【チェンソーマン】ナユタはマキマの転生体?デンジとの関係も調査
『チェンソーマン』に登場する「ナユタ」が大人気キャラクター「マキマ」の生まれ変わりではないかと話題です。本記事ではそんなナユタを取り上げ、デンジとの関係やマキマとの共通点を紹介し、よりチェンソーマンについて深く知れる内容となっています。
目次
【チェンソーマン】ナユタとは?
ナユタのプロフィール
『チェンソーマン』に登場する「ナユタ」は「チャンソーマン第一部公安編」の最終話第97話にのみ登場する人物ですが、そのインパクトある登場シーンやキャラクター性から今でも読者の印象に残っています。それだけ少ない登場回数という理由もありプロフィールの詳細はほとんどが不明で、わかることと言えば、黒髪長髪で左目の下に泣きぼくろがある少女という、容姿の特徴くらいです。ほぼ無感情のようで口数も非常に少なく、その生態は未だ謎に包まれています。
チェンソーマンの概要
『チェンソーマン』とは2018年から「週刊少年ジャンプ」にて連載が開始された漫画家「藤本タツキ」によって描かれるダークバトル漫画です。2022年から第二部がスタートしており媒体を「少年ジャンプ+」に移動させ現在も連載中となっています。同年にはアニメ放送もスタートし各界を震撼させ、その異端なストーリー展開やアニメーション技術なども相まり、異例の大ヒットとなっています。チェンソーマンは「ハーベイ賞Best Manga部門」を2年連続受賞するという前人未到の偉業も成し遂げていました。
チェンソーマンのあらすじ
『チェーンソーマン』は死亡した父の借金返済に追われ、明日の食事もままならない極貧生活を送っている主人公デンジの物語です。デンジの唯一の拠り所はチェンソーの悪魔「ポチタ」でした。ある日デンジは、ヤクザに騙された仕事を引き受け、その現場で遭遇したゾンビの悪魔に殺されてしまいます。そこでポチタがデンジの心臓代わりになることを約束してくれ、デンジは再び生を取り戻しました。しかしその姿は人間ではなく「チェンソーの悪魔」として復活したのです。
【チェンソーマン】ナユタはマキマの転生体?
ナユタの正体はマキマの生まれ変わり?
『チェンソーマン』に登場する「ナユタ」の正体は、岸辺からの説明で明らかにされます。結論から言うと「マキマ(=支配の悪魔)の転生体」であることがわかりました。チェンソーマンが食した悪魔は消滅してしまう、という能力があるため、デンジはマキマを食べ尽くすというデタラメな作戦を実行したのですが、やはり支配の悪魔は完全に消滅しておらず、ナユタに姿を変えて生きていたのでした。
ナユタとデンジの出会いや関係
『チェンソーマン』に登場する「ナユタ」は、岸辺とデンジの会話中に現れます。デンジはマキマとの戦闘について一部始終を伝え、どうやってマキマに勝利したのか説明しました。そんな話をしていたところ、デンジの連れていた犬を勝手に撫でる少女が現れます。これがナユタであり、デンジと初めて対面しました。岸辺の本当の目的は、ナユタをデンジに託すことであったため、岸辺はすぐにその場から姿を消します。こうしてデンジとナユタは、半強制的に同居する関係性になりました。
ナユタにマキマの記憶はある?
『チェンソーマン』に登場する「ナユタ」は中国で転生しており、それを岸辺が見つけて盗み、日本に持ち込んだと言うのです。岸辺はこのまま国に任せると、第二のマキマになりかねないと懸念しており、デンジに託したかったのでした。さらにその説明の中で「ナユタにマキマの記憶はない」と断言され、完全な別個体として転生していることが説明されます。
【チェンソーマン】ナユタの元ネタや第二部を考察
ナユタの元ネタやオマージュを考察
『チェンソーマン』に登場する「ナユタ」には元ネタやオマージュが存在していることが明らかになっています。ここでは、それぞれの作品と「ナユタ」の関係、また第二部での再登場について考察していきます。
元ネタやオマージュ①読み切り「予言のナユタ」
『チェンソーマン』に登場する「ナユタ」は、藤本タツキ自身の読み切り作品「予言のナユタ」のセルフオマージュでした。世界の脅威となる力を保持しているところや、キャラクターデザインである、ぐるぐるの目や左目下の泣きぼくろまで共通していることがわかります。古くから応援しているファンへのサービス精神とも考えられており、こちらの「予言のナユタ」は「藤本タツキ短編集22-26」にて確認することができます。
元ネタやオマージュ②ABARA
『チェーンソーマン」の物語は、漫画家「弐瓶勉(にへいつとむ)」が描く「ABARA」に多大なる影響を受けていると名言されています。「ABARA」とは主人公が黒ガウナに変身し、人間を襲う白い異形に立ち向かう謎多きダークハードSFであり、主人公の名前はなんと駆動電次(くどうでんじ)と言います。そしてこの作品には強力な力を持っている少女が存在し、その少女の名が「那由多(なゆた)」なのです。ABARAとチェンソーマンには切っても切れない関係があるようでした。
ナユタは第二部で再登場する?
『チェンソーマン』は第一部終了時、第二部のメインは「ナユタとデンジの関係を描く物語」になるとも予想されていましたが、現在第二部「学園編」は、最新話第113話までにおいて「ナユタ」はまともに登場しておりません。なぜなら「支配の悪魔」の目的は第一部で達成されたからです。第97話の最後でポチタとの会話シーンが描かれ、支配の悪魔の目的は他者との対等な関係を築きたく、家族のような存在が欲しかったことがわかりました。
マキマの時には、それを間違った方法で伝えてしまったため、ナユタに転生してもう一度初めからやり直したかったのです。それを聞いたデンジはナユタを抱きしめ、ここは対等な関係しか存在しない世界であることを伝えました。これで支配の悪魔の夢は叶い、この物語は一区切りついたと考えることができるでしょう。
【チェンソーマン】ナユタとマキマの共通点
ナユタとマキマの共通点①目
『チェンソーマン』に登場する「ナユタ」と「マキマ」の共通点1つ目は「目」です。マキマの目は渦巻きでは無く、何重にも重なった円で出来たぐるぐるの目が特徴的であり、マキマの代名詞と言っても過言ではありません。そして今回ナユタの素顔が現れた際、その目を見たデンジ含む読者全員が驚きました。ナユタの目は、マキマの目そのものだったのです。
ナユタとマキマの共通点②指を噛む
『チェンソーマン』に登場する「ナユタ」と「マキマ」の共通点2つ目は「指を噛む」です。ナユタは挨拶がわりにデンジの右手人差指に噛みつきます。この噛む力に覚えがあったデンジは、すぐさまマキマを思い出しました。これは第12話に遡り、デンジの指を噛んだマキマが「デンジの目が見えなくなっても、私の噛む力で私だとわかるように覚えていて欲しい」と伝えるシーンが登場します。この伏線を回収した演出であり、マキマの転生体であることが明確にわかったシーンとなりました。
ナユタとマキマの共通点③犬が好き
『チェンソーマン』に登場する「ナユタ」と「マキマ」の共通点3つ目は「犬が好き」です。マキマが犬好きであることは第80話で描かれており、マキマの自宅には、7匹のシベリアンハスキーを飼っていることがわかりました。健気で従順な存在である犬を好んでいたようです。そしてナユタも、デンジの散歩していた犬に興味を持ち、背中に捕まり乗っかるシーンまで見られます。その後デンジと暮らしている描写でも、犬と一緒にご飯を食べたり、布団で寝ているシーンが描かれていました。
ナユタとマキマの共通点④食パン
『チェンソーマン』に登場する「ナユタ」と「マキマ」の共通点4つ目は「食パン」です。マキマと食パンの関係は本編で二度登場します。まず第1話にて悪魔になったデンジを公安へスカウトにきたマキマが、デンジから公安に入ればどんな朝食が食べれるのか質問を受けます。そこで「食パンにバターとジャムを塗って…」と答えるシーンが見られます。また第82話ではデンジを自宅に招いた翌朝、朝食の準備をしている描写の中で食パンが描かれていました。
つまりマキマの朝食は食パン派であることが想像されます。ナユタ登場シーンでは「何か食べたいものはあるか?」とのデンジの質問に、即答で「食パン」と答えます。これを聞いてマキマを彷彿とさせる読者も少なくありませんでした。
ナユタとマキマの共通点⑤ピース
『チェンソーマン』に登場する「ナユタ」と「マキマ」の共通点5つ目は「ピース」です。デンジはよく重要な局面でマキマに向かってピースサインを見せ、その余裕振りをアピールしていました。食パンが食べたいと答えたナユタに対し、デンジは「安上がりな悪魔だ」と返します。それに対してナユタは、デンジに向かってピースサインを見せました。これは、これまでのデンジとマキマの関係を思い起こさせ、マキマの記憶があるのでは?と疑問視されるシーンでもあります。
【チェンソーマン】ナユタに対する世間での評判や人気
『チェンソーマン』に登場する「ナユタ」について、デンジとの関係や、マキマとの共通点について紹介してきました。ここではそんな「ナユタ」に対して世間ではどのような意見があるのでしょうか。そのリアルな声を見て行きます。
『チェンソーマン』に登場する女性キャラクターはみんな魅力的に描かれ、それぞれに自分の推しが存在しているようです。その中でもナユタが一番かわいいという意見も多くみられました。数々の女性キャラクターが登場するなか、ミステリアスかつ少女キャラクターはこれまでに登場しておらず、それだけ印象深い人物となっています。
『チェーンソーマン』に登場する「ナユタ」に対して、1番多く見られた意見は再登場を心待ちにしている声でした。魅力的なキャラクターであったために、1話のみの登場では勿体無すぎると言われており、早く第二部で活躍してほしいと願うファンが非常に多いようです。
『チェンソーマン』の「ナユタ」について、言動や容姿があまりにも酷似していることから、やはりマキマの記憶を継承しているのではないかと、疑う声も見られました。岸辺の説明では「記憶はない」と断言されていましたが、今後の展開によって新たな事実が発覚することや、岸辺にもまだわからないことはあり得ると考えられています。
【チェンソーマン】ナユタはマキマの転生体だった
『チェンソーマン』に登場する「ナユタ」はマキマ(=支配の悪魔)の転生体であることがわかりました。現在はマキマの残した7匹の犬、パワーの残した1匹の猫とともに、デンジと健やかに暮らしていることでしょう。家族が欲しかった支配の悪魔は、対等な関係になれるデンジを見つけ、マキマの時に失敗してしまった夢を、ナユタに転生することでやり直し、やっとの思いで夢を叶えることが出来たのでした。現在第二部連載中です。ぜひこの機会にチェックしてみてください。
この記事のライター
うら
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