【チェンソーマン】トーリカと師匠との関係とは?正体や最後についても
チェンソーマンにてデンジの命を狙うデビルハンターとして登場したトーリカは初登場時は謎めいた言動で読者を困惑させながらも、その結末が悲劇的であると大きな話題を呼びました。本記事ではチェンソーマンに登場するトーリカと師匠との関係や正体などについてまとめていきます。
目次
【チェンソーマン】トーリカとは?
トーリカはデンジの心臓を奪うためにソ連から派遣されたデビルハンターで、チェンソーマン作中では実際にデンジとの戦闘シーンが描かれています。ここではトーリカの具体的なプロフィールをまとめていき、『チェンソーマン』の作品概要とあらすじについておさらいしていきます。
トーリカのプロフィール
トーリカはソ連から来日したデビルハンターです。見た目は10~20代ほどに見える好青年で突出した何かを持っていない平凡な男です。彼が「師匠」と呼ぶ女性と常に行動を共にしており、デンジを殺害する任務を終わらせて師匠をデビルハンターから卒業させたいという願いを持っていました。
チェンソーマンの概要
チェンソーマンは藤本タツキによって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。悪魔が存在する日本を舞台に武器人間に変身する主人公とその命を狙う敵たちの物語が描かれています。その世界観はとても奇抜でキャラクターの思想も滅茶苦茶であり、その独特な物語が人気を博すと2022年7月には累計発行部数1300万部以上を記録し同年10月にはアニメ化も予定されています。
チェンソーマンのあらすじ
少年デンジは亡き父親の借金を返すため悪魔を駆除する仕事・デビルハンターとして生計を立てていました。そんなある日、ゾンビの悪魔によって死亡してしまったデンジでしたが、相棒のポチタが彼の心臓になったことでチェンソーマンとなって復活を遂げます。その時、チェンソーマンの力を目の当たりにしたマキマに誘われると、デンジは公安所属のデビルハンターとして新しい生活を始めるのでした。
【チェンソーマン】トーリカと師匠の関係や正体・最後
トーリカについて情報をまとめていく上で彼が師匠と呼ぶ存在は欠かせないものとなっており、作中でもトーリカは常に師匠と行動を共にしていました。ここではチェンソーマンにおけるトーリカと師匠の関係や正体・最後についてまとめていきます。なお、ここからはチェンソーマンのネタバレに関する内容も含んでいくため、閲覧する際はご注意ください。
トーリカの正体や師匠との関係
激闘の末デンジを撃破したトーリカ。彼の元に師匠が現れるとトーリカは死体を運ぼうとしましたが、そんな彼に師匠はいきなり「精巧な人形を作るコツを教えましょう」と語りかけトーリカの身体に触れました。するとトーリカの見た目は無機質な表情に一変したのです。トーリカの正体は師匠が生み出した『人形』であり、トーリカ自身もその事実を知りませんでした。
トーリカの性格
トーリカは顔や体格が整った好青年で普段は脱力感を放ちつつも、師匠の前になるととても従順な素振りを見せるようになります。師匠のことは何よりも大事にしているらしく、師匠の残りの寿命が半年しかないことを不安に思っており早くデビルハンターを引退してほしいと考えていました。
トーリカは闇の悪魔と契約し死亡した?
師匠によって生み出された人形のトーリカは、その精神や思考も師匠の思うがままに作り変えられていました。そんなトーリカが地獄へ運ばれるとそこにいた闇の悪魔と話をし、チェンソーの心臓を持ってくることを代償にマキマを倒す力を授けるという契約を交わしました。しかし、この契約で与えられた力は師匠のものとなり、トーリカ自身は力を得られずただ無意味に代償を払ったことになってしまいました。
【チェンソーマン】トーリカの師匠の正体や活躍
トーリカにとって師匠の存在はとても大きく密接な関係性だったことが明かされましたが、その師匠の正体にも様々な謎が残されており正体が判明した時には大きな話題となりました。ここではチェンソーマンにおけるトーリカの師匠の正体や活躍についてまとめていきます。
トーリカの師匠の正体
トーリカが師匠と呼んでいた女性はサンタクロースであり、それまでサンタクロースと呼ばれていた老人もトーリカ同様、師匠が生み出した精巧な人形です。本物のサンタクロースには人形の悪魔の能力が備わっており、手を振れるだけで人間を人形に変えられます。この時、触れられた人間は自我を完全に失ってしまい記憶も喪失してしまいます。
サンタクロースはクァンシに追い詰められる
サンタクロースは正体を明かした後、トーリカに闇の悪魔と契約するよう命じて力を授かります。見た目も手が無数に生えて脚部が人の顔に変化したサンタクロースでしたが、デンジとクァンシが一時的に共闘することを選ぶとクァンシの怒りに触れたサンタクロースは苦戦を強いられました。
サンタクロースの人形は世界中のあちこちにいる?
チェンソーマンの作戦によって焼かれたサンタクロース。その攻撃が決定打になったと思われましたが、サンタクロースは慌てる様子を見せないと「私の人形は世界中あちこちにいる」と話し始め、仮にサンタクロースを倒しても人形の中から新しいサンタクロースが生まれることを明かしました。この能力によりサンタクロースは何度やられてもデンジの命を狙うことができます。
サンタクロースの最後の死亡シーン
デンジのおかげでクァンシが動けるようになると、クァンシは魔人の1人、コスモに命令を下し彼女に攻撃をさせました。コスモの攻撃はただ一言「ハロウィン」とサンタクロースに投げかけるだけでしたが、このセリフを聞いたサンタクロースは死ぬまでハロウィンのことしか考えられなくなってしまい、最終的に炎に焼かれ続けてそのまま焼死したのでした。
【チェンソーマン】トーリカと師匠の名言
チェンソーマン作中にてトーリカは常に師匠と行動しセリフや活躍シーンも師匠を関係しているものが多いです。ここではチェンソーマンにおけるトーリカと師匠の名言とそのシーンについてまとめていきます。
トーリカの名言「私にどうか…」
私にどうか……マキマを殺せる力をください
出典: bibi-star.jp
サンタクロースによって精巧な人形に作り変えられたトーリカは、彼女の指示によって闇の悪魔と契約を交わしにいきました。そのシーンにて闇の悪魔に発した名言が上記のものです。このセリフによってサンタクロースは力を得ることができ、トーリカはその代償を肩代わりさせられる悲劇的なシーンでした。
師匠の名言「トーリカ これから私達は…」
トーリカ これから私達はこのキツネにした事を16歳の少年にします
出典: renote.jp
キツネ狩りをしていたトーリカは度々師匠から「命を殺した感覚はありますか?」と訊かれていました。それにトーリカが何も感じないと答えた後、師匠はデンジを殺害する話を上記のようなセリフでトーリカに伝え、このシーンからトーリカと師匠の活躍が描かれ始めました。
師匠の名言「トーリカ 精巧な人形を作る…」
トーリカ 精巧な人形を作るコツを教えましょう 人形にする人間に 人間しか持たない感情を入れる事 敬愛 崇拝 哀憐 そして隠し味は罪悪感
出典: renote.jp
デンジとの戦いを制したトーリカ。そこで師匠がトーリカに声をかけるといきなり「人形を作るコツを教えましょう」と話しだし、上記の名言を最後まで口にしてトーリカに触れました。そうしてトーリカは精巧な人形へと変えられ師匠の正体が本物のサンタクロースと判明した衝撃的なシーンです。
【チェンソーマン】トーリカに対する世間での評判や人気
これまでトーリカと師匠の関係性やそれぞれの正体、名言などについてまとめてきました。衝撃的な真実を隠していた2人でしたが、このキャラクターに対してチェンソーマンファンたちはどのような印象を抱いているのでしょうか?ここではトーリカに対する世間での評判や人気について、実際のコメントを参照しながらまとめていきます。
チェンソーマン読者の間ではトーリカは可哀そうなキャラクターという認識を持たれているようでした。トーリカは正体を知らされておらずその上サンタクロースの私欲によって利用されていただけの人物だったため、その事実に同情する声が多く寄せられていました。
トーリカについて語る際、師匠とセットで感想を語る人が多くいました。中でもトーリカたちが来日して師匠がハンバーガーを食べて感激するシーンが人気のようで、その時の師匠がかわいいと感じる人が多くいました。
チェンソーマンは2022年10月にアニメ化が予定されており、そこにトーリカや師匠が登場するかどうか、実際に登場した際声優はそれぞれ誰になるのか予想しているコメントが寄せられていました。トーリカたちが登場する可能性はあまり高くありませんが、人気が出れば続編が作られ将来的に登場すると考えられます。
【チェンソーマン】トーリカがもしも〇〇だったら
ここからは情報まとめから趣向を変えてトーリカがもしも〇〇だったらについてまとめていきます。チェンソーマン作中ではサンタクロースによって従順な人形に変えられていたトーリカでしたが、そんな彼が現代に実在する存在だったらどんな人物になっていたでしょうか?原作で見せた言動を参考にしながら考察していきます。
トーリカ「彼氏」篇
トーリカは師匠に対して敬愛の念を向けていました。余命が少ない人生を心配し、師匠のためにデンジ討伐の任務を早く済ませようとした思いやりのある人物です。もしもトーリカが彼氏だった場合、彼女に対して師匠と同じ愛を注ぐと思います。
トーリカ「兄」篇
原作でトーリカの兄弟は存在せず具体的にどういった接し方をするのかは不明ですが、誰かに対して自我や理不尽を押し付けることがなく清純な性格をしているので、トーリカが兄だった場合心根が優しく立派な兄になっているでしょう。
トーリカ「会社の部下」篇
トーリカはとても従順に師匠の指示に従い任務をこなしていました。これがサンタクロースの能力にって操作された行動であるのは事実ですが、誰かの指示であればそれに従う人柄をしているのは間違いないと思います。もしもトーリカが会社の部下だった場合、仕事をきっちりこなす生真面目な人物になっていることでしょう。
【チェンソーマン】トーリカはサンタクロースの弟子だった
トーリカの正体はサンタクロースによって生み出された人形であり、その真実を知らずに彼女の弟子としてデンジの心臓を狙っていました。今後のチェンソーマンにて再登場する可能性は低いかもしれませんが、再び活躍シーンが描かれることを期待しておきましょう。
この記事のライター
zeile
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