【チェンソーマン】エンディングが毎回違う理由と楽曲を徹底紹介!
本記事ではアニメ『チェンソーマン』のエンディング曲が毎回違い12曲もある理由を紹介し、そのメリットとデメリットを考察します。さらに12話あるアニメ『チェンソーマン』の話数ごとのエンディングの楽曲を詳しく紹介し、オープニングの楽曲についてもまとめています。
【チェンソーマン】エンディングが毎回違う理由
エンディングの楽曲と映像が毎回違う理由
アニメ『チェンソーマン』は放送話ごとにエンディング曲が変わると話題になりました。現在放送されたのが1クール全12話なので『チェンソーマン』には12曲のエンディング曲と12種類のエンディング映像があるのです。なぜアニメ『チェンソーマン』はそのような取り組みを試みるに至ったのでしょうか。その理由としてはアニメ『チェンソーマン』の監督である中山竜監督のアイデアでそのようになったとの事です。
中山監督はアニメ『チェンソーマン』製作時に「毎回エンディングを本編の一部のようにしたら楽しそう」というアイデアが浮かびました。しかしエンディング曲やエンディング映像を毎回変えるのはかなりの時間と資金がかかるのでアイデア止まりになっていましたが、アニメ『チェンソーマン』を製作していくうちに実現できそうだと判断し、毎回違うエンディングになりました。
エンディングが毎回違うメリット
アニメ『チェンソーマン』のエンディングが毎回違うメリットを考察していきます。まず考えられるのは、エンディングが本編の一部のようになっているので、本編の余韻を楽しめるという事と毎回違うという特別感があり、次回はどのアーティストが担当するのかが気になって次週の放送を見る人も増えるという事が挙げられるでしょう。また毎回違うアーティストを採用するという事は、楽曲を提供するアーティストのファンにアニメ『チェンソーマン』を注目してもらえるというメリットもあるかもしれません。
エンディングが毎回違うデメリット
アニメ『チェンソーマン』のエンディングが毎回違うデメリットを考察します。エンディングが毎回変わる一番のデメリットは、やはり製作費用の問題でしょう。毎回変わるということは12話分のエンディング曲や映像の製作費がかかるという事です。万が一アニメがヒットしなければ製作費の回収ができず一種の賭けという事になります。またエンディングが毎回変わるいうことは、エンディング曲や映像が1回しか流れないので、エンディングとしての印象が薄くなるといったデメリットもあるでしょう。
【チェンソーマン】エンディングの楽曲
楽曲①Vaundy「CHAINSAW BLOOD」
『チェンソーマン』の1話目のエンディング曲はVaundyの「CHAINSAW BLOOD」です。この曲はチェンソーを動かす時の音から始まり、『チェンソーマン』の世界観を上手く表現しています。Vaundyは何度も原作を読み返して『チェンソーマン』にふさわしいと思える楽曲を吐き出せたと明かしています。2019年にデビューした新人アーティストに今後の期待が寄せられています。
楽曲②ずっと真夜中でいいのに。「残機」
『チェンソーマン』の2話目のエンディング曲はずっと真夜中でいいのに。の「残機」です。「残機」はロックな曲調でイントロから炸裂する攻撃的なベースの演奏が、ものすごいテンションで盛り上がっていく『チェンソーマン』の物語を表しているようで見事にマッチしていると評判です。ビルボードジャパンではダウンロード数4位を獲得し、ずっと真夜中でいいのに。を代表する楽曲となりました。
楽曲③マキシマムザホルモン「刃渡り2億センチ」
『チェンソーマン』の3話目のエンディング曲はマキシマムザホルモンの「刃渡り2億センチ」です。この楽曲はベースの重低音から始まり、前半の歌詞のほとんどが擬音というクレイジーさが『チェンソーマン』の世界観にマッチしていると評判です。またこちらの曲は第3話とは別の回の挿入歌としても使用されていました。
楽曲④TOOBOE「錠剤」
『チェンソーマン』の4話目のエンディング曲はTOOBOEの「錠剤」です。この楽曲はデンジの相棒であるパワーをイメージした曲であり、とても賑やかで元気なパワーにぴったりのポップな曲調になっています。TOOBOEはアニメや漫画に関する小ネタを沢山この楽曲に入れられたと明かしています。
楽曲⑤syudou「インザバックルーム」
『チェンソーマン』の5話目のエンディング曲はsyudouの「インザバックルーム」です。この楽曲は奇妙さと陽気さが同居した、どこか狂気性のある雰囲気で『チェンソーマン』の世界観を表しています。Adoの「うっせいわ」のボカロPでもあるsyudouは自分がデンジだったらどんな曲を作るかということを考えて製作したと明かしています。
楽曲⑥Kanaria「大脳的なランデブー」
『チェンソーマン』の6話目のエンディング曲はKanariaの「大脳的なランデブー」です。この楽曲は独特の言い回しが癖になる覚えやすい曲で『チェンソーマン』のストーリーが見え隠れする楽曲です。YouTube再生数6000万回を誇るボカロPKanariaの自身初のテレビアニメ主題歌であり、本人歌唱の楽曲となっており話題を集めました。
楽曲⑦ano「ちゅ、多様性。」
『チェンソーマン』の7話目エンディング曲はanoの「ちゅ、多様性。」です。この楽曲は『チェンソーマン』の作中で衝撃シーンとして話題となったデンジと姫乃との「ゲロチュー」シーンを題材にしておりanoの可愛らしい歌声と「ゲロチュー」を思い起こさせる歌詞がファンの脳裏から離れない1曲となりました。
楽曲⑧TK from 凛として時雨「first death」
『チェンソーマン』の8話目のエンディング曲はTK from 凛として時雨の「first death」です。「first death」は疾走感があるビートにボーカルのファルセットボイスの絶妙なバランスが心地よい楽曲です。TK from 凛として時雨はエンディング曲に起用された事を「僕の中に宿るチェンソーを拾い集めて、この作品に捧げる」とコメントしています。
楽曲⑨Aimer「Deep down」
『チェンソーマン』の9話目のエンディング曲はAimerの「Deep down」です。この楽曲はこれまでのエンディング曲とは違い、どこか儚さを感じる切ない曲調が印象的です。Aimerは「作品から受けたインスピレーションを膨らませて、自身の想いも重ねて製作した」とインタビューで明かしています。
楽曲⑩PEOPLE 1「DOGLAND」
『チェンソーマン』の10話目のエンディング曲はPEOPLE 1の「DOGLAND」です。この楽曲はメロディーのかっこよさもさることながら、デンジの心情を上手く表現しているアウトローな歌詞が印象的でファンからの評判も高い1曲です。PEOPLE 1の武器である中毒性のあるエモさがやみつきになります。
楽曲⑪女王蜂「バイオレンス」
『チェンソーマン』の11話目のエンディング曲は女王蜂の「バイオレンス」です。「バイオレンス」は勢いのある出だしと荒々しくも感じるダンスチューンが『チェーンソーマン』の世界観を表し、一度聴けば耳に残る曲調がアニメ視聴者を女王蜂の世界に引き込む魅力的な楽曲です。
楽曲⑫Eve「ファイトソング」
『チェンソーマン』の最終話である12話目のエンディング曲はEveの「ファイトソング」です。このが楽曲はデンジやパワー、アキを奮い立たせるような疾走感があふれるテンポの良い曲調に言葉遊びのような歌詞がマッチしてEveが思い描く『チェンソーマン』を見事に表現しています。
【チェンソーマン】オープニングの楽曲
オープニングは毎回変わらない
ここまで解説したように『チェンソーマン』のエンディング曲は毎回変わり12曲にものぼりますが、オープニング曲はどうでしょうか。エンディング同様、オープニングも変わるのでは?と思われた方もいるかもしれませんが、オープニング曲は変わりません。エンディングは1話ごとのエピソードに対して製作されているのに対して、オープニングは『チェンソーマン』の全体の世界観を表現した楽曲となっています。
オープニングの楽曲は「KICK BACK」
アニメ『チェンソーマン』のオープニング曲を歌っているのは米津玄師で曲名は「KICK BACK」です。「KICK BACK」はドラム&ベースを基調とした疾走感ある曲調でパートごとに印象がかわるジェットコースターのような楽曲です。米津さんは原作のファンであり、『チェンソーマン』の楽曲依頼がある前から「めちゃくちゃやりたかった」と明かしています。
この記事のライター
ゆさは
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