【ベルセルク】ロクスはどのようなキャラクター?正体や使徒としての能力も
『ベルセルク』に登場するロクスの正体や過去を考察します。ロクスのプロフィールや特徴、強さや武器、使徒としての見た目や能力などをまとめて紹介します。更にアニメ版『ベルセルク』でロクスの声を担当した声優情報についてもまとめています。
目次
【ベルセルク】ロクスとは?
『ベルセルク』に登場するロクスというキャラクターは、いったいどのような人物なのでしょうか。ロクスは人間の姿がかっこいいと人気のキャラクターですが、使徒に転生してからの見た目もかっこよく、男女問わず人気を集めています。そんなロクスのプロフィールや特徴、正体や過去、使徒として転生した後の能力や見た目について紹介します。
ロクスのプロフィール
『ベルセルク』のロクスは、長くてウェーブのかかった髪に薄い灰色の目が特徴的なキャラクターで、大変美しい顔立ちの男性です。身長200cm、体重110kgという巨体で、新生鷹の団では、騎馬隊の隊長として活躍しているキャラクターです。「月光の騎士」という二つ名を持ち、三日月型の兜飾りがトレードマークです。遊歴の騎士として孤独に諸国を放浪していましたが、グリフィスに出会って「人の世界」で自分の居場所を作ってくれた彼に心酔し、グリフィスを君主として忠誠を誓っています。その忠誠心は高く、リッケルトがグリフィスに手を上げたときは激しい怒りを燃やしていました。
ベルセルクの概要
『ベルセルク』は三浦建太郎によるダークファンタジー漫画で、『ヤングアニマル』の前身である『月刊アニマルハウス』で不定期に連載されていた作品です。中世ヨーロッパにおける「剣と魔法の世界」を題材とした世界観で、緻密に描き込まれた重厚な画風が特徴的です。1997年には『剣風伝奇ベルセルク』としてテレビアニメが放送されました。その後も劇場版アニメやテレビアニメ第2作が公開されました。
『ベルセルク』は連載期間中も休載することが多く、休載期間中も作者は原稿を描き続けて過労になるほどでした。その後、作者の三浦建太郎は2021年に急逝しています。作者逝去後は、完結までの全てのストーリーを聞かされていた唯一の人物である漫画家の森恒二の監修のもとで『ヤングアニマル』2022年13号より連載が再開されています。
ベルセルクのあらすじ
『ベルセルク』は中世ヨーロッパを舞台に、身の丈を超える巨大な剣を携えたガッツを主人公にした物語です。「黒い剣士」と呼ばれるガッツは、怨敵「ゴッド・ハンド」を探して旅をしていました。道中で出会った妖精パックと共に人々を脅かす使徒との戦いを繰り広げます。
【ベルセルク】ロクスの正体を考察
『ベルセルク』のロクスは、伝説の武人と言われるほど勇敢で頭も良く、素晴らしい功績を残しています。そんなロクスの正体や過去は一体どのようなものなのでしょうか。ロクスの過去や正体、父親や母親との関係を紹介します。
ロクスの正体や過去
『ベルセルク』に登場するロクスは「月光の騎士」という二つ名で呼ばれる人物で、周りからは怒れられている存在です。たった一人で戦い、無敗を誇る伝説の武人と言われていました。主君を求めず、一人で放浪していましたが、それは国を持ちたいという願望や野心があったわけではなく、心の底から忠誠を誓えるような君主に出会っていなかったからです。グリフィスに初めて会い、「人の世界」で自分の居場所を与えてくれたグリフィスに心酔して君主としました。
ロクスが魔騎士へ転生した理由
『ベルセルク』のロクスは頭が良く常識人であったため、人間と敵対する使徒の存在を真理に反した道だと認識していました。しかしロクスは武人であったのにも関わらず、使徒に転生してしまいます。使徒のロクスはその戦闘力の高さを恐れられ、「魔騎士」と呼ばれています。使徒に転生した理由にはロクスの父親や母親、ロクスの過去が関係していました。「月光の騎士」と言われていたロクスが使徒に転生してしまった理由を紹介します。
理由①父親が処刑される
ロクスの父親は、人間的に尊敬のできる騎士の鏡のような人物で、ロクスもそんな父親をとても尊敬していました。父親が地方領主に仕えていたので、ロクスもその道を歩むと思っていました。領主も父親の能力を高く評価していたため、様々な任務を任せるほど信頼していました。しかし、その領主は父親ほど優れた人格者ではなかったためか、ロクスの父親にあらぬ罪を着せて処刑してしまいます。そんな屈辱に絶えながら、ロクスは地方領主に仕え続けていましたが、隠された陰謀を知ったロクスは絶望することになります。
理由②母親からの裏切り
ロクスの母親はとても美しいと評判で、地方領主の目にも止まるほどの美貌の持ち主でした。地方領主はロクスの母親を自分のものにしようとし、母親はより裕福な暮らしを臨んだことで、ロクスの父親を処刑する陰謀を企てました。それを知ったロクスは血の涙を流し、今まで信じていたものが信じられなくなり、全てをゴットハンドに捧げることで使徒に転生してしまいます。ロクスはそのあと、主君を持たずに孤独に諸国を放浪することになりました。
【ベルセルク】ロクスの使徒としての外見や能力
自分が忌み嫌っていた使徒に転生してしまったロクスですが、ロクスの使徒としての外見や能力はどれほどのものだったのでしょうか。使徒に転生したロクスの外見や能力を紹介します。
ロクスの使徒としての外見
ロクスが使徒に転生すると、金属質のケンタウロスのような「魔騎士形態」になりました。鎧と馬を取り込み、「月光の騎士」から「魔騎士」となっています。光る金属のような見た目で、全身が銀色に輝いています。ロクスが使徒に転生した見た目はファンからもとても人気で、使徒になってもかっこいいと人気を集めています。
ロクスの使徒としての能力や強さ
ロクスは人間の頃から槍の使い手で、その巨体と頭脳で戦場を駆け回ってきました。そんなロクスが使徒に転生した後の能力はいかほどだったのでしょうか。ロクスの転生後の能力や強さを紹介します。
能力や強さ①槍
ロクスは人間の時から槍の名手でしたが、使徒に転生したあとはよりパワーアップし、槍は鋭く、大きくなりました。一突きで兵士を数体串刺しにするほどの威力で、周りを圧倒しています。またロクスの槍は変幻自在で、伸縮や変形もできるようになり、破壊力もアップしています。
能力や強さ②機動力
使徒に転生したロクスは、馬を取り込んだケンタウロスのような魔騎士形態をしており、人間だったころよりも機動力が格段に上がっています。パワーもあって俊敏で、小回りもきく魔騎士形態となって、まさに敵なしとなっています。さらにロクスは戦魔兵の指揮官としても優秀で、戦いの場では自分が真っ先に切り込んでいきます。そんなロクスに部下たちは厚い信頼を寄せています。また、ロクスの部下の能力も優秀で主人公ガッツを窮地に追い込んだ使徒もロクスの部下でした。
【ベルセルク】ロクスの声優
『ベルセルク』アニメ第2作で登場したロクスですが、ロクスを担当した声優は一体誰だったのでしょうか。ロクスを担当した声優のプロフィールや主な出演作品を紹介します。
ロクスの声優は「中村章吾」
アニメ『ベルセルク』でロクスを担当したのは「中村 章吾(なかむら しょうご)」さんです。アニメ『ベルセルク』の第2作でロクスが登場しています。
中村章吾のプロフィール
- 名前:中村 章吾(なかむら しょうご)
- 生年月日:1986年12月10日
- 出身地:鹿児島県
- 身長:174cm
- 所属:プロダクション・タンク
中村章吾さんは声優だけでなく、俳優として舞台でも活躍している人物です。主に映画や海外ドラマの吹き替えを担当しています。専門学校東京アナウンス学院放送声優科に入学し、劇団青年座研究所実習科を卒業しています。宝塚歌劇団にも出演経験があり、マルチで活躍されている声優です。
中村章吾の主な出演作品
中村章吾さんの映画やドラマの主な出演作品は『ハッピー・デス・デイ』カーター・デイヴィス〈イズラエル・ブルサード〉、『7月22日』(アンネシュ・ベーリング・ブレイビク〈アンデルシュ・ダニエルセン・リー〉、『L.A.スクワッド』デビッド〈ボビー・ソト〉、『ジュビリー 〜ボリウッドの光と影〜』ジャイなどです。日本のアニメの主な出演作品は『ゴールデンカムイ』中山大尉や『NARUTO -ナルト- 疾風伝』サンタ、ガマ丸、インドラの弟子、イオウ、革者などです。
【ベルセルク】ロクスに対する世間での評判や人気
ロクスは「月光の騎士」という二つ名を持ち、周りから恐れられている人物でした。しかし常識を持った人物でもあり、そんなロクスのセリフがかっこいいというファンの声もありました。
『ベルセルク』のキャラクターの見た目で、狂戦士はファンの人気を集めていますが、ロクスの見た目も好きというファンの声もありました。ロクスは人間の頃は整った顔立ちでとても人気がありましたが、使徒に転生してからも金属のケンタウロスのようなフォルムがかっこいいと、さらに人気を集めていました。
『ベルセルク』には魅力的なキャラクターがたくさんいますが、ロクスがかっこいいというファンの声がたくさんあります。見た目が怖い使徒もたくさん存在しますが、ロクスの使徒に転生した姿はもはや神々しいとも言える姿でした。
【ベルセルク】ロクスは魔騎士へ転生したキャラだった
『ベルセルク』のロクスのプロフィールや特徴、正体や使徒(魔騎士)に転生した過去、使徒に転生してからの戦闘能力について紹介しましたが、いかがだったでしょうか。ロクスは「月光の騎士」として伝説の武人でしたが、辛い出来事があったせいで使徒に転生してしまいました。今後『ベルセルク』を見る際は、ロクスの正体や能力、使徒に転生したあとのロクスについても注目してみてください。
この記事のライター
shiori
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