています。そして、元の強い「戦争の悪魔」に戻ろうと企てているのです。体を乗っ取ったアサには、「チェンソーマンを倒せたら体は戻す」という約束をしています。
ヨルは第二部のラスボスになる?
ヨルは第二部のラスボス候補とされています。その理由の一つ目は、第一部のラスボスが第一の騎士のマキマ(支配の悪魔)だったからです。元ネタとされている『ヨハネの黙示録』では、騎士に順番がつけられており、第二の騎士は「戦争の悪魔」となっています。『ヨハネの黙示録』の順番に従うのであれば、第二部のラスボスは「戦争悪魔」という可能性が高いと言われています。
もう一つの理由は、表紙にアサが描かれているという点です。第一部のラスボスはマキマで、連載時の表紙にラスボスであるマキマが描かれていました。そして第二部の連載時にはアサが描かれています。第一部と同様に進むのであれば、第二部のラスボスはアサ(ヨル)ということになると考えられています。しかし一筋縄でいかない『チェンソーマン』という作品なので、予想外のラスボスが来るのではという考察もファンの間でされています。
【チェンソーマン】ヨルの強さや武器
ヨルは、「戦争の悪魔」として怪しく登場し、その強さの片鱗を見せています。まだ完全な力を取り戻してはいないヨルですが、四騎士の一人であるという点から、かなりの強さを誇ると予想されています。ここでは、ヨルの強さや武器について紹介します。
ヨルの強さや能力
ヨル(戦争の悪魔)は、自分の所有物を武器に変換する能力を持っています。武器にする方法は、対象の物に触れながら、武器の名前を呼ぶことで武器が生成されます。所有物には、自分に好意を持った人間も含まれます。作れる武器は、剣や手榴弾など、様々です。武器の強さは、ヨル(アサ)の対象物への罪悪感の強さが比例します。より罪悪感が強い対象物であればあるほど、生成された武器は強力な物となります。
ヨルが弱体化している理由
ヨル(戦争の悪魔)が弱体化している理由は、チェンソーマンが過去に戦争に関する悪魔を食べてしまったことにあるとされています。第一部にてマキマが「ナチスや第二次世界大戦はチェンソーマンによってこの世から消された」と説明しています。これにより、人々は戦争を恐れなくなり、「戦争の悪魔」は弱体化していると推測されます。単体では「コウモリの悪魔」も倒せないほどです。
ヨルのこれまでの武器
第二部では、これまでにヨル(アサ)がいくつかの武器を生成しています。それぞれに特徴的な名前が付けられており、独特なネーミングセンスが話題となった武器もあります。ここではヨル(アサ)が生成した武器の中の4つを紹介します。
武器①田中脊髄剣
1つ目に紹介する武器は「田中脊髄剣」です。「田中脊髄剣」は、ヨル(アサ)がクラスの委員長(正義の悪魔)との戦闘時に作った武器です。「田中脊髄剣」の「田中」はクラスの担任である田中先生で、実は委員長と体の関係があったことや、密かにアサに好意を抱いていたことが判明し、ヨル(アサ)によって武器化されてしまいます。「田中脊髄剣」は、田中先生の脊髄を剣にした武器です。
武器②手榴弾
二つ目の武器は、「手榴弾」です。委員長(正義の悪魔)との戦闘時、巨大化した委員長が攻撃してきた手を斬り落とし、「手榴弾」へと武器化しました。「田中脊髄剣」で委員長を一刀両断し、最後「手榴弾」を投げ、委員長と「田中脊髄剣」を爆発させました。ヨルのアサの体を乗っ取ってからのデビュー戦であり、圧倒的な戦闘力を見せた戦いでした。
武器③鉛筆の槍
3つ目の武器は、「鉛筆の槍」です。「鉛筆の槍」はアサへのいじめを無くすため、「正義の悪魔」と契約したユウコとの戦闘時に登場した武器です。アサはクラスから浮いており、コケピーを殺したことでいじめを受けていました。ユウコはアサの為、学校でいじめた犯人を殺そうと暴れます。アサはユウコを止めるため、近くにあった鉛筆で「鉛筆の槍」を生成し、ユウコへ投げつけます。「鉛筆の槍」は弱く、なんなく避けられてしまいます。
武器④制服強強剣
4つ目の武器は、「制服強強剣」です。アサの為、学校で暴れるユウコ(正義の悪魔)は、アサが説得しても聞く耳を持ちません。戦うしかないと判断したアサは、自分の制服に触れ、「制服強強剣」を生成します。「制服強強剣」の攻撃はユウコに簡単にあしらわれたかと思われましたが、一発でユウコをバラバラにするという強さを見せました。アサの制服は、亡くなったお母さんが最後に買ってくれた制服で、かなりの罪悪感を持っていた為、強い武器になったとされています。
【チェンソーマン】ヨルの活躍
ヨル(戦争の悪魔)は第二部でチェンソーマンに劣らない活躍を見せています。弱体化しているにも関わらず、高い戦闘力を見せるのがヨルです。ここからは第二部でのヨルの活躍について紹介します。
活躍①チェンソーマンとの戦い
ヨルは過去にチェンソーマンと戦っており、「体を食べられた」と自身で語るシーンがあります。第一部でマキマが四騎士とチェンソーマンが戦った際に、「戦いのさなか、突如チェンソーマンは姿をくらました」と語るシーンがあります。恐らくヨルの言うチェンソーマンとの戦闘はこのことを差していると考えられています。体を食べられたということから、チェンソーマンと「戦争の悪魔」ではチェンソーマンの方が強いと予想されています。
活躍②アサと出会う
ヨルは、チェンソーマンに「核兵器」を吐き出させる為、人間界で情報を収集しており、チェンソーマンが「第四東高等学校の生徒である」という情報を得ます。なんとかチェンソーマンに辿り着こうと考える中、委員長(正義の悪魔)に殺されたアサの前にヨル(戦争の悪魔)は姿を見つけ、体を乗っ取ります。人間界での生活の為、アサの自我は半分残したままにし、チェンソーマンを倒すためアサに協力させます。
活躍③正義の悪魔との戦い
「正義の悪魔」と契約し、学校で暴れ回るユウコを止めるため、ヨルはアサの意識を乗っ取り、ユウコ(正義の悪魔)と戦闘を開始します。弱体化しているため、そう簡単には倒せません。ヨルは作戦として、「アサに全部任せ作戦」を決行します。母の形見である制服を武器にし、ユウコを倒すことに成功します。しかしユウコに死んでほしくないアサは、近くに現れた女生徒にユウコを助けるようお願いします。
活躍④永遠の悪魔との戦い
第一部でも登場した「永遠の悪魔」が第二部でも登場します。デンジを惚れさせるため、デンジと水族館でデートをします。そこへ「飢餓の悪魔」ことキガちゃんが現れ、アサ達は水族館に「永遠の悪魔」の力によって閉じ込められてしまいます。なんとかして脱出するため、アサは水族館を「水族館槍」にし、「永遠の悪魔」を倒すことに成功し、無限ループから脱出します。
活躍⑤おうちデート
デンジと再びデートすることになったヨルは、デンジの自宅で映画を見ようと提案し、デンジの自宅へ向かいます。デンジから「家のルールを守らないと最悪死ぬ」と言われながらも、2人で映画を鑑賞します。そこへ同居人であるナユタ(支配の悪魔)が帰宅し、デンジを取られたと思い込んだナユタはヨルを支配し、犬にしてしまいます。ナユタはヨルのことを疑っており、今後仲良くしないようデンジに釘を刺します。
活躍⑥落下の悪魔との戦い
団地の前を歩くヨルの前に、人間が落ちてきます。団地にいる人々は様子が変で、次々と投身自殺をし、その遺体の山から「落下の悪魔」が登場します。「戦ってはダメだ」と逃げようとするも、過去のトラウマを呼び起されたヨル(アサ)は、上へと落下します。アサに痛みを感じさせて、恐怖の感情を取り除こうとするも、アサの恐怖は止まらず、落ち続けてしまいます。
活躍⑦世界平和チェンソーマン協会に入会
世間では、チェンソーマン派とチェンソーマン反対派が対抗していました。「落下の悪魔」と交戦したヨルは病院に運ばれ、テレビで「世界平和チェンソーマン協会」が設立されたことを知ります。またもや現れたキガちゃんに「チェンソーマンの代わりに悪魔を狩ることでチェンソーマンの力を弱められる」と言われ、「世界平和チェンソーマン協会」への入会を勧められます。ヨルは次々と悪魔を討伐し、アサは有名人となります。
【チェンソーマン】ヨルと他キャラの関係
ヨルは悪魔でありながら、アサと体を共有しているため、所々でアサとヨルの人格が入れ替わります。他のキャラとの関係性もアサとヨルで少し異なります。ここからはヨルと『チェンソーマン』第二部に登場するキャラとの関係について紹介します。
ヨルと三鷹アサの関係
ヨルと三鷹アサは、契約の関係にあります。アサの命を救う代わりに、チェンソーマンを倒す協力をするという契約を結びます。ヨルはアサの命をいつでも奪えるという脅しをかけて、アサを自分の都合の良いように使います。しかし、アサも負けておらず、自分の意志を通したり、ヨルをバカ呼ばわりすることもあります。初めは利用関係にあったものの、徐々に信頼や協力関係を築きつつある関係性です。
ヨルと飢餓の悪魔の関係
「飢餓の悪魔」ことキガちゃんは、デビルハンター部に所属する女子高生として登場します。ヨル(戦争の悪魔)のことを「妹」と呼びます。そのことからヨルと「飢餓の悪魔」は姉妹であると予想できます。2人が姉妹という関係であることは、四騎士の位置が関係していると考えられています。
ヨルとチェンソーマンの関係
ヨルにとってチェンソーマンは、過去「戦争」に関する悪魔を食べられ、自分自身も食べられたことで、人々の「戦争」に関する恐怖が消え去り、悪魔として弱くなってしまった原因であり、宿敵とも呼べる関係です。チェンソーマンは現時点で「戦争の悪魔」を相手にもしておらず、ヨルの空回り感がありますが、チェンソーマンを倒そうと、常に命を狙う計画を立てています。
【チェンソーマン】ヨルに対する世間での評判や人気
ヨルが可愛いという声がたくさんあがっていました。「戦争の悪魔」として登場したヨルでしたが、照れたり、悔しがったり、どこか人間臭い表情も見せています。そんな可愛らしい部分がファンの間で可愛いと評判になっています。
『チェンソーマン』第一部のラスボスがマキマだった為、第二部でのラスボスはアサ(ヨル)になるのではないかという読者の声が多くあがっていました。今後どのような展開を見せるのか、多くのファンに期待されています。
ヨルのデザインが好きという声がたくさんありました。ヨルになると顔に傷が付き、自信に充ち溢れた表情になります。たくさん登場する『チェンソーマン』のキャラの中でもヨルのキャラデザが好きという読者がたくさんいるようです。
【チェンソーマン】ヨルの正体には謎が多かった
ヨルは、物語が進むにつれ、少しずつ判明することも増えてきています。しかし、まだまだ謎に包まれている部分も多く、今後どのような動きを見せるか、アサとの関係もどうなるのか、ファンの間で動向が注目されています。今後の『チェンソーマン』の展開に期待してみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
yonekao
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