【ベルセルク】ガッツの能力について徹底調査!鷹の団の切り込み隊長の活躍まとめ
『ベルセルク』のガッツは黒の剣士として旅をしながら使徒を倒しており、戦闘中には様々な武器や能力を用いて戦っています。そんな『ベルセルク』のガッツの能力についての情報や「鷹の団」の切り込み隊長時代の活躍、黒の剣士になるまでの経緯などをまとめました。
目次
【ベルセルク】ガッツは鷹の団の切り込み隊長
『ベルセルク』のガッツは作品の主人公であり、様々な状況に対応できる強さを持っています。そんな『ベルセルク』のガッツについて、プロフィールや性格を紹介します。
ガッツのプロフィール
『ベルセルク』のガッツは右目が隻眼と左手が隻腕、白髪が混じった黒髪が特徴の男性です。推定身長204cm、推定体重115kgと恵まれた体格ですが、それ以外の肉体面は一般的な人間と変わらず、強さを支えているのは鋼の精神力となっています。
ガッツの性格
『ベルセルク』のガッツは頑固な性格であり、普段は無口で他人とは積極的に関わらない人物でした。一方で、根は優しい性格であり、自らの戦いに巻き込みたくない態度を見せたり、助けるために無茶したりすることもあります。「蝕」を経た直後は荒れていたことから残虐な性格になっていて、使徒を執拗なまでに斬っていました。また、幼少期の経緯から愛情に飢えている一面もあります。
ベルセルクの概要
『ベルセルク』は三浦建太郎の漫画で、37巻までがジェッツコミックス、38巻以降はヤングアニマルコミックスとして刊行されている作品です。剣と魔法の世界を舞台としたダーク・ファンタジー作品で、壮大なスケールで描かれるストーリーやキャラの内面を細かく描いている点など様々な部分から世界的に評価を受けている作品です。アニメは1997年と2015年にテレビ放送、2012年から2013年にかけて劇場アニメが制作されました。
ベルセルクのあらすじ
黒の剣士・ガッツはゴッドハンドと呼ばれる存在を探している男で、各地の使徒を狂戦士のように倒しながら旅を続けていました。そこには過去に入隊していた傭兵団「鷹の団」での出来事が大きく関わっており、ガッツは「蝕」の儀式において多くの仲間を失いながら自らも生贄の烙印を押されました。そんなガッツですが、新しい旅の中でも出会いを重ねていき、再び仲間と呼べる存在が増えていきます。
【ベルセルク】ガッツの能力を考察
『ベルセルク』のガッツは複数の装備を身に付けており、状況に合わせた武器や能力を使いこなして活躍を見せています。そんな『ベルセルク』のガッツの能力や強さについて紹介します。
ガッツの戦闘スタイル
『ベルセルク』のガッツの戦闘スタイルは、基本的に剣を中心とした接近戦を得意としていますが、相手によっては武器を変えて中・遠距離での戦闘も可能です。甲冑を身に付けながらも俊敏な動きができて、人数的に不利な状況でも圧倒できるような強さを持っています。一方で、狂戦士の甲冑以外の特殊な能力は持っていないことから、戦闘面での強さはガッツの経験や対応力の高さが由来となっています。
ガッツの剣士としての強さ
『ベルセルク』のガッツの剣士としての強さは、鷹の団に所属していた時代から切り込み隊長に任命され、百人以上の相手を1人で圧倒するような能力を持っています。黒の剣士と呼ばれるようになってからは、大剣を片手で振り回して様々な能力を持つ悪霊や妖魔、使徒とも渡り合っています。
ガッツの装備
『ベルセルク』のガッツが複数の戦闘スタイルを使い分けられるのは、豊富な装備のおかげでもあり、隻腕の左手も戦闘に役立つように改造されています。そんな『ベルセルク』のガッツの装備を見ていきましょう。
装備①補助武器
『ベルセルク』のガッツの装備その1は補助武器です。ガッツの基本戦術は剣によるインファイトですが、全ての相手に接近戦が通用するわけではないため、中・遠距離用の武器を取り揃えています。作中ではボウガンや投げナイフ、炸裂弾を使用しており、その他にもロープなどの小物を持っています。
装備②補助武器の入れ物
『ベルセルク』のガッツの装備その2は補助武器の入れ物です。上記の補助武器は甲冑の上に巻き付ける形で装備しており、戦闘時にすぐ取り出せるようにしています。
装備③ドラゴン殺し
『ベルセルク』のガッツの装備その3はドラゴン殺しです。鉄塊のような巨大な黒い剣であり、作中ではドラゴンころしと称されていますが、表記上はドラゴン殺しと書かれてることが多くなっています。鍛冶屋ゴドーから譲り受けた剣であり、普通の武器では斬れない使徒にも対抗できる強さを誇っています。ガッツが繰り返し使徒や魔物を斬ったことで霊的な存在にもダメージを与えられる能力を持った魔剣に変化していきます。
装備④狂戦士の甲冑
『ベルセルク』のガッツの装備その4は狂戦士の甲冑です。鉱精が作った鎧で、装着者の憎悪や怨念を激情に変換し、超人的な強さを発揮させる能力を持っています。デメリットとしては、装着者の肉体に多大な負荷がかかる点と、鎧に意識を持っていかれると文字通り狂戦士の如く敵味方問わず暴れ出してしまう点です。ガッツは中盤以降にこの甲冑を身に付け、時に暴走しながらもドラゴン殺しとの組み合わせで強さを発揮しています。
装備⑤義手
『ベルセルク』のガッツの装備その5は義手です。「蝕」の儀式で失った左手に鋼鉄の義手を付けており、手の部分を折り曲げることで仕込まれた大砲で攻撃できます。その他にも磁石などが仕込まれており、補助武器と合わせて戦術の幅を広げています。作中では剣が通用しなかった際の奥の手として大砲をよく使用していました。
【ベルセルク】ガッツの過去や活躍
『ベルセルク』のガッツが現在の性格や強さになっているのは、過去や生い立ちが大きく影響しており、作品の主人公としては壮絶なものを背負っています。そんな『ベルセルク』のガッツの過去や作中の活躍を紹介します。
ガッツの過去や生い立ち
『ベルセルク』のガッツは木に吊るされた母親の死体から生まれており、傭兵団のガンビーノの愛人・シスによって拾われます。そのシスが亡くなった後にはガンビーノから傭兵として戦いを教え込まれますが、ある時に団員の1人であるドノバンに男娼として売られたこと知ります。そして、戦場に初めて出た日の夜に、泥酔したガンビーノに斬りかかられて、抵抗した際に誤って刺してしまいました。
ガンビーノを殺してしまったガッツは傭兵団を脱走し、暫くは1人の生活を送っていましたが、15歳の時に傭兵団「鷹の団」を率いる団長・グリフィスと出会い、彼との決闘を経て入団することになります。上記の経緯から他人を信用できない性格になっていたガッツですが、鷹の団と関わるうちに自分の居場所と認識していき、グリフィスとの友情や団員のキャスカとの愛情が芽生えていきます。
ガッツが黒い剣士になった経緯
『ベルセルク』のガッツは鷹の団に入団したことで、一時的に充実した青春時代を送っていましたが、グリフィスと対等になるために鷹の団の退団を決意したところから大きく運命が狂い始めます。そこからガッツが黒の剣士となっていく経緯について紹介します。
経緯①蝕と呼ばれる儀式に巻き込まれる
『ベルセルク』のガッツが鷹の団を退団してから1年後、鷹の団が離反を疑われると知り、囚われていたグリフィスを助け出すことに成功します。しかし、剣士として復帰できないほどの傷を負ったグリフィスは絶望し、それをきっかけに「蝕」と呼ばれる儀式が行われてしまい、ガッツとキャスカ以外の団員は生贄として犠牲になって、ガッツ自身は右目と左手を失いました。
経緯②生贄の烙印を押される
『ベルセルク』のガッツとキャスカは髑髏の騎士によって助け出されますが、儀式に巻き込まれたことで魔から追われる生贄の烙印を刻まれてしまいます。さらに、ゴッドハンドとして転生したグリフィスが2人の前に現れ、凌辱されたキャスカは精神を病んで幼児退行を起こしていまします。さらに、ガッツとキャスカの子供は魔に侵食されて、どこかに姿を消してしまいました。
経緯③復讐の鬼になる
『ベルセルク』のガッツは精神崩壊したキャスカをゴドーに預けて、自身や鷹の団を傷つけたグリフィスとゴッドハンド、それに繋がる使徒を倒す復讐のために旅を始めます。しかし、儀式直後の狂気的な性格からお尋ね者となってしまいます。
経緯④黒い剣士が誕生する
『ベルセルク』のガッツは使徒の殲滅を続ける中で、身に付けている甲冑が黒かったことから「黒い剣士」と使徒から認知されるようになります。そんな中、妖精のパックを皮切りにガッツの強さや信念に惹かれた者達が仲間として加わっていくことになります。
【ベルセルク】ガッツと同じ鷹の団のメンバー
『ベルセルク』のガッツは青春時代の多くを鷹の団で過ごしており、その鷹の団が「蝕」に巻き込まれたことが、作中で旅をする目的となっていました。そんな『ベルセルク』の鷹の団のメンバーについて紹介します。
鷹の団のメンバー①グリフィス
『ベルセルク』のグリフィスは鷹の団の団長であり、中世的な顔立ちと白銀の長髪が特徴の男性です。「白い鷹」の異名を持ち、戦場ではサーベルを武器に活躍する姿から恐れられる存在となっていました。自分の国を持つという夢があり、ガッツを入隊させてからは無二の友として彼と夢を実現させるものと思っていました。しかし、ガッツの退団から精神が不安定になり、逆賊として捕らえられて拷問を受けてしまいます。
その結果、剣士として二度と戦えない身体になり、絶望から死のうとしますが、死ぬことさえもできないほど体は壊れていました。そこから真紅のベヘリットによりゴッドハンド達と邂逅し、「蝕」により鷹の団の団員達を生贄にして、その時代における最後のゴッドハンド「闇の翼」フェムトとして転生を果たします。さらに、ガッツとキャスカの間に生まれた魔に侵食された子供に受肉し、「光の翼」グリフィスとして新生鷹の団を作り上げます。
鷹の団メンバー②キャスカ
『ベルセルク』のキャスカは鷹の団唯一の女性であり、千人長を務めていました。グリフィスの副官的な立ち位置でもあり、長剣を使ったスピート間のある戦闘スタイルは団の中でも随一でした。ガッツと出会った当初は性格的に衝突していましたが、徐々に仲を深めて恋人同士になります。しかし、グリフィスが捕らえられた後に「蝕」において、ゴッドハンドと化したグリフィスに凌辱されて精神崩壊を起こし、作中時点では記憶喪失と幼児退行状態になっています。
鷹の団メンバー③ジュドー
『ベルセルク』のジュドーは鷹の団の古株の1人で、後ろに縛った髪と鼻のそばかすが特徴の男性です。戦闘では2本の短曲刀や投げナイフを使ったテクニカルな戦闘スタイルを見せており、ナイフについてはガッツに投げ方を伝授していました。キャスカに好意を寄せていたものの、想いを伝えずにいて、ガッツに好意を寄せている点も気付いていました。グリフィスが捕まった際には残党の参謀として活躍していましたが、「蝕」ではキャスカの盾になりながら死亡してしまいました。
鷹の団のメンバー④コルカス
『ベルセルク』のコルカスは鷹の団の千人長の1人です。元は別の盗賊団の頭所属であり、グリフィスに挑んで負けたことから入団しています。ガッツとは報奨金目当てに襲った際に部下をやられたことから嫌悪していしたが、憎まれ口を叩く程度で済ませており、実際に妨害などはしていませんでした。「蝕」の際には部下が次々とやられていく中、精神的に追い詰められて女性型の使徒に喰われる形で死亡しました。
鷹の団のメンバー⑤ピピン
『ベルセルク』のピピンは鷹の団の千人長の1人で、元炭鉱夫の男性です。性格的にはガッツと同じく無口ですが、危機察知能力が非常に高く、仲間の窮地には大声で知らせる活躍を見せています。戦闘時にはメイスや戦槌を使用しています。「蝕」の際にはジュドーやキャスカを逃す際にしんがりを務めて、死亡しました。
鷹の団のメンバー⑥ガストン
『ベルセルク』のガストンは鷹の団の切り込み隊の副隊長です。気さくな性格かつ人情派であり、隊長であるガッツを非常に慕っていたことから、グリフィスを救出した後にはガッツについて行こうと決めていました。しかし、「蝕」に巻き込まれて生贄となってしまいます。
鷹の団のメンバー⑦リッケルト
『ベルセルク』のリッケルトは鷹の団の古株の1人であり、金髪と端正な顔立ちが特徴の少年です。傭兵らしかぬ性格と見た目をしていますが、傭兵として死ぬ覚悟をしているなど、芯の強さを持っています。グリフィスを救出する際は別行動していたため、「蝕」には巻き込まれずに生き残りました。その後、ガッツやキャスカと再会した際には端正な顔はそのままに成長しており、ゴッドハンドとなったグリフィスとも対面しています。
【ベルセルク】ガッツの名言
『ベルセルク』のガッツは性格的に無口な男ですが、作中で活躍する中で印象的な言葉を話すことがあります。そんな『ベルセルク』のガッツの名言について紹介します。
ガッツの名言①「オレは自分で手にする…」
オレは 自分で手にする何かであいつの横に並びたい オレは あいつにだけはなめられるわけにはいかねえんだ
ガッツの名言その1は「オレは自分で手にする…」から始まるセリフです。鷹の団の在籍時代に言った言葉で、ガッツから見れば全てを兼ね備えていた団長のグリフィスに対して、自分も肩を並べられるように決意したセリフです。グリフィスに対する友情から出た思いでしたが、結果的にガッツの決断はグリフィスを歪める一因となってしまいます。
ガッツの名言②「オレにはもう奇跡は…」
オレにはもう奇跡は間に合ってる ヘドが出るほどにな
出典: reajoy.net
ガッツの名言その2は「オレにはもう奇跡は…」から始まるセリフです。聖鉄鎖騎士団から逃れるためにファルネーゼを人質にしていた際、魔物に襲われる中で言った言葉になります。戦いの中で神に祈るファルネーゼに対応するようなセリフであり、奇跡にすがるよりも自分で目の前の状況を何とかするべきだというガッツの考え方がわかる名言です。
ガッツの名言③「無くしたものに…」
無くしたものに無理矢理継ぎ足しても元には戻りゃしねェ
出典: manga-tettei.com
ガッツの名言その3は「無くしたものに…」から始まるセリフです。船から海に落ちてしまったキャスカを救い出した際、落ちる直前に義手の左手を伸ばしたことを思い出しながら言った言葉です。この場面では義手でなければ間に合っていたかもしれないという意味がありますが、それ以外にもガッツは無くしたものが多く、他で補っても元通りにはならないと自戒の意味も込めて呟いています。
【ベルセルク】ガッツの能力に対する世間での評判や人気
ここでは『ベルセルク』のガッツの能力について、世間での評判や人気を紹介します。主人公ながらも特別な能力を持っていない点を評価している人が多く、作中の活躍を含めて好きなキャラとして挙げている人がいました。
『ベルセルク』のガッツの能力について、幼少期からの戦いを経て強さを得ている点が好きだという意見が出ていました。作中時点でガッツは圧倒的な強さから活躍を見せていますが、それは幼少期の傭兵時代の経験があってこそのものであり、強さに説得力がある点が魅力の1つとなっています。
『ベルセルク』のガッツの能力について、使徒やゴッドハンド相手だとまだ強さが足りないと評価する意見がありました。ガッツが最終目標とするグリフィスやゴッドハンド達は作中世界で最強クラスの能力があるため、現状のガッツでは勝利するのが難しいと考える人もいるようです。
『ベルセルク』のガッツの能力は常人離れしたところがある一方で、ガッツ本人は非常に人間らしい人物と評する人もいました。ガッツの生い立ちにはまだ謎に包まれている部分もありますが、時折仲間に見せる優しさや人並みに悲しむ心を持っている点は作中キャラの中でも一番人間らしいと考える人もいるようです。
【ベルセルク】ガッツの能力や強さは凄かった
『ベルセルク』のガッツは過去にグリフィスが率いる鷹の団に入隊しており、切り込み隊長として活躍していました。黒の剣士となった後はドラゴン殺しや狂戦士の甲冑、補助装備などを身に付けて様々な状況に対応する強さを見せています。そんなガッツは幼少期から壮絶な人生を送っており、大切な居場所だった鷹の団も自信の退団から大きく崩れ出してしまいます。ガッツとグリフィスの決着はまだついていないので、原作漫画での対面を待ちましょう。
この記事のライター
十文字猛
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