【チェンソーマン】姫野先輩は生きてる？死亡シーンや復活の可能性を考察

『チェンソーマン』に登場する姫野は、公安対魔特異4課に所属しているデビルハンターで衝撃な死を遂げました。姫野とはいったいどのような人物なのでしょうか？姫野が生きてる可能性を考察する前に、彼女のプロフィールや『チェンソーマン』の作品について紹介します。

殉職するメンバーが多い公安対魔特異4課で長年生きてるキャリアの持ち主です。過去に5名のバディを亡くしていて、初めてアキと出会った時にはかなり憔悴していました。アキとバディを組んでからは明るさを取り戻しています。基本的には気さくで明るく男子をからかったりもします。お酒を飲むとキス魔になる性癖があり、メンバーが何人も餌食となった逸話もありました。普段は頼れる先輩として、冷静な指示と的確な判断でメンバーからも認められている存在です。

『チェンソーマン』は、デビルハンターとして悪魔を討伐するアクション漫画です。主人公・デンジをはじめとした公安対魔特異4課のメンバーが織りなすストーリーは、衝撃的な展開や凶暴かつ過激な戦闘シーンが特徴となっています。感動のシーンや笑えるシーンから泣けるシーンもバランスよく組み込まれており、見どころは満載です。『チェンソーマン』の公安編は、週刊少年ジャンプ　2019年1号から2021年2号まで連載された人気漫画で、2022年10月から12月まではテレビアニメ放送されました。

『チェンソーマン』主人公・デンジは、自殺した父親の借金を返済するために生きてるデビルハンターです。借金返済のせいで極貧生活を強いられて生きてるため、まともな食事をしたことがありません。ある時、仕事を斡旋していたヤクザから裏切られ悪魔に殺されますが、ポチタとの契約のおかげで『チェンソーの悪魔』として復活し、その後、公安のマキマと出会います。『チェンソーマン』は、公安対魔特異4課に配属されたデンジがデビルハンターとして指示に従い、悪魔を倒していくダークファンタジーです。

姫野が『チェンソーマン』の作中で死亡したのは、単行本3巻の一番最後、25話です。かなり早い段階での主要キャラの死亡ということで話題となりました。契約している悪魔・ゴーストの悪魔に、最後は全てを差し出し死亡していった姫野ですが、復活の可能性はあるのかなど深堀りしていきます。

姫野がなぜ生きていないと言われるのか、そこはズバリ人間だからです。『チェンソーマン』の作中には、死亡しても復活する事例がありました。しかし、マキマやデンジのように悪魔や魔人ではない生きてる人間である姫野は、一度死亡してしまったら生きてる可能性は限りなく低いであろうと判断するのが妥当です。

まず、姫野は生身で生きてる人間であり、魔人でも悪魔でもありません。先述したとおり『チェンソーマン』の作中には死亡した者が復活する事例がいくつかあります。しかし、それは背景に悪魔や魔人、武器人間ズの存在があったからです。悪魔は死亡すると地獄で転生し、地獄で死亡するとこの世へと転生します。このように、悪魔をはじめ、魔人や武器人間ズが復活するわけなどさまざまな考察がありますが、姫野はごく普通に生きてる人間なので復活はないと見るのが妥当です。

姫野はアキを助けるために自分の全てを犠牲にして、契約している悪魔『ゴーストの悪魔』に討伐を委ねています。ゴーストの力を使うために自分の身体を消失させていき、最後は全身全霊の全てが消えてなくなった描写があります。実体がなくなっているので復活も難しく、生きてる可能性はかなり低くなります。

姫野を復活させるのに使えそうな能力が、マキマの『生死問わず仲間や敵を支配し従える』という『支配の悪魔』の能力です。マキマの能力は詳しく解説されている描写がないため詳しい部分については謎に包まれています。しかし、マキマの能力を使うには死体が必要です。姫野は死亡する時、最後に死体が全て消失してしまい物体として身体が残りませんでした。そのためマキマの能力は使えません。

姫野が生きてる可能性はほぼないと囁かれていますが、一方では復活する可能性を示唆する声もあります。人間なのでマキマのように転生するといった展開は少し不自然になってしまいますが、例えば第2部でゴーストの悪魔が転生した際に何らかのかたちで復活を遂げる可能性もあります。

姫野が初登場したのは、公安対魔特異4課メンバーの任務遂行シーンです。実にテンポ良く展開されていき、夢中になって視聴・読破したファンも多い回です。主要キャラとして登場してからあまりにも早い死を迎えた姫野の生きてる最後のシーンや死亡シーンについて、ネタバレも含め紹介します。

姫野の死亡シーンは3冊目の単行本、3巻の25話です。初登場が2巻なのでかなり早めの死でした。主人公を取り巻く主要キャラとして吐出した演出が多かった姫野は、茶目っ気たっぷりの明るい性格とルックスで人気もあります。3巻の『永遠の悪魔との戦い』から始まり、戦闘・回想・集い・討伐などさまざまな要素を展開していきました。

姫野はサムライソードの襲撃により負傷し、無傷だったパワーと軽傷のアキとで反撃を開始しますが、サムライソードの助っ人に入った女に形勢逆転されます。姫野はアキを助けるために、最後は自分の契約しているゴーストの悪魔にその身を差し出し、サムライソードに挑みました。攻撃のたびに体の部位が次々に消失、女からの一撃でついに全身が消失し死亡します。

姫野が左胸を負傷したのは、ラーメン屋での昼食時です。姫野はアキとデンジとパワーと4人で食事をしている時、店内にいた客に撃たれます。実はこの客がサムライソードで、以前デンジに仕事を斡旋していたヤクザの孫だったのです。パワーは無傷で助かりましたが、デンジは頭、アキは腕、姫野は左胸に銃弾を浴びせられ負傷しました。パワーとアキが反撃、アキが契約している狐の悪魔に男を喰らわせると男は剣の悪魔・サムライソードの姿に変わり、本格的に戦闘が開始されることになります。

ついにアキもピンチをむかえ、姫野は傷の影響から吐血、死期を悟った姫野は自分の契約している悪魔・ゴーストの悪魔に自分の全てを差し出すと新たな契約を持ちかけサムライソードに挑みます。全てをもらったゴーストの悪魔ははじめて全身を現し、姫野の命は尽きていきました。

姫野は『チェンソーマン』の主要キャラの対魔特異4課のデンジとアキの先輩です。アキとはバディでもあります。上司のマキマは恋敵としており、仕事以外の関係性も深いです。師弟関係の長年デビルハンターをしている姫野の師匠・岸辺についても触れていきます。

姫野はデンジと同じ公安対魔特異4課の先輩です。デンジとの出会いは永遠の悪魔を倒す任務の時になります。からかい好きの姫野は、悪魔を倒したら褒美にベロを入れたキスをすると約束してデンジを奮い立たせていました。しかし、その後2人はお互いの好きな人（デンジはマキマ、姫野はアキ）を分かち合う友達同盟を組んでいます。

姫野にとってアキは公私共に1番関わりの深い相手です。バディでもあり好きな人でもあります。出会った頃から『アキ君は死なないでね』とよく口にしており、最後は自分の命を持ってアキを守ろうとしました。どこが好きかと問われるといつも「顔」と答えていますが、特別な感情を持つアキへの接し方はほかとは違います。

マキマは姫野の上司です。しかし、マキマが持つ『支配の悪魔』の能力でアキが好意を寄せているため恋敵でもあり「糞女」とも表現しています。また、マキマが異様にデンジに関心を寄せる姿に注目し、デンジには秘密が隠されているのではと考察していました。

岸辺は姫野の師匠です。岸辺は50代でも現役のハンターとして生きてるため、公安では『最強のデビルハンター』と称されるほど凄腕として知られています。初登場シーンは姫野がこれまでに亡くしたバディの墓に花を献花しに行っているシーンです。悪魔が最も恐れるデビルハンターとは頭のネジがぶっ飛んでいるヤツだとの理念を確立しています。

姫野の死亡を受け入れることができず、もう一度アニメを観ると言った声があります。男女問わず人気キャラの姫野の死は、ファンの心に大きな穴を開けました。もう一度アニメを見直したら、姫野が生きてるかもしれないと微かな希望を持った人もいます。

姫野の生き方に好感を持っている人もいました。命をかけて悪魔と戦い続けることを選んできた姫野の生き方は、多くの読者から称賛されています。それだけに登場回数が少なく死亡してしまった姫野に対して、悲しみを感じている声が多いです。

アニメ『チェンソーマン』の最新話を観られていないため、姫野がまだ生きてると言った声もあります。録画で観るファンにとっては、姫野の死を目の当たりにするのが怖いと感じていました。このことから、姫野の存在はファンの心の中で生きてるということがうかがえます。

あまりにも早い展開で死亡していった姫野の死について、実は生きてるのではとの声も多く上がっていました。しかし、前述したように姫野は悪魔や魔人ではなく人間であることや、死体が消失しているためマキマの能力も使えないことなどから、生きてる可能性はほとんどないという結論に至っています。あまりに早い幕切れとなったため、生きてる可能性を信じたいファンも大勢いました。今後『チェンソーマン』がどのように展開していくのかチェックしてください。