【チェンソーマン】マキマが死亡しても生き返る理由は?転生した説も解説
チェンソーマンにてデンジが所属する特異4課の上官として存在するマキマは衝撃的な死亡描写が描かれたものの、その後何事もなかったかのように復活してみせました。本記事ではチェンソーマンのマキマが死亡しても生き返る理由や転生している説についてまとめていきます。
マキマとは?
チェンソーマンにて主人公デンジの上官として彼に指令を出すマキマは、物語の進行と共に底の知れない存在感を発揮していき読者に強烈なインパクトを与えています。ここではマキマのプロフィールや正体についてまとめ、同時に『チェンソーマン』の作品概要とあらすじについておさらいしていきます。なお、本記事はネタバレ記述を含んでいるため閲覧する際はご注意ください。
マキマのプロフィール
マキマは公安退魔特異4課のリーダーを務めるデビルハンターです。三つ編みにまとめた赤髪と黄色みがかった同心円状の瞳が特徴的で、美人でスタイルもいいことからデンジやアキから好意を抱かれています。普段は落ち着いた言動でデンジや部下たちに指令を出していますが、目的のためには手段を選ばない一面もありヤクザ顔負けの非道をこなすことがあります。
マキマの正体と目的
マキマの正体は支配の悪魔であり、チェンソーマンの力を利用して世界から不純物を消滅しより良い世界に作り変えることを目的にしています。世界の不純物とは戦争や飢餓などマキマにとって不要と判断されているものであり、アメリカ大統領はそれを最悪の平和と語り彼女を排除しようとしています。
マキマの強さ
支配の悪魔であるマキマは権力そのものを自由に支配する力を持っており、他者の身体を操ったり、記憶の改ざんもしくは暗示を行ったり、契約相手が使役する悪魔を扱うなどすべてを思うがままにできます。この強さは作中において最強でほぼ無敵と言えます。
チェンソーマンの概要
チェンソーマンは藤本タツキによって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。2019年1月より連載が開始され、破天荒なキャラクターの言動や先が読めないシナリオ展開が話題を呼び爆発的な人気を博しました。2022年10月よりテレビアニメの公開が開始すると、コミックス累計発行部数1800万部を突破しました。
チェンソーマンのあらすじ
デンジは父の借金を返済するため悪魔を駆除するデビルハンターとして生計を立てていました。ある日デンジはゾンビの悪魔によって死亡してしまいますが、チェンソーの悪魔であるポチタが心臓に成り変わったことでチェンソーマンになって復活を遂げます。そうしてゾンビの悪魔を駆除した後、近くを立ち寄ったマキマに勧誘されると特異4課としての生活が始まるのでした。
マキマが死亡しても生き返る理由は?最後を考察
チェンソーマン作中にてマキマの死亡シーンが描かれ読者に強い衝撃を与えましたが、その後復活を遂げた上に殺害してきた犯人にやり返すという恐ろしい描写が描かれました。なぜマキマは死亡しなかったのか、その理由を解説していきます。
マキマが死亡しても生き返る理由
支配の悪魔には様々な能力が備わっており、その内の1つとしてマキマは自身への攻撃が適当な日本国民の病気や事故に変換されるようになっています。この力は実質日本国民全員を人質にとっているのと同義で、日本人が全滅しない限りマキマは何度でも生き返ることができます。
マキマが死亡したシーンと回数
作中でマキマの死亡回数は26回となっていますが、チェンソーマンとの戦いを含めると累計50回以上死んでいると推察されます。ここでは作中で実際に死亡描写が描かれたシーンを抜粋し、具体的な死因や経緯を紹介していきます。
マキマが死亡したシーンと回数①22話
銃の悪魔の部下たちによって公安の職員全員を狙った計画的殺人が行われると、マキマは京都に向かう電車の中で一般人に紛れた部下に射殺されました。この死亡シーンがマキマの初めての死亡描写となりましたが、26話では何事もなかったこのように復活しお迎えにきたデビルハンターに「私は撃たれなかった」と伝えました。
マキマが死亡したシーンと回数②75話
75話にてマキマの正体が支配の悪魔と判明すると、アメリカ大統領はマキマを殺害しなければ人類に最悪の平和が訪れてしまうと判断しアメリカ国民の寿命1年を引き換えに銃の悪魔にマキマの殺害を命じました。この際、マキマは観測上29回の死亡が確認されました。
マキマが死亡したシーンと回数③83話
岸部を筆頭に対マキマ対策部隊が構成されると彼らはマキマと戦闘を行い、1度は殺害することに成功しましたがマキマは当然のように復活します。対マキマ対策部隊は自身の首を代償に地獄の悪魔を召喚しマキマを地獄へ送ろうとしましたが、マキマはチェンソーマンを操り地獄の悪魔を駆除しました。
マキマが死亡したシーンと回数④89話
マキマはチェンソーマンの力を手に入れるため、かつてチェンソーマンに敗北しても存在が消えなかったリゼやサムライソードたちを集め、公安退魔特異5課を構成してチェンソーマンに挑みました。しかしその作戦が失敗するとマキマはそこで合計26回殺害されました。
マキマの最後の死亡シーンは95話
95話『チェンソーマンVS支配の悪魔』にてデンジとマキマがタイマンで勝負すると、マキマが死ぬごとについてきた人間が死んでいく描写が繰り返され、チェンソーマンにおよそ50回殺されたとされています。
マキマは転生した?
ここからはマキマの転生説についてまとめていきます。転生説とはマキマがチェンソーマンに敗れた後、通称マキマ定食のエピソードの後に生まれた考察で、完全に死亡したかと思われたマキマが姿形を変えて復活したと考えられています。その考察の具体的な内容をここで解説していきます。
マキマ定食とは?
チェンソーマンは食べた悪魔の存在を消滅させる能力があり、デンジはマキマを食べることで彼女を消滅させようとしました。その際にデンジはマキマの人肉を調理して和風な定食を作りそれを食べました。人肉を食べるだけでなくそれを一般家庭でも作れそうな定食にしたことに読者から大きな反響が寄せられ、いつしかマキマ定食として定着するようになりました。
マキマは「ナユタ」として転生・復活する
マキマ定食によって消滅したと思われたマキマでしたが、彼女はやはり不死身の肉体を持っていたようで中国のナユタという少女に転生していたことが後に明らかにされました。転生したマキマは岸辺が日本に連れて帰りデンジに転生したことを話すと、それ以降はデンジが彼女を育てることになりました。
マキマとナユタの共通点はある?
デンジが初めてナユタと出会った時いきなりナユタはデンジの指を噛みました。この行動はかつてマキマがデンジにしてあげたことで、当時のマキマを彷彿とさせるものでした。また、ナユタは犬に好意を抱いている様子を見せておりマキマと共通しています。
マキマの声優
ここからはアニメ版チェンソーマンにてマキマの声を担当した声優についてまとめていきます。デンジの上司でありながら第1部のラスボス的存在という奇天烈な設定を持ったマキマは、アニメ版では声優の名演技によって思わせぶりな言動がより際立ちアニメファンから注目を集めました。
マキマの声優は「楠木ともり」
マキマを演じた声優は楠木(くすのき)ともりさんです。中学生の頃に花澤香菜の演技に憧れを抱き、以来養成所には通わず独学で声優について学んでいき2016年に『アニストテレス』のオーディションで特別賞を受賞した経歴を持っています。巧みに声質を変えて別人のように演じられる演技力があり、近年ファンや業界内から多くの注目を集めています。
楠木ともりのプロフィール
- 性別:女性
- 出生地:東京都
- 生年月日:1999年12月22日
- 血液型:A型
- 所属:ソニー・ミュージックアーティスツ
- デビュー時期:2017年
楠木ともりの主な出演作品
- 優木せつ菜/中川菜々(ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会)
- セレナ(魔女の旅々)
- レン/小比類巻香蓮(SAOAGGO)
- メリダ=アンジェル(アサシンズプライド)
- 宵崎奏(プロジェクトセカイ)
マキマの死亡に対する世間での評判や人気
これまでマキマが死亡しても生き返る理由などについてまとめてきましたが、実際に生き返る描写や理由を知ったファンからは様々な反応が寄せられました。ここではマキマの死亡に対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。
初めてマキマの死亡シーンが描かれた時、まさかの急展開に唖然とする人が多くいました。死亡描写の前後には姫野の死亡シーンもあり、何の前触れもなく重要人物が2人も死んでしまったことに多くの人が戸惑ってしまったそうです。
チェンソーマンに食べられた後にナユタに転生した時も読者に強いインパクトを与えているようでした。それまでデンジたちと激しい戦闘を繰り返し最終的にはマキマ定食という奇天烈な方法で食べられましたが、それにもかかわらずなおも生き残り続けているとなれば驚いてしまうのも当然のことでしょう。
アニメ版チェンソーマンでも8話にてマキマの死亡シーンが描かれ話題になりました。アニメから見始めた人たちは当然いきなりの急展開に驚いていましたが、原作で内容を知っている人の間では作画が綺麗で性癖に目覚めそうな人が現れています。
マキマは死亡しても生き返るキャラだった
マキマは支配の悪魔の能力によって何度でも蘇るとんでもないキャラクターでした。契約により日本人の命がある限り生き返りチェンソーマンに食べられても転生できる能力は作中においても最強格で、それだけ支配の悪魔が飛び抜けて強いことが窺えます。もしもマキマの死亡や復活、チェンソーマンとの最終決戦を見ていないという人はぜひチェンソーマン本編をチェックしてみてください。
この記事のライター
zeile
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