【ベルセルク】ワイアルドは黒犬騎士団の団長!その正体とは?死亡シーンも
『ベルセルク』に登場するワイアルドについて考察します。ワイアルドは、黒犬騎士団の団長です。正体やなぜクズキャラと言われているのかを徹底解説し、『ベルセルク』でのワイアルドの活躍や初登場シーン、ゲームの中でワイアルドの声優を担当した人も紹介します。
目次
【ベルセルク】ワイアルドは黒犬騎士団の団長
『ベルセルク』に登場するワイアルドはクズキャラと言われていますが、どんな悪行を行っているのでしょうか。ワイアルドのプロフィールやなぜクズキャラと言われているのか、『ベルセルク』の概要とあらすじを紹介します。
ワイアルドのプロフィール
『ベルセルク』に登場するワイアルドは、「黒犬騎士団」の団長をしています。「黒犬騎士団」は、ミッドランド王国が逃亡中の「鷹の団」を捕らえるために、ミッドランド王国の罪人たちによって結成されました。類人猿のような顔をしていて、甲冑の上から、頭のついた獣の毛皮をまとっています。
屈強な体と、ガッツと互角に戦えるほどの戦闘力の持ち主です。大きな太い木の棒のような原始的な武器を使用しています。見た目とイメージが同じように、性格も残忍で、人を襲い殺し、本能のままに暴走するキャラクターです。
ワイアルドはクズキャラ?
「黒犬騎士団」の団長であるワイアルドは、ファンからもクズキャラと言われるほどです。突き抜けた極悪非道のワイアルドは、欲望のままに村を襲い、人を殺し串刺しにしていきます。悪役として揺るがないワイアルドは、誰から見ても悪役というのが分かりやすく、貫き通している姿がワイアルドの根強い人気のポイントです。クズで残酷に人を殺すシーンもありますが、ワイアルドのクズな発言もファンには好評です。
ベルセルクの概要
『ベルセルク』は、三浦健太郎によって描かれた作品です。1989年から「月刊アニマルハウス」で不定期に連載後、「ヤングアニマル」にて長期連載が開始しました。休載することもありましたが、30年以上連載しています。1997年にはテレビアニメが放送され、劇場版が公開されました。三浦健太郎は、『ベルセルク』が完結しないまま、2021年に亡くなりました。しかし、『ベルセルク』の完結までを聞かされていた親友である漫画家の森恒二によって連載が再開されています。
ベルセルクのあらすじ
身の丈ほどの大剣を持つガッツは憎しみと復讐心で、立ち向かってくる敵を叩き潰していきます。旅の途中で出会った「鷹の団」のグリフィスに認められ、仲間になりました。切り込み隊長として活躍をみせるガッツを描くダークファンタジーです。
【ベルセルク】ワイアルドの正体や死亡シーン
『ベルセルク』に登場する「黒犬騎士団」団長のワイアルドは、ガッツほどの強さを持っています。なぜあのような強さを持っているのか、ワイアルドの正体や死亡のシーンや死亡後の姿も詳しく解説していきます。
ワイアルドの正体は使徒
「黒犬騎士団」団長のワイアルドの正体は、使徒です。使徒とは、大切な人を生贄にして、ベヘリットによって「降魔の儀」を行い、強靭な存在に人間から転生した人物です。ワイアルドが誰を生贄にして使徒になったのかは、作中では明らかにされていません。人間以上の力を持った使徒になったからこそ、ワイアルドは自信を持った言動や態度をしているのでしょう。
ワイアルドが使徒の力を発揮すると、化け物のような、目が3つに大きな口、体は獣のような姿で巨漢に変化します。頭からは、ワイアルドの腹から上が乗ったような姿になり、力もさらに強くなりました。
ワイアルドの最後や死亡シーン
ワイアルドは、ガッツによってひん死の状態になり、ゾッドの不意打ちで死亡します。鷹の団の団長であるグリフィスを抹殺する指示を受けたワイアルドは、「鷹の団」と交戦状態になります。ワイアルドは、使徒の姿となり追い詰めますが、ガッツによって急所の首を攻撃されました。ひん死状態のワイアルドは、最終手段としてグリフィスを人質にします。
グリフィスに、ゴッドハンドの召喚をさせようとしますが、真紅のベヘリットがなく召喚できませんでした。召喚できないと知ったワイアルドは、グリフィスを殺そうとします。しかし、どこからともなく現れたゾッドによって体を二つに切られて死亡しました。
ワイアルドは死亡すると老人の姿になった?
ワイアルドは、死亡した後に老人の姿になりました。ゾッドに切られた後、ワイアルドの体から霊体のようなものが飛び散り、体に戻っていきます。死亡し、使徒としての力を失ったワイアルドは、小さな老人の姿になりました。ガッツたちは、ワイアルドの正体が小さな老人だったことに驚愕します。ワイアルドが死んで老人の姿になったことから、使徒の正体は死亡すると人間の姿に戻るということが分かったシーンでもありました。
【ベルセルク】ワイアルドの初登場や活躍
『ベルセルク』に登場するワイアルドの初登場シーンや活躍について、アニメ版でワイアルドは登場したのかについて解説します。また、ワイアルドの発言もファンには心に響いているようです。クズキャラとして悪役を貫くワイアルドの名言も紹介します。
ワイアルドの初登場シーン
ワイアルドの初登場は、「鷹の団」を追ってとある村に現れたシーンで活躍をしています。「鷹の団」がミッドランド王国の牢獄から団長のグリフィスを救い出した後に、とある村を訪れました。とても親切にしてくれた村人たちの元を旅立った後に、ワイアルドたちが「鷹の団」を追いかけてきます。
ワイアルドは、村人たちを残虐な方法で殺害し、串刺しにするという、鬼畜な行為をして初登場しました。村人を殺して串刺しにしながら、「鷹の団」に追いつきます。ワイアルドは、任務の最中に残虐な行為を繰り返すため、辺境の土地に追いやられていました。しかし、「鷹の団」など戦いに長けている相手だと、任務として辺境の土地から出てきます。
ワイアルドのアニメでの登場はある?
ワイアルドの活躍は、アニメ版でカットされています。戦闘や残酷なシーンも多くある『ベルセルク』ですが、ワイアルドの人を殺す残虐さや性的な暴行があまりにも多くあるためなのか、ワイアルドは登場しません。1997年に放送されたアニメ第一作『剣国伝奇ベルセルク』や劇場版『ベルセルク』には、登場せずに、無名の騎士たちに変更されていました。ワイアルドを最後に切ったゾッドも登場していません。
アニメ制作者側からは、公式な発表はされていなく、ワイアルドの残虐さの問題か、話数や尺の問題と推測できます。ファンの間では、ワイアルドを楽しみにしていたのに残念だという声が多く上がっていました。『ベルセルク』のアニメ版では、登場シーンのないワイアルドですが、『ベルセルク』のゲームでは登場しています。
ワイアルドの名言「死ぬの生きるの…」
死ぬの生きるのなんて言ってたら人生損しちゃうよ
出典: bibi-star.jp
ワイアルドたち「黒犬騎士団」が「鷹の団」を追っているときに、多くの罠で亡くなっていく人々を目にします。気おくれしてしまった団員達に、楽しめという意味を込めて言った名言です。ワイアルドはエンジョイ&エキサイティングをモットーにしていて、生死をかけた場面に出くわしても、楽しみながら挑戦していこうと前向きになるような名言を生み出しています。ファンもワイアルドの名言で、勇気を貰っているようです。
【ベルセルク】ワイアルドの声優
『ベルセルク』に登場するワイアルドは、アニメ版での登場シーンはありませんが、ゲーム版で登場しています。ワイアルドは、2つのゲーム会社から出ているなか、2人の声優が担当しました。それぞれの声優について、プロフィールや出演作品を詳しく解説します。
ワイアルドの声優①千葉繁
『ベルセルク』に登場するワイアルドの声優1人目は、千葉繁です。スマホアプリ「GREE」にて、「ベルセルク~快進撃!怒涛の傭兵団〜」に登場するワイアルドの声優を担当しています。多くの有名作品を担当した千葉繁のプロフィールや主な出演作品を紹介します。
千葉繁のプロフィール
ワイアルドの声優を担当した千葉繫は、声優以外にも俳優やタレント、音響担当などで活躍しています。声優として40年以上のキャリアがあり、初の声優業は1976年の『ドカベン』で野球部員Aや池田などの役を演じています。2017年には、テレビ朝日の「人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP」で20位に選ばれました。
千葉繁の主な出演作品
千葉繁の主な出演作品は、『うる星やつら』のメガネ役や、『平成天才バカボン』のお巡りさんやレレレのおじさん役、『オーバーロード』のセバス・チャン役などです。他にも、『ドラゴンボール』や『Drスランプアラレちゃん』などの有名作品に出演しています。
ワイアルドの声優②河本邦弘
『ベルセルク』に登場するワイアルドの声優2人目は、河本邦弘です。「ベルセルク無双」でワイアルドの声優を担当しています。愛犬家として有名で、声に特徴のある河本邦弘のプロフィールや出身地、主な出演作品を紹介します。
河本邦弘のプロフィール
ワイアルドの声優を担当した河本邦弘は、山口県出身で「81プロデュース」所属です。声優以外にもナレーターや、吹き替えなどで活躍しています。2001年から声優を開始し、ハスキーな声質が特徴です。愛犬家の河本邦弘は、愛犬を息子と呼び、ブログなどに良く写真を載せています。
河本邦弘の主な出演作品
河本邦弘の主な作品は、ゲームやパチンコの『北斗の拳』のケンシロウ役や、『とっとこハム太郎』の武司役、『ツバサ・クロニクル』のおやじさん役、『図書館戦争』の麦秋会リーダー役などです。
ベルセルク】ワイアルドに対する世間での評判や人気
『ベルセルク』のアニメ版でワイアルドの登場シーンがなくて残念だというファンからの口コミが多くありました。ワイアルドファンは、クズキャラでも映像で動いているシーンを楽しみにしていたのでしょう。映画版でも登場していないのでファンにしてみたら残念のようです。
ワイアルドは、クズキャラと分かっていても、悪役を貫き通している姿や名言によって勇気をもらえるというところが魅力的なのでしょう。ワイアルドのファンだからこそわかる魅力があるようです。
家にコミックがあるのにアプリで読んでしまうほどの面白さが『ベルセルク』にはあるようです。ワイアルド戦は、コミックでしか読めないため、ワイアルドのファンはコミックで楽しんでいます。アニメではカットされているワイアルドのシーンは迫力があり、読み直しても面白いのでしょう。
【ベルセルク】ワイアルドは黒犬騎士団の団長で使徒だった
『ベルセルク』にに登場するワイアルドは、ミッドランド王国の黒犬騎士団の団長をしており、その正体は使徒です。ガッツと互角に戦えるほどの戦闘力を持ち、使徒へ変化すると巨漢のガッツよりも巨大な化け物のような姿に変化します。欲望のままに行動するクズキャラですが、『ベルセルク』のファンからは大変人気のキャラクターです。アニメ版でワイアルドの登場シーンはありませんが、コミックでワイアルドの活躍シーンが見られます。
この記事のライター
明石
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